MINIPOCHI’s diary

僕は60歳、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(17歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)【2025年5月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 5月の振り返りは、出来れば6月初旬に記事にしたいところですが、7月1日になってしまいました。夜が明けていないので、なんとか6月ぎりぎりでしょうか。 

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で5年になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2025年5月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2025年5月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2025年5月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 国債の格付けとCDS

 

*2025年5月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。4月末と5月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 37,965円(先月末から1,920円(5.33%)の上昇)
  • TOPIX 2,801ポイント(先月末から134ポイント(5.02%)の上昇)
  • NYダウ 42,270ドル(先月末から1,601ドル(3.94%)の上昇)
  • ナスダック 19,113ポイント(先月末から1,667ポイント(9.56%)の上昇)
  • S&P500 5,911ポイント(先月末から342ポイント(6.14%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 137,026ポイント(先月末から1,960ポイント(1.45%)の上昇)
  • 香港ハンセン 23,289ポイント(先月末から1,170ポイント(5.29%)の上昇)
  • 中国企業指数 8,432ポイント(先月末から356ポイント(4.41%)の上昇)
  • インドSENSEX 81,451ポイント(先月末から1,209ポイント(1.51%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,366ポイント(先月末から206ポイント(3.99%)の上昇)
  • WTI原油先物 60.79ドル(先月末から2.58ドル(4.43%)の上昇)
  • NYMEX金先物 3,315ドル(先月末から4ドル(0.12%)の下落)
  • 米ドル 143.97円(先月末から0.89円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.1348ドル(先月末から0.0026ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 25.14円(先月末から0.07円の円高)
  • 人民元 19.99円(先月末から0.32円の円安)
  • インドルピー 1.6825円(先月末から0.0095円の円高)
  • ユーロ 163.39円(先月末から1.45円の円安)
  • 日本国債10年 1.500%(先月末から0.190%の上昇)
  • 日本国債30年 2.974%(先月末から0.338%の上昇)
  • 米国国債10年 4.403%(先月末から0.235%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,498ドル(先月末から373ドル(4.09%)の上昇)
  • SOX指数 4,758ポイント(先月末から528ポイント(12.48%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,418ポイント(先月末から32ポイント(2.31%)の上昇)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2025年5月末の日本株は、4月末と比較して、かなり上昇しました。

 米国株も、かなり上昇しています。

 中国関連株も、かなり上昇しています。

 ブラジルボベスパインドSENSEXは、先月も好調でしたが、今月末も、ある程度上昇しています。

 欧州株も、かなり上昇しています。

 米中の90日間の関税引き下げ合意等、関税に対する過度の懸念の後退が、世界的な株価の上昇につながっているのでしょうか。

 円相場は特に目立った動きはないようです。

 金価格が、多少下落しているのはリスク回避の動きが一服したということでしょうか。

 日米共に10年国債の金利が上昇していますが、SOX指数が大幅に上昇しています。やや違和感のある動きのようにも思えるのですが、注視が必要でしょうか。もしかすると、リスクオンで株式市場に資金が向かっているので、債券価格の下落で金利上昇ということでしょうか。

 日本の超長期国債の利回りの上昇は、政府債務が大きい日本の場合、財政悪化への懸念から来る「悪い金利上昇」と受け止められ、日本株市場に悪影響を及ぼす可能性があるかもしれないので、今月から日本国債30年の金利もチェックすることにしました。4月末から5月末にかけては、上昇傾向であまり好ましい状況ではなかったと思います。

LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数が上昇していますが、景気拡大の可能性があるのかもしれません。

 各種指数、為替、金利の動向とその背景は、様々な状況が複雑に絡み合っており、非常に奥の深い世界だと思います。何らかの関連性がある場合もあれば、たまたまそうなっているだけのこともあると思います。

 

*運用状況と年換算利回り

 2025年5月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株99銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      80,353,898円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       59,702,894円(評価額)
  •      52,000,000円(投資金額) *100万円追加 
  •       71,802,674円(保有株取得額)
  •       51,151,670円(保有株評価額)
  •  +28,353,898円(売却益+配当)
  •          +94,533円(含み益)
  •    -20,745,537円(含み損)
  •   -20,651,004円(含み益-含み損)
  •     +7,702,894円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         8,551,224円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 18.29   ・PBR 1.85   ・予想配当利回り 2.12%   ・ROE 15.52%

 日経平均

・PER 15.74 ・PBR 1.43   ・予想配当利回り 2.24%   ・ROE   9.83%

 日経平均の「PER」「PBR」は「加重平均」と「指数ベース」では、かなり数値が異なります。ちなみに指数ベースのPERは19.02です。

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄です。損切した際に還付される税金は、約597,754円です。還付しきれない税金は約3,532,447円です。3年間の繰り越しで回収出来そうな水準になってきたと思います。全株売却の予定がなくても、3年間の繰り越しで回収可能な税金の水準を意識することは重要だと思います。

  • 52,000,000円(投資金額)に対する8,300,648円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約15.96%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 52,000,000円(投資金額)に対する7,680,648円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約2.95%(税引き後) 

 

*2025年4月の含み損の状況

  • 80,353,898円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-25.70%
  • 71,802,674円(保有株取得額)に対する損益率-28.76%

 

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -49.95% 取得額合計 20,265,458円)
  • ディスコ -3,449,300円 評価額 3,287,000円  評価損益率 -51.20%
  • レーザーテック -2,962,600円 評価額 1,460,500円  評価損益率  -66.98%
  • 東京エレクトロン -1,565,000円 評価額 2,300,000円 評価損益率  -40.49%
  • ダイキン工業 -1,194,442円 評価額 1,658,500円 評価損益率 -41.86%
  • ニトリHD -951,円116 評価額 1,437,000円  評価損益率  -39.82%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -67.45% 取得額合計 6,813,929円)
  • ウエストHD -76.57% 含み損 -516,550円 評価額 158,000円
  • ネクセラファーマ -69.52% 含み損 -207,179円 評価額 90,800円
  • レーザーテック -66.98% 含み損 -2,962,600円 評価額 1,460,500円
  • 大阪チタニウム -65.65% 含み損 -277,900円 評価額 145,400円
  • 三井ハイテック -63.46% 含み損 -631,500円 評価額 363,500円

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2024年5月末 約 16,440,379円 還付しきれない税金額 約     10,806円  
  • 2025年5月末 約   8,300,648円 還付しきれない税金額 約 3,532,447円
  • 約 8,139,731円(約49.51%)の減少

 

  • 2024年5月末の含み損   7,307,608円
  • 2025年5月末の含み損 20,651,004円

 1年前の含み損が約731万円今月末の含み損が約2,066万円です。約1,335万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えますが、全体の損益率で見ると、約-26%で思ったほどひどい運用状況ではないと言えるかもしれません。保有株取得額に対する損益率約-29%です。損益率が-30%を超えるような状況は危険水域だと思いますが、-20%台だと、まだ少し余裕があるといったところでしょうか。天気予報でいえば-30%台は警報級、-20%台は注意報といったところでしょうか。仮に全株売却した場合の年換算利回り約2.95%(税引き後)、については、かろうじて株式投資をやっている意味がある範囲には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約3.68%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の利益は、去年の同時期と比べて約814万円(減少率約49.51%)も減少しました。これは、とても悪い成績だと思います。

 含み損下位5銘柄評価損益率下位5銘柄を改めて眺めてみると、本当にひどい含み損だと思います。ここまでひどいと、もうどうでもよくなってくる感じでしょうか。例えば雨の日に傘をさして歩いている場合、なるべく濡れないように気をつけますが、どしゃぶりの雨で足元がびしょびしょになってしまうと、もうどうでもよくなってきますが、そういう状況に似ていると思いました。

 今、できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。2025年5月末時点での投資金額は5,200万円ですが、振り返ってみれば、5年間で、売却益と配当で、税引前、約3,544万円(税引後2,835万円)の利益を確定することができました。「ちりも積もれば山となる」といったところでしょうか。株式投資といえば、大化け株とかテンバガーといったことが、よく注目されます。もちろん、それはそれでよいと思うのですが、それと同時に地道な商売のような考え方も必要だと思います。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしています。

 

日経平均について2024年5月末から2025年5月末までの動きは下記の通りです。

2024年5月末 38,487円 2025年5月末  37,965円 -1.36%

毎月末株価のプラスの合計 6,292円 毎月末株価のマイナスの合計 6,814円

 

TOPIXについて2024年5月末から2025年5月末までの動きは下記の通りです。

2024年5月末 2,772pt 2025年5月末  2,801pt +1.05%

毎月末株価のプラスの合計 338pt 毎月末株価のマイナスの合計 309pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2024年5月末 約+20,563,980円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2025年5月末 約+14,791,368円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 減少額 約5,772,612円(約28.07%の減少)

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2024年5月末   +22,297,271円(売却益+配当)[税引後]

2025年5月末   +28,353,898円(売却益+配当)[税引後]

増加額 6,056,627円(27.16%の増加)

 

1.投資額の平均値49,500,000円に対する、利益の年利回り(2024年5月末から2025年5月末まで) 

  約-11.66% 約-5,772,612円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.保有株取得額の平均値68,241,824円に対する、利益の年利回り(2024年5月末から2025年5月末まで)   

      8.88%      +6,056,627円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約11.09%   約+7,570,784円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値68,241,824円に対する、利益の年利回り(2024年5月末から2025年5月末まで)

約-8.46%  約 -5,772,612円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」や「2」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-8.46%と大変悪い成績ですが、先月からは多少改善しました。日経平均の-1.36%TOPIXの+1.05%も、ぱっとしない成績ですが、それにすら全く到達していません。日経平均との差は先月末が-8.56%、今月末が-7.10%です。TOPIXとの差は先月末が-11.92%、今月末が-9.51%です。多少、改善傾向です。尚、株価指数の利回りは、配当を考慮すると、2%程度上乗せした数値で比較するとよいのかもしれませんが、面倒なので単純に比較しています。尚、僕は半導体関連株を多く保有しており成績が悪い要因のひとつになっていますが、僕のポートフォリオの年間利回り約-8.46%は、日経半導体株指数(年間騰落率-25.53%)を大幅にアウトパフォームしています。先月末の差が14.01%、今月末の差が16.87%なので拡大傾向です。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、日経平均やTOPIXを、かなりアウトパフォームしています。尚、株価指数との比較には、投資額より、保有株所得額の利回りを用いた方が適切なような気がするので、今月から変更しました。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。今月も目標達成といったところでしょうか。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思っていたのですが、最近パフォーマンスが悪化傾向です。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数(年間騰落率-25.53%)のパフォーマンスが大変悪いのですが、多少改善傾向のようです。日経平均(年間騰落率-1.36%)は先月末の-6.15%からかなり改善しました。日経平均高配当株50指数(年間騰落率毎-4.52%)は、先月末の-5.05%から多少改善していますが、ぱっとしない成績です。「困ったときの高配当株」と思っていたのですが、そうとも言えないようです。半導体関連は冴えない動きが続いていますが、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。ハワード・マークス氏によれば、株価が適正水準にあることは少なく、高過ぎと安過ぎの間を振り子のように行ったり来たりしているということだったと思いますが、現在の半導体関連株については、売られすぎの状況かもしれません。どう考えても半導体は産業のコメだと思います。産業のコメである半導体産業について、日本企業の立ち位置は、「重要な脇役」といったところでしょうか。この地位に変化が生じていないかどうかは絶えず注視が必要だと思います。また、できることなら、かつてのように半導体産業の主役に返り咲いてほしいと思います。

 「日経平均」「TOPIX」「半導体株指数」「日経平均高配当株50指数」について、毎月、年間騰落率をチェックすることは、客観的な事実を把握する上で、とても良いアイデアだと思っています。株式投資をやっていて思うのは、データは一見、客観的な事実を示しているようで、実は良く見せることも、悪く見せることも出来てしまうので、継続的にチェックすることが重要だと思います。例えば、株価指数のパフォーマンスにしても、期間の設定によって、よく見せることも、悪く見せることも出来てしまいます。

 

・日経平均(年間騰落率-1.36%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

コクサイエレ

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

助川電気

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

フジ・メディア・HD

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ

三井住友FG
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

ベイカレント

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

GMOインターネット

BIPROGY

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王

富士フイルム
資生堂
日東電

積水化学

【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

JX金属

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

神戸物産

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

五洋建設

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

三井E&S

DMG森精機

ダイフク

【造船】
川崎重工業

名村造船所

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

アシックス

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間騰落率-25.53%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間騰落率-4.52%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約141.0%
  • 日経平均 約140.0% TOPIX 約145.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約90.0%
  • 日経平均 約99.0%   TOPIX 約100.5% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約102.0%
  • 日経平均 約97.0%    TOPIX 約102.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約105.2%
  • 日経平均 約102.0% TOPIX 約104.2% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 1年間のパフォーマンスがよくないのですが、他の期間のパフォーマンスは改善傾向です。

 

*2025年5月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス20,651,004円です。先月末から330万円ほど改善しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で736,972円(配当44,147円、利益確定692,825円)増えて、28,353,898円(税引き後)になりました。

 僕は、日頃から、コツコツと利益確定を積み上げていますが、含み損の大波が、執拗にじわじわと押し寄せているような状況でした。ある程度余裕を持って逃げることは出来ていたのですが、トランプショックで、4月7日に含み損が3,130万円ほどにもなってしまい、390万円のマイナスという状況になってしまいました。5年間の株式投資の中で最悪の含み損3,130万円は、一つの目安になると考えています。配当を含む利益確定分が、積み上がってきてはいますが、3,130万円の含み損が襲ってきた場合、まだ295万円のマイナスという状況になってしまいます。配当を含む利益確定分が3,130万円を超えることが目先の目標のひとつです。

 2024年8月5日の「日銀植田ショック」の日経平均歴代1位の下げ幅、約4,400円(下落率でも、かなりひどい)や、3日間で約4,600円も下げた「トランプショック」を経ても、なんとかプラスを維持できているので、打たれ強いポートフォリオになってきていると考えることにしています。

 視点を変えて4月の「トランプショック」を振り返ってみると、僕のポートフォリオは4月7日から2か月弱(54日間)で、約1,060万円も利益が増えています。これは含み損益の動きですが、やり方によっては大きな利益を確定出来るチャンスがあったと考えることも出来ると思います。大きな値動きの中で、いかに利益を確定していくのかについては、これからの課題のひとつです。

 長期保有と含み益は株式投資の王道かもしれませんが、「含み益」は確定した利益ではないので安心は出来ないと思いますし、また、「含み損」は確定した損失ではないので諦めるのはまだ早いと考えることもできると思います。「利益確定」については色々な考え方が出来ると思います。

 株式投資の奥深さを考えながら、日々、歩んで行きたいと思います。

 含み損への対処方法の考え方のひとつに、コツコツと積み上げた利益の再投資等で運用額を大きくしていくことが上げられると思います。単純化して考えた場合、僕のポートフォリオの含み損下位5銘柄は、ポートフォリオ全体に対して悪影響を及ぼしていますが、運用額8,000万円に対して、取得金額2,000万円分の銘柄で1,000万円の含み損が生じている状況です。パーセントに置き換えてみると、運用額8,000万円に対して、25.0%の銘柄が12.5%の悪影響を及ぼしている状況です。運用額が1億5千万円にまで増えた場合は13.3%の銘柄が6.7%の悪影響を及ぼしている状況になり、悪影響が、かなり軽減されることになります。いつのことになるのか、ならないのかは分かりませんが、長い長い階段を一段一段上って行きたいと思います。振り返ってみれば、今月は運用額が8,000万円を少し超えていました。僕の日本株ポートフォリオは、多額の含み損を抱えており、改善しなければいけない問題点のひとつなのですが、悪いことばかりではなく、運用額が8,000万円にまで増えてきたというのは良いことだと思います。どんなことでも、探せば少しは良いことが見つかるものだと思います。地面から芽を出した植物を見つけたような感じでしょうか。枯れないように大切に大きく育てていきたいと思います。

 保有銘柄数は99銘柄です。買付余力は8,551,224円です。後悔はしていませんが、ディスコ株のことを時々思い出します。ディスコ株が多少の含み益だった頃、保有するか売却するか、かなり迷っていたのですが、仮に売却していたとすれば、買付余力は現在約1,529万円です。含み損は2,065万円のところ1,720万円、利益確定-含み損は770万円のところ1,115万円といったところです。ただ、株式市場を取り巻く環境は目まぐるしく変化しますので、あれこれ思っても仕方がないのかもしれません。市場の変化にしなやかに対応していくことが大切だと思います。

 一流のアスリートはコンマ何秒のタイムを縮めるために、日々、厳しいトレーニングに励んでいるそうです。株式投資は、ちょっとした判断がその後の投資環境に大きく影響することがあるので、的確な判断を行なうことが必要になりますが、そのためには、日頃の情報収集が大切だと思います。

 バフェットの名言「少なくとも1週間に500ページは本や書類を読むこと。これは誰にでもできるが、ポイントは、これをずっと続けることにある」が印象に残っています。下記の記事では読書の大切さと結びつけた記事になっていますが、僕は、「日々、たくさんの情報収集に努めることが大切である。」と解釈しています。尚、下記の記事は有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 以前に比べて保有銘柄が増えてきていますが、100銘柄くらい保有していると、ある程度効果的にリスク分散が行えるような気がします。こっちが下がれば、あっちが上がるといった具合です。

 「株を当て続ける」というのは無理なので、当たる確率を高める工夫が重要になってくると思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -49.95%)
  • ディスコ 3,287,000円 評価損益率 -51.20% 取得額 6,736,300円
  • 東京エレクトロン 2,300,000円 評価損益率  -40.49% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,658,500円 評価損益率  -41.86% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,437,000円 評価損益率 -39.82% 取得額 2,388,116円
  • レーザーテック 1,460,500円 評価損益率 -66.98% 取得額 4,423,100円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -60.13%)
  • ネクセラファーマ 90,800円 評価損益率 -69.52% 取得額 297,979円
  • 大阪チタニウム 145,400円 評価損益率 -65.65% 取得金額 423,300円
  • ウエストHD 158,000円 評価損益率 -76.57% 取得金額 674,550円
  • 関西電力 164,100円 評価損益率 -43.05% 取得額 288,150円
  • INPEX 195,150円 評価損益率 -5.22% 取得金額 205,900円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 2.33% 取得額合計 2,797,037円 )
  • 三菱重工 +18,400円 評価額 670,400円 評価損益率 +2.82%
  • 川崎重工 +18,400円 評価額 1,015,500円 評価損益率 +1.84%
  • 良品計画 +13,200円 評価額 554,000円 評価損益率 +2.44%
  • ダイフク +7,863円 評価額 386,800円 評価損益率 +2.07%
  • 三井E&S +7,300円 評価額 235,500円 評価損益率 +3.19%

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いような気がしますが、公表されているCDSは5年が多いようです。より長期的な視点に立って評価することは難しいのでしょうか。国債のCDS(5年)は短期的視点での国債の信頼性を評価しているものと言えるのかもしれません。

 「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみのようです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。

 「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。

 

 今月は先月末と比べて「国債格付け」については、大きな変動はないようです。「国債のCDS」については、落ち着いてきているようです。前回チェック時と比べて、アメリカが0.51%から0.46%に低下しました。中国も0.62%から0.51%に低下しました。日本は0.20%から0.21%に上昇しています。

*国債格付け

1位の主な国は、ドイツ、オランダ、スイス、シンガポール等

アメリカは12位、韓国16位、イギリス18位、フランス21位、日本24位、中国25位、スペイン33位、イタリア37位、メキシコ39位、インド42位、ブラジル44位

lets-gold.net

*国債CDS(5年)

・1位 スイス 0.09% ・2位 ドイツ 0.13% ・3位 オーストラリア 0.13% ・4位 英国 0.20% ・5位 日本 0.21% ・6位 韓国 0.30% ・9位 アメリカ 0.46% ・10位 中国 0.51% 13位 インド 0.84%

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

 

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)【2025年4月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 4月の振り返りは、出来れば5月初旬に記事にしたいところですが、5月ぎりぎりで、なんとか間に合いました。 

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年11ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2025年4月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2025年4月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2025年4月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 国債の格付けとCDS

 

*2025年4月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。3月末と4月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 36,045円(先月末から428円(1.20%)の上昇)
  • TOPIX 2,667ポイント(先月末から9ポイント(0.34%)の上昇)
  • NYダウ 40,669ドル(先月末から1,332ドル(3.17%)の下落)
  • ナスダック 17,446ポイント(先月末から147ポイント(0.85%)の上昇)
  • S&P500 5,569ポイント(先月末から42ポイント(0.75%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 135,066ポイント(先月末から4,807ポイント(3.69%)の上昇)
  • 香港ハンセン 22,119ポイント(先月末から1,000ポイント(4.33%)の下落)
  • 中国企業指数 8,076ポイント(先月末から440ポイント(5.17%)の下落)
  • インドSENSEX 80,242ポイント(先月末から2,828ポイント(3.65%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,160ポイント(先月末から88ポイント(1.68%)の下落)
  • WTI原油先物 58.21ドル(先月末から13.27ドル(18.56%)の下落)
  • NYMEX金先物 3,319ドル(先月末から169ドル(5.37%)の上昇)
  • 米ドル 143.08円(先月末から6.86円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1322ドル(先月末から0.0506ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 25.21円(先月末から1.05円の円高)
  • 人民元 19.67円(先月末から0.98円の円高)
  • インドルピー 1.6920円(先月末から0.0631円の円高)
  • ユーロ 161.94円(先月末から0.26円の円高)
  • 日本国債10年 1.310%(先月末から0.175%の低下)
  • 米国国債10年 4.168%(先月末から0.04%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,125ドル(先月末から585ドル(6.02%)の下落)
  • SOX指数 4,230ポイント(先月末から40ポイント(0.94%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,386ポイント(先月末から212ポイント(13.27%)の下落)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2025年4月末の日本株は、3月末と比較して、多少、上昇しました。

 米国株は、NYダウS&P500が、多少、下落しましたが、ナスダックは、多少、上昇しています。方向感の乏しい動きでしょうか。SOX指数が、かなり下落しています。世界的に半導体関連株が調整色を強めていることは明白だと思います。

 中国関連株が、かなり下落していますが、米中の相互関税の影響でしょうか。米中双方の関税の大幅な引き下げ合意は5月12日ですが、4月末時点では、市場の判断としては、米国より中国のダメージが大きいだろうということだったのでしょうか。ブラジルボベスパインドSENSEXが好調なのが印象的です。関税の影響が比較的少ないだろうということでしょうか。欧州株は多少、下落しています。

 円相場は主要通貨に対して円高に振れています。低リスク通貨ということでしょうか。日米の金融政策の見通しも影響していたのでしょうか。

 金価格が、かなり上昇しています。市場がリスクオフに傾いていることや、地政学リスクが影響しているのかもしれませんが、中長期的な流れとして、金が高いというよりは、お金の価値が下がってきているのでしょうか。

LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数の下落は景気後退懸念の影響でしょうか。SOX指数が思ったほどには下落していないように思います。

 4月2日の関税政策は、多くの市場参加者の想像を超える、ネガティブサプライズでしたが、4月末には、それなりに落ち着きを取り戻していたようです。

 

*運用状況と年換算利回り

 2025年4月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株100銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      78,616,926円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       54,651,792円(評価額)
  •      51,000,000円(投資金額) 
  •       73,253,564円(保有株取得額)
  •       49,288,430円(保有株評価額)
  •  +27,616,926円(売却益+配当)
  •          +71,022円(含み益)
  •    -24,036,156円(含み損)
  •   -23,965,134円(含み益-含み損)
  •     +3,651,792円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         5,363,362円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 16.59   ・PBR 1.77    ・予想配当利回り 2.13%   ・ROE 16.04%

 日経平均

・PER 14.81 ・PBR 1.75 ・予想配当利回り 2.10%   ・ROE   9.51%

 日経平均の「PER」「PBR」は「加重平均」と「指数ベース」では、かなり数値が異なります。ちなみに指数ベースのPERは18.39です。

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄ですので、損切した際に還付される税金は、まだ約435,240円しかありません。還付しきれない税金は約4,357,787円です。これだけの金額になると、3年間の繰り越しで回収しきれないかもしれません。全株売却予定がなくても3年間の繰り越しで回収可能な金額の水準を意識することは重要だと思います。

  • 51,000,000円(投資金額)に対する4,087,032円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約8.01%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 51,000,000円(投資金額)に対する3,467,032円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約1.38%(税引き後) 

 

*2025年4月の含み損の状況

  • 78,616,926円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-30.48%
  • 73,253,564円(保有株取得額)に対する損益率-32.71%

 

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -52.87% 取得額合計 20,265,458円)
  • ディスコ -3,974,300円 評価額 2,762,000円  評価損益率 -58.99%
  • レーザーテック -3,094,100円 評価額 1,329,000円  評価損益率  -69.95%
  • 東京エレクトロン -1,742,500円 評価額 2,122,500円 評価損益率  -45.08%
  • ダイキン工業 -1,223,442円 評価額 1,629,500円 評価損益率 -42.88%
  • ニトリHD -680,616円 評価額 1,707,500円  評価損益率  -28.50%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -70.87% 取得額合計 6,802,424円)
  • ウエストHD -76.59% 含み損 -516,650円 評価額 157,900円
  • ABEJA -72.44% 含み損 -663,695円 評価額 252,400円
  • ネクセラファーマ -70.13% 含み損 -208,979円 評価額     89,000円
  • レーザーテック -69.95% 含み損 -3,094,100円 評価額 1,329,000円
  • ソシオネクスト -68.76% 含み損 -337,450円 評価額 153,250円

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2024年4月末 約 15,730,537円 還付しきれない税金額 約    137,686円  
  • 2025年4月末 約   4,087,032円 還付しきれない税金額 約 4,457,325円
  • 約 11,643,505円(約74.02%)の減少

 

  • 2024年4月末の含み損   6,706,444円
  • 2025年4月末の含み損 23,965,134円

 1年前の含み損が約671万円今月末の含み損が約2,397万円です。約1,726万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えますが、全体の損益率で見ると、約-30%で思ったほどひどい運用状況ではないと言えるかもしれません。ただ、保有株取得額に対する損益率-30%を超えるような状況は、やはり危険水域だと思います。仮に全株売却した場合の年換算利回り約1.38%(税引き後)、については、株式投資をやっている意味があるのかないのか、微妙なところに差し掛かってきているかもしれません。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約1.73%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、去年の同時期と比べて約1,164万円(減少率約74.02%)も減少しました。これは、とても悪い成績だと思います。

 含み損下位5銘柄評価損益率下位5銘柄を改めて眺めてみると、本当にひどい含み損だと思います。ここまでひどいと、もうどうでもよくなってくる感じでしょうか。例えば雨の日に傘をさして歩いている場合、なるべく濡れないように気をつけますが、どしゃぶりの雨で足元がびしょびしょになってしまうと、もうどうでもよくなってきますが、そういう状況に似ていると思いました。

 今、できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。2025年4月末時点での投資金額は5100万円ですが、振り返ってみれば、4年11ヶ月で、売却益と配当で、税引前、約3,452万円(税引後2,762万円)の利益を確定することができました。「ちりも積もれば山となる」といったところでしょうか。株式投資といえば、大化け株とかテンバガーといったことが、よく注目されます。もちろん、それはそれでよいと思うのですが、それと同時に地道な商売のような考え方も必要だと思います。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしています。

 

日経平均について2024年4月末から2025年4月末までの動きは下記の通りです。

2024年4月末 38,405円 2025年4月末  36,045円 -6.15%

毎月末株価のプラスの合計 4,454円 毎月末株価のマイナスの合計 6,814円

 

TOPIXについて2024年4月末から2025年4月末までの動きは下記の通りです。

2024年4月末 2,743pt 2025年4月末  2,667pt -2.77%

毎月末株価のプラスの合計 233pt 毎月末株価のマイナスの合計 309pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2024年4月末 約+19,835,278円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2025年4月末 約+10,026,496円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 減少額 約9,808,782円(約49.45%の減少)

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2024年4月末   +21,233,378円(売却益+配当)[税引後]

2025年4月末   +27,616,926円(売却益+配当)[税引後]

増加額 6,383,548円(30.06%の増加)

 

1.投資額の平均値49,000,000円に対する、利益の年利回り(2024年4月末から2025年4月末まで) 

  約-20.02% 約-9,808,782円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値49,000,000円に対する、利益の年利回り(2024年4月末から2025年4月末まで)   

    13.02%      +6,383,548円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約16.28%   約+7,979,435円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値66,806,608円に対する、利益の年利回り(2024年4月末から2025年4月末まで)

約-14.69%  約 -9,808,782円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」や「2」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-14.69%と大変悪い成績になっています。日経平均の-6.15%TOPIXの-2.77%も、悪い成績ですが、それにすら全く到達していません。日経平均との差は先月末が-6.56%、今月末が-8.56%です。TOPIXとの差は先月末が-14.36%、今月末が-11.92%です。日経平均との差は拡大、TOPIXとの差は縮小しました。株式市場の変化への対応が必要だと思いました。尚、株価指数の利回りは、配当を考慮すると、2%程度上乗せした数値で比較するとよいのかもしれませんが、面倒なので単純に比較しています。尚、僕は半導体関連株を多く保有しており成績が悪い要因のひとつになっていますが、僕のポートフォリオの年間利回り約-14.69%は、日経半導体株指数(年間騰落率-28.70%)を大幅にアウトパフォームしています。しかしながら、先月末の差が15.9%、今月末の差が14.01%なので、多少、差が縮小してしまいました。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、日経平均やTOPIXを、かなりアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。今月は目標達成といったところでしょうか。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思っていたのですが、最近パフォーマンスが悪化傾向です。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数(年間騰落率-28.70%)のパフォーマンスが大変悪いです。日経平均(年間騰落率-6.15%)は先月末の-11.77%からかなり改善しました。日経平均高配当株50指数(年間騰落率毎-5.05%)は、先月末の0.30%からパフォーマンスが、かなり低下してしまいました。「困ったときの高配当株」と思っていたのですが、そうとも言えないようです。半導体関連は冴えない動きが続いていますが、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。ハワード・マークス氏によれば、株価が適正水準にあることは少なく、高過ぎと安過ぎの間を振り子のように行ったり来たりしているということだったと思いますが、現在の半導体関連株については、売られすぎの状況かもしれません。どう考えても半導体は産業のコメだと思います。産業のコメである半導体産業について、日本企業の立ち位置は、「重要な脇役」といったところでしょうか。この地位に変化が生じていないかどうかは絶えず注視が必要だと思います。また、できることなら、かつてのように半導体産業の主役に返り咲いてほしいと思います。

 「日経平均」「TOPIX」「半導体株指数」「日経平均高配当株50指数」について、毎月、年間騰落率をチェックすることは、客観的な事実を把握する上で、とても良いアイデアだと思っています。株式投資をやっていて思うのは、データは一見、客観的な事実を示しているようで、実は良く見せることも、悪く見せることも出来てしまうので、継続的にチェックすることが重要だと思います。例えば、株価指数のパフォーマンスにしても、期間の設定によって、よく見せることも、悪く見せることも出来てしまいます。

 

・日経平均(年間騰落率-6.15%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

ANYCOLOR

フジ・メディア・HD

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ

三井住友FG
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

ベイカレント

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

GMOインターネット

オービック

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王

富士フイルム
資生堂
日東電

積水化学

伊勢化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

五洋建設

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

三井E&S

【造船】
川崎重工業

名村造船所

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

アシックス

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間騰落率-28.70%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間騰落率-5.05%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約138.0%
  • 日経平均 約134.0% TOPIX 約140.5% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約86.0%
  • 日経平均 約94.0%   TOPIX 約96.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約95.5%
  • 日経平均 約93.7%    TOPIX 約99.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約89.5%
  • 日経平均 約90.0% TOPIX 約94.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*2025年4月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス23,965,134円です。先月末と同じくらいです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で234,898円(配当4,782円、利益確定230,116円)増えて、27,616,926円(税引き後)になりました。

 僕は、日頃から、コツコツと利益確定を積み上げていますが、含み損の大波が、執拗にじわじわと押し寄せているような状況でした。ある程度余裕を持って逃げることは出来ていたのですが、人災と言われることもあるトランプショックで、4月7日に390万円ほども、マイナスになってしまいました。ついに大波にのみ込まれてしまいました。4月末にはプラス365万円ほどにまで回復しました。プラスになっただけでも有り難いと思うことにしました。

 2024年8月5日の「日銀植田ショック」の日経平均歴代1位の下げ幅、約4,400円(下落率でも、かなりひどい)や、3日間で約4,600円も下げた「トランプショック」を経ても、なんとかプラスを維持できているので、打たれ強いポートフォリオになってきていると考えることにしています。

 視点を変えて今回の「トランプショック」を振り返ってみると、僕のポートフォリオは4月7日から23日間ほどで、約755万円も利益が増えています。やり方によっては大きな利益を確定出来るチャンスがあったと考えることも出来ると思います。大きな値動きの中で、いかに利益を確定していくのかについては、これからの課題のひとつです。僕は今月23万円ほどしか利益を確定出来ていません。

 長期保有と含み益は株式投資の王道かもしれませんが、「含み益」は確定した利益ではないので安心は出来ないと思いますし、また、「含み損」は確定した損失ではないので諦めるのはまだ早いと考えることもできると思います。「利益確定」については色々な考え方が出来ると思います。

 株式投資の奥深さを考えながら、日々、歩んで行きたいと思います。

 含み損への対処方法の考え方のひとつに、コツコツと積み上げた利益の再投資等で運用額を大きくしていくことが上げられると思います。単純化して考えた場合、僕のポートフォリオの含み損下位5銘柄は、ポートフォリオ全体に対して悪影響を及ぼしていますが、運用額7,800万円に対して、取得金額2,000万円分の銘柄で1,000万円の含み損が生じている状況です。パーセントに置き換えてみると、運用額7,800万円に対して、25.6%の銘柄が12.8%の悪影響を及ぼしている状況です。運用額が1億5千万円にまで増えた場合は13.3%の銘柄が6.7%の悪影響を及ぼしている状況になり、悪影響が、かなり軽減されることになります。いつのことになるのか、ならないのかは分かりませんが、長い長い階段を一段一段上って行きたいと思います。

 保有銘柄数は100銘柄です。買付余力は5,363,362円です。4月の大荒れ相場のことを考えると、3月末に、850万円弱の買い付け余力があったことはよかったと思います。

 100銘柄くらい保有していると、ある程度効果的にリスク分散が行えるような気がします。こっちが下がれば、あっちが上がるといった具合です。

 「株を当て続ける」というのは無理なので、当たる確率を高める工夫が重要になってくると思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -45.30%)
  • ディスコ 2,762,000円 評価損益率 -58.99% 取得額 6,736,300円
  • 伊勢化学 2,223,000円 評価損益率 -11.75% 取得額 2,519,057円
  • 東京エレクトロン 2,122,500円 評価損益率  -45.08% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,629,500円 評価損益率  -42.88% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,483,000円 評価損益率 -37.90% 取得額 2,388,116円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -65.95%)
  • ネクセラファーマ 89,000円 評価損益率 -70.13% 取得額 297,979円
  • ソシオネクスト 153,250円 評価損益率 -68.76% 取得金額 490,700円
  • ウエストHD 157,900円 評価損益率 -76.59% 取得金額 674,550円
  • 大阪チタニウム 165,000円 評価損益率 -61.02% 取得金額 423,300円
  • 関西電力 175,500円 評価損益率 -39.09% 取得額 288,150円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 2.19% 取得額合計 2,460,300円 )
  • 任天堂 +15,400円 評価額 1,183,000円 評価損益率 +1.31%
  • 日本電気 +14,500円 評価額 347,600円 評価損益率 +4.35%
  • 富士通 +8,700円 評価額 315,100円 評価損益率 +2.83%
  • 鹿島建設 +8,300円 評価額 340,700円 評価損益率 +2.49%
  • 五洋建設 +7,200円 評価額 328,000円 評価損益率 +2.24%

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いと思います。

 「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。

 「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。僕の認識不足なのかもしれませんが、言ってみれば、民間企業が、国の順位を決めているようなものだと思いますが、S&Pやムーディーズは、そんなに偉いのですか、という気がしてしまいます。

 やはり「国債格付け」よりも「国債のCDS」のほうが、市場環境の実態を的確に反映していると思います。

 「国債格付け」については、コロコロ変更するものではないのかもしれませんが、主だったところでは日本と中国の順位が入れ替わったくらいでしょうか。

 「国債のCDS」については、全体的に数値が上昇しています。前回チェック時と比べて、アメリカが0.34%から0.51%と大幅に上昇してしまっています。中国も0.48%から0.62%と、かなり上昇しています。

*国債格付け

1位の主な国は、ドイツ、オランダ、スイス、シンガポール等

アメリカは12位、韓国16位、イギリス18位、フランス21位、日本24位、中国25位、スペイン33位、イタリア37位、メキシコ39位、インド42位、ブラジル44位

lets-gold.net

*国債CDS(5年)

・1位 スイス 0.09% ・2位 ドイツ 0.13% ・3位 オーストラリア 0.14% ・4位 日本 0.20% ・6位 韓国 0.34% ・10位 アメリカ 0.51% ・12位 中国 0.62% 13位 インド 0.84%

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

 

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)【2025年3月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 3月の振り返りは、出来れば4月初旬に記事にしたいところですが、4月ぎりぎりで、なんとか間に合いました。 

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年10ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2025年3月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2025年3月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2025年3月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 国債の格付けとCDS

 

*2025年3月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。1月末と2月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 35,617円(先月末から1,538円(4.14%)の下落)
  • TOPIX 2,658ポイント(先月末から24ポイント(0.89%)の下落)
  • NYダウ 42,001ドル(先月末から1,839ドル(4.19%)の下落)
  • ナスダックポイント 17,299ポイント(先月末から1,548ポイント(8.21%)の下落)
  • S&P500 5,611ポイント(先月末から343ポイント(5.76%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 130,259ポイント(先月末から7,460ポイント(6.07%)の上昇)
  • 香港ハンセン 23,119ポイント(先月末から178ポイント(0.78%)の上昇)
  • 中国企業指数 8,516ポイント(先月末から99ポイント(1.18%)の上昇)
  • インドSENSEX 77,414ポイント(先月末から4,216ポイント(5.76%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,248ポイント(先月末から215ポイント(3.94%)の下落)
  • WTI原油先物 71.48ドル(先月末から1.72ドル(2.47%)の上昇)
  • NYMEX金先物 3,150ドル(先月末から302ドル(10.60%)の上昇)
  • 米ドル 149.94円(先月末から0.51円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0816ドル(先月末から0.0450ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.26円(先月末から0.75円の円安)
  • 人民元 20.65円(先月末と同じ)
  • インドルピー 1.7551円(先月末から0.0344円の円安)
  • ユーロ 162.20円(先月末から6.20円の円安)
  • 日本国債10年 1.485%(先月末から0.115%の上昇)
  • 米国国債10年 4.208%(先月末と同じ)
  • LME銅3ヶ月先物 9,710ドル(先月末から352ドル(3.76%)の上昇)
  • SOX指数 4,270ポイント(先月末から496ポイント(10.41%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,598ポイント(先月末から369ポイント(30.02%)の上昇)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2025年3月末の日本株は、2月末と比較して、日経平均は、かなり下落していますが、TOPIXは、多少の下落です。上昇基調時に華やかな株は、下落時には下げ幅も大きいということでしょうか。

 米国株も、かなり下落していますがナスダックの下落幅が大きいです。SOX指数が、かなり下落しています。世界的に半導体関連株が調整色を強めていることは明白だと思います。

 中国関連株は、比較的堅調ですが、政府の下支えでしょうか。欧州株は割と下落しています。

 円相場は落ち着いた動きだと思いますがユーロに対しては、かなり円安になっています。原因が何なのか気になるところです。何かの前触れでしょうか。

 金価格が、かなり上昇しています。市場がリスクオフに傾いているということでしょうか。

LME銅3ヶ月先物の上昇は何か背景があるのかないのかわかりません。バルチック海運指数が大幅に上昇していますが、この指数は動きが大きいので、海運株に追い風かもしれないといった程度でしょうか。

 3月の指数、為替、金利の動向ですが、この時は知る由もありませんでしたが、この後に訪れる、4月の大荒れ相場と比べると、のどかだったと思います。

 4月2日の関税政策は、多くの市場参加者の想像を超える、ネガティブサプライズでしたが、機関投資家を中心に、ある程度の心構えは出来ていたとは思います。3月末の株価の動向について、西側諸国と新興国で異なった動きになっているのは、興味深いかもしれません。

 

*運用状況と年換算利回り

 2025年3月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株93銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。投資金額を100万円追加しました。

  •      78,382,028円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       54,549,854円(評価額)
  •      51,000,000円(投資金額) *100万円追加
  •       69,900,764円(保有株取得額)
  •       46,068,590円(保有株評価額)
  •  +27,382,028円(売却益+配当)
  •                       0円(含み益)
  •    -23,832,174円(含み損)
  •   -23,832,174円(含み益-含み損)
  •     +3,549,854円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         8,481,264円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 16.34   ・PBR 1.84    ・予想配当利回り 2.11%   ・ROE 17.05%

 日経平均

・PER 14.63 ・PBR 1.34 ・予想配当利回り 2.22% ・ROE 9.51%

 日経平均の「PER」「PBR」は「加重平均」と「指数ベース」では、かなり数値が異なります。ちなみに指数ベースのPERは18.28です。

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄ですので、損切した際に還付される税金は、まだ約385,975円しかありません。還付しきれない税金は約4,380,460円です。これだけの金額になると、3年間の繰り越しで回収しきれないかもしれません。全株売却予定がなくても3年間の繰り越しで回収可能な金額の水準を意識することは重要だと思います。

  • 51,000,000円(投資金額)に対する3,935,829円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約7.72%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 51,000,000円(投資金額)に対する3,315,829円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約1.35%(税引き後) 

 

*2025年3月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -53.79% 取得額合計 20,265,458円)
  • ディスコ -3,746,800円 評価額 2,989,500円  評価損益率 -55.62%
  • レーザーテック -3,155,100円 評価額 1,268,000円  評価損益率  -71.33%
  • 東京エレクトロン -1,854,000円 評価額 2,011,000円 評価損益率  -47.96%
  • ダイキン工業 -1,238,942円 評価額 1,614,000円 評価損益率 -43.42%
  • ニトリHD -905,116円 評価額 1,483,000円  評価損益率  -37.90%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -71.51% 取得額合計 7,306,724円)
  • ウエストHD -76.66% 含み損 -517,150円 評価額 157,400円
  • ABEJA -75.99% 含み損 -696,195円 評価額 219,900円
  • レーザーテック -71.33% 含み損 -3,155,100円 評価額 1,268,000円
  • ネクセラファーマ -69.69% 含み損 -207,679円 評価額 90,300円
  • 三井ハイテック -65.22% 含み損 -649,000円 評価額 346,000円 

 

  • 78,382,028円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-30.40%
  • 69,900,764円(保有株取得額)に対する損益率-34.09%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2024年3月末 約 16,150,389円 還付しきれない税金額 なし(約127,497円の余裕)   
  • 2025年3月末 約   3,935,829円 還付しきれない税金額 約 4,380,460円
  • 約 12,214,560円(約75.63%)の減少

 

  • 2024年3月末の含み損   4,542,381円
  • 2025年3月末の含み損 23,832,174円

 1年前の含み損が約454万円今月末の含み損が約2,383万円です。約1,929万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えますが、全体の損益率で見ると、約-30%で思ったほどひどい運用状況ではないと言えるかもしれません。ただ、保有株取得額に対する損益率-30%を超えるような状況は、やはり危険水域だと思います。仮に全株売却した場合の年換算利回り約1.35%(税引き後)、については、株式投資をやっている意味があるのかないのか、微妙なところに差し掛かってきているかもしれません。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約1.69%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、去年の同時期と比べて約1,221万円(減少率約75.63%)も減少しました。これは、とても悪い成績だと思います。

 含み損下位5銘柄評価損益率下位5銘柄を改めて眺めてみると、本当にひどい含み損だと思います。ここまでひどいと、もうどうでもよくなってくる感じでしょうか。例えば雨の日に傘をさして歩いている場合、なるべく濡れないように気をつけますが、どしゃぶりの雨で足元がびしょびしょになってしまうと、もうどうでもよくなってきますが、そういう状況に似ていると思いました。

 今、できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。2025年3月末時点での投資金額は5100万円ですが、振り返ってみれば、4年10ヶ月で、売却益と配当で、税引前、約3,420万円(税引後2,738万円)の利益を確定することができました。「ちりも積もれば山となる」といったところでしょうか。株式投資といえば、大化け株とかテンバガーといったことに目が行きがちだと思います。もちろん、それはそれでよいと思うのですが、それと同時に地道な商売のような考え方も必要だと思います。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしています。

 

日経平均について2024年3月末から2025年3月末までの動きは下記の通りです。

2024年3月末 40,369円 2025年3月末  35,617円 -11.77%

毎月末株価のプラスの合計 4,026円 毎月末株価のマイナスの合計 8,778円

 

TOPIXについて2024年3月末から2025年3月末までの動きは下記の通りです。

2024年3月末 2,768pt 2025年2月末  2,658pt -3.97%

毎月末株価のプラスの合計 224pt 毎月末株価のマイナスの合計 334pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2024年3月末 約+22,340,839円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2025年3月末 約+10,395,361円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 減少額 約11,945,478円(約53.47%の減少)

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2024年3月末   +20,594,974円(売却益+配当)[税引後]

2025年3月末   +27,382,028円(売却益+配当)[税引後]

増加額 6,787,054円(32.95%の増加)

 

1.投資額の平均値48,583,333円に対する、利益の年利回り(2024年3月末から2025年3月末まで) 

  約-24.59% 約-11,945,478円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値48,583,333円に対する、利益の年利回り(2024年3月末から2025年3月末まで)   

    13.97%      +6,787,054円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約17.46%   約+8,483,817円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値65,177,107円に対する、利益の年利回り(2024年3月末から2025年3月末まで)

約-18.33%  約 -11,945,478円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-18.33%と大変悪い成績になっています。日経平均の-11.77%TOPIXの-3.97%は、先月末の日経平均-5.13%やTOPIX0.26%からパフォーマンスが低下していますが、それにしても全く到達していません。ただ、よいほうに解釈してみると、成績の差は縮小傾向です。日経平均との差は先月末が7.63%、今月末が6.56%です。過度の懸念は不要と考えることにしました。TOPIXとの差は先月末が13.02%、今月末が14.36%で、差が拡大してしまいました。株式市場の変化への対応が必要だと思いました。尚、上昇率と利回りを比較する場合、配当金の影響を考慮する必要があるので、実際は上昇率+2%程度で比較するとよいのかもしれませんが、面倒なので単純に比較しています。尚、僕は半導体関連株を多く保有しており成績が悪い要因のひとつになっていますが、僕のポートフォリオの年間利回り約-18.33%は、日経半導体株指数(年間騰落率-34.23%)を大幅にアウトパフォームすることができました。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、日経平均やTOPIXを、かなりアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。今月は目標達成といったところでしょうか。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思っていたのですが、最近パフォーマンスが悪化傾向です。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数(年間騰落率-34.23%)のパフォーマンスが大変悪いです。日経平均(年間騰落率-11.77%)日経平均高配当株50指数(年間騰落率0.30%)も先月末からパフォーマンスがかなり低下しています。日経平均高配当株50指数は、日本株市場が下落基調の中で比較的よく耐えていると思います。「困ったときの高配当株」と言ったところでしょうか。半導体関連は冴えない動きが続いていますが、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。ハワード・マークス氏によれば、株価が適正水準にあることは少なく、高過ぎと安過ぎの間を振り子のように行ったり来たりしているということだったと思いますが、現在の半導体関連株については、売られすぎの状況かもしれません。どう考えても半導体は産業のコメだと思います。産業のコメである半導体産業について、日本企業の立ち位置は、「重要な脇役」といったところでしょうか。この地位に変化が生じていないかどうかは絶えず注視が必要だと思います。また、できることなら、かつてのように半導体産業の主役に返り咲いてほしいと思います。

 

・日経平均(年間騰落率-11.77%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

 

ANYCOLOR

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

GMOインターネット

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王

富士フイルム
資生堂
日東電

積水化学

伊勢化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

 

三井E&S

【造船】
川崎重工業

 

名村造船所

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

 

アシックス

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間騰落率-34.23%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間騰落率+0.30%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約128.0%
  • 日経平均 約128.2% TOPIX 約138.2% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約88.0%
  • 日経平均 約95.0%   TOPIX 約102.5% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約95.0%
  • 日経平均 約96.2%    TOPIX 約102.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約94.2%
  • 日経平均 約95.0% TOPIX 約102.2% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*2025年3月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス23,832,174円です。先月末から約221万円ほど悪化しました。どんどん増え続ける含み損といったところでしょうか。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で446,177円(配当68,772円、利益確定377,405円)増えて、27,382,028円(税引き後)になりました。

 僕は、日頃から、コツコツと利益確定を積み上げていますが、含み損の大波が、執拗にじわじわと押し寄せているような状況です。この記事は3月の振り返りですので、4月の振り返りは次回の記事になりますが、人災と言われることもあるトランプショックで、一時期390万円ほども、マイナスになってしまいました。ついに大波にのみ込まれてしまいました。この記事を書いている時点では300万円ほどのプラスにまで回復しています。プラスになっているだけで有り難いと思うことにしています。

 含み損への対処方法の考え方のひとつに、コツコツと積み上げた利益の再投資等で運用額を大きくしていくことが上げられると思います。単純化して考えた場合、僕のポートフォリオの含み損下位5銘柄は、ポートフォリオ全体に対して悪影響を及ぼしていますが、運用額7,800万円に対して、取得金額2,000万円分の銘柄で1,000万円の含み損が生じている状況です。パーセントに置き換えてみると、運用額7,800万円に対して、25.6%の銘柄が12.8%の悪影響を及ぼしている状況です。運用額が1億5千万円にまで増えた場合は13.3%の銘柄が6.7%の悪影響を及ぼしている状況になり、悪影響が、かなり軽減されることになります。いつのことになるのか、ならないのかは分かりませんが、長い長い階段を一段一段上って行きたいと思います。

 保有銘柄数は93銘柄です。買付余力は8,481,264円です。4月の大荒れ相場のことを考えると、3月末に、ある程度買い付け余力を増やしておいたことは良かったと思います。

 90銘柄くらい保有していると、ある程度効果的にリスク分散が行えるような気がします。こっちが下がれば、あっちが上がるといった具合です。

 「株を当て続ける」というのは無理なので、当たる確率を高める工夫が重要になってくると思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -43.66%)
  • ディスコ 2,989,500円 評価損益率 -55.62% 取得額 6,736,300円
  • 伊勢化学 2,248,000円 評価損益率 -10.76% 取得額 2,519,057円
  • 東京エレクトロン 2,011,000円 評価損益率  -47.96% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,614,000円 評価損益率  -43.42% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,483,000円 評価損益率 -37.90% 取得額 2,388,116円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -60.36%)
  • ネクセラファーマ 90,300円 評価損益率 -69.69% 取得額 297,979円
  • ウエストHD 157,400円 評価損益率 -76.66% 取得金額 674,550円
  • 三井E&S 164,400円 評価損益率 -9.73% 取得金額 182,130円
  • エムスリー 170,200円 評価損益率 -64.03% 取得額 473,300円
  • 関西電力 177,250円 評価損益率 -38.48% 取得額 288,150円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率  % 取得額合計 円 )

        *今月の含み益は0銘柄です。

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いと思います。

 「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。

 「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。僕の認識不足なのかもしれませんが、言ってみれば、民間企業が、国の順位を決めているようなものだと思いますが、S&Pやムーディーズは、そんなに偉いのですか、という気がしてしまいます。

 下記の順位は、3月末のデータの保存を忘れてしまったので、4月30日にサイトをチェックしたものになりますが、やはり「国債格付け」よりも「国債のCDS」のほうが、市場環境の実態を的確に反映していると思います。

 「国債格付け」については、コロコロ変更するものではないのかもしれませんが、主だったところでは日本と中国の順位が入れ替わったくらいでしょうか。

 「国債のCDS」については、全体的に数値が上昇しています。前回チェック時と比べて、アメリカが0.34%から0.51%と大幅に上昇してしまっています。中国も0.48%から0.62%と、かなり上昇しています。

*国債格付け

*3月の振り返りなので3月末のデータのほうが良いのかもしれませんが、記事を書いている時点での順位になります。

1位の主な国は、ドイツ、オランダ、スイス、シンガポール等

アメリカは12位、韓国16位、イギリス18位、フランス21位、日本24位、中国25位、スペイン33位、イタリア37位、メキシコ39位、インド42位、ブラジル44位

lets-gold.net

*国債CDS(5年)

*3月の振り返りなので3月末のデータのほうが良いのかもしれませんが、記事を書いている時点での順位になります。

・1位 スイス 0.09% ・2位 ドイツ 0.13% ・3位 オーストラリア 0.14% ・4位 日本 0.20% ・6位 韓国 0.34% ・10位 アメリカ 0.51% ・12位 中国 0.62% 13位 インド 0.84%

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)【2025年2月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年9ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2025年2月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2025年2月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2025年2月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 国債の格付けとCDS

 

*2025年2月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。1月末と2月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 37,155円(先月末から2,417円(6.11%)の下落)
  • TOPIX 2,682ポイント(先月末から106ポイント(3.80%)の下落)
  • NYダウ 43,840ドル(先月末から704ドル(1.58%)の下落)
  • ナスダック18,847ポイント(先月末から780ポイント(3.97%)の下落)
  • S&P500 5,954ポイント(先月末から86ポイント(1.42%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 122,799ポイント(先月末から3,335ポイント(2.64%)の下落)
  • 香港ハンセン 22,941ポイント(先月末から2,716ポイント(13.43%)の上昇)
  • 中国企業指数 8,417ポイント(先月末から1,035ポイント(14.02%)の上昇)
  • インドSENSEX 73,198ポイント(先月末から4,302ポイント(5.55%)の下落)
  • ユーロストックス50  5,463ポイント(先月末から177ポイント(3.35%)の上昇)
  • WTI原油先物 69.76ドル(先月末から2.77ドル(3.82%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,848ドル(先月末から13ドル(0.46%)の上昇)
  • 米ドル 150.45円(先月末から4.66円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0366ドル(先月末から0.0013ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 25.51円(先月末から1.05円の円高)
  • 人民元 20.65円(先月末から0.93円の円高)
  • インドルピー 1.7207円(先月末から0.0699円の円高)
  • ユーロ 156.00円(先月末から5.01円の円高)
  • 日本国債10年 1.370%(先月末から0.125%の上昇)
  • 米国国債10年 4.208%(先月末から0.332%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,358ドル(先月末から310ドル(3.43%)の上昇)
  • SOX指数 4,766ポイント(先月末から249ポイント(4.97%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,229ポイント(先月末から494ポイント(67.21%)の上昇)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2025年2月末の日本株は、1月末と比較して、かなり下落しています。また、TOPIXと比較して日経平均の下落幅が明らかに大きいです。3月半ば頃から、日経平均よりTOPIXのほうが調子いいと言われることが多くなってきたように思いますが、2月末時点でそのような傾向が見られ始めていたようです。

 米国株も下落していますがナスダックの下落幅が大きいです。SOX指数も、かなり下落しています。世界的に半導体関連株が調整色を強めていることは明白だと思います。

 中国関連株は、かなり上昇しています。欧州株も割と上昇しています。中長期的に成長が期待できるものなのか、或いは、中国関連は金融緩和政策、欧州は利下げという目先の分かりやすい動きによるものなのかは見極めが必要だと思います。

 円相場は明らかに円高方向だと思います。日米金利差は分かりやすい動きだと思います。

 WTI原油先物の下落は世界経済の減速を意識した動きでしょうか。

 金価格が、じりじり上昇していますが、世界経済の不安心理を反映したものでしょうか。

LME銅3ヶ月先物の上昇は何か背景があるのかないのかわかりません。バルチック海運指数が大幅に上昇していますが、この指数は動きが大きいので、海運株に追い風かもしれないといった程度でしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2025年2月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株95銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      76,935,851円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       55,316,748円(評価額)
  •      50,000,000円(投資金額) 
  •       72,037,063円(保有株取得額)
  •       50,417,960円(保有株評価額)
  •  +26,935,851円(売却益+配当)
  •            +6,917円(含み益)
  •    -21,626,020円(含み損)
  •   -21,619,103円(含み益-含み損)
  •     +5,316,748円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         4,898,788円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 17.16   ・PBR 1.82    ・予想配当利回り 2.05%   ・ROE 16.34%

 日経平均

・PER 19.13 ・PBR 1.82 ・予想配当利回り 2.15% ・ROE 9.51%

 日経平均の「PER」「PBR」は「加重平均」と「指数ベース」では、かなり数値が異なります。ちなみに加重平均のPERは14.83です。

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄ですので、損切した際に還付される税金は、まだ約291,915円しかありません。還付しきれない税金は約4,031,915円です。これだけの金額になると、3年間の繰り越しで回収しきれないかもしれません。全株売却予定がなくても3年間の繰り越しで回収可能な金額の水準を意識することは重要だと思います。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する5,608,663円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約11.22%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する4,988,663円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約2.10%(税引き後) 

 

*2025年2月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -51.45% 取得額合計 18,793,437円)
  • レーザーテック-3,086,100円 評価額 1,337,000円  評価損益率 -69.77%
  • ディスコ-2,979,300円 評価額 3,757,000円  評価損益率  -44.22%
  • 東京エレクトロン -1,652,500円 評価額 2,212,500円 評価損益率  -42.75%
  • ダイキン工業 -1,282,942円 評価額 1,570,000円 評価損益率 -44.96%
  • ABEJA -667,695円 評価額 248,400円  評価損益率  -72.88%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -70.46% 取得額合計 6,785,024円)
  • ウエストHD -76.60% 含み損 -516,750円 評価額 157,800円
  • ABEJA -72.88% 含み損 -667,695円 評価額 248,400円
  • ネクセラファーマ -71.54% 含み損 -213,179円 評価額 84,800円
  • レーザーテック-69.77% 含み損 -3,086,100円 評価額 1,337,000円
  • エムスリー -62.77% 含み損 -297,100円 評価額 176,200円 

 

  • 76,935,851円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-28.10%
  • 72,037,063円(保有株取得額)に対する損益率-30.01.%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2024年2月末 約 16,150,389円 還付しきれない税金額 約      92,918円
  • 2025年2月末 約  5,608,663 円 還付しきれない税金額 約 4,031,915円
  • 約 10,541,726円(約65.27%)の減少

 

  • 2024年2月末の含み損   3,402,531円
  • 2025年2月末の含み損 21,619,103円

 1年前の含み損が約340万円今月末の含み損が約2,162万円です。約1,822万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、約-28%弱で思ったほどひどい運用状況ではないと思います。ただ、保有株取得額に対する損益率-30%を超えるような状況は、そろそろ危険水域といった感じがします。仮に全株売却した場合の年換算利回り約2.10%(税引き後)、については、「かろうじて、投資をやっている意味がある範囲」に収まっている状況でしょうか。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約2.62%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、去年の同時期と比べて約1,054万円(減少率約65.27%)も減少しました。これは、とても悪い成績だと思います。

 含み損下位5銘柄評価損益率下位5銘柄を改めて眺めてみると、本当にひどい含み損だと思います。ここまでひどいと、もうどうでもよくなってくる感じでしょうか。例えば雨の日に傘をさして歩いている場合、なるべく濡れないように気をつけますが、どしゃぶりの雨で足元がびしょびしょになってしまうと、もうどうでもよくなってきますが、そういう状況に似ていると思いました。

 しかしながら、これほどまでにひどい含み損を抱えながらも、「かろうじて、投資をやっている意味がある範囲」の年利回りは確保できているので、僕のポートフォリオも少しずつ、力強く、打たれ強いものに育ってきているのだと思うことにしました。

 今、できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。2025年2月末時点での投資金額は5000万円ですが、振り返ってみれば、4年9ヶ月で、売却益と配当で、税引前、約3,366万円(税引後2,693万円)の利益を確定することができました。「ちりも積もれば山となる」といったところでしょうか。株式投資といえば、大化け株とかテンバガーといったことに目が行きがちだと思います。もちろん、それはそれでよいと思うのですが、それと同時に地道な商売のような考え方も必要だと思います。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしています。

 

日経平均について2024年2月末から2025年2月末までの動きは下記の通りです。

2024年2月末 39,166円 2025年2月末  37,155円 -5.13%

毎月末株価のプラスの合計 5,229円 毎月末株価のマイナスの合計 7,240円

 

TOPIXについて2024年2月末から2025年2月末までの動きは下記の通りです。

2024年2月末 2,675pt 2025年2月末  2,682pt +0.26%

毎月末株価のプラスの合計 317pt 毎月末株価のマイナスの合計 310pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2024年2月末 約+20,187,986円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2025年2月末 約+12,050,710円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 減少額 約8,137,276円(約40.31%の減少)

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2024年2月末   +18,872,414円(売却益+配当)[税引後]

2025年2月末   +26,935,851円(売却益+配当)[税引後]

増加額 8,063,437円(42.73%の増加)

 

1.投資額の平均値48,083,333円に対する、利益の年利回り(2024年2月末から2025年2月末まで) 

  約-16.92% 約-8,137,276円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値48,083,333円に対する、利益の年利回り(2024年2月末から2025年2月末まで)   

    16.77%      +8,063,437円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約20.96% 約+10,079,296円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値63,771,069円に対する、利益の年利回り(2024年2月末から2025年2月末まで)

約-12.76%  約 -8,137,276円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-12.76%と大変悪い成績になっています。日経平均の-5.13%TOPIXの0.26%は、先月末の日経平均9.06%やTOPIX9.29%から大きくパフォーマンスが低下していますが、それにしても全く到達していません。ただ、よいほうに解釈してみると、成績の差は縮小傾向です。日経平均との差は先月末が12.8%、今月末が7.63%です。過度の懸念は不要と考えることにしました。TOPIXとの差は先月末が13.03%、今月末が13.02%で、さほど縮小していません。株式市場の変化への対応が必要だと思いました。尚、上昇率と利回りを比較する場合、配当金の影響を考慮する必要があるので、実際は上昇率+2%程度で比較するとよいのかもしれませんが、面倒なので単純に比較しています。尚、僕は半導体関連株を多く保有しており成績が悪い要因のひとつになっていますが、僕のポートフォリオの年間利回り約-12.76%は、日経半導体株指数(年間上昇率-21.38%)をアウトパフォームすることができました。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、日経平均やTOPIXを、かなりアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。今月は目標達成といったところでしょうか。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思っていたのですが、最近パフォーマンスが悪化傾向です。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数(年間上昇率-21.38%)のパフォーマンスが大変悪いです。日経平均(年間上昇率-5.13%)日経平均高配当株50指数(年間上昇率3.78%)も先月末からパフォーマンスがかなり低下しています。日経平均高配当株50指数は、日本株市場が下落基調の中で比較的よく耐えていると思います。「困ったときの高配当株」と言ったところでしょうか。僕の日本株ポートフォリオは、半導体関連株の含み損の大きさが、成績が悪い要因のひとつになっていますが、今月は株価指数との差が少し縮まってきました。半導体関連は冴えない動きが続いていますが、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。ハワード・マークス氏によれば、株価が適正水準にあることは少なく、高過ぎと安過ぎの間を振り子のように行ったり来たりしているということだったと思いますが、現在の半導体関連株については、売られすぎの状況かもしれません。どう考えても半導体は産業のコメだと思います。産業のコメである半導体産業について、日本企業の立ち位置は、重要な脇役といったところでしょうか。この地位に変化が生じていないかどうかは絶えず注視が必要だと思います。また、できることなら、かつてのように半導体産業の主役に返り咲いてほしいと思います。

 

・日経平均(年間上昇率-5.13%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

 

ANYCOLOR

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王

富士フイルム
資生堂
日東電

積水化学

伊勢化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率-21.38%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率3.78%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約139.0%
  • 日経平均 約140.0% TOPIX 約143.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約89.2%
  • 日経平均 約92.7%   TOPIX 約99.2% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約94.3%
  • 日経平均 約96.5%    TOPIX 約98.6%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約97.8%
  • 日経平均 約97.5% TOPIX 約100.2% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*2025年2月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス21,619,103円です。先月末から約420万円も悪化してしまいました。2月28日は日経平均が1,100円ほども下落したので仕方ないといえるかもしれませんが、3月に入ってからも含み損は2,000~2,200万円で推移しています。新しい相場に入ったのかもしれません。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で759,664円(配当0円、利益確定759,664円)増えて、26,935,851円(税引き後)になりました。税引き前では95万円弱増えたことになりますが、日経平均が6.11%の下落、TOPIXが3.80%の下落という市場環境の中では比較的うまく対応できたと思います。

 僕は、日頃から、コツコツと利益確定を積み上げていますが、含み損の大波が、執拗にじわじわと押し寄せているような状況です。現在のところ、ある程度余裕を持って含み損の大波から逃げることができているとは思いますが、含み損は本当にしつこいです。

 含み損への対処方法の考え方のひとつに、コツコツと積み上げた利益の再投資等で運用額を大きくしていくことが上げられると思います。単純化して考えた場合、僕のポートフォリオの含み損下位5銘柄は、ポートフォリオ全体に対して悪影響を及ぼしていますが、運用額7,700万円に対して、取得金額2,000万円分の銘柄で1,000万円の含み損が生じている状況です。パーセントに置き換えてみると、運用額7,700万円に対して、26.0%の銘柄が13.0%の悪影響を及ぼしている状況です。運用額が1億5千万円にまで増えた場合は13.3%の銘柄が6.7%の悪影響を及ぼしている状況になり、悪影響が、かなり軽減されることになります。いつのことになるのか、ならないのかは分かりませんが、長い長い階段を一段一段上って行きたいと思います。

 保有銘柄数は95銘柄です。買付余力は4,898,788円です。先行き不透明な状況では、もう少し買付余力を増やしたいところです。

 90銘柄くらい保有していると、ある程度効果的にリスク分散が行えるような気がします。こっちが下がれば、あっちが上がるといった具合です。

 「株を当て続ける」というのは無理なので、当たる確率を高める工夫が重要になってくると思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -37.79%)
  • ディスコ 3,757,000円 評価損益率 -44.22% 取得額 6,736,300円
  • 伊勢化学 2,331,000円 評価損益率 -7.46% 取得額 2,519,057円
  • 東京エレクトロン 2,212,500円 評価損益率  -42.75% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,570,000円 評価損益率  -44.96% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,551,500円 評価損益率 -35.03% 取得額 2,388,116円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -64.60%)
  • ネクセラファーマ 84,800円 評価損益率 -71.54% 取得額 297,979円
  • ウエストHD 157,800円 評価損益率 -76.60% 取得金額 674,550円
  • 大阪チタニウム 171,600円 評価損益率 -59.46% 取得金額 423,300円
  • 関西電力 173,250円 評価損益率 -39.87% 取得額 288,150円
  • エムスリー 176,200円 評価損益率 -62.77% 取得額 473,300円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +0.89% 取得額合計 772,883円 )
  • ディー・エヌ・エー +3,898円 評価額 398,500円 評価損益率 +0.98%
  • INPEX +3,019円 評価額 381,300円 評価損益率 +0.79%

        *今月の含み益は2銘柄のみです。

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いと思います。「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。

国債格付け

1位の主な国は、ドイツ、オランダ、スイス、シンガポール等

アメリカは12位、韓国16位、イギリス18位、フランス21位、中国24位、日本25位、スペイン33位、イタリア38位、メキシコ39位、インド41位、ブラジル44位

lets-gold.net

国債CDS(5年)

・1位 スイス 0.06% ・2位 オーストラリア 0.10% ・3位 ドイツ 0.12% ・4位 日本 0.17% ・6位 韓国 0.29% ・8位 アメリカ 0.34% ・10位 中国 0.48% 13位 インド 0.84%

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

 

 

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)半導体株の不調【2025年1月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年8ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2025年1月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2025年1月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2025年1月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 国債の格付けとCDS

 

*2025年1月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。12月末と1月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,572円(先月末から322円(0.81%)の下落)
  • TOPIX 2,788ポイント(先月末から4ポイント(0.14%)の上昇)
  • NYダウ 44,544ドル(先月末から1,971ドル(4.63%)の上昇)
  • ナスダック19,627ポイント(先月末から141ポイント(0.72%)の上昇)
  • S&P500 6,040ポイント(先月末から134ポイント(2.27%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 126,134ポイント(先月末から5,581ポイント(4.86%)の上昇)
  • 香港ハンセン 20,225ポイント(先月末から166ポイント(0.83%)の上昇)
  • 中国企業指数 7,382ポイント(先月末から93ポイント(1.28%)の上昇)
  • インドSENSEX 77,500ポイント(先月末から748ポイント(0.96%)の下落)
  • ユーロストックス50  5,286ポイント(先月末から417ポイント(8.56%)の上昇)
  • WTI原油先物 72.53ドル(先月末から1.54ドル(2.17%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,835ドル(先月末から217ドル(8.29%)の上昇)
  • 米ドル 155.11円(先月末から1.79円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0379ドル(先月末から0.0021ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 26.56円(先月末から1.17円の円安)
  • 人民元 21.58円(先月末から0.09円の円安)
  • インドルピー 1.7906円(先月末から0.0449円の円高)
  • ユーロ 161.01円(先月末から2.22円の円高)
  • 日本国債10年 1.245%(先月末から0.155%の上昇)
  • 米国国債10年 4.540%(先月末から0.001%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,048ドル(先月末から138ドル(1.11%)の上昇)
  • SOX指数 5,015ポイント(先月末から11ポイント(0.22%)の下落)
  • バルチック海運指数 735ポイント(先月末から262ポイント(26.28%)の下落)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2025年1月末の日本株は、12月末と比較して足踏み状態です。国債の金利上昇や円高等が要因でしょうか。

 米国株は比較的堅調なようです。国債の金利が上昇している割にはSOX指数の下落は小幅に留まっています。徐々に織り込みが進んでいるのでしょうか。

 中国関連株は先月ほどの勢いはありませんが上昇が続いています。

 欧州株がかなり上昇しています。ECBの利下げが追い風になっているのでしょうか。

 円相場は方向感がはっきりしない展開のようです。見通しがはっきりしてくれば日本株上昇のきっかけのひとつになるかもしれません。

 金価格がかなり上昇していますが、世界経済の不安心理を反映したものでしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2025年1月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株97銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      76,176,187円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       58,757,501円(評価額)
  •      50,000,000円(投資金額) 
  •       70,572,326円(保有株取得額)
  •       53,153,640円(保有株評価額)
  •  +26,176,187円(売却益+配当)
  •         +112,600円(含み益)
  •    -17,531,286円(含み損)
  •   -17,418,686円(含み益-含み損)
  •     +8,757,501円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         5,603,861円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 18.03   ・PBR 1.87    ・予想配当利回り 1.97%   ・ROE 16.00%

 日経平均

・PER 20.74 ・PBR 2.02 ・予想配当利回り 1.99% ・ROE 9.73%

 日経平均の「PER」「PBR」は「加重平均」と「指数ベース」では、かなり数値が異なります。ちなみに加重平均のPERは16.09です。

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄ですので、損切した際に還付される税金は、まだ約96,208円しかありません。還付しきれない税金は約3,387,529円です。3年間の繰り越しで回収可能な金額の範囲には収まっていると思います。全株売却予定がなくても3年間の繰り越しで回収可能な金額の水準を意識することは重要だと思います。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,853,709円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約17.70%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,137,501円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約3.49%(税引き後) 

 

*2025年1月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -45.53% 取得額合計 18,793,437円)
  • レーザーテック-2,876,100円 評価額 1,547,000円  評価損益率 -65.02%
  • ディスコ-2,262,300円 評価額 4,474,000円  評価損益率  -33.58%
  • 東京エレクトロン -1,244,500円 評価額 2,620,500円 評価損益率  -32.19%
  • ダイキン工業 -1,015,942円 評価額 1,837,000円 評価損益率 -35.61%
  • ABEJA -656,095円 評価額 260,600円  評価損益率  -71.61%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -67.94% 取得額合計 6,785,024円)
  • ウエストHD -76.56% 含み損 -516,450円 評価額 158,100円
  • ABEJA -71.61% 含み損 -656,095円 評価額 260,000円
  • エムスリー -69.99% 含み損 -331,300円 評価額 142,000円
  • ネクセラファーマ -67.48% 含み損 -201,079円 評価額 96,900円
  • レーザーテック -65.66% 含み損 -2,904,600円 評価額 1,518,500円 

 

  • 76,176,187円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-22.86%
  • 70,572,326円(保有株取得額)に対する損益率-24.68%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2024年1月末 約 13,488,626円 還付しきれない税金額 約   593,371円
  • 2025年1月末 約   8,853,709円 還付しきれない税金額 約 3,387,529円
  • 約 4,634,917円(約34.36%)の減少

 

  • 2024年1月末の含み損   3,825,666円
  • 2025年1月末の含み損 17,418,686円

 1年前の含み損が約383万円今月末の含み損が約1742万円です。約1359万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、-23%弱で思ったほどひどい運用状況ではないと思います。仮に全株売却した場合の年換算利回り約3.49%(税引き後)、については、運用成績はよくないと思いますが、「投資をやっている意味がある範囲」には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約4.36%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、約464万円(減少率約34.36%)の減少です。これは、とても悪い成績だと思います。

 今できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。例えば、「円安」については、以前は「円安=悪い」というイメージが強かったと思いますが、最近では「よい円安」とか「悪い円安」とか、いろいろな考え方が広まっています。「含み損」については「悪い含み損」しかないのかもしれませんが、おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしています。

 

日経平均について2024年1月末から2025年1月末までの動きは下記の通りです。

2024年1月末 36,286円 2025年1月末  39,572円 +9.06%

毎月末株価のプラスの合計 7,787円 毎月末株価のマイナスの合計 4,501円

 

TOPIXについて2024年1月末から2025年1月末までの動きは下記の通りです。

2024年1月末 2,551pt 2025年1月末  2,788pt +9.29%

毎月末株価のプラスの合計 441pt 毎月末株価のマイナスの合計 204pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2024年1月末 約+17,602,985円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2025年1月末 約+15,301,548円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 減少額 約2,301,437円(約13.07%の減少)

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2024年1月末   +17,142,921円(売却益+配当)[税引後]

2025年1月末   +26,176,187円(売却益+配当)[税引後]

増加額 9,033,266円(52.69%の増加)

 

1.投資額の平均値47,666,666円に対する、利益の年利回り(2024年1月末から2025年1月末まで) 

  約-4.83% 約-2,301,437円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値47,666,666円に対する、利益の年利回り(2024年1月末から2025年1月末まで)   

    18.95%      +9,033,266円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約23.69% 約+11,291,583円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値61,455,294円に対する、利益の年利回り(2024年1月末から2025年1月末まで)

約-3.74%  約 -2,301,437円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-3.74%と大変悪い成績になっています。日経平均の9.06%TOPIXの9.29%は、先月の日経平均19.21%やTOPIX17.67%から大きくパフォーマンスが低下していますが、それにしても全く到達していません。ただ、よいほうに解釈してみると、成績の差は縮小しています。日経平均との差は先月が17.1%、今月が12.8%です。過度の懸念は不要と考えることにしました。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、かなり、日経平均やTOPIXをアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。今月は目標達成といったところでしょうか。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数(年間上昇率-6.39%)のパフォーマンスが大変悪いです。日経平均(年間上昇率9.06%)日経平均高配当株50指数(年間上昇率7.72%)も先月の良好な成績からパフォーマンスがかなり低下しています。僕の日本株ポートフォリオは、半導体関連株の含み損の大きさが、成績が悪い要因のひとつになっていますが、今月は株価指数との差が少し縮まってきました。この動きが持続していけばいいかなと思います。半導体関連は冴えない動きが続いていますが、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。

 

・日経平均(年間上昇率9.06%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王

富士フイルム
資生堂
日東電

積水化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

三井E&S

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

アシックス

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率-6.39%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率7.72%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約143.0%
  • 日経平均 約145.0% TOPIX 約146.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約102.0%
  • 日経平均 約109.5%   TOPIX 約110.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約106.5%
  • 日経平均 約110.0%    TOPIX 約110.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約104.8%
  • 日経平均 約104.0% TOPIX 約105.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*2025年1月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス17,418,686円です。先月末と概ね同じ水準です。株価はよく動くので、上昇基調にあるのか、下落基調にあるのか、横ばいなのかの見極めが重要だと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で317,332円(配当5,578円、利益確定311,754円)増えて、26,176,187円(税引き後)になりました。含み損を増やさず、そして少しでも利益確定分を増やすような、耐え忍ぶような運用を心がけています。利益確定分の再投資で運用額が増えていけば損益率の改善につながっていくと思います。

 考えてみれば株式投資は、タンカーのような大きな船の操縦にも通じるものがあるかもしれないと思いました。大型船の操縦は、急な進路変更は難しいと思いますし、進路をあやまると、かなり先に見えている船舶や障害物と衝突してしまうかもしれません。株式投資もパフォーマンスの改善の効果は少しづつ表れてくると思うので、改善の試みが正しいのか正しくないのかの見極めはなかなか難しいと思います。時には、どうすることも出来ず、どんどんパフォーマンスが悪化していくのを眺めることしかできないような状況が訪れるかもしれません。株式投資は木と森の両方を見ながら、進むべき進路を、見極めていくことが大切なのだと思います。

 保有銘柄数は97銘柄です。買付余力は5,603,861円です。

 90銘柄くらい保有していると、ある程度効果的にリスク分散が行えるような気がします。こっちが下がれば、あっちが上がるといった具合です。

 「株を当て続ける」というのは無理なので、当たる確率を高める工夫が重要になってくるのだと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -39.33%)
  • ディスコ 4,474,000円 評価損益率 -33.58% 取得額 6,736,300円
  • 東京エレクトロン 2,620,500円 評価損益率  -32.19% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,837,000円 評価損益率  -35.61% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,817,000円 評価損益率 -23.91% 取得額 2,388,116円
  • レーザーテック 1,547,000円 評価損益率 -65.02% 取得額 4,423,100円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -63.42%)
  • ネクセラファーマ 96,900円 評価損益率 -67.48% 取得額 297,979円
  • エムスリー 142,000円 評価損益率 -69.99% 取得額 473,300円
  • ウエストHD 158,100円 評価損益率 -76.56% 取得金額 674,550円
  • 関西電力 171,600円 評価損益率 -40.44% 取得額 288,150円
  • ヤマトHD 186,250円 評価損益率 -43.51% 取得額 329,746円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +3.58% 取得額合計 2,501,000円 )
  • IHI +25,500円 評価額 937,500円 評価損益率 +2.79%
  • 良品計画 +19,900円 評価額 412,200円 評価損益率 +5.07%
  • 富士フイルム +15,800円 評価額 344,500円 評価損益率 +4.80%
  • 三菱UFJ +15,150円 評価額 593,550円 評価損益率 +2.61%
  • NTTデータ +13,300円 評価額 302,900円 評価損益率 +4.59%

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いと思います。「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。参考にはなると思います。

 国債の格付けとCDSについては下記の動画が興味深いと思いました。4.50分頃からCDSの説明があります。タイトルの「格付けは意味なし」はちょっと極論かもしれません。

www.youtube.com

国債格付け

lets-gold.net

国債CDS

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

素人投資家の日本株投資(含み損との闘い)【2024年12月の運用状況】「資金の回転」MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年7ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2024年12月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2024年12月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2024年12月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄
  • 2024年分特定口座年間取引報告書を見て思ったこと
  • 国債の格付けとCDS

 

*2024年12月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。11月末と12月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,894円(先月末から1,686円(4.41%)の上昇)
  • TOPIX 2,784ポイント(先月末から104ポイント(3.88%)の上昇)
  • NYダウ 42,573ドル(先月末から2,337ドル(5.20%)の下落)
  • ナスダック19,486ポイント(先月末から268ポイント(1.39%)の上昇)
  • S&P500 5,906ポイント(先月末から126ポイント(2.09%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 120,283ポイント(先月末から5,384ポイント(4.28%)の下落)
  • 香港ハンセン 20,059ポイント(先月末から636ポイント(3.27%)の上昇)
  • 中国企業指数 7,289ポイント(先月末から343ポイント(4.94%)の上昇)
  • インドSENSEX 78,248ポイント(先月末から1,554ポイント(1.95%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,869ポイント(先月末から65ポイント(1.35%)の上昇)
  • WTI原油先物 70.99ドル(先月末から2.99ドル(4.40%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,618ドル(先月末から63ドル(2.35%)の下落)
  • 米ドル 156.90円(先月末から7.32円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0400ドル(先月末から0.0182ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 25.39円(先月末から0.34円の円安)
  • 人民元 21.49円(先月末から0.84円の円安)
  • インドルピー 1.8355円(先月末から0.0665円の円安)
  • ユーロ 163.23円(先月末から4.95円の円安)
  • 日本国債10年 1.090%(先月末から0.04%の上昇)
  • 米国国債10年 4.539%(先月末から0.368%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,910ドル(先月末から100ドル(1.11%)の下落)
  • SOX指数 5,026ポイント(先月末から100ポイント(2.03%)の上昇)
  • バルチック海運指数 997ポイント(先月末から357ポイント(26.37%)の下落)(12/24)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年12月末の日本株は、11月末と比較して、かなり上昇しました。円安の進行が要因のひとつでしょうか。米国株NYダウS&P500は割と下落していますが、ナスダックは上昇しています。SOX指数も上昇していますので、半導体関連が堅調ということでしょうか。日米共に国債の金利が上昇していますが、ナスダックSOX指数が上昇しているのは興味深い動きだと思います。金利が上昇してNYMEX金先物が下落しているのは分かりやすい動きだと思います。ブラジル株がかなり下落していますが、他の主な市場は上昇しています。先月からの反動でしょうか。

 幅広い通貨に対して円安基調なのは日銀のハト派姿勢が要因のひとつでしょうか。

 WTI原油先物は、かなり上昇しています。LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数は下落しています。アメリカのインフレ再燃については、判断が難しいところでしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年12月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株93銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      75,858,855円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       58,752,234円(評価額)
  •      50,000,000円(投資金額) 
  •       68,401,171円(保有株取得額)
  •       51,294,550円(保有株評価額)
  •  +25,858,855円(売却益+配当)
  •         +140,953円(含み益)
  •    -17,247,574円(含み損)
  •   -17,106,621円(含み益-含み損)
  •     +8,752,234円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         7,457,684円(買付余力)

・ファンダメンタルズ

 僕のポートフォリオ

・PER 17.67   ・PBR 1.82    ・予想配当利回り 1.98%   ・ROE 15.48%

 日経平均

・PER 21.11 ・PBR 2.04 ・予想配当利回り 1.78% ・ROE 9.66%

 

 少し前から、僕のポートフォリオの「PER」「PBR」「予想配当利回り」「ROE」をチェックしています。日経平均と比較した、僕のポートフォリオの、これらの数値を好ましい状態に持っていくことで、中長期的に好ましい結果が出るかもしれないという、ひとつの試みです。

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。特定口座の算出期間は1月1日~12月31日迄ですので、還付される税金はなく、還付しきれない税金が約3,421,324円にもなってしまっています。全株売却予定ななくても3年間の繰り越しで回収可能な金額の水準を意識することは重要だと思います。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,752,234円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約17.50%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,132,234円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約3.55%(税引き後) 

 

*2024年12月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -45.53% 取得額合計 18,793,437円)
  • レーザーテック-2,904,600円 評価額 1,518,500円  評価損益率 -65.66%
  • ディスコ-2,463,300円 評価額 4,273,000円  評価損益率  -36.56%
  • 東京エレクトロン -1,446,500円 評価額 2,418,500円 評価損益率  -37.42%
  • ダイキン工業 -986,942円 評価額 1,866,000円 評価損益率 -34.59%
  • ABEJA -755,295円 評価額 160,800円  評価損益率  -82.44%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -68.40% 取得額合計 6,785,024円)
  • ABEJA -82.44% 含み損 -755,295円 評価額 200,000円
  • ウエストHD -73.12% 含み損 -493,250円 評価額 181,300円
  • エムスリー -70.48% 含み損 -333,600円 評価額 139,700円
  • レーザーテック -65.66% 含み損 -2,904,600円 評価額 1,518,500円
  • ネクセラファーマ -64.82% 含み損 -193,179円 評価額 104,800円 

 

  • 75,858,855円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-22.55%
  • 68,401,171円(保有株取得額)に対する損益率-25.00%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2023年12月末 約 9,861,859円 還付しきれない税金額 約 1,305,163円
  • 2024年12月末 約 8,752,234円 還付しきれない税金額 約 3,421,324円
  • 約 1,109,625円(約11.25%)の減少

 

  • 2023年12月末の含み損   6,525,816円
  • 2024年12月末の含み損 17,106,621円

 1年前の含み損が約653万円今月末の含み損が約1711万円です。約1058万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、-23%弱で思ったほどひどい運用状況ではないと思います。仮に全株売却した場合の年換算利回り約3.55%(税引き後)、については、運用成績はよくないと思いますが、「投資をやっている意味がある範囲」には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約4.44%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、約111万円(減少率約11.25%)の減少です。これは、とても悪い成績だと思います。

 今できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。例えば、「円安」については、以前は「円安=悪い」というイメージが強かったと思いますが、最近では「よい円安」とか「悪い円安」とか、いろいろな考え方が広まっています。「含み損」については「悪い含み損」しかないのかもしれませんが、おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年12月末から2024年12月末までの動きは下記の通りです。

2023年12月末 33,464円 2024年12月末  39,894円 +19.21%

毎月末株価のプラスの合計 10,931円 毎月末株価のマイナスの合計 4,501円

 

TOPIXについて2023年12月末から2024年12月末までの動きは下記の通りです。

2023年12月末 2,366pt 2024年12月末  2,784pt +17.67%

毎月末株価のプラスの合計 622pt 毎月末株価のマイナスの合計 204pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年12月末 約+13,955,777円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年12月末 約+15,216,947円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約9.04%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年12月末   +16,387,675円(売却益+配当)[税引後]

2024年12月末   +25,858,855円(売却益+配当)[税引後] 57.79%の増加

 

1.投資額の平均値47,250,000円に対する、利益の年利回り(2023年12月末から2024年12月末まで) 

  約2.67% 約1,261,170円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値47,250,000円に対する、利益の年利回り(2023年12月末から2024年12月末まで)   

    20.04%      +9,471,180円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.06% 約+11,838,975円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値59,891,780円に対する、利益の年利回り(2023年12月末から2024年12月末まで)

約2.11%  約1,261,170円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約2.11%と先月のマイナスから今月はプラスになりましたが、日経平均の19.21%TOPIXの17.67%に全く到達していません。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、ある程度、日経平均やTOPIXをアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われていることですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの毎月末の銘柄を比較しています。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 先月に引き続き今月も日経半導体株指数(年間上昇率-0.44%)が冴えない動きです。日経平均(年間上昇率19.21%)日経平均高配当株50指数(年間上昇率20.49%)と比べても極めて悪い動きです。僕の日本株ポートフォリオの成績が悪い要因のひとつが見えてきた感じです。これを見ていると日経平均高配当株50指数を長期保有するのがいいような気がしてきました。ただ、半導体は産業のコメですので、そのうち回復すると思います。半導体関連株は値動きが荒いので、売るタイミングと買うタイミングが重要なのだと思います。

 

・日経平均(年間上昇率19.21%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

カバー

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
資生堂
日東電

積水化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

三井E&S

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率-0.44%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率20.49%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約127.0%
  • 日経平均 約139.0% TOPIX 約140.5% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約109.5%
  • 日経平均 約119.5%   TOPIX 約116.5% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約87.8%
  • 日経平均 約97.7%    TOPIX 約96.8%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約101.0%
  • 日経平均 約103.3% TOPIX 約103.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*2024年12月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス17,106,621円です。先月末から約148万円弱改善しましたが、株価は良く動くので、誤差の範囲内かもしれません。上昇基調にあるのか、下落基調にあるのか、横ばいなのかの見極めが重要なのだと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で530,104円(配当91,384円、利益確定438,720円)増えて、25,858,855円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。含み損を増やさず、そして少しでも利益確定分を増やすような、耐え忍ぶような運用を心がけています。一時期よりは、利益を確定できるようになってきたような気がします。

 保有銘柄数は93銘柄です。買付余力は7,457,684円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -41.08%)
  • ディスコ 4,273,000円 評価損益率 -36.56% 取得額 6,736,300円
  • 東京エレクトロン 2,418,500円 評価損益率  -37.42% 取得額 3,865,000円
  • ダイキン 1,866,000円 評価損益率  -34.59% 取得額 2,852,942円
  • ニトリHD 1,863,500円 評価損益率 -21.96% 取得額 2,388,116円
  • レーザーテック 1,518,500円 評価損益率 -65.66% 取得額 4,423,100円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -67.12%)
  • ネクセラファーマ 104,800円 評価損益率 -64.82% 取得額 297,979円
  • エムスリー 139,700円 評価損益率 -70.48% 取得額 473,300円
  • ABEJA 160,800円 評価損益率 -82.44% 取得額 916,095円
  • 関西電力 175,350円 評価損益率 -39.14% 取得額 288,150円
  • ヤマトHD 177,300円 評価損益率 -46.23% 取得額 329,746円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +2.89% 取得額合計 2,669,152円 )
  • IHI +19,100円 評価額 931,100円 評価損益率 +2.09%
  • サンリオ +18,600円 評価額 554,000円 評価損益率 +3.47%
  • ディー・エヌ・エー +14,800円 評価額 627,000円 評価損益率 +2.41%
  • NTTデータ +13,400円 評価額 303,000円 評価損益率 +4.62%
  • 三井物産 +11,148円 評価額 331,100円 評価損益率 +3.48%

 

*2024年分特定口座年間取引報告書を見て思ったこと

 2024年分特定口座年間取引報告書の主な内容は下記の通りです。

 譲渡所得 10,842,788円 配当所得 845,386円 利子所得 2,565円  11,690,739円

 源泉徴収税額 2,374,628円 税引き後所得 9,316,111円

 所有株式評価損益 -17,106,621円

 譲渡収入の総額 696,394,345円 取得費等の総額 685,551,557円

 1年間それなりに頑張ってきたんだ、と思いました。

 1年間で1169万円も利益を確定したのかと思う一方で、含み損の大きな波も押し寄せているんだと思いました。また改めて237万円も税金を払っているんだと思いました。

 ちょっと意外だったのは1年間で6億9千万円もお金を動かしていたことです。1年間の毎月末の投資金額の平均は4725万円ですので取得費で考えると、資金の回転率は14.5回転です。

 色々な数字を眺めていると、金券ショップの経営に通じるものがあると思いました。

 粗利益率は1.58%といったところでしょうか。

 株式投資は、「大きな金額で運用」することが利益を増やすポイントのひとつだと思います。例えば10%のリターンが得られた場合、運用額が100万円の場合、利益は10万円ですが、1000万円だと100万円、1億円だと1000万円、10億円だと1億円にもなります。

 大きな金額で運用するには、信用取引でレバレッジをかける、借入を行なう、などの方法があると思いますが、そのような方法はリスクが高くなるので素人向けではないような気がします。自己資金で現物のみの場合は、最悪でもゼロ以下になることはありませんが、借入や信用取引を行なっている場合は、ゼロ以下になって借金が残ってしまう可能性があると思います。人それぞれの考え方だと思いますが、株式投資の鉄則のひとつである「市場に居続ける」を考えた場合、自己資金のみの方が無難だと思います。

 自己資金のみで、大きな金額を動かす場合、「資金の回転率を上げる」という方法は有効な手段のひとつだと思います。更に「利益の再投資」を組み合わせることで、大きな金額を動かすこと出来るようになる可能性が高くなると思います。

 僕の場合、1年間の投資金額の平均は4725万円ですが、6億9千万円ものお金を動かしていたというのは、ちょっとした驚きでした。利益はさほど上がっていないかもしれませんし、株式投資での短期売買は邪道といわれることもあるようですが、少なくとも大きな金額で運用するための手掛かりのひとつではあると思います。

 

*国債の格付けとCDS

 最近では、投資環境が以前にも増して不透明な状況になってきていると思います。国の信用度についても、いろいろなことが言われていますが、的確な指摘と思えるものもあれば、そうではないと思えるものもあります。そこで、「国債の格付け」「国債のCDS」を定期的にチェックすることにしました。僕は、どちらかと言えば「国債の格付け」よりも「国債のCDS」の方が、信頼性が高いと思います。「国債のCDS」は、国の破綻に備えた保険のようなもので、一定の保険料を支払うしくみです。保証料が低いほど、国の信用度が高いと判断できるようです。「国債の格付け」については、証券会社のレーティングのようなものでしょうか。参考にはなると思います。

 国債の格付けとCDSについては下記の動画が興味深いと思いました。4.50分頃からCDSの説明があります。タイトルの「格付けは意味なし」はちょっと極論かもしれません。

www.youtube.com

国債格付け

lets-gold.net

国債CDS

jp.investing.com

「現在値」の単位は「bps」です。1bps=0.01%です。

素人投資家の日本株投資【2024年11月の運用状況】「含み損との闘い」MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年6ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2024年11月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2024年11月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2024年11月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄

 

*2024年11月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。10月末と11月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,208円(先月末から873円(2.23%)の下落)
  • TOPIX 2,680ポイント(先月末から15ポイント(0.56%)の下落)
  • NYダウ 44,910ドル(先月末から3,147ドル(7.54%)の上昇)
  • ナスダック19,218ポイント(先月末から1,123ポイント(6.21%)の上昇)
  • S&P500 6,032ポイント(先月末から327ポイント(5.73%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 125,667ポイント(先月末から4,046ポイント(3.12%)の下落)
  • 香港ハンセン 19,423ポイント(先月末から894ポイント(4.40%)の下落)
  • 中国企業指数 6,946ポイント(先月末から318ポイント(4.38%)の下落)
  • インドSENSEX 79,802ポイント(先月末から413ポイント(0.52%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,804ポイント(先月末から23ポイント(0.48%)の下落)
  • WTI原油先物 68.00ドル(先月末から1.26ドル(1.82%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,681ドル(先月末から68ドル(2.47%)の下落)
  • 米ドル 149.58円(先月末から2.41円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0582ドル(先月末から0.0299ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 25.05円(先月末から1.21円の円高)
  • 人民元 20.65円(先月末から0.69円の円高)
  • インドルピー 1.7690円(先月末から0.0387円の円高)
  • ユーロ 158.28円(先月末から7.14円の円高)
  • 日本国債10年 1.050%(先月末から0.115%の上昇)
  • 米国国債10年 4.171%(先月末から0.113%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,010ドル(先月末から496ドル(5.22%)の下落)
  • SOX指数 4,926ポイント(先月末から38ポイント(0.77%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,354ポイント(先月末から34ポイント(2.45%)の下落)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年11月末の日本株は、10月末と比較して、ある程度下落しました。米国株はかなり上昇しました。一人勝ちのような状況です。大統領選が終了し不確定要素が解消したことが要因のひとつでしょうか。インド株は多少上昇していますが、他の主な市場は下落しています。特に中国関連株の下落幅が大きいです。中国の景気については、まだまた不透明感が強いのでしょうか。

 幅広い通貨に対して円高基調なのは日銀の利上げが意識されていたのでしょうか。日本国債の金利が上昇、米国債の金利が低下しているのは分かりやすい動きだと思います。

 WTI原油先物LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数は下落しています。アメリカのインフレ再燃については、ある程度、落ち着いている状況でしょうか。NYMEX金先物の下落は地政学リスクの低下が要因のひとつでしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年11月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株88銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      75,328,751円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       56,745,112円(評価額)
  •      50,000,000円(投資金額) *200万円追加 
  •       67,161,489円(保有株取得額)
  •       48,577,850円(保有株評価額)
  •  +25,328,751円(売却益+配当)
  •          +47,385円(含み益)
  •    -18,631,024円(含み損)
  •   -18,583,639円(含み益-含み損)
  •     +6,745,112円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         8,167,262円(買付余力)

・PER 17.83 ・PBR 1.84 ・予想配当利回り 2.01% ・ROE 15.48%

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が約1,600,190円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,861,649円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約17.72%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 50,000,000円(投資金額)に対する8,241,649円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約3.66%(税引き後) 

 

*2024年11月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -46.55% 取得額合計 18,793,437円)
  • レーザーテック-2,779,100円 評価額 1,644,000円  評価損益率 -62.83%
  • ディスコ-2,676,300円 評価額 4,060,000円  評価損益率  -39.72%
  • 東京エレクトロン -1,534,000円 評価額 2,331,000円 評価損益率  -39.68%
  • ダイキン工業 -1,043,442円 評価額 1,809,500円 評価損益率 -36.57%
  • ABEJA -716,095円 評価額 200,000円  評価損益率  -78.16%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -69.86% 取得額合計 3,356,924円)
  • ABEJA -78.16% 含み損 -716,095円 評価額 200,000円
  • ウエストHD -72.08% 含み損 -486,250円 評価額 188,300円
  • エムスリー -69.36% 含み損 -323,300円 評価額 145,000円
  • 三井ハイテック -63.16% 含み損 -628,500円 評価額 366,500円
  • ネクセラファーマ -62.44% 含み損 -186,079円 評価額 111,900円 

 

  • 75,328,751円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-24.67%
  •  67,161,489円(保有株取得額)に対する損益率-27.67%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2023年11月末 約11,149,598円 還付しきれない税金額 0円
  • 2024年11月末 約  8,861,649円 還付しきれない税金額 約1,600,190円
  • 約2,287,949円(約20.52%)の減少

 

  • 2023年11月末の含み損   5,928,526円
  • 2024年11月末の含み損 18,583,639円

 1年前の含み損が約593万円今月末の含み損が約1858万円です。約1265万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、-25%弱で思ったほどひどい運用状況ではないと思います。仮に全株売却した場合の年換算利回り約3.66%(税引き後)、については、運用成績はよくないかもしれませんが、「投資をやっている意味がある範囲」には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約4.57%と考えることもできます。また、投資額については、2020年11月頃は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りは高くなると思います。

 仮に全株売却した場合の1年間の利益は、約229万円(減少率約20.52%)の減少です。これは、とても悪い成績だと思います。

 今できることは、現状に一喜一憂することなく、コツコツと利益を積み上げていくことだと考えています。

 僕は、「含み損」について、いろいろ考えているのですが、いろいろなタイプの「含み損」があると思います。例えば、「円安」については、以前は「円安=悪い」というイメージが強かったと思いますが、最近では「よい円安」とか「悪い円安」とか、いろいろな考え方が広まっています。「含み損」については「悪い含み損」しかないのかもしれませんが、おおまかに、「利益確定の少ない含み損」「利益確定の多い含み損」の二つのタイプの「含み損」があると思います。

 例えば、・投資額1000万円、利益確定無し、含み損250万円の場合、長期保有でやっと含み損が解消したとしてプラスマイナスゼロという非常に効率の悪い投資になってしまいます。

 次に・投資額1000万円、利益確定500万円再投資、含み損250万円の場合、含み損が解消した時点で50%のリターンが得られる投資になります。

 単純化して考えてみましたが、僕の「含み損」は後者なので、パフォーマンスが向上することを信じて、日々、歩んでいきたいと思います。

 含み損の対処法についてネット等で調べてみると、ほとんど「損切り」なので、「損切り」が正しい対処法なのかもしれませんが、「利益確定再投資による含み損の悪影響の中和」という対処法もあると思います。

 含み損の銘柄を保有し続けるということは、「やがて含み損が解消することを信じている」ということになりますが、そうであれば、「一度損失を確定して、同じ銘柄を購入して保有し続ける」という方法もあるような気がしていますが、実践はしていません。株式投資は、頭の中で色々考えてみても、実際に売ったり買ったりしてみて、初めて見えてくる景色がある場合があるので、アイデアの実践は慎重にしています。

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年11月末から2024年11月末までの動きは下記の通りです。

2023年11月末 33,486円 2024年11月末  38,208円 +14.10%

毎月末株価のプラスの合計 9,245円 毎月末株価のマイナスの合計 4,523円

 

TOPIXについて2023年11月末から2024年11月末までの動きは下記の通りです。

2023年11月末 2,374pt 2024年11月末  2,680pt +12.89%

毎月末株価のプラスの合計 518pt 毎月末株価のマイナスの合計 212pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年11月末 約+13,936,997円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年11月末 約+13,077,299円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約6.17%の減少

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年11月末   +15,892,419円(売却益+配当)[税引後]

2024年11月末   +25,328,751円(売却益+配当)[税引後] 59.37%の増加

 

1.投資額の平均値46,833,333円に対する、利益の年利回り(2023年11月末から2024年11月末まで) 

  約-1.83% 約-859,698円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値46,833,333円に対する、利益の年利回り(2023年11月末から2024年11月末まで)   

    20.14%      +9,436,332円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.18% 約+11,795,415円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値58,394,701円に対する、利益の年利回り(2023年11月末から2024年11月末まで)

約-1.48% 約-859,698円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回りは約-1.48%と小幅ながらマイナスになってしまいました。日経平均の14.10%TOPIXの12.89%に全く到達していません。

 含み損益を考慮しない、実現損益の「2」の指標では、ある程度、日経平均やTOPIXをアウトパフォームしています。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われているですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの銘柄を比較することにしました。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

 日経半導体株指数が(年間上昇率-0.18%)となっています。半導体関連は値動きが荒くリスクが高いということでしょうか。

・日経平均(年間上昇率14.10%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

寿スピリッツ

山崎製パン

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

ウェザーニューズ

カバー

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
資生堂
日東電

積水化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率-0.18%)

【化学】

日産化
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
ADEKA
太陽HD
デクセリ

【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】

コクサイエレ
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率14.4%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約126.0%
  • 日経平均 約137.0% TOPIX 約139.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約106.0%
  • 日経平均 約115.5%   TOPIX 約113.5% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約85.5%
  • 日経平均 約99.0%    TOPIX 約96.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約95.0%
  • 日経平均 約99.0% TOPIX 約99.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*2024年11月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス18,583,639円と、先月末から約216万円悪化しました。やっと下げ止まってきたと思っていたのですが、更に悪化してしまいました。まあ、耐えるしかないと思います。投資額を200万円追加しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で531,791円(配当230,152円、利益確定301,639円)増えて、25,328,751円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。最近は利益確定が、かなり厳しいです。含み損を増やさず、そして少しでも利益確定分を増やすような、耐え忍ぶような運用を心がけています。僕は、特に高配当を意識した銘柄を選んでいる訳ではないので、配当利回りは低いと思いますが、それでも23万円の配当は有難いです。

 保有銘柄数は88銘柄です。買付余力は8,167,262円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -41.94%)
  • ディスコ 4,060,000円 評価損益率 -39.72% 取得額 6,736,300円
  • 東京エレクトロン 2,331,000円 評価損益率  -39.68% 取得額 3,865,000円
  • ニトリHD 1,922,500円 評価損益率  -19.49% 取得額 2,388,116円
  • ダイキン 1,809,500円 評価損益率 -36.57% 取得額 2,852,942円
  • レーザーテック 1,644,000円 評価損益率 -62.83% 取得額 4,423,100円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -60.73%)
  • ネクセラファーマ 111,900円 評価損益率 -62.44% 取得額 297,979円
  • エムスリー 145,000円 評価損益率 -69.36% 取得額 473,300円
  • ヤマトHD 172,750円 評価損益率 -47.61% 取得額 329,746円
  • ウエストHD 188,300円 評価損益率 -72.08% 取得額 674,550円
  • 関西電力 192,550円 評価損益率 -33.17% 取得額 288,150円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +2.22% 評価額合計 1,921,700円 )
  • 積水化学 +13,721円 評価額 241,900円 評価損益率 +6.01%
  • 中外製薬 +13,077円 評価額 659,800円 評価損益率 +2.02%
  • セブン&iHD +6,199円 評価額 260,400円 評価損益率 +2.43%
  • カバー +5,200円 評価額 265,800円 評価損益率 +1.99%
  • サンリオ +3,600円 評価額 493,800円 評価損益率 +0.73%

素人投資家の、含み損の多い日本株投資【2024年10月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年5ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2024年10月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2024年10月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2024年10月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄

 

*2024年10月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。9月末と10月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,081円(先月末から1,162円(3.06%)の上昇)
  • TOPIX 2,695ポイント(先月末から50ポイント(1.89%)の上昇)
  • NYダウ 41,763ドル(先月末から567ドル(1.34%)の下落)
  • ナスダック18,095ポイント(先月末から94ポイント(0.52%)の下落)
  • S&P500 5,705ポイント(先月末から57ポイント(0.99%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 129,713ポイント(先月末から2,103ポイント(1.60%)の下落)
  • 香港ハンセン 20,317ポイント(先月末から816ポイント(3.86%)の下落)
  • 中国企業指数 7,264ポイント(先月末から245ポイント(3.26%)の下落)
  • インドSENSEX 79,389ポイント(先月末から4,910ポイント(5.82%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,827ポイント(先月末から173ポイント(3.46%)の下落)
  • WTI原油先物 69.26ドル(先月末から1.09ドル(1.60%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,749ドル(先月末から90ドル(3.88%)の上昇)
  • 米ドル 151.99円(先月末から8.34円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0881ドル(先月末から0.0253ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 26.26円(先月末から0.09円の円高)
  • 人民元 21.34円(先月末から0.88円の円安)
  • インドルピー 1.8077円(先月末から0.0939円の円安)
  • ユーロ 165.42円(先月末から5.86円の円安)
  • 日本国債10年 0.935%(先月末から0.080%の上昇)
  • 米国国債10年 4.284%(先月末から0.503%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,506ドル(先月末から323ドル(3.29%)の下落)
  • SOX指数 4,964ポイント(先月末から209ポイント(4.04%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,388ポイント(先月末から696ポイント(33.40%)の下落)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年10月末の日本株は、9月末と比較して、ある程度上昇しました。他の主な市場は下落しています。世界的に株価は調整局面であったものの、日本株は自民党総裁選を終えて上昇基調だったということでしょうか。

 幅広い通貨に対して円安基調なのも日本株上昇の要因のひとつだったのでしょうか。

 WTI原油先物が少し上昇していますが、LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数は下落しています。日本国債米国債の金利は上昇しています。インフレへの過度な懸念は後退している状況でしょうか。NYMEX金先物の上昇は地政学リスクや、リスクオフを意識した動きでしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年10月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株88銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,796,960円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       56,372,409円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       69,266,601円(保有株取得額)
  •       52,842,050円(保有株評価額)
  •  +24,796,960円(売却益+配当)
  •          +63,541円(含み益)
  •    -16,488,092円(含み損)
  •   -16,424,551円(含み益-含み損)
  •     +8,372,409円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         3,530,359円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が約1,175,571円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する10,481,749円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約21.84%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,661,749円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.56%(税引き後) 

 

*2024年10月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -40.21% 取得額合計 18,793,437円)
  • ディスコ -2,289,300円 評価額 4,447,000円  評価損益率 -33.98%
  • レーザーテック -2,075,600円 評価額 2,347,500円  評価損益率  -46.92%
  • 東京エレクトロン -1,525,000円 評価額 2,340,000円 評価損益率  -39.45%
  • ダイキン工業 -987,942円 評価額 1,865,000円 評価損益率 -34.62%
  • ABEJA -679,095円 評価額 237,000円  評価損益率  -74.12%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -65.41% 取得額合計 3,356,924円)
  • ABEJA -74.12% 含み損 -679,095円 評価額 237,000円
  • エムスリー -66.50% 含み損 -314,750円 評価額 158,550円
  • ウエストHD -66.18% 含み損 -446,450円 評価額 228,100円
  • ネクセラファーマ -58.75% 含み損 -175,079円 評価額 122,900円
  • 三井ハイテック -58.34% 含み損 -580,500円 評価額 414,500円 

 

  • 72,796,960円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-22.56%
  •  69,266,601円(保有株取得額)に対する損益率-23.71%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2023年10月末 約8,939,709円 還付しきれない税金額 約59,640円
  • 2024年10月末 約10,481,749円 還付しきれない税金額 約1,175,571円
  • 約1,542,040円(約17.25%)の増加

 

  • 2023年10月末の含み損   7,984,640円
  • 2024年10月末の含み損 16,424,551円

 1年前の含み損が約798万円今月末の含み損が約1642万円です。約844万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、-23%前後で思ったほどひどい運用状況ではないと思いました。仮に全株売却した場合の年換算利回り約4.56%(税引き後)、仮に全株売却した場合の1年間の利益の増加額、約154万円、増加率約17.25%を総合的に見た場合、現在のところ含み損は、ある程度適切にコントロールできていると考えることにしています。運用成績はあまりよくないかもしれませんが、「投資をやっている意味がある範囲」には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約6.58%と考えることもできます。また2020年11月頃の投資額は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りが高くなると思います。

 「木を見て森を見ず」という諺がありますが、株式投資の場合は、木も森もしっかり見ることが必要だと思います。「木」と「森」の重要度については4対6くらいの割合で「森」のほうの重要度が高いような気がしています。

 ネットで含み損の対処法について、検索してみると「木」に着目したものが多く「森」に着目したものは少ない気がします。アドバイスとしては・損切のルールを決めましょう。・損切した資金で新たに投資しましょう。塩漬けよりましです。・含み損に耐えられるようにメンタルを鍛えましょう。・・・。といったものが多いです。

 無意識のうちに「含み損の悪化=損失の拡大」と思ってしまいがちですが、まずは全体の利益が、例えば1年前と比較してどのようになっているのか等、「森」の部分を把握することから始めるとよいのでは、と思いました。含み損が増えても、多少なりとも利益が増えている場合もあると思います。

 少し古い記事になりますが、日経電子版の下記の記事が印象に残っています。尚、有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

 ジム・ロジャーズ氏の「私の言うことを信じるな、新聞も信じるな、自分が調べたことだけを信じろ」は名言だと思います。補足すれば、いろいろな情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えた上で信じるか信じないかを決めるということだと思います。また、投資は100人いれば100通りだと思うので、運用方法については自分なりにアレンジすることが大切、ということだと思います。

www.nikkei.com

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年10月末から2024年10月末までの動きは下記の通りです。

2023年10月末 30,858円 2024年10月末  39,081円 +26.6 %

毎月末株価のプラスの合計 11,873円 毎月末株価のマイナスの合計 3,650円

 

TOPIXについて2023年10月末から2024年10月末までの動きは下記の通りです。

2023年10月末 2,253pt 2024年10月末  2,695pt +19.6%

毎月末株価のプラスの合計 639pt 毎月末株価のマイナスの合計 197pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年10月末 約+11,249,186円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年10月末 約+14,571,649円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約29.54%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年10月末   +15,387,061円(売却益+配当)[税引後]

2024年10月末   +24,796,960円(売却益+配当)[税引後] 61.15%の増加

 

1.投資額の平均値46,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで) 

     約7.17% 約+3,322,463円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値46,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで)   

    20.31%      +9,409,899円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.39% 約+11,762,374円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値57,083,381円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで)

約5.82% 約+3,322,463円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約5.82%は、日経平均の26.6%TOPIXの19.1%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標で、やっと日経平均に近い利回りです。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしていますが、そのような状況が近づいているような気もしています。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われているですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの銘柄を比較することにしました。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

・日経平均(年間上昇率26.6%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

ゆうちょ銀行

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

ウェザーニューズ

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
資生堂
日東電

伊勢化学

東京応化工業

積水化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

ダイフク

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率32.8%)

【化学】
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
トリケミカル
ADEKA
太陽HD
デクセリ
【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率19.1%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約135.0%
  • 日経平均 約142.0% TOPIX 約141.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約113.0%
  • 日経平均 約118.0%   TOPIX 約113.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約88.0%
  • 日経平均 約98.0%    TOPIX 約96.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約100.5%
  • 日経平均 約105.5% TOPIX 約103.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*2024年10月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス16,424,551円と、先月末から28万円弱改善しました。やっと下げ止まってきたという感じでしょうか。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で288,515円(配当2,232円、利益確定286,283円)増えて、24,796,960円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。最近は利益確定が、かなり厳しいです。含み損を増やさず、そして少しでも利益確定分を増やすような、耐え忍ぶような運用を心がけています。

 保有銘柄数は88銘柄です。買付余力は3,530,359円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -33.26%)
  • ディスコ 4,447,000円 評価損益率 -33.98% 取得額 6,736,300円
  • レーザーテック 2,347,500円 評価損益率  -46.92% 取得額 4,423,100円
  • 東京エレクトロン 2,340,000円 評価損益率  -39.45% 取得額 3,865,000円
  • 伊勢化学 1,995,000円 評価損益率 -7.15% 取得額 2,148,767円
  • ニトリHD 1,925,000円 評価損益率 -19.39% 取得額 2,388,116円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -44.85%)
  • ネクセラファーマ 122,900円 評価損益率 -58.75% 取得額 297,979円
  • エムスリー 158,550円 評価損益率 -66.50% 取得額 473,300円
  • ヤマトHD 162,050円 評価損益率 -50.85% 取得額 329,746円
  • 寿スピリッツ 207,000円 評価損益率 -15.11% 取得額 243,865円
  • 積水化学 217,000円 評価損益率 -4.89% 取得額 228,179円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +2.22% 評価額合計 2,694,450円 )
  • アドバンテスト +28,200円 評価額 914,800円 評価損益率 +3.18%
  • JR東日本+10,900円 評価額 307,000円 評価損益率 +3.68%
  • フジクラ +10,400円 評価額 573,200円 評価損益率 +1.84%
  • テルモ +6,150円 評価額 294,450円 評価損益率 +2.13%
  • ウェザーニューズ+2,865円 評価額 605,000円 評価損益率 +0.47%

 

素人投資家の日本株投資【2024年9月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年4ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 9月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄、含み損評価損益率下位5銘柄

*2024年9月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。8月末と9月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 37,919円(先月末から728円(1.88%)の下落)
  • TOPIX 2,645ポイント(先月末から67ポイント(2.47%)の下落)
  • NYダウ 42,330ドル(先月末から767ドル(1.85%)の上昇)
  • ナスダック18,189ポイント(先月末から476ポイント(2.69%)の上昇)
  • S&P500 5,762ポイント(先月末から114ポイント(2.02%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 131,816ポイント(先月末から4,188ポイント(3.08%)の下落)
  • 香港ハンセン 21,133ポイント(先月末から3,144ポイント(17.48%)の上昇)
  • 中国企業指数 7,509ポイント(先月末から1,178ポイント(18.61%)の上昇)
  • インドSENSEX 84,299ポイント(先月末から1,934ポイント(2.35%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,000ポイント(先月末から43ポイント(0.87%)の上昇)
  • WTI原油先物 68.17ドル(先月末から5.38ドル(7.31%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,659ドル(先月末から132ドル(5.22%)の上昇)
  • 米ドル 143.65円(先月末から2.53円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1134ドル(先月末から0.0087ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.35円(先月末から0.32円の円安)
  • 人民元 20.46円(先月末から0.14円の円高)
  • インドルピー 1.7138円(先月末から0.0275円の円高)
  • ユーロ 159.56円(先月末から1.56円の円高)
  • 日本国債10年 0.855%(先月末から0.035%の低下)
  • 米国国債10年 3.781%(先月末から0.126%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,829ドル(先月末から594ドル(6.43%)の上昇)
  • SOX指数 5,173ポイント(先月末から15ポイント(0.29%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,084ポイント(先月末から270ポイント(14.88%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年9月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株85銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,508,445円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       55,805,635円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       67,209,720円(保有株取得額)
  •       50,506,910円(保有株評価額)
  •  +24,508,445円(売却益+配当)
  •          +69,606円(含み益)
  •    -16,772,416円(含み損)
  •   -16,702,810円(含み益-含み損)
  •     +7,805,635円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         5,298,725円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が1,297,029円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,849,168円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約20.52%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,229,168円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.44%(税引き後) 

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年9月末から2024年9月末までの動きは下記の通りです。

2023年9月末 31,857円 2024年9月末  37,919円 +19.0 %

毎月末株価のプラスの合計 10,873円 毎月末株価のマイナスの合計 4,811円

 

TOPIXについて2023年9月末から2024年9月末までの動きは下記の通りです。

2023年9月末 2,323pt 2024年9月末  2,645pt +13.9%

毎月末株価のプラスの合計 611pt 毎月末株価のマイナスの合計 289pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年9月末 約+9,936,873円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]

 2024年9月末 約+9,849,168円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]約0.88%の減少

*仮に全株売却した場合のパフォーマンスになります。

 

 2023年9月末 約+12,421,091円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年9月末 約+13,932,746円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約12.17%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標も考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値も用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年9月末   +15,152,047円(売却益+配当)[税引後]

2024年9月末   +24,508,445円(売却益+配当)[税引後] 61.75%の増加

 

1.投資額の平均値46,000,000円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)

     約-0.19% 約-87,705円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

     約3.29% 約+1,511,655円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値46,000,000円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)   

    20.34%      +9,356,398円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.42% 約+11,695,498円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値55,072,100円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)

約-0.16% 約-87,705円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。「3」の指標は税引後なので、「3」の指標と比較する場合は日経平均は15.2%、TOPIXは11.1%と考えることにしました。

 僕のポートフォリオの利回り約-0.16%は、日経平均の15.2%TOPIXの11.1%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしたいと思います。

 2023年9月の含み損は約652万円、2024年9月の含み損は約1,670万円と桁違いに膨れ上がってしまっているのですが、仮に全株売却した場合の利益額で比較すると9万円弱のマイナス程度に収まっています。ボラティリティの高い状況ではやむを得ないと考えることもできるかもしれません。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしていますが、そのような状況が近づいているような気もしています。

 最近の日経平均やTOPIXは荒れている印象ですが、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの銘柄を比較することにしました。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

・日経平均(年間上昇率19.0%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
三井住友FG
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

ゆうちょ銀行

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
キッコマン
味の素
ニチレイ
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
レゾナック
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
富士フイルム
資生堂
日東電
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

ダイフク

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率17.2%)

【化学】
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
トリケミカル
ADEKA
太陽HD
デクセリ
【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率14.7%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約128.5%
  • 日経平均 129.0% TOPIX 131.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約121.0%
  • 日経平均 128.5%   TOPIX 121.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約92.5%
  • 日経平均 102.5%    TOPIX 102.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約89.0%
  • 日経平均 97.5% TOPIX 95.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年9月末の日本株は、8月末と比較して、ある程度下落しました。ブラジルボベスパはある程度下落していますが、他の主な市場はすべて上昇しています。日本株固有の要因があるのでしょうか。石破政権への評価が定まっていないということでしょうか。変革期の成長痛のようなものと、捉えることもできるかもしれませんが、注視が必要だと思います。マーケットのメッセージをよく考える必要があるかもしれません。一個人から国家レベルまで、世界中のあらゆる人々の「資産を増やしたい」という思いが凝縮されたマーケットは、必ずしも個人の考えとは一致しない、独自の意思を持った存在のような気がすることがあります。マーケットのメッセージを的確に理解することは、とても難しいことだと思いますが、投資を成功に導く重要なポイントのひとつだと思います。

 香港ハンセン中国企業指数が、急騰していますが、経済状況がよくなっているのか、それとも作られた相場なのか、しばらく様子を見る必要があるかもしれません。ただ、中国関連の急騰が話題になる前から、少しずつ上昇基調にはあったと思います。

 WTI原油先物が下落、NYMEX金先物LME銅3ヶ月先物は上昇しています。日本国債米国債の金利は低下しています。

 インフレへの過度な懸念は後退し、景気の見通しも悪くはなく、ただ、特に米国株は高値圏で推移しているので、警戒されている状況でしょうか。

 為替は円高基調でしたが、石破政権は方針転換が早いので、この記事を書いている時点では円安基調です。

 石破政権の、現実に合わせた柔軟な姿勢は、短期的には株価に良い影響があると思いますが、中長期的にどうなるのか、少し心配です。やはり国を繁栄させていく為には、優れた政策と、それを実現するための強力なリーダーシップが必要だと思います。

 

*9月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス16,702,810円と、先月末から更に211万円ほど悪化しました。半導体関連株の調整の影響が大きいと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で343,444円(配当14,902円、利益確定327,542円)増えて、24,508,445円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。

 保有銘柄数は88銘柄です。買付余力は5,298,725円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 ファーストリテイリングについて、8月に、わずかな含み益の状態で売却したのですが、その後、同社株はかなり上昇しました。税引き後で60万円くらいの売却益を得ることが出来たかもしれません。

 後悔はしていませんが、売却するかどうか迷っていたディスコ株を一旦、売却していれば、買付余力が670万円程増え、含み損が180万円程少ない状況になっていましたので、そのような状況であれば、ファーストリテイリングは売却していなかったかもしれません。尚、この記事を書いている時点でのディスコの含み損は約300万円です。

 ちょっとした判断で、投資の流れが変わってくるので、常に細心の注意を払う必要があると思いました。当時の状況を考えれば、妥当な判断だったとも思うのですが、ひとつの教訓にはしたいと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 3,749,000円 評価損益率 -44.34%
  • 東京エレクトロン 2,529,000円 評価損益率  -34.56%
  • レーザーテック 2,360,500円 評価損益率  -46.63%
  • ニトリ 2,179,500円 評価損益率 -8.73%
  • ダイキン工業 2,007,500円 評価損益率 -29.63%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 123,200円 評価損益率 -58.65%
  • エムスリー 143,800円 評価損益率 -69.61%
  • ヤマトHD 163,400円 評価損益率 -50.44%
  • 寿スピリッツ 182,050円 評価損益率 -25.34%
  • ABEJA 190,100円 評価損益率 -79.24%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 住友林業 +13,700円 評価金額 709,500円 評価損益率 +1.96%
  • サンリオ+12,968円 評価金額 413,000円 評価損益率 +3.24%
  • IIJ +11,657円 評価金額 302,000円 評価損益率 +4.01%
  • 富士通 +10,350円 評価金額 293,550円 評価損益率 +3.65%
  • ニチレイ+8,854円 評価金額 446,700円 評価損益率 +2.02%

   

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -2,987,300円 評価金額 3,749,000円  評価損益率 -44.34%
  • レーザーテック -2,062,600円 評価金額 2,360,500円  評価損益率  -46.63%
  • 東京エレクトロン -1,336,000円 評価金額 2,580,500円 評価損益率  -34.56%
  • ダイキン工業 -845,442円 評価金額 2,007,500円 評価損益率 -29.63%
  • ABEJA -725,995円 評価金額 190,100円  評価損益率  -79.24%

 

  • 含み損評価損益率下位5銘柄
  • ABEJA -79.24% 含み損 -725,995円 評価金額 190,100円
  • エムスリー -69.61% 含み損 -329,500円 評価金額 143,800円
  • ウエストHD -58.89% 含み損 -397,250円 評価金額 277,300円
  • ネクセラファーマ -58.65% 含み損 -174,779円 評価金額 123,200円
  • 三井ハイテック -54.74% 含み損 -544,700円 評価金額 450,300円 


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は約1,670万円もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、9月も非常に悪い成績になってしまいました。

 調べれば調べるほど効率の悪い投資を行なっているような気がしますが、できることから少しずづ改善していきたいと思います。

 日経電子版2024年10月18日の下記の記事が目に留まりました。アックマン氏の投資手法はシンプルで明確だと思いました。結果を出している投資家の発言は説得力があると思いました。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

素人投資家の日本株投資【2024年8月の運用状況】 含み損の管理 MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年3ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 8月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄、含み損評価損益率下位5銘柄

*2024年8月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。7月末と8月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,647円(先月末から454円(1.16%)の下落)
  • TOPIX 2,712ポイント(先月末から15ポイント(2.93%)の下落)
  • NYダウ 41,563ドル(先月末から721ドル(1.77%)の上昇)
  • ナスダック17,713ポイント(先月末から114ポイント(0.65%)の上昇)
  • S&P500 5,648ポイント(先月末から126ポイント(2.28%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 136,004ポイント(先月末から8,353ポイント(6.54%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,989ポイント(先月末から645ポイント(3.72%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,331ポイント(先月末から224ポイント(3.67%)の上昇)
  • インドSENSEX 82,365ポイント(先月末から624ポイント(0.76%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,957ポイント(先月末から85ポイント(1.74%)の上昇)
  • WTI原油先物 73.55ドル(先月末から4.3ドル(5.60%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,527ドル(先月末から54ドル(2.18%)の上昇)
  • 米ドル 146.18円(先月末から3.85円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1047ドル(先月末から0.0222ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.03円(先月末から0.5円の円高)
  • 人民元 20.60円(先月末から0.17円の円高)
  • インドルピー 1.7413円(先月末から0.0511円の円高)
  • ユーロ 161.52円(先月末から0.9円の円高)
  • 日本国債10年 0.890%(先月末から0.155%の低下)
  • 米国国債10年 3.907%(先月末から0.124%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,235ドル(先月末から10ドル(0.11%)の上昇)
  • SOX指数 5,158ポイント(先月末から75ポイント(1.43%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,814ポイント(先月末から106ポイント(6.21%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年8月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株85銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,166,001円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       57,576,941円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       67,771,100円(保有株取得額)
  •       53,182,040円(保有株評価額)
  •  +24,166,001円(売却益+配当)
  •        +179,947円(含み益)
  •    -14,769,007円(含み損)
  •   -14,589,060円(含み益-含み損)
  •     +9,576,941円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         4,394,901円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が952,787円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する11,541,966円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約24.05%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する10,921,966円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.48%(税引き後) 

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。

2023年8月末 32,619円 2024年8月末  38,647円 +18.5 %

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,683円

 

TOPIXについて2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。

2023年8月末 2,332pt 2024年8月末  2,712pt +16.3%

毎月末株価のプラスの合計 589pt 毎月末株価のマイナスの合計 209pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年8月末 約+10,870,542円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]

 2024年8月末 約+11,541,966円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]約6.18%の増加

*仮に全株売却した場合のパフォーマンスになります。

 

 2023年8月末 約+13,588,178円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年8月末 約+15,618,441円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約14.9%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標も考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値も用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年8月末   +14,295,778円(売却益+配当)[税引後]

2024年8月末   +24,166,001円(売却益+配当)[税引後] 69.0%の増加

 

1.投資額の平均値45,666,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)

     約1.47% 約+671,424円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

     約4.45% 約+2,030,263円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値45,555,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)   

    21.67%      +9,870,223円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.08% 約+12,337,779円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値53,190,028円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)

約1.26% 約+671,424(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。「3」の指標は税引後なので、「3」の指標と比較する場合は日経平均は14.8%、TOPIXは13.0%と考えることにしました。

 僕のポートフォリオの利回り約1.26%は、日経平均の14.8%TOPIXの13.0%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 2023年8月の含み損は約468万円、2024年8月の含み損は約1,459万円と桁違いに膨れ上がってしまっているのですが、仮に全株売却した場合の利益額で比較すると約67万円のプラスになっています。これは少し意外でした。厳しい状況の中でもある程度のリスク管理はできていると考えることにしました。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしています。

 8月は、大荒れの相場となりましたが、日経平均やTOPIXは年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示しています。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約138.6%
  • 日経平均 137.6% TOPIX 140.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約116.0%
  • 日経平均 118.5%   TOPIX 116.3% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約93.7%
  • 日経平均 98.7%    TOPIX 101.4%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約90.5%
  • 日経平均 100.4% TOPIX 97.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年8月の日本株は、歴史的な大荒れ相場となりましたが、先月前末との比較では、意外にも比較的軽微な下落にとどまっています。また、その他の主な株式市場はすべて上昇しています。日本株固有の要因があるのでしょうか。米市場についてはソフトランディングの見通しが広まっていたところに、ハードランディングになるかもしれないということで荒れた相場になり、日本株も影響を受けたということだと思います。日本株の場合は急激な円高も重なり、影響が増幅されたのだと思います。これについては色々解説されていますが、一言でいえば急激に上昇したものは急激に下落しやすいということかもしれません。これまで日本株はスピード違反と言われるような上昇が何度かありました。ふと思いついたのですが、「急な上昇は要注意、急な下落はチャンスかもしれない」を自分の座右の銘にしようと思います。米市場は3指数とも上昇していますが、ナスダックの上昇幅が少なく、またSOX指数が下落しています。少し、潮目が変わってきた可能性があるのかもしれません。エヌビディア等、半導体関連株の急激な上昇には、健全な調整が必要なのかもしれません。調整がどの程度になるのか、注視が必要だと思います。香港ハンセン中国企業指数は、割と上昇しています。中国経済は減速傾向と言われていますが、永遠に減速するわけではないと思いますので、反発の兆しや関連する日本株の動向については注視が必要だと思います。為替については主要通貨に対して明確に円高になってきています。これは日米の金融政策の違いによるものと言われており、分かりやすい動きだと思います。140円程度で、とどまってほしいところですが、どうなるのでしょうか。僕の4年3ヶ月の株式投資の経験では、市場は「サプライズ」に大きく反応し、「織り込み」で落ち着くものだと思います。ポジティブサプライズは良いのですが、ネガティブサプライズは大荒れになる可能性があると思います。徐々に織り込まれていく場合は130円くらいでもなんとかなるのでしょうか。ドル円相場の動向には注視が必要だと思います。

 下記の記事によりますと、榊原氏は130円はちょうどいい水準と述べています。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません

www.nikkei.com

 米ともに国債の金利が低下しています。これをどのように解釈するのかについては、現状では、株価上昇期待というよりはリスク回避の動きでしょうか。

 WTI原油先物が、かなり下落しています。景気後退への懸念があるということでしょうか。一方でLME銅3ヶ月先物は、小幅な上昇、バルチック海運指数は、かなり上昇しています。現時点では明確なシグナルは確認できないということでしょうか。NYMEX金先物が、じりじりと上昇しているのはリスク回避の動きでしょうか。

 

*8月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス14,589,060円と、先月末から更に180万円ほど悪化してしまいました。半導体関連株の調整の影響が大きいと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で356,154円(配当16,618円、利益確定339,536円)増えて、24,166,001円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。8月は歴史的な大荒れ相場でした。このような状況での利益確定は、ある程度難しいと思いました。歴史的な乱高下でしたので、うまくいけば大きな利益を得られたのかもしれません。

 後悔はしていませんが、売却するかどうか迷っていたディスコ株を一旦、売却していれば、買付余力が670万円程増え、含み損が180万円程少ない状況になっていましたので、もう少し積極的にリスクを取ることが出来たかもしれません。

 保有銘柄数は85銘柄です。買付余力は4,394,901円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきましたので、保有銘柄数を先月末の66銘柄から、かなり増やしてリスク分散を試みました。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 ファーストリテイリングが、わずかな含み益の状態になったので売却しました。この銘柄は円高には強いかもしれませんが、以前の相場で購入したものについて、現在の状況を考えた場合、一旦売却した方がよいかもしれないという判断によるものです。

 僕は、基本的には、臨機応変に運用していますが、GPIFのルールに基づくリバランス、ドルコスト法、長期分散積み立て、のような「自動的」な要素を取り入れることが、運用成績を向上させるために有効かもしれないと考えています。8月のような大荒れ相場でも、慎重に検討しながら、ある程度は売ったり買ったりしたほうが良いのだと思います。

 8月は史上最大の下げ幅を経験しました。最悪の日は約2380万円の利益確定に対して含み損が2330万円にもなってしまい、かろうじで50万円くらいのプラスでした。

 落ち着いた気持ちで株を運用するためには、「評価額」が一時的にでも「投資金額」を下回ることのない、打たれ強いポートフォリオを構築することが、重要だと考えています。配当を含む利益確定分が約2416万円まで積み上がっているのですが、まだまだ油断は出来ないと思います。気が付いてみれば運用額が7216万円程と、かなり大きな金額になっていますので、運用には細心の注意が必要だと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 4,266,000円 評価損益率 -36.67%
  • レーザーテック 2,808,000円 評価損益率  -36.51%
  • 東京エレクトロン 2,580,500円 評価損益率  -33.23%
  • ニトリ 2,172,000円 評価損益率 -9.04%
  • ダイキン工業 1,851,000円 評価損益率 -35.11%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 140,000円 評価損益率 -53.01%
  • エムスリー 140,800円 評価損益率 -7.25%
  • ヤマトHD 169,200円 評価損益率 -48.68%
  • 寿スピリッツ 176,100円 評価損益率 -27.78%
  • ABEJA 210,600円 評価損益率 -77.01%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • タムロン +38,400円 評価金額 929,000円 評価損益率 +4.31%
  • 伊藤忠 +36,600円 評価金額 770,600円 評価損益率 +4.98%
  • フジクラ +34,181円 評価金額 841,400円 評価損益率 +4.23%
  • ローム +18,753円 評価金額 365,000円 評価損益率 +5.41%
  • JR東日本 +14,138円 評価金額 280,150円 評価損益率 +5.31%

   

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -2,470,300円 評価金額 4,266,000円  評価損益率 -36.67%
  • レーザーテック -1,615,100円 評価金額 2,808,000円  評価損益率  -36.51%
  • 東京エレクトロン -1,284,500円 評価金額 2,580,500円 評価損益率  -33.23%
  • ダイキン工業 -1,001,942円 評価金額 1,851,000円 評価損益率 -35.11%
  • ABEJA -705,495円 評価金額 210,600円  評価損益率  -77.01%

 

  • 含み損評価損益率下位5銘柄
  • ABEJA -77.01% 含み損 -705,495円 評価金額 210,600円
  • ウエストHD -59.81% 含み損 -403,450円 評価金額 271,100円
  • ネクセラファーマ -53.01% 含み損 -157,979円 評価金額 140,000円
  • ヤマトHD -48.68% 含み損 -160,546円 評価金額 169,200円
  • 三井ハイテック -47.71% 含み損 -474,750円 評価金額 520,250円 


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は1,460万円弱もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、8月も非常に悪い成績になってしまいました。

 今月から「含み損評価損益率」下位5銘柄も検討することにしました。

 僕は、現在のところ、日本株の主役は、半導体と、幅広く半導体に関連する銘柄だと思っていますが、日米共に半導体関連株は大きく調整しています。

 この記事を書いている9月16日時点では、日米共に株式市場の潮目が変化してきている気がします。当面、厳しい状況が続くかもしれませんが、できる範囲でポートフォリオを変化させるなどして、耐え忍びたいと思います。

 半導体は産業のコメなので、再び力強く成長すると思います。

 ふと、杏里の「Future For You」という曲を思い出しました。2:20頃から「ジャンプするには一度しゃがむの深く深く落ち込んでも」という部分があるのですが、現在の株式市場を歌っているように聴こえて面白いと思いました。

 また、この曲は、聴きようによっては、投資の心得がちりばめられているようにも聴こえるのですが、「不変の真理」は株式投資にも当てはまるということでしょうか。

www.youtube.com

素人投資家の日本株投資【2024年7月の運用状況】増え続ける含み損 MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年2ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 7月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年7月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。6月末と7月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,101円(先月末から482円(1.22%)の下落)
  • TOPIX 2,794ポイント(先月末から15ポイント(0.53%)の下落)
  • NYダウ 40,842ドル(先月末から1,724ドル(4.41%)の上昇)
  • ナスダック17,599ポイント(先月末から133ポイント(0.75%)の下落)
  • S&P500 5,522ポイント(先月末から62ポイント(1.14%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 127,651ポイント(先月末から3,745ポイント(3.02%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,344ポイント(先月末から374ポイント(2.11%)の下落)
  • 中国企業指数 6,107ポイント(先月末から224ポイント(3.54%)の下落)
  • インドSENSEX 81,741ポイント(先月末から2,709ポイント(3.43%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,872ポイント(先月末から22ポイント(0.45%)の下落)
  • WTI原油先物 77.91ドル(先月末から3.63ドル(4.45%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,473ドル(先月末から134ドル(5.73%)の上昇)
  • 米ドル 150.03円(先月末から10.83円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0825ドル(先月末から0.0114ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.53円(先月末から2.21円の円高)
  • 人民元 20.77円(先月末から1.36円の円高)
  • インドルピー 1.7924円(先月末から0.1372円の円高)
  • ユーロ 162.42円(先月末から9.89円の円高)
  • 日本国債10年 1.045%(先月末から0.005%の低下)
  • 米国国債10年 4.031%(先月末から0.367%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,225ドル(先月末から374ドル(3.90%)の下落)
  • SOX指数 5,233ポイント(先月末から239ポイント(4.37%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,708ポイント(先月末から342ポイント(16.68%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年7月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株66銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      71,809,847円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      59,023,205円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •      61,566,222円(保有株取得額)
  •      48,779,580円(保有株評価額)
  •  +23,809,847円(売却益+配当)
  •            +3,100円(含み益)
  •    -12,789,742円(含み損)
  •   -12,786,642円(含み益-含み損)
  •   +11,023,205円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      10,243,625円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する13,580,533円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約28.29%(税引き後) *税引き前では約35.36%
  • 48,000,000円(投資金額)に対する13,084,533円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.54%(税引き後) *税引き前では約8.18%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にしています。

 

日経平均について2023年7月末から2024年7月末までの動きは下記の通りです。

2023年7月末 33,172円 2024年7月末  39,101円 +17.9%

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,782円

 

TOPIXについて2023年7月末から2024年7月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 2,322pt 2024年6月末  2,794pt +20.3%

毎月末株価のプラスの合計 599pt 毎月末株価のマイナスの合計 127pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、概ね良好だったと思いますが、6月下旬から7月末にかけての株価の急上昇と急落については対応が難しかったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年6月末から10月末までは下落基調のボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇相場、そこから4月下旬まで下落相場、そこから6月下旬にかけて上昇基調のボックス相場、そこから急激に上昇し7月11日に終値として史上最高値42,224円をつけ、そこから急落してしまいました。しかしながら7月31日の終値39,101円は6月30日の終値39,583円と比べてみると大幅な下落というほどではないと思います。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年7月末 +10,758,432円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年7月末 +11,023,205円(売却益+配当+含み益-含み損) 2.5%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年7月末   +13,837,397円(売却益+配当)[税引後]

2024年7月末   +23,809,847円(売却益+配当)[税引後] 72.1%の増加

 

1.投資額の平均値45,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年7月末まで)

     0.58%     +264,773円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約6.08% 約+2,757,886円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値45,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年7月末まで)   

    22.00%      +9,972,450円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.50% 約+12,465,563円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値51,339,922円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年月末まで)

約5.37% 約+2,757,886(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の税引前の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約5.37%は、日経平均の17.9%TOPIXの20.3%に全く到達していません。株価指数の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 株価が荒い値動きをしている状況では、一時的に成績が悪くなるのは仕方がないのかもしれませんが、それにしても「1」の指標は、かなり悪い数値になってしまっています。かろうじて意味のある投資の範囲内に収まっているといったところでしょうか。一方で日経平均やTOPIXは年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示しています。「日経平均」や「TOPIX」を尊敬してしまいました。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」を研究して、その特徴を、自分のポートフォリオの組み方や運用方法について生かしていくことが必要かもしれないと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約145.0%
  • 日経平均 143.3% TOPIX 147.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約118.0%
  • 日経平均 117.9%   TOPIX 120.3% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約101.0%
  • 日経平均 107.8%    TOPIX 109.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約93.7%
  • 日経平均 101.8% TOPIX 101.9% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年7月の日本株は、急落した印象ですが、その前に急騰していますので先月末との比較では若干、下落といったところでしょうか。米国株は、NYダウはかなり上昇、S&P500も多少上昇していますが、ナスダックが若干、下落しています。ナスダックの主力銘柄への高値警戒感が要因のひとつでしょうか。SOX指数も、かなり下落しています。グロース株からバリュー株への移行の兆候かもしれませんが、おそらく「一時的」なものと思われます。「一時的」の期間については、米景気次第だと思います。米景気がソフトランディングなのかハードランディングなのかについては注視が必要だと思います。香港ハンセン中国企業指数は、割と下落しました。米中摩擦への懸念が要因のひとつでしょうか。新興国株については、ブラジルボベスパインドSENSEXはかなり上昇しました。日本株について、ブラジルやインドと直接連動性の高い銘柄は、あまりないのかもしれませんが、間接的に連動性のある銘柄について調べておくとよいかもしれないと思いました。リスク分散に有効な手段のひとつになるかもしれないと思いました。ユーロストックス50は、若干、下落しましたが、米株との連動性は比較的低いと思います。

 米ともに国債の金利が低下しています。特に米国債の金利はかなり低下しています。これをどのように解釈するのかについては、現状では、株価上昇期待というよりはリスク回避の動きでしょうか。

 ドル円レートは急速に円高が進行しました。日本株市場の不安定な動きの要因のひとつだと思います。他の主要通貨に対しても円高の動きになっているようです。LME銅3ヶ月先物WTI原油先物バルチック海運指数が、かなり下落しています。景気減速について注視が必要でしょうか。NYMEX金先物が上昇しているのは分かりやすい動きだと思います。

 

*7月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス12,786,642円と、先月末から更に460万円ほど悪化してしまいました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で734,057円(配当0円、利益確定734,058円)増えて、23,809,847円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。7月の前半はコツコツと利益を確定していたのですが、18日頃からの半導体株の不調等で、7月後半は、ほとんど利益を確定できていません。

 保有銘柄数は66銘柄です。買付余力は10,243,625円です。

 この記事を書いている8月18日時点では、いわゆる「植田ショック」の酷い荒れ相場を経験しました。これについては8月の運用状況で詳しく振り返りたいと思いますが、約2380万円の利益確定に対して含み損が2330万円にもなってしまい、50万円くらいしかプラスになっていない状況が最悪の状態でした。8月16日にはプラス990万円くらいまで回復しています。ブラックマンデー超えの歴史的な急落でもかろうじてプラスを維持することが出来たのは良かったと思いますが、予想を超える下げ幅でした。株式投資は、落ち着いた気持ちで株式市場に居続けることが、とても大切なことだと思いますので、一時的にでもマイナスにならないように、日頃からコツコツと利益を積み上げていきたいと思います。7月末時点では、含み損が約2380万円を超えれば一時的なマイナスになりますが、仮に全株売却した時にマイナスにならない含み損の金額は約2970万円です。これだけ金額が積み上がっていれば安泰だと思っていたのですが、まだまだ油断はできないようです。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 4,946,000円 評価損益率 -26.57%
  • Fリテイリング 4,165,000円 評価損益率  -8.45%
  • 東京エレクトロン 3,102,000円 評価損益率  -19.74%
  • レーザーテック 2,683,000円 評価損益率 -39.34%
  • ダイキン工業 2,190,500円 評価損益率 -23.21%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • エムスリー 140,550円 評価損益率 -70.30%
  • ネクセラファーマ 168,000円 評価損益率 -43.62%
  • ヤマトHD 182,700円 評価損益率 -44.59%
  • 寿スピリッツ 192,800円 評価損益率 -20.93%
  • ウエストHD 229,700円 評価損益率 -65.94%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 信越化学 +3,100円 評価金額 674,800円 評価損益率 +0.46%

   *今月の含み益は1銘柄のみです。

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -1,790,300円 評価金額 4,946,000円  評価損益率 -26.57%
  • レーザーテック -1,740,100円 評価金額 2,683,000円  評価損益率  -39.34%
  • 東京エレクトロン -763,000円 評価金額 3,102,000円 評価損益率  -19.74%
  • ABEJA -678,095円 評価金額 238,000円 評価損益率 -74.02%
  • ダイキン工業 -662,442円 評価金額 2,190,500円  評価損益率  -23.21%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は1,280万円弱もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、7月は非常に悪い成績になってしまいました。

 ディスコについては買ったり売ったりしていました。一旦、売却と思ったのですが、割と良好な値動きだと思ったので、保有することにしました。そして7月18日からの半導体株の急落となりました。ディスコを一旦売却していれば約1,700万円の買付余力と、売却益-含み損が約1,280万円のプラスだったので、8月に、ある程度思い切った投資が出来たのかもしれませんが、後悔はしていません。欲を言えば、株価の急落はいつ襲ってくるか分からないので、特に高値が警戒される状況では買付余力を多めにしておくとよかったのかもしれません。しかしながら、資金の有効活用との兼ね合いが難しいところです。約1000万円の買付余力は確保できていたので、ある程度うまく対応できたと考えることにしました。

 僕は、現在のところ、日本株の主役は、半導体と半導体に関連する銘柄だと思っているので、ディスコも外せない銘柄の一つだと考えています。

 僕の日本株ポートフォリオは、半導体と、幅広く半導体に関連する銘柄をメインに考えています。これらを補完するために幅広い分野の銘柄にリスクを分散しているつもりなのですが、今回はリスク分散できていたのでしょうか。8月の歴史的な大暴落でも、かろうじでプラスを維持できていたので、ある程度リスク分散出来ていたのかもしれませんが、要検討だと思います。

 ひとつ言えることは、リスクを軽減するためにはリスクをとる必要があると思います。

素人投資家の日本株投資【2024年6月の運用状況】想像力と大胆さ

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年1ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 6月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年6月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。5月末と6月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,583円(先月末から1,096円(2.85%)の上昇)
  • TOPIX 2,809ポイント(先月末から37ポイント(1.33%)の上昇)
  • NYダウ 39,118ドル(先月末から432ドル(1.12%)の上昇)
  • ナスダック17,732ポイント(先月末から997ポイント(5.96%)の上昇)
  • S&P500 5,460ポイント(先月末から183ポイント(3.47%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 123,906ポイント(先月末から1,808ポイント(1.48%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,718ポイント(先月末から361ポイント(2.00%)の下落)
  • 中国企業指数 6,331ポイント(先月末から61ポイント(0.95%)の下落)
  • インドSENSEX 79,032ポイント(先月末から5,071ポイント(6.86%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,894ポイント(先月末から89ポイント(1.79%)の下落)
  • WTI原油先物 81.54ドル(先月末から4.55ドル(5.91%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,339ドル(先月末から6ドル(0.26%)の下落)
  • 米ドル 160.86円(先月末から3.62円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0711ドル(先月末から0.0137ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 28.74円(先月末から1.22円の円高)
  • 人民元 22.13円(先月末から0.31円の円安)
  • インドルピー 1.9296円(先月末から0.0453円の円安)
  • ユーロ 172.31円(先月末から1.74円の円安)
  • 日本国債10年 1.050%(先月末から0.015%の低下)
  • 米国国債10年 4.398%(先月末から0.102%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,599ドル(先月末から441ドル(4.39%)の下落)
  • SOX指数 5,472ポイント(先月末から349ポイント(6.81%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,050ポイント(先月末から235ポイント(12.95%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年6月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株67銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      71,075,789円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      62,886,519円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) *200万円追加
  •      59,959,190円(保有株取得額)
  •      51,769,920円(保有株評価額)
  •  +23,075,789円(売却益+配当)
  •         +170,001円(含み益)
  •      -8,359,271円(含み損)
  •     -8,189,270円(含み益-含み損)
  •  +14,886,519円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      11,116,599円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する16,524,373円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約34.43%(税引き後) *税引き前では約43.03%
  • 48,000,000円(投資金額)に対する16,028,373円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.18%(税引き後) *税引き前では約10.22%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にしています。

 

日経平均について2023年6月末から2024年6月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 33,189円 2024年6月末  39,583円 +19.3%

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 

TOPIXについて2023年6月末から2024年6月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 2,288pt 2024年6月末  2,809pt +22.8%

毎月末株価のプラスの合計 633pt 毎月末株価のマイナスの合計 112pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、かなり良好だったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年6月末から10月末までは下落基調のボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇相場、そこから4月下旬まで下落相場、そこから6月下旬にかけて上昇基調のボックス相場といったところでしょうか。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年6月末   +10,635,970円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年6月末 +14,886,519円(売却益+配当+含み益-含み損) 40.0%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年6月末   +13,256,945円(売却益+配当)[税引後]

2024年6月末   +23,075,789円(売却益+配当)[税引後] 74.1%の増加

 

1.投資額の平均値44,846,154円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)

     9.48%     +4,250,549円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約16.15% 約+7,241,257円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値44,846,154円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)   

    21.89%      +9,818,844円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.37% 約+12,273,555円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値49,058,654円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)

約14.76% 約+7,241,257(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の税引前の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約14.76%は、日経平均の19.3%TOPIXの22.8%に到達していません。株価指数の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 よく言われていることではありますが、株価指数をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約151.0%
  • 日経平均 137.5% TOPIX 144.6% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約127.3%
  • 日経平均 119.3%   TOPIX 122.8% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約121.0%
  • 日経平均 118.3%    TOPIX 118.6%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約97.5%
  • 日経平均 98.1% TOPIX 101.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年6月は日本株は、ある程度上昇しました。米国株は、ナスダックやS&P500が、かなり上昇しました。グロース株優位ということでしょうか。日本株米国株はある程度連動した動きになっていると思います。香港ハンセン中国企業指数は、少し下落しましたが、長い目で見ると回復基調かもしれません。新興国株については、ブラジルボベスパはある程度上昇、インドSENSEXはかなり上昇しました。インドは中国に代わる投資先として注目されてきているのでしょうか。ユーロストックス50は、少し下落しました。要因の一つとして、フランスの政治不安が生じている背景についての理解が必要かもしれません。

 米ともに国債の金利が低下しています。株式市場にとっては追い風でしょうか。

 米ドルに対して円安の流れは、7月11日夜に急変しました。日銀による為替介入があったと言われています。7月17日時点では多少円高基調になっているようです。円高基調の流れには注視が必要だと思いますが、企業の想定為替レートは、かなり円高に設定している企業が多いので、徐々に円高が進む場合は、過度な懸念は必要ないと思います。LME銅3ヶ月先物が、かなり下落しました。一方でWTI原油先物が、かなり上昇しました。世界経済のソフトランディングについては、先が見通しにくい状況でしょうか。どちらかと言えば明るい兆しが見え始めているかもしれない状況でしょうか。NYMEX金先物は少し下落しました。現在の状況を考えれば、注意すべき事柄の少ない値動きでしょうか。バルチック海運指数が、かなり上昇していますが、この指数は変動の幅が大きいようです。海運株にプラスかもしれないといった程度でしょうか。

 

*6月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス8,189,270円と、先月末から更に88万円ほど悪化しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で778,518円(配当177,031円、利益確定601,487円)増えて、23,075,789円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。6月は日経平均が2.85%の上昇、TOPIXが1.33%の上昇ですが、その割には、あまり利益を確定することが出来なかったかもしれません。「1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較」を考察するようになってから、株価指数(日経平均、TOPIX)と比較した、僕のポートフォリオの運用実績が明らかになってきました。今年に入ってからの利益確定(税引き前)は、1月約94万円、2月約216万円、3月約215万円、4月約80万円、5月約133万円、6月約97万円です。毎月、ある程度の金額を利益確定できるようになり、含み損が増えても耐えられるポートフォリオになってきたと思っていました。しかしながら、運用額が約7100万円(投資額4800万円、再投資額約2300万円)にまで増えていますので、そのことを考えた場合、もう少しパフォーマンスを向上させる必要があると思いました。ただ、焦りは禁物なので、地道な積み重ねを心がけたいと思います。

 保有銘柄数は67銘柄です。買付余力は11,116,599円です。

 この記事を書いている7月17日時点では半導体株の下落がひどいことになっています。「バイデン政権が東京エレクトロンやオランダのASMLホールディングなどの企業が先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、最も厳しい貿易制限措置をとることを検討していると同盟国に伝えたと報じた。」というブルームバーグの記事ですが、言われてみれば注意が必要だった事柄だと思います。確か東京エレクトロンの業績は中国関連が好調だったと思います。

日経電子版の下記の記事は有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 もしかすると、これは少しまずいかもしれません。しばらく耐え忍ぶ期間が続くかもしれませんが、こんな時は、コツコツと積み上げてきた約2300万円の利益確定分が心強いです。

 どちらにしても東京エレクトロンは保有し続けていたと思います。しかしながら、結果は同じでも、「注意していたことが現実になった」のと、「言われてみればそうだった」ではその差は大きいと思います。このような事柄の積み重ねが、長い目で見た運用成績に差が出てくるのだと思います。

 株式投資は、例えばオノヨーコの著作「グレープフルーツ・ジュース」のような本を読んで、想像力をぐにゃぐにゃにしておくことも必要かもしれません。想像力をぐにゃぐにゃにしておくと色々なことに気が付くと思います。

 話は少しそれますが、オリジナルの「グレープフルーツ」は入手困難と思われます。名曲「イマジン」を生み出すきっかけになった本です。「グレープフルーツ・ジュース」は再編集の文庫本といったところでしょうか。この本については色々な解釈ができると思いますが、成田悠輔氏もおすすめしている本です。

 また、株式投資は、時には大胆さも必要だと思います。この前、ソフトバンクグループの株主総会に行ってきましたが、孫正義氏の「20兆円儲かった、誤差ですよ。どうでもいいじゃないですか。」などといった発言が印象に残っています。下記の動画の58分40秒あたりからです。「そんなの誤差ですよ。」を座右の銘にしてもいいかなと思っています。 

www.youtube.com

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 6,104,000円 評価損益率 -6.10%
  • Fリテイリング 4,056,000円 評価損益率  -10.84%
  • レーザーテック 3,609,000円 評価損益率  -18.40%
  • 東京エレクトロン 3,490,000円 評価損益率 -9.70%
  • ダイキン工業 2,237,000円 評価損益率 -21.58%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • エムスリー 153,350円 評価損益率 -67.59%
  • ネクセラファーマ 160,300円 評価損益率 -46.20%
  • ヤマトHD 176,850円 評価損益率 -46.36%
  • 寿スピリッツ 186,750円 評価損益率 -23.42%
  • 住友化学 206,820円 評価損益率 -27.86%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 三菱UFJ +36,980円 評価金額 864,500円 評価損益率 +4.46%
  • ソフトバンクG +23,400円 評価金額 1,039,000円 評価損益率 +2.30%
  • 村田製作所 +21,821円 評価金額 322,200円 評価損益率 +7.03%
  • 日立 +18,600円 評価金額 1,080,300円 評価損益率 +1.75%
  • 川崎重工 +16,100円 評価金額 611,000円 評価損益率 +2.70%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • レーザーテック -814,100円 評価金額 3,609,000円  評価損益率 -18.40%
  • ニトリ -689,116円 評価金額 1,699,000円  評価損益率  -28.85%
  • ダイキン工業 -615,942円 評価金額 2,237,000円 評価損益率  -21.58%
  • ABEJA -613,595円 評価金額 302,500円 評価損益率 -66.97%
  • Fリテイリング -493,600円 評価金額 4,056,000円  評価損益率  -10.84%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。今月は820万円弱の含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思います。



 

【素人投資家の日本株投資】ソフトバンクグループの株主総会に行ってきました。【経営理念】について

 6月21日(金)は、ソフトバンクグループの、第44回 定時株主総会へ行ってきました。

 僕は、同社株を100株保有しています。現在27,000円ほど含み損の状態ですが、同社株は上がったり下がったりしているので多少は利益を確定できている状況です。将来性のある会社だと思うので、長期的に保有しておきたい銘柄のひとつです。

 会場は「東京ガーデンシアター」です。午前9時受付開始で、午前10時開催です。

 会場までは電車で行ったのですが、途中「ゆりかもめ」に乗りました。「ゆりかもめ」は、通常は無人自動運転ですので、運転士はいません。基本的には、運転席に相当する部分は乗客のスペースです。たまたま最前列辺りのスペースが空いていたので、そこに立ちました。とても眺めがよかったです。休日等は、小さな子供たちが目を輝かせて景色を眺めたりしていることが多いスペースだと思います。通勤時間帯の適度に混んでいる車内で、最前列の眺めを心置きなく楽しめたことは、少しだけ貴重な体験だったかもしれません。

「ゆりかもめ」最前列の眺め

 会場には、受付開始の10分ほど前、午前8時50分頃に到着しました。既に、かなりの行列が出来ていました。こんな株主総会は初めてです。それだけ孫正義氏に注目している人が多いということでしょうか。

会場の「東京ガーデンシアター」あいにくの雨でした。

受付前から、こんなに行列のできている株主総会は初めてです。

 午前9時に受付が開始されました。僕は一番前の列の、まあまあ良い席を確保することができました。

 午前10時から、総会が始まりました。議長の孫正義氏が、いろいろと語り始めました。ソフトバンクグループの総会は日経電子版でも記事になっていました。尚、有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 時事通信社のYouTubeで、総会のロングバージョンの動画がありました。

www.youtube.com

 これまで僕が見てきた株主総会とは、少し雰囲気の異なる株主総会でした。

 あまり細かい話はなく、孫氏が自らの夢を語っているような総会でした。

 ちなみに、この日の同社株は3.14%の下落です。孫氏がASIについて熱く語る中で、株価の変動や、自社株買いは、規模の小さな話だと発言したあたりから株価が下落し始めたとの情報がありました。確かにASIの壮大な構想に比べれば、小さなことなのかもしれません。

 日本有数の資産家である孫氏が、どのような考え方を持った人物なのかということが、直接、話を聴いてみて少しだけ分かったような気がしました。

 先見の明があり、スケールの大きな考え方を持った方だと思いました。普通の人とは、ちょっと違う感じがしましたが、素晴らしい結果が伴っているところが凄いと思いました。

 壇上の孫氏を見ていると、そこには究極の投資家の姿があると思いました。

 総会の主な内容は、ASIを実現することによって人類を進化させることがソフトバンクグループの使命であることについての説明でした。ASIとは、天才の10,000倍くらい賢いAIのことだそうです。正直、何を言っているのだろうと思ったりもしたのですが、孫氏の説明を聴いていると実現しそうな気がしてきました。

 また、取締役の席にはArm社CEOのレネ・ハース氏がいました。レネ・ハース氏も少し発言していました。

 豪華な株主総会だと思いました。

 

 たいへん内容の濃い約2時間でしたが、同社の経営理念の「情報革命で人々を幸せに」については、なぜか、あまり心に響かなかったです。孫氏の説明を聴いているうちに、理解できた気がしました。でも、やっぱり、あまり心に響かないです。

 天才の10,000倍くらい賢い知恵があれば、優れた薬で癌などの病気をなくすことが出来るかもしれない、自動運転の発達により交通事故をなくすことが出来るかもしれない、人類より遥かに賢い知恵があれば戦争も回避できるかもしれない、など「情報革命」の進化によって「人々の悲しみをなくすこと」が次々に実現していくのかもしれません。

 「人々の悲しみをなくすこと」は「人々の幸せ」に貢献することになると思います。株主総会招集の冊子によると、人々にとっての幸せとは何か。それは「感動すること」と同義だそうです。

 孫氏の説明を聴いていると「情報革命」は、「病気や災害などの人々の苦しみ」「日常生活の不便さ」「仕事の非効率」等、「問題の解決」に最も馴染むものだと思いました。しかしながら、「人々の苦しみ」「日常生活の不便さ」「仕事の非効率」等の「問題の解決」「感動すること」はしっくり繋がらない気がしました。

 「情報革命」が、直接「人々を幸せにすること」、すなわち「感動すること」の例については、総会では孫氏から特に説明はありませんでしたが、エンターテインメントや芸術の分野への応用などが考えられるのかもしれません。

 また、せっかく、天才の10,000倍も賢いASIが実現するのであれば、人類だけではなく、生き物、自然、そして地球全体が、生き生きとした存在であり続けるために活用すればよいのではと思いました。

 ASIが人類の脅威にはならないもの、そしてASIを最大限に活用する経営理念としては「情報革命で地球の未来に貢献します。」とかのほうがしっくりくるような気がしました。

 

group.softbank

 

 僕は企業の経営理念について、詳しくはありませんが、たまたま見た「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。」 と、資生堂の第124回 定時株主総会に行った時の雰囲気が印象に残っています。資生堂の企業使命は「美の力でよりよい世界を。」です。

 

about.google

 

corp.shiseido.com

 

 心に、すっと入ってくるものと、入ってこないもの、これを説明するのは、難しい場合もありますが、「心の声」も投資の判断基準のひとつとして考慮したいと考えています。そして「心の声」に磨きをかけていきたいと思います。

素人投資家の日本株投資【2024年5月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 5月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年5月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。4月末と5月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,487円(先月末から82円(0.21%)の上昇)
  • TOPIX 2,772ポイント(先月末から29ポイント(1.06%)の上昇)
  • NYダウ 38,686ドル(先月末から871ドル(2.30%)の上昇)
  • ナスダック16,735ポイント(先月末から1,078ポイント(6.89%)の上昇)
  • S&P500 5,277ポイント(先月末から242ポイント(4.81%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 122,098ポイント(先月末から3,826ポイント(3.04%)の下落)
  • 香港ハンセン 18,079ポイント(先月末から316ポイント(1.78%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,392ポイント(先月末から119ポイント(1.90%)の上昇)
  • インドSENSEX 73,961ポイント(先月末から521ポイント(0.70%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,983ポイント(先月末から62ポイント(1.26%)の上昇)
  • WTI原油先物 76.99ドル(先月末から4.94ドル(6.03%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,345ドル(先月末から43ドル(1.87%)の上昇)
  • 米ドル 157.24円(先月末から0.55円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0848ドル(先月末から0.0182ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 29.96円(先月末から0.39円の円高)
  • 人民元 21.82円(先月末から0.04円の円安)
  • インドルピー 1.8843円(先月末から0.0057円の円高)
  • ユーロ 170.57円(先月末から2.34円の円安)
  • 日本国債10年 1.065%(先月末から0.195%の上昇)
  • 米国国債10年 4.500%(先月末から0.183%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 10,040ドル(先月末から49ドル(0.49%)の上昇)
  • SOX指数 5,123ポイント(先月末から450ポイント(9.63%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,815ポイント(先月末から130ポイント(7.72%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年5月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株64銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      68,297,271円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      60,989,663円(評価額)
  •      46,000,000円(投資金額) 
  •      56,580,088円(保有株取得額)
  •      49,272,480円(保有株評価額)
  •  +22,297,271円(売却益+配当)
  •         +200,861円(含み益)
  •      -7,508,469円(含み損)
  •     -7,307,608円(含み益-含み損)
  •  +14,989,663円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      11,717,183円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 34,282,817円(投資額-買付余力)に対する22,297,271円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り16.26%(税引き後) *税引き前では約20.32%
  • 34,282,817円(投資額-買付余力)に対する14,369,663円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り約10.48% *税引き前では約14.54%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 46,000,000円(投資金額)に対する16,451,185円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約35.76%(税引き後) *税引き前では約44.70%
  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,955,185円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.67%(税引き後) *税引き前では約10.84%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

 

日経平均について2023年5月末から2024年5月末までの動きは下記の通りです。

2023年5月末 30,887円 2024年5月末  38,487円 124.6%

毎月末株価のプラスの合計 11,917円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 

TOPIXについて2023年5月末から2024年5月末までの動きは下記の通りです。

2023年5月末 2,130pt 2024年5月末  2,772pt 130.1%

毎月末株価のプラスの合計 754pt 毎月末株価のマイナスの合計 112pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、かなり良好だったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年5月末から6月中旬までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇基調、そこから4月下旬にかけて割と急な下落、そして現在までボックス相場といったところでしょうか。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年5月末   +7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年5月末 +14,989,663円(売却益+配当+含み益-含み損) 190.7%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年5月末   +11,347,061円(売却益+配当)[税引後]

2024年5月末   +22,297,271円(売却益+配当)[税引後] 196.5%の増加

 

1.投資額の平均値44,583,333円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

15.99%          +7,129,399円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約22.66% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]    

24.56%         +10,950,210円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約30.70%    約+13,687,762円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

2.投資額-買付余力の平均値31,121,086円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

22.91%          +7,129,399円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額

約32.46% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]  

35.19%         +10,950,210円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約43.98%    約+13,687,762円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値48,150,276円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

約20.98% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕の場合は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。日経平均やTOPIXとの比較には「3」の指標を用いることにしました。保有株取得額については毎月末の取得額の平均値を用いています。

 僕のポートフォリオの利回り約20.98%は、日経平均の24.6%TOPIXの30.1%に到達していません。株価指標の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 よく言われていることではありますが、株価指標をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。何も考えずに株価指標のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、株価指標をアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。現状については、含み益がほとんどなく、含み損が多い割には健闘していると考えることにしました。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約153.4%
  • 日経平均 133.4% TOPIX 144.2% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約136.6%
  • 日経平均 124.6%   TOPIX 130.1% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約122.0%
  • 日経平均 114.9%    TOPIX 116.8%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約101.6%
  • 日経平均 98.3% TOPIX 103.6% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年5月は日本株はわずかな上昇です。米国株は、ナスダックやS&P500が、かなり上昇しました。米国債の金利の低下も影響しているのでしょうか。香港ハンセン中国企業指数は、少し上昇しています。新興国株については、ブラジルボベスパインドSENSEXは少し下落しました。ユーロストックス50は少し上昇しています。日本株の上昇は他の市場に比べて、やや物足りないといったところでしょうか。少し気になるところです。日経平均とナスダックの連動性が少し低くなってきているように思われます。

 日本国債金利が上昇、米国債の金利は低下しています。円安基調が少し落ち着いてきているようですが、これは分かりやすい動きだと思います。LME銅3ヶ月先物が少し上昇、WTI原油先物がかなり下落しました。これは株式市場にとって好ましい動きでしょうか。NYMEX金先物は少し上昇しています。バルチック海運指数が、上昇していますが、ここのところ海運株との連動性はあまり高くないと思います。また、この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*5月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス7,307,608円と、先月末から更に60万円ほど悪化しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,063,893円(配当125,180円、利益確定938,713円)増えて、22,297,271円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。5月は気持ちを切り替えることにしました。したたり落ちる雫をコップで集めるような感じで利益を確定することにしました。後半はいわゆる「エヌビディア祭り」で利益を確定しやすい時もありました。振り返ってみれば、ある程度の金額を利益確定することが出来たと思います。

 保有銘柄数は64銘柄です。買付余力は11,717,183円です。日経平均は、4月に大きく下落してしまいましたが、5月は比較的安定していたと思います。買付余力を少し減らしました。半導体関連株の含み損が大きくなってきていますが、そのうち持ち直すと思います。ディスコは6月になってから一時64万円ほどの含み損になりましたが、プラスに浮上してきました。レーザーテックもスコーピオンの問題などがあり6月に入ってから一時97万円ほどの含み損になりましたが、少し改善してきました。レーザーテックについては去年の9月に株主総会に行った時の印象としては、経営陣の方々は技術者集団という感じで、信頼できる印象でした。僕はレーザーテックを信用しています。スコーピオンキャピタルがどのような会社なのかは分かりませんが、会社名が胡散臭い気がします。和訳すると「サソリ・キャピタル」ということでしょうか。「うかうかしているとサソリの毒にやられますよ。」といった意味が込められた会社名なのでしょうか。「スコーピオンキャピタル」という社名について、英語圏の投資に興味を持つ人がどのような印象を持つのかは分かりませんが、例えば日本人の感覚として「サソリ投資顧問株式会社」とか「毒ヘビ証券株式会社」といった感じだったとすれば、近寄りがたい雰囲気だと思います。

 スコーピオン・キャピタルについて、日経電子版の下記の記事によると、所在地や運用額などは明らかにしていないそうです。最高投資責任者はキル・カロン氏だそうです。(情報源はスコーピオン・キャピタルのホームページ)

www.nikkei.com

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 6,149,000円 評価損益率 -3.38%
  • レーザーテック 4,049,000円 評価損益率  -8.45%
  • Fリテイリング 4,021,000円 評価損益率  -11.61%
  • 東京エレクトロン 3,363,000円 評価損益率 -12.98%
  • ダイキン工業 2,294,500円 評価損益率 -19.57%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 145,200円 評価損益率 -51.27%
  • エムスリー 152,400円 評価損益率 -67.80%
  • 寿スピリッツ 173,650円 評価損益率 -28.79%
  • ヤマトHD 180,200円 評価損益率 -45.35%
  • 住友化学 193,380円 評価損益率 -32.54%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 日立 +45,500円 評価金額 1,614,500円 評価損益率 +2.89%
  • 三菱UFJ +24,900円 評価金額 497,400円 評価損益率 +5.26%
  • ルネサス +24,000円 評価金額 587,200円 評価損益率 +4.26%
  • 出光興産 +19,600円 評価金額 429,200円 評価損益率 +4.78%
  • コンコルディア +16,250円 評価金額 472,250円 評価損益率 +3.56%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ニトリ -651,116円 評価金額 1,737,000円  評価損益率 -27.26%
  • ABEJA -608,595円 評価金額 307,500円  評価損益率  -66.43%
  • ダイキン工業 -558,442円 評価金額 2,294,500円 評価損益率 -19.54%
  • Fリテイリング -528,600円 評価金額 4,021,000円  評価損益率  -11.61%
  • 東京エレクトロン -502,000円 評価金額 3,363,00円  評価損益率  -12.98%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は730万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思います。 

 

素人投資家の日本株投資【2024年4月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年11ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕のポートフォリオの利益の増減、そして日経平均との比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 4月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • 僕の投資スタイルについて

*2024年4月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。3月末と4月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,405円(先月末から1,964円(4.87%)の下落)
  • TOPIX 2,743ポイント(先月末から25ポイント(0.90%)の下落)
  • NYダウ 37,815ドル(先月末から1,992ドル(5.00%)の下落)
  • ナスダック15,657ポイント(先月末から722ポイント(4.41%)の下落)
  • S&P500 5,035ポイント(先月末から219ポイント(4.17%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 125,924ポイント(先月末から2,182ポイント(1.70%)の下落)
  • 香港ハンセン 17,763ポイント(先月末から1,222ポイント(7.39%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,273ポイント(先月末から463ポイント(7.97%)の上昇)
  • インドSENSEX 74,482ポイント(先月末から831ポイント(1.13%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,921ポイント(先月末から162ポイント(3.19%)の下落)
  • WTI原油先物 81.93ドル(先月末から1.24ドル(1.49%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,302ドル(先月末から64ドル(2.86%)の上昇)
  • 米ドル 157.79円(先月末から6.44円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0666ドル(先月末から0.0125ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 30.35円(先月末から0.19円の円安)
  • 人民元 21.78円(先月末から0.83円の円安)
  • インドルピー 1.8900円(先月末から0.0741円の円安)
  • ユーロ 168.23円(先月末から5.01円の円安)
  • 日本国債10年 0.870%(先月末から0.145%の上昇)
  • 米国国債10年 4.683%(先月末から0.482%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,991ドル(先月末から1,124ドル(12.68%)の上昇)
  • SOX指数 4,673ポイント(先月末から232ポイント(4.73%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,685ポイント(先月末から136ポイント(7.47%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年4月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株66銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      67,233,378円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      60,526,934円(評価額)
  •      46,000,000円(投資金額) *100万円追加
  •      53,699,544円(保有株取得額)
  •      46,993,100円(保有株評価額)
  •  +21,233,378円(売却益+配当)
  •         +260,348円(含み益)
  •      -6,966,792円(含み損)
  •    -6,706,444円(含み益-含み損)
  •  +14,526,934円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      13,533,834円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 32,466,166円(投資額-買付余力)に対する21,233,378円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り16.70%(税引き後) *税引き前では約20.87%
  • 32,466,166円(投資額-買付余力)に対する13,906,934円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り10.94%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,868,222円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約34.50%(税引き後) *税引き前では約43.12%
  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,372,222円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.53%(税引き後) *税引き前では約10.66%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、日経平均と比較してどのようになっているのか、毎月チェックすることにしました。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均については、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

日経平均について2023年4月末から2024年4月末までの動きは下記の通りです。

2023年4月末 28,856円 2024年4月末  38,405円 133.1%の上昇

毎月末株価のプラスの合計 13,866円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 過去1年間の日本株の投資環境は、たいへん良好だったと思います。チャートを見ると、2023年4月末から6月頃までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから2024年3月末まで右肩上がり、そこから割と急な右肩下がりといったところでしょうか。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年4月末   +5,274,796円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年4月末 +14,526,934円(売却益+配当+含み益-含み損) 275.4%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年4月末   +9,890,101円(売却益+配当)

2024年4月末 +21,233,378円(売却益+配当) 214.7%の増加

 

投資額の平均値44,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年4月末から2024年4月末まで)

22.31%          +9,890,101円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約27.71% 約+12,286,757(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]    

25.59%         +11,343,277円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約31.98%    約+14,179,096円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

投資額-買付余力の平均値31,009,681円に対する、利益の年利回り(2023年4月末から2024年4月末まで)

31.89%          +9,890,101円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額

約39.62% 約+12,286,757(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]  

36.58%         +11,343,277円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約45.72%    約+14,179,096円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

 株式投資で得られた利益について、4つの指標を総合的に判断してみましたが、現在のところ、日経平均を概ねアウトパフォーム出来ていると思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。よく考えてみれば、日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、来月からは、株価指標の正確な数値と比較して、僕のポートフォリオの数値を判断したいと思います。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約139.5%
  • 日経平均 約136.0% TOPIX 約146.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約132.0%
  • 日経平均 約131.0%   TOPIX 約130.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約120.0%
  • 日経平均 約119.2%    TOPIX 約116.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約105.0%
  • 日経平均 約105.0% TOPIX 約105.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年4月の後半は日本株米国株、共に荒れた相場だったと思います。日経平均が大幅に下落しました。意外だったのはTOPIXの下落は比較的軽微だったようです。日本株はグロース株のダメージが大きかったものの、底堅い銘柄も多くあったということだと思います。SOX指数が大きく下落し、日経平均も大きく下落しているのは分かりやすい動きだと思います。香港ハンセン中国企業指数は、ここのところ割と調子いいようです。中国経済については、あまり芳しくないようですが、株価の上昇が一時的なものなのか、持続するものなのかについては注視が必要だと思います。新興国株については、ブラジルボベスパの下落は比較的軽微、インドSENSEXは調子いいようです。日本株のポートフォリオについても、ブラジル関連、インド関連、中国関連といった銘柄に分散投資するとよいのかもしれません。

 日本国債米国債の金利が、上昇しています。金利が上昇して株価が下落基調という分かりやすい動きだと思います。為替は、米ドルユーロに対してかなり円安になっています。5月になって円高方向にはなっていますが、為替がどんなメッセージを発しているのかについて、よく考える必要があると思います。LME銅3ヶ月先物が上昇しています。世界経済の回復ととらえることが出来るのかもしれませんが、インフレの進行という側面もあるのかもしれません。WTI原油先物が下落していますが、現在の状況を考えると好ましい動きなのかもしれません。NYMEX金先物が上昇しています。不安定な投資環境を反映したものでしょうか。バルチック海運指数が、下落していますが、海運株への影響はさほど大きくないように思われます。この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*4月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス6,706,444円と、先月末から大きく悪化しました。330万円程含み損が増えました。僕の日本株ポートフォリオは日経平均が下落すると含み損も大きくなるようです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で638,404円(配当0円、利益確定638,404円)増えて、21,233,378円(税引き後)になりました。4月前半はある程度利益を確定することが出来ましたが、後半は大荒れの相場であまり利益を確定することが出来ませんでした。

 保有銘柄数は66銘柄です。先月より7銘柄増やしました。投資環境が変化してきているかもしれないので、売ったり買ったりを繰り返しながら保有銘柄を増やしています。この中から、すくすく育って安定的に利益を得られる銘柄が見つかればいいな、と思っています。買付余力は13,533,834円です。投資額を100万円追加しました。日本株は急上昇していますので、高値を警戒していましたが、4月は大きく下落することとなってしまいました。含み損は大きく増えてしまいましたが、ある程度的確に対処できたと思います。ディスコを一旦売却したのは良かったと思います。欲を言えばレーザーテックも売却していれば買付余力1780万円弱、含み損600万円弱という状況でした。ただ、レーザーテックについては、5月に入って急激に戻していますので、売却しなくてよかったのかもしれません。ディスコの株価も力強い動きをしているので、また買ってみました。

 不安定な投資環境では株価指数の下値メドが気になる所です。テクニカルな面からは100日移動平均線や200日移動平均線を考慮する方法があるようです。日経平均については36,500円付近を下回ってしまった場合は34,500円付近、日本株と関連性の高い米国株について、S&P500については4,900ポイント付近を下回ってしまった場合は4,600ポイント付近、を下値メドとして、覚悟しておこうと思います。

 日本株と関連性の高い米国株について、過去のデータを振り返ってみると、金利の引き下げ局面では、ある程度のショックは覚悟しておいたほうがよいのかもしれません。

 今回は違うことを祈るばかりですが、「今回は違う」の落とし穴にも注意が必要だと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ファーストリテイリング 4,155,000円 評価損益率 -8.67%
  • 東京エレクトロン 3,512,000円 評価損益率  -9.13%
  • レーザーテック 3,460,000円 評価損益率  -18.70%
  • ダイキン工業 2,174,500円 評価損益率 -23.78%
  • ニトリHD 2,124,500円 評価損益率 -11.03%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 146,800円 評価損益率 -50.73%
  • 寿スピリッツ 163,050円 評価損益率 -33.13%
  • エムスリー 169,150円 評価損益率 -64.26%
  • 住友化学 202,380円 評価損益率 -29.41%
  • ヤマトHD 208,700円 評価損益率 -36.70%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • コンコルディアFG +53,570円 評価金額 936,870円 評価損益率 +6.06%
  • 三菱商事 +40,400円 評価金額 724,000円 評価損益率 +5.90%
  • 日本電気 +24,300円 評価金額 1,150,000円 評価損益率 +2.15%
  • 三菱重工 +22,650円 評価金額 425,250円 評価損益率 +5.62%
  • さくらインターネット +21,871円 評価金額 591,000円 評価損益率 +3.84%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • レーザーテック -796,000円 評価金額 3,460,000円  評価損益率 -18.70%
  • ダイキン工業 -678,442円 評価金額 2,174,500円  評価損益率  -23.78%
  • ABEJA  -606,095円 評価金額 310,000円 評価損益率 -66.16%
  • ニデック -455,542円 評価金額 737,300円  評価損益率  -38.18%
  • ウエストHD -408,750円 評価金額 265,800円  評価損益率  -60.59%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は670万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオの年換算利回りの推移だと思います。 

 

*僕の投資スタイルについて

 投資のスタイルは人それぞれで100人いれば100通りでしょうか。また投資を続けていくうち、考え方も変化するかもしれません。

 僕は、現在のところ、株式投資は畑仕事のようなものだと考えています。いきなり大きな収穫を得ることはできず、地道な積み重ねが必要だと思います。まずは畑を耕し、苗を植え、苗がすくすく育つように雑草を引き抜き、水をやり、肥料をやり、そんな地道な作業を忍耐強く継続して、やっと収穫が得られるような気がしています。天候が穏やかであればよいのですが、台風に見舞われたりした場合は、せっかく育てた作物が台無しになってしまうかもしれません。そんな時は、また一から始める忍耐強さも必要だと思います。やっと得られた収穫については無駄遣いせずに再投資して畑を広くしたり、嵐に見舞われた時の避難小屋を頑丈にしたり、作物の種類を増やしたりして、過酷な環境にも耐えられる畑を作り上げたいと思います。