MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

素人投資家の、含み損の多い日本株投資【2024年10月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年5ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 2024年10月末の指数、為替、金利
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 運用状況と年換算利回り
  • 2024年10月の含み損の状況
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 2024年10月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄

 

*2024年10月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。9月末と10月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,081円(先月末から1,162円(3.06%)の上昇)
  • TOPIX 2,695ポイント(先月末から50ポイント(1.89%)の上昇)
  • NYダウ 41,763ドル(先月末から567ドル(1.34%)の下落)
  • ナスダック18,095ポイント(先月末から94ポイント(0.52%)の下落)
  • S&P500 5,705ポイント(先月末から57ポイント(0.99%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 129,713ポイント(先月末から2,103ポイント(1.60%)の下落)
  • 香港ハンセン 20,317ポイント(先月末から816ポイント(3.86%)の下落)
  • 中国企業指数 7,264ポイント(先月末から245ポイント(3.26%)の下落)
  • インドSENSEX 79,389ポイント(先月末から4,910ポイント(5.82%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,827ポイント(先月末から173ポイント(3.46%)の下落)
  • WTI原油先物 69.26ドル(先月末から1.09ドル(1.60%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,749ドル(先月末から90ドル(3.88%)の上昇)
  • 米ドル 151.99円(先月末から8.34円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0881ドル(先月末から0.0253ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 26.26円(先月末から0.09円の円高)
  • 人民元 21.34円(先月末から0.88円の円安)
  • インドルピー 1.8077円(先月末から0.0939円の円安)
  • ユーロ 165.42円(先月末から5.86円の円安)
  • 日本国債10年 0.935%(先月末から0.080%の上昇)
  • 米国国債10年 4.284%(先月末から0.503%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,506ドル(先月末から323ドル(3.29%)の下落)
  • SOX指数 4,964ポイント(先月末から209ポイント(4.04%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,388ポイント(先月末から696ポイント(33.40%)の下落)

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年10月末の日本株は、9月末と比較して、ある程度上昇しました。他の主な市場は下落しています。世界的に株価は調整局面であったものの、日本株は自民党総裁選を終えて上昇基調だったということでしょうか。

 幅広い通貨に対して円安基調なのも日本株上昇の要因のひとつだったのでしょうか。

 WTI原油先物が少し上昇していますが、LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数は下落しています。日本国債米国債の金利は上昇しています。インフレへの過度な懸念は後退している状況でしょうか。NYMEX金先物の上昇は地政学リスクや、リスクオフを意識した動きでしょうか。

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年10月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株88銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,796,960円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       56,372,409円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       69,266,601円(保有株取得額)
  •       52,842,050円(保有株評価額)
  •  +24,796,960円(売却益+配当)
  •          +63,541円(含み益)
  •    -16,488,092円(含み損)
  •   -16,424,551円(含み益-含み損)
  •     +8,372,409円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         3,530,359円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が約1,175,571円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する10,481,749円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約21.84%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,661,749円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.56%(税引き後) 

 

*2024年10月の含み損の状況

  • 含み損下位5銘柄(損益率 -40.21% 取得額合計 18,793,437円)
  • ディスコ -2,289,300円 評価額 4,447,000円  評価損益率 -33.98%
  • レーザーテック -2,075,600円 評価額 2,347,500円  評価損益率  -46.92%
  • 東京エレクトロン -1,525,000円 評価額 2,340,000円 評価損益率  -39.45%
  • ダイキン工業 -987,942円 評価額 1,865,000円 評価損益率 -34.62%
  • ABEJA -679,095円 評価額 237,000円  評価損益率  -74.12%

 

  • 評価損益率下位5銘柄(損益率 -65.41% 取得額合計 3,356,924円)
  • ABEJA -74.12% 含み損 -679,095円 評価額 237,000円
  • エムスリー -66.50% 含み損 -314,750円 評価額 158,550円
  • ウエストHD -66.18% 含み損 -446,450円 評価額 228,100円
  • ネクセラファーマ -58.75% 含み損 -175,079円 評価額 122,900円
  • 三井ハイテック -58.34% 含み損 -580,500円 評価額 414,500円 

 

  • 72,796,960円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)に対する損益率-22.56%
  •  69,266,601円(保有株取得額)に対する損益率-23.71%

 

  仮に全株売却した場合の利益について1年前との比較

  • 2023年10月末 約8,939,709円 還付しきれない税金額 約59,640円
  • 2024年10月末 約10,481,749円 還付しきれない税金額 約1,175,571円
  • 約1,542,040円(約17.25%)の増加

 

  • 2023年10月末の含み損   7,984,640円
  • 2024年10月末の含み損 16,424,551円

 1年前の含み損が約798万円今月末の含み損が約1642万円です。約844万円も悪化しています。更に、個々の株の含み損額や評価損益率を見ると、どうしようもない状況のようにも思えるのですが、全体の損益率で見ると、-23%前後で思ったほどひどい運用状況ではないと思いました。仮に全株売却した場合の年換算利回り約4.56%(税引き後)、仮に全株売却した場合の1年間の利益の増加額、約154万円、増加率約17.25%を総合的に見た場合、現在のところ含み損は、ある程度適切にコントロールできていると考えることにしています。運用成績はあまりよくないかもしれませんが、「投資をやっている意味がある範囲」には収まっていると思います。尚、年換算利回りについては税引き前の指標としては約6.58%と考えることもできます。また2020年11月頃の投資額は2000万円くらい、2021年12月は3700万円で運用していたので、平均投資額で計算すると、もう少し利回りが高くなると思います。

 「木を見て森を見ず」という諺がありますが、株式投資の場合は、木も森もしっかり見ることが必要だと思います。「木」と「森」の重要度については4対6くらいの割合で「森」のほうの重要度が高いような気がしています。

 ネットで含み損の対処法について、検索してみると「木」に着目したものが多く「森」に着目したものは少ない気がします。アドバイスとしては・損切のルールを決めましょう。・損切した資金で新たに投資しましょう。塩漬けよりましです。・含み損に耐えられるようにメンタルを鍛えましょう。・・・。といったものが多いです。

 無意識のうちに「含み損の悪化=損失の拡大」と思ってしまいがちですが、まずは全体の利益が、例えば1年前と比較してどのようになっているのか等、「森」の部分を把握することから始めるとよいのでは、と思いました。含み損が増えても、多少なりとも利益が増えている場合もあると思います。

 少し古い記事になりますが、日経電子版の下記の記事が印象に残っています。尚、有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

 ジム・ロジャーズ氏の「私の言うことを信じるな、新聞も信じるな、自分が調べたことだけを信じろ」は名言だと思います。補足すれば、いろいろな情報を鵜呑みにするのではなく、自分なりに考えた上で信じるか信じないかを決めるということだと思います。また、投資は100人いれば100通りだと思うので、運用方法については自分なりにアレンジすることが大切、ということだと思います。

www.nikkei.com

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年10月末から2024年10月末までの動きは下記の通りです。

2023年10月末 30,858円 2024年10月末  39,081円 +26.6 %

毎月末株価のプラスの合計 11,873円 毎月末株価のマイナスの合計 3,650円

 

TOPIXについて2023年10月末から2024年10月末までの動きは下記の通りです。

2023年10月末 2,253pt 2024年10月末  2,695pt +19.6%

毎月末株価のプラスの合計 639pt 毎月末株価のマイナスの合計 197pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年10月末 約+11,249,186円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年10月末 約+14,571,649円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約29.54%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標で考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値を用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年10月末   +15,387,061円(売却益+配当)[税引後]

2024年10月末   +24,796,960円(売却益+配当)[税引後] 61.15%の増加

 

1.投資額の平均値46,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで) 

     約7.17% 約+3,322,463円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 *還付しきれない税金については考慮していません。

 

2.投資額の平均値46,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで)   

    20.31%      +9,409,899円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.39% 約+11,762,374円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値57,083,381円に対する、利益の年利回り(2023年10月末から2024年10月末まで)

約5.82% 約+3,322,463円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]

*還付しきれない税金については考慮していません。

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約5.82%は、日経平均の26.6%TOPIXの19.1%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標で、やっと日経平均に近い利回りです。含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしています。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしていますが、そのような状況が近づいているような気もしています。

 日経平均やTOPIXは、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思います。

 よく言われているですが、個別株投資で株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの銘柄を比較することにしました。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

・日経平均(年間上昇率26.6%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

ゆうちょ銀行

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
味の素
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

ウェザーニューズ

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
資生堂
日東電

伊勢化学

東京応化工業

積水化学
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

ダイフク

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率32.8%)

【化学】
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
トリケミカル
ADEKA
太陽HD
デクセリ
【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率19.1%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるのですが、グラフの数値とはズレがあるので、グラフを見ながら約何%という従来の表示に戻しました。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約135.0%
  • 日経平均 約142.0% TOPIX 約141.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約113.0%
  • 日経平均 約118.0%   TOPIX 約113.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約88.0%
  • 日経平均 約98.0%    TOPIX 約96.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約100.5%
  • 日経平均 約105.5% TOPIX 約103.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*2024年10月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス16,424,551円と、先月末から28万円弱改善しました。やっと下げ止まってきたという感じでしょうか。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で288,515円(配当2,232円、利益確定286,283円)増えて、24,796,960円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。最近は利益確定が、かなり厳しいです。含み損を増やさず、そして少しでも利益確定分を増やすような、耐え忍ぶような運用を心がけています。

 保有銘柄数は88銘柄です。買付余力は3,530,359円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 

  • 評価金額上位5銘柄(損益率 -33.26%)
  • ディスコ 4,447,000円 評価損益率 -33.98% 取得額 6,736,300円
  • レーザーテック 2,347,500円 評価損益率  -46.92% 取得額 4,423,100円
  • 東京エレクトロン 2,340,000円 評価損益率  -39.45% 取得額 3,865,000円
  • 伊勢化学 1,995,000円 評価損益率 -7.15% 取得額 2,148,767円
  • ニトリHD 1,925,000円 評価損益率 -19.39% 取得額 2,388,116円

 

  • 評価金額下位5銘柄(損益率 -44.85%)
  • ネクセラファーマ 122,900円 評価損益率 -58.75% 取得額 297,979円
  • エムスリー 158,550円 評価損益率 -66.50% 取得額 473,300円
  • ヤマトHD 162,050円 評価損益率 -50.85% 取得額 329,746円
  • 寿スピリッツ 207,000円 評価損益率 -15.11% 取得額 243,865円
  • 積水化学 217,000円 評価損益率 -4.89% 取得額 228,179円

 

  • 含み益上位5銘柄(損益率 +2.22% 評価額合計 2,694,450円 )
  • アドバンテスト +28,200円 評価額 914,800円 評価損益率 +3.18%
  • JR東日本+10,900円 評価額 307,000円 評価損益率 +3.68%
  • フジクラ +10,400円 評価額 573,200円 評価損益率 +1.84%
  • テルモ +6,150円 評価額 294,450円 評価損益率 +2.13%
  • ウェザーニューズ+2,865円 評価額 605,000円 評価損益率 +0.47%

 

素人投資家の日本株投資【2024年9月の運用状況】MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年4ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 9月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄、含み損評価損益率下位5銘柄

*2024年9月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。8月末と9月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 37,919円(先月末から728円(1.88%)の下落)
  • TOPIX 2,645ポイント(先月末から67ポイント(2.47%)の下落)
  • NYダウ 42,330ドル(先月末から767ドル(1.85%)の上昇)
  • ナスダック18,189ポイント(先月末から476ポイント(2.69%)の上昇)
  • S&P500 5,762ポイント(先月末から114ポイント(2.02%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 131,816ポイント(先月末から4,188ポイント(3.08%)の下落)
  • 香港ハンセン 21,133ポイント(先月末から3,144ポイント(17.48%)の上昇)
  • 中国企業指数 7,509ポイント(先月末から1,178ポイント(18.61%)の上昇)
  • インドSENSEX 84,299ポイント(先月末から1,934ポイント(2.35%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,000ポイント(先月末から43ポイント(0.87%)の上昇)
  • WTI原油先物 68.17ドル(先月末から5.38ドル(7.31%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,659ドル(先月末から132ドル(5.22%)の上昇)
  • 米ドル 143.65円(先月末から2.53円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1134ドル(先月末から0.0087ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.35円(先月末から0.32円の円安)
  • 人民元 20.46円(先月末から0.14円の円高)
  • インドルピー 1.7138円(先月末から0.0275円の円高)
  • ユーロ 159.56円(先月末から1.56円の円高)
  • 日本国債10年 0.855%(先月末から0.035%の低下)
  • 米国国債10年 3.781%(先月末から0.126%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,829ドル(先月末から594ドル(6.43%)の上昇)
  • SOX指数 5,173ポイント(先月末から15ポイント(0.29%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,084ポイント(先月末から270ポイント(14.88%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年9月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株85銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,508,445円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       55,805,635円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       67,209,720円(保有株取得額)
  •       50,506,910円(保有株評価額)
  •  +24,508,445円(売却益+配当)
  •          +69,606円(含み益)
  •    -16,772,416円(含み損)
  •   -16,702,810円(含み益-含み損)
  •     +7,805,635円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         5,298,725円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が1,297,029円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,849,168円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約20.52%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する9,229,168円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.44%(税引き後) 

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年9月末から2024年9月末までの動きは下記の通りです。

2023年9月末 31,857円 2024年9月末  37,919円 +19.0 %

毎月末株価のプラスの合計 10,873円 毎月末株価のマイナスの合計 4,811円

 

TOPIXについて2023年9月末から2024年9月末までの動きは下記の通りです。

2023年9月末 2,323pt 2024年9月末  2,645pt +13.9%

毎月末株価のプラスの合計 611pt 毎月末株価のマイナスの合計 289pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年9月末 約+9,936,873円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]

 2024年9月末 約+9,849,168円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]約0.88%の減少

*仮に全株売却した場合のパフォーマンスになります。

 

 2023年9月末 約+12,421,091円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年9月末 約+13,932,746円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約12.17%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標も考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値も用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年9月末   +15,152,047円(売却益+配当)[税引後]

2024年9月末   +24,508,445円(売却益+配当)[税引後] 61.75%の増加

 

1.投資額の平均値46,000,000円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)

     約-0.19% 約-87,705円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

     約3.29% 約+1,511,655円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値46,000,000円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)   

    20.34%      +9,356,398円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約25.42% 約+11,695,498円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値55,072,100円に対する、利益の年利回り(2023年9月末から2024年9月末まで)

約-0.16% 約-87,705円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。「3」の指標は税引後なので、「3」の指標と比較する場合は日経平均は15.2%、TOPIXは11.1%と考えることにしました。

 僕のポートフォリオの利回り約-0.16%は、日経平均の15.2%TOPIXの11.1%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。尚、この指標については、日経平均やTOPIXを10%ほど上回る数値を目標にしたいと思います。

 2023年9月の含み損は約652万円、2024年9月の含み損は約1,670万円と桁違いに膨れ上がってしまっているのですが、仮に全株売却した場合の利益額で比較すると9万円弱のマイナス程度に収まっています。ボラティリティの高い状況ではやむを得ないと考えることもできるかもしれません。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしていますが、そのような状況が近づいているような気もしています。

 最近の日経平均やTOPIXは荒れている印象ですが、年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示していると思います。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと、日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数との銘柄の比較

 日経平均、日経半導体株指数、日経平均高配当株50指数、と僕の日本株ポートフォリオの銘柄を比較することにしました。日経平均をアウトパフォームするための手掛かりのひとつにしたいと考えています。

日経平均については、で示した銘柄が僕も所有している銘柄、で示している銘柄は僕が所有していて、日経平均採用銘柄ではない銘柄です。日経半導体株指数日経平均高配当株50指数については僕も所有している銘柄についてで示しました。

・日経平均(年間上昇率19.0%)

【医薬品】
協和キリン 
武田薬品
アステラス 
住友ファーマ
塩野義
中外薬 
エーザイ
第一三共 
大塚HD

サワイグループ

ネクセラファーマ

【電気機器】
ミネベア
日立
三菱電 
富士電機
安川電
ソシオネクス
ニデック
オムロン 
GSユアサ
NEC
富士通
ルネサス
エプソン
パナソニックHD
シャープ
ソニーG
TDK
アルプスアル 
横河電
アドテスト
キーエンス
デンソー
レーザーテック
カシオ
ファナック
京セラ 
太陽誘電 
村田製 
スクリン 
キヤノン
リコー
東京エレクトロン

イビデン

ローム

浜松ホトニクス

三井ハイテック

【自動車】
日産自
いすゞ
トヨタ
日野自
三菱自
マツダ 
ホンダ
スズキ
SUBARU
ヤマハ発

【精密機器】
テルモ
コニカミノルタ
ディスコ
ニコン
オリンパス
HOYA
シチズン

タムロン

【通信】
NTT
KDDI
ソフトバンク
NTTデータ
ソフトバンクグループ

【銀行】
しずおかFG
コンコルディア
あおぞら銀 
三菱UFJ
りそなHD
三井住友トラ
三井住友FG
千葉銀
ふくおかFG
みずほFG

ゆうちょ銀行

【その他金融】

クレセゾン
オリックス 
日本取引所

【証券】
大和証券
野村ホールディングス

【保険】
SOMPO
MS&AD
第一生命HD
東京海上
T&D

かんぽ生命
【水産】
ニッスイ

【食品】
日清粉G
明治HD
日ハム
サッポロHD
アサヒグループホールディングス
キリンHD
キッコマン
味の素
ニチレイ
JT

寿スピリッツ

【小売業】
Jフロント
ZOZO
三越伊勢丹
セブン&アイ
良品計画
高島屋
丸井G
イオン
ニトリHD
ファストリ

ワークマン

【サービス】
エムスリー
ディーエヌエー
ネクソン
野村総研
電通グループ
メルカリ
OLC
ラインヤフー
トレントレンドマイクロ
サイバー
楽天グループ
リクルート
日本郵政
任天堂
東宝
セコム
コナミG

インターネットイニシアティブ

さくらインターネット

ABEJA

ビジョナル

【鉱業】
INPEX

【繊維】
帝人
東レ

【パルプ・紙】
王子HD

【化学】
クラレ
旭化成
レゾナック
住友化
日産化
東ソー
トクヤマ
デンカ
信越化
三井化学
三菱ケミG
UBE
花王
富士フイルム
資生堂
日東電
【石油】
出光興産
ENEOS

【ゴム】
横浜ゴム
ブリヂストン

【窯業】
AGC
日電硝
太平洋セメント
東海カーボン
TOTO
日本碍子

【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE

【非鉄・金属】
SUMCO
三井金
三菱マ
住友鉱
DOWA
古河電
住友電
フジクラ

大阪チタニウム

【商社】
双日
伊藤忠
丸紅
豊田通商
三井物
住友商
三菱商

岩谷産業

サンリオ

【建設】
コムシスHD
大成建
大林組
清水建
長谷工
鹿島建設
大和ハウス工業
積水ハウス
日揮HD

ウエストHD

住友林業

ライト工業

【機械】
日製鋼
オークマ
アマダ
SMC
コマツ
住友重
日立建機
クボタ
荏原
ダイキン
日精工
NTN
ジェイテクト
カナデビア
三菱重
IHI

ダイフク

【造船】
川崎重工業

【その他製造】
バンナムHD
TOPPAN
大日本印刷
ヤマハ

【不動産】
東急不HD
三井不動産
三菱地所
東京建物
住友不動産

【鉄道・バス】
東武鉄道
東急
小田急電鉄
京王電鉄
京成電鉄
JR東日本
JR西日本
JR東海

【陸運】
ヤマトHD
NIPPON EXPRESS

【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船

【空運】
JAL
ANAHD

【倉庫】
三菱倉庫

【電力】
東電HD
中部電
関西電

【ガス】
東ガス
大ガス

 

・日経半導体株指数(年間上昇率17.2%)

【化学】
トクヤマ
信越化
東応化
住友ベ
日化薬
トリケミカル
ADEKA
太陽HD
デクセリ
【非鉄・金属】
SUMCO
【機械】
TOWA
ローツェ
【電気機器】
ソシオネクス
サンケン
ルネサス
アルバック
ソニーG
アドテスト
フェローテク
レーザーテック
ローム
スクリン
東京エレクトロン
【精密機器】
ディスコ
東京精密
HOYA
【商社】
東京エレクトロンデバイス
マクニカHD
加賀電子

 

・日経平均高配当株50指数(年間上昇率14.7%)

【鉱業】
INPEX
【建設】
大林組
長谷工
積水ハウス
【食品】
JT
【化学】
東ソー
デンカ
三井化学
三菱ケミG
UBE
【医薬品】
武田薬品工業
アステラス製薬
【石油】
出光興産
【ゴム】
ブリヂストン
【窯業】
AGC
日電硝
【鉄鋼】
日本製鉄
神戸鋼
JFE
【非鉄・金属】
三井金属鉱業
【機械】
アマダ
日立建機
日本精工
【電気機器】
セイコーエプソン
アルプスアルパイン
カシオ
キヤノン
【自動車】
日産自
いすゞ
ホンダ
【精密機器】
シチズン
【商社】
双日
住友商
三菱商
【小売業】
丸井G
【銀行】
三菱UFJ
三井住友トラ
三井住友FG
みずほFG
【証券】
大和証券
【保険】
SOMPO
MS&AD
東京海上
【陸運】
NIPPON EXPRESS
【海運】
日本郵船
商船三井
川崎汽船
【通信】
ソフトバンク
【サービス】
日本郵政

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約128.5%
  • 日経平均 129.0% TOPIX 131.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約121.0%
  • 日経平均 128.5%   TOPIX 121.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約92.5%
  • 日経平均 102.5%    TOPIX 102.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約89.0%
  • 日経平均 97.5% TOPIX 95.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年9月末の日本株は、8月末と比較して、ある程度下落しました。ブラジルボベスパはある程度下落していますが、他の主な市場はすべて上昇しています。日本株固有の要因があるのでしょうか。石破政権への評価が定まっていないということでしょうか。変革期の成長痛のようなものと、捉えることもできるかもしれませんが、注視が必要だと思います。マーケットのメッセージをよく考える必要があるかもしれません。一個人から国家レベルまで、世界中のあらゆる人々の「資産を増やしたい」という思いが凝縮されたマーケットは、必ずしも個人の考えとは一致しない、独自の意思を持った存在のような気がすることがあります。マーケットのメッセージを的確に理解することは、とても難しいことだと思いますが、投資を成功に導く重要なポイントのひとつだと思います。

 香港ハンセン中国企業指数が、急騰していますが、経済状況がよくなっているのか、それとも作られた相場なのか、しばらく様子を見る必要があるかもしれません。ただ、中国関連の急騰が話題になる前から、少しずつ上昇基調にはあったと思います。

 WTI原油先物が下落、NYMEX金先物LME銅3ヶ月先物は上昇しています。日本国債米国債の金利は低下しています。

 インフレへの過度な懸念は後退し、景気の見通しも悪くはなく、ただ、特に米国株は高値圏で推移しているので、警戒されている状況でしょうか。

 為替は円高基調でしたが、石破政権は方針転換が早いので、この記事を書いている時点では円安基調です。

 石破政権の、現実に合わせた柔軟な姿勢は、短期的には株価に良い影響があると思いますが、中長期的にどうなるのか、少し心配です。やはり国を繁栄させていく為には、優れた政策と、それを実現するための強力なリーダーシップが必要だと思います。

 

*9月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス16,702,810円と、先月末から更に211万円ほど悪化しました。半導体関連株の調整の影響が大きいと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で343,444円(配当14,902円、利益確定327,542円)増えて、24,508,445円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。

 保有銘柄数は88銘柄です。買付余力は5,298,725円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきたので、リスク分散のため、保有銘柄数を増やしています。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 ファーストリテイリングについて、8月に、わずかな含み益の状態で売却したのですが、その後、同社株はかなり上昇しました。税引き後で60万円くらいの売却益を得ることが出来たかもしれません。

 後悔はしていませんが、売却するかどうか迷っていたディスコ株を一旦、売却していれば、買付余力が670万円程増え、含み損が180万円程少ない状況になっていましたので、そのような状況であれば、ファーストリテイリングは売却していなかったかもしれません。尚、この記事を書いている時点でのディスコの含み損は約300万円です。

 ちょっとした判断で、投資の流れが変わってくるので、常に細心の注意を払う必要があると思いました。当時の状況を考えれば、妥当な判断だったとも思うのですが、ひとつの教訓にはしたいと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 3,749,000円 評価損益率 -44.34%
  • 東京エレクトロン 2,529,000円 評価損益率  -34.56%
  • レーザーテック 2,360,500円 評価損益率  -46.63%
  • ニトリ 2,179,500円 評価損益率 -8.73%
  • ダイキン工業 2,007,500円 評価損益率 -29.63%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 123,200円 評価損益率 -58.65%
  • エムスリー 143,800円 評価損益率 -69.61%
  • ヤマトHD 163,400円 評価損益率 -50.44%
  • 寿スピリッツ 182,050円 評価損益率 -25.34%
  • ABEJA 190,100円 評価損益率 -79.24%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 住友林業 +13,700円 評価金額 709,500円 評価損益率 +1.96%
  • サンリオ+12,968円 評価金額 413,000円 評価損益率 +3.24%
  • IIJ +11,657円 評価金額 302,000円 評価損益率 +4.01%
  • 富士通 +10,350円 評価金額 293,550円 評価損益率 +3.65%
  • ニチレイ+8,854円 評価金額 446,700円 評価損益率 +2.02%

   

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -2,987,300円 評価金額 3,749,000円  評価損益率 -44.34%
  • レーザーテック -2,062,600円 評価金額 2,360,500円  評価損益率  -46.63%
  • 東京エレクトロン -1,336,000円 評価金額 2,580,500円 評価損益率  -34.56%
  • ダイキン工業 -845,442円 評価金額 2,007,500円 評価損益率 -29.63%
  • ABEJA -725,995円 評価金額 190,100円  評価損益率  -79.24%

 

  • 含み損評価損益率下位5銘柄
  • ABEJA -79.24% 含み損 -725,995円 評価金額 190,100円
  • エムスリー -69.61% 含み損 -329,500円 評価金額 143,800円
  • ウエストHD -58.89% 含み損 -397,250円 評価金額 277,300円
  • ネクセラファーマ -58.65% 含み損 -174,779円 評価金額 123,200円
  • 三井ハイテック -54.74% 含み損 -544,700円 評価金額 450,300円 


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は約1,670万円もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、9月も非常に悪い成績になってしまいました。

 調べれば調べるほど効率の悪い投資を行なっているような気がしますが、できることから少しずづ改善していきたいと思います。

 日経電子版2024年10月18日の下記の記事が目に留まりました。アックマン氏の投資手法はシンプルで明確だと思いました。結果を出している投資家の発言は説得力があると思いました。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

素人投資家の日本株投資【2024年8月の運用状況】 含み損の管理 MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年3ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 8月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄、含み損評価損益率下位5銘柄

*2024年8月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。7月末と8月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,647円(先月末から454円(1.16%)の下落)
  • TOPIX 2,712ポイント(先月末から15ポイント(2.93%)の下落)
  • NYダウ 41,563ドル(先月末から721ドル(1.77%)の上昇)
  • ナスダック17,713ポイント(先月末から114ポイント(0.65%)の上昇)
  • S&P500 5,648ポイント(先月末から126ポイント(2.28%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 136,004ポイント(先月末から8,353ポイント(6.54%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,989ポイント(先月末から645ポイント(3.72%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,331ポイント(先月末から224ポイント(3.67%)の上昇)
  • インドSENSEX 82,365ポイント(先月末から624ポイント(0.76%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,957ポイント(先月末から85ポイント(1.74%)の上昇)
  • WTI原油先物 73.55ドル(先月末から4.3ドル(5.60%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,527ドル(先月末から54ドル(2.18%)の上昇)
  • 米ドル 146.18円(先月末から3.85円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1047ドル(先月末から0.0222ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.03円(先月末から0.5円の円高)
  • 人民元 20.60円(先月末から0.17円の円高)
  • インドルピー 1.7413円(先月末から0.0511円の円高)
  • ユーロ 161.52円(先月末から0.9円の円高)
  • 日本国債10年 0.890%(先月末から0.155%の低下)
  • 米国国債10年 3.907%(先月末から0.124%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,235ドル(先月末から10ドル(0.11%)の上昇)
  • SOX指数 5,158ポイント(先月末から75ポイント(1.43%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,814ポイント(先月末から106ポイント(6.21%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年8月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株85銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      72,166,001円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       57,576,941円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •       67,771,100円(保有株取得額)
  •       53,182,040円(保有株評価額)
  •  +24,166,001円(売却益+配当)
  •        +179,947円(含み益)
  •    -14,769,007円(含み損)
  •   -14,589,060円(含み益-含み損)
  •     +9,576,941円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •         4,394,901円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が952,787円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する11,541,966円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約24.05%(税引き後)

株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する10,921,966円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.48%(税引き後) 

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。

 

日経平均について2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。

2023年8月末 32,619円 2024年8月末  38,647円 +18.5 %

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,683円

 

TOPIXについて2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。

2023年8月末 2,332pt 2024年8月末  2,712pt +16.3%

毎月末株価のプラスの合計 589pt 毎月末株価のマイナスの合計 209pt

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年8月末 約+10,870,542円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]

 2024年8月末 約+11,541,966円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]約6.18%の増加

*仮に全株売却した場合のパフォーマンスになります。

 

 2023年8月末 約+13,588,178円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]

 2024年8月末 約+15,618,441円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約14.9%の増加

*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標も考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値も用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。

 

2023年8月末   +14,295,778円(売却益+配当)[税引後]

2024年8月末   +24,166,001円(売却益+配当)[税引後] 69.0%の増加

 

1.投資額の平均値45,666,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)

     約1.47% 約+671,424円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

     約4.45% 約+2,030,263円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値45,555,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)   

    21.67%      +9,870,223円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.08% 約+12,337,779円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値53,190,028円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)

約1.26% 約+671,424(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。「3」の指標は税引後なので、「3」の指標と比較する場合は日経平均は14.8%、TOPIXは13.0%と考えることにしました。

 僕のポートフォリオの利回り約1.26%は、日経平均の14.8%TOPIXの13.0%に全く到達していません。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 2023年8月の含み損は約468万円、2024年8月の含み損は約1,459万円と桁違いに膨れ上がってしまっているのですが、仮に全株売却した場合の利益額で比較すると約67万円のプラスになっています。これは少し意外でした。厳しい状況の中でもある程度のリスク管理はできていると考えることにしました。

 一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。

 ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。

 買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしています。

 8月は、大荒れの相場となりましたが、日経平均やTOPIXは年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示しています。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約138.6%
  • 日経平均 137.6% TOPIX 140.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約116.0%
  • 日経平均 118.5%   TOPIX 116.3% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約93.7%
  • 日経平均 98.7%    TOPIX 101.4%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約90.5%
  • 日経平均 100.4% TOPIX 97.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年8月の日本株は、歴史的な大荒れ相場となりましたが、先月前末との比較では、意外にも比較的軽微な下落にとどまっています。また、その他の主な株式市場はすべて上昇しています。日本株固有の要因があるのでしょうか。米市場についてはソフトランディングの見通しが広まっていたところに、ハードランディングになるかもしれないということで荒れた相場になり、日本株も影響を受けたということだと思います。日本株の場合は急激な円高も重なり、影響が増幅されたのだと思います。これについては色々解説されていますが、一言でいえば急激に上昇したものは急激に下落しやすいということかもしれません。これまで日本株はスピード違反と言われるような上昇が何度かありました。ふと思いついたのですが、「急な上昇は要注意、急な下落はチャンスかもしれない」を自分の座右の銘にしようと思います。米市場は3指数とも上昇していますが、ナスダックの上昇幅が少なく、またSOX指数が下落しています。少し、潮目が変わってきた可能性があるのかもしれません。エヌビディア等、半導体関連株の急激な上昇には、健全な調整が必要なのかもしれません。調整がどの程度になるのか、注視が必要だと思います。香港ハンセン中国企業指数は、割と上昇しています。中国経済は減速傾向と言われていますが、永遠に減速するわけではないと思いますので、反発の兆しや関連する日本株の動向については注視が必要だと思います。為替については主要通貨に対して明確に円高になってきています。これは日米の金融政策の違いによるものと言われており、分かりやすい動きだと思います。140円程度で、とどまってほしいところですが、どうなるのでしょうか。僕の4年3ヶ月の株式投資の経験では、市場は「サプライズ」に大きく反応し、「織り込み」で落ち着くものだと思います。ポジティブサプライズは良いのですが、ネガティブサプライズは大荒れになる可能性があると思います。徐々に織り込まれていく場合は130円くらいでもなんとかなるのでしょうか。ドル円相場の動向には注視が必要だと思います。

 下記の記事によりますと、榊原氏は130円はちょうどいい水準と述べています。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません

www.nikkei.com

 米ともに国債の金利が低下しています。これをどのように解釈するのかについては、現状では、株価上昇期待というよりはリスク回避の動きでしょうか。

 WTI原油先物が、かなり下落しています。景気後退への懸念があるということでしょうか。一方でLME銅3ヶ月先物は、小幅な上昇、バルチック海運指数は、かなり上昇しています。現時点では明確なシグナルは確認できないということでしょうか。NYMEX金先物が、じりじりと上昇しているのはリスク回避の動きでしょうか。

 

*8月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス14,589,060円と、先月末から更に180万円ほど悪化してしまいました。半導体関連株の調整の影響が大きいと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で356,154円(配当16,618円、利益確定339,536円)増えて、24,166,001円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。8月は歴史的な大荒れ相場でした。このような状況での利益確定は、ある程度難しいと思いました。歴史的な乱高下でしたので、うまくいけば大きな利益を得られたのかもしれません。

 後悔はしていませんが、売却するかどうか迷っていたディスコ株を一旦、売却していれば、買付余力が670万円程増え、含み損が180万円程少ない状況になっていましたので、もう少し積極的にリスクを取ることが出来たかもしれません。

 保有銘柄数は85銘柄です。買付余力は4,394,901円です。

 先行きの見通しが難しい状況になってきましたので、保有銘柄数を先月末の66銘柄から、かなり増やしてリスク分散を試みました。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。

 ファーストリテイリングが、わずかな含み益の状態になったので売却しました。この銘柄は円高には強いかもしれませんが、以前の相場で購入したものについて、現在の状況を考えた場合、一旦売却した方がよいかもしれないという判断によるものです。

 僕は、基本的には、臨機応変に運用していますが、GPIFのルールに基づくリバランス、ドルコスト法、長期分散積み立て、のような「自動的」な要素を取り入れることが、運用成績を向上させるために有効かもしれないと考えています。8月のような大荒れ相場でも、慎重に検討しながら、ある程度は売ったり買ったりしたほうが良いのだと思います。

 8月は史上最大の下げ幅を経験しました。最悪の日は約2380万円の利益確定に対して含み損が2330万円にもなってしまい、かろうじで50万円くらいのプラスでした。

 落ち着いた気持ちで株を運用するためには、「評価額」が一時的にでも「投資金額」を下回ることのない、打たれ強いポートフォリオを構築することが、重要だと考えています。配当を含む利益確定分が約2416万円まで積み上がっているのですが、まだまだ油断は出来ないと思います。気が付いてみれば運用額が7216万円程と、かなり大きな金額になっていますので、運用には細心の注意が必要だと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 4,266,000円 評価損益率 -36.67%
  • レーザーテック 2,808,000円 評価損益率  -36.51%
  • 東京エレクトロン 2,580,500円 評価損益率  -33.23%
  • ニトリ 2,172,000円 評価損益率 -9.04%
  • ダイキン工業 1,851,000円 評価損益率 -35.11%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 140,000円 評価損益率 -53.01%
  • エムスリー 140,800円 評価損益率 -7.25%
  • ヤマトHD 169,200円 評価損益率 -48.68%
  • 寿スピリッツ 176,100円 評価損益率 -27.78%
  • ABEJA 210,600円 評価損益率 -77.01%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • タムロン +38,400円 評価金額 929,000円 評価損益率 +4.31%
  • 伊藤忠 +36,600円 評価金額 770,600円 評価損益率 +4.98%
  • フジクラ +34,181円 評価金額 841,400円 評価損益率 +4.23%
  • ローム +18,753円 評価金額 365,000円 評価損益率 +5.41%
  • JR東日本 +14,138円 評価金額 280,150円 評価損益率 +5.31%

   

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -2,470,300円 評価金額 4,266,000円  評価損益率 -36.67%
  • レーザーテック -1,615,100円 評価金額 2,808,000円  評価損益率  -36.51%
  • 東京エレクトロン -1,284,500円 評価金額 2,580,500円 評価損益率  -33.23%
  • ダイキン工業 -1,001,942円 評価金額 1,851,000円 評価損益率 -35.11%
  • ABEJA -705,495円 評価金額 210,600円  評価損益率  -77.01%

 

  • 含み損評価損益率下位5銘柄
  • ABEJA -77.01% 含み損 -705,495円 評価金額 210,600円
  • ウエストHD -59.81% 含み損 -403,450円 評価金額 271,100円
  • ネクセラファーマ -53.01% 含み損 -157,979円 評価金額 140,000円
  • ヤマトHD -48.68% 含み損 -160,546円 評価金額 169,200円
  • 三井ハイテック -47.71% 含み損 -474,750円 評価金額 520,250円 


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は1,460万円弱もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、8月も非常に悪い成績になってしまいました。

 今月から「含み損評価損益率」下位5銘柄も検討することにしました。

 僕は、現在のところ、日本株の主役は、半導体と、幅広く半導体に関連する銘柄だと思っていますが、日米共に半導体関連株は大きく調整しています。

 この記事を書いている9月16日時点では、日米共に株式市場の潮目が変化してきている気がします。当面、厳しい状況が続くかもしれませんが、できる範囲でポートフォリオを変化させるなどして、耐え忍びたいと思います。

 半導体は産業のコメなので、再び力強く成長すると思います。

 ふと、杏里の「Future For You」という曲を思い出しました。2:20頃から「ジャンプするには一度しゃがむの深く深く落ち込んでも」という部分があるのですが、現在の株式市場を歌っているように聴こえて面白いと思いました。

 また、この曲は、聴きようによっては、投資の心得がちりばめられているようにも聴こえるのですが、「不変の真理」は株式投資にも当てはまるということでしょうか。

www.youtube.com

素人投資家の日本株投資【2024年7月の運用状況】増え続ける含み損 MINIPOCHI’s diary

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年2ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 7月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年7月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。6月末と7月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,101円(先月末から482円(1.22%)の下落)
  • TOPIX 2,794ポイント(先月末から15ポイント(0.53%)の下落)
  • NYダウ 40,842ドル(先月末から1,724ドル(4.41%)の上昇)
  • ナスダック17,599ポイント(先月末から133ポイント(0.75%)の下落)
  • S&P500 5,522ポイント(先月末から62ポイント(1.14%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 127,651ポイント(先月末から3,745ポイント(3.02%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,344ポイント(先月末から374ポイント(2.11%)の下落)
  • 中国企業指数 6,107ポイント(先月末から224ポイント(3.54%)の下落)
  • インドSENSEX 81,741ポイント(先月末から2,709ポイント(3.43%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,872ポイント(先月末から22ポイント(0.45%)の下落)
  • WTI原油先物 77.91ドル(先月末から3.63ドル(4.45%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,473ドル(先月末から134ドル(5.73%)の上昇)
  • 米ドル 150.03円(先月末から10.83円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0825ドル(先月末から0.0114ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.53円(先月末から2.21円の円高)
  • 人民元 20.77円(先月末から1.36円の円高)
  • インドルピー 1.7924円(先月末から0.1372円の円高)
  • ユーロ 162.42円(先月末から9.89円の円高)
  • 日本国債10年 1.045%(先月末から0.005%の低下)
  • 米国国債10年 4.031%(先月末から0.367%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,225ドル(先月末から374ドル(3.90%)の下落)
  • SOX指数 5,233ポイント(先月末から239ポイント(4.37%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,708ポイント(先月末から342ポイント(16.68%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年7月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株66銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      71,809,847円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      59,023,205円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) 
  •      61,566,222円(保有株取得額)
  •      48,779,580円(保有株評価額)
  •  +23,809,847円(売却益+配当)
  •            +3,100円(含み益)
  •    -12,789,742円(含み損)
  •   -12,786,642円(含み益-含み損)
  •   +11,023,205円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      10,243,625円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する13,580,533円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約28.29%(税引き後) *税引き前では約35.36%
  • 48,000,000円(投資金額)に対する13,084,533円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.54%(税引き後) *税引き前では約8.18%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にしています。

 

日経平均について2023年7月末から2024年7月末までの動きは下記の通りです。

2023年7月末 33,172円 2024年7月末  39,101円 +17.9%

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,782円

 

TOPIXについて2023年7月末から2024年7月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 2,322pt 2024年6月末  2,794pt +20.3%

毎月末株価のプラスの合計 599pt 毎月末株価のマイナスの合計 127pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、概ね良好だったと思いますが、6月下旬から7月末にかけての株価の急上昇と急落については対応が難しかったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年6月末から10月末までは下落基調のボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇相場、そこから4月下旬まで下落相場、そこから6月下旬にかけて上昇基調のボックス相場、そこから急激に上昇し7月11日に終値として史上最高値42,224円をつけ、そこから急落してしまいました。しかしながら7月31日の終値39,101円は6月30日の終値39,583円と比べてみると大幅な下落というほどではないと思います。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年7月末 +10,758,432円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年7月末 +11,023,205円(売却益+配当+含み益-含み損) 2.5%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年7月末   +13,837,397円(売却益+配当)[税引後]

2024年7月末   +23,809,847円(売却益+配当)[税引後] 72.1%の増加

 

1.投資額の平均値45,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年7月末まで)

     0.58%     +264,773円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約6.08% 約+2,757,886円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値45,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年7月末まで)   

    22.00%      +9,972,450円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.50% 約+12,465,563円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値51,339,922円に対する、利益の年利回り(2023年7月末から2024年月末まで)

約5.37% 約+2,757,886(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の税引前の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約5.37%は、日経平均の17.9%TOPIXの20.3%に全く到達していません。株価指数の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 株価が荒い値動きをしている状況では、一時的に成績が悪くなるのは仕方がないのかもしれませんが、それにしても「1」の指標は、かなり悪い数値になってしまっています。かろうじて意味のある投資の範囲内に収まっているといったところでしょうか。一方で日経平均やTOPIXは年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示しています。「日経平均」や「TOPIX」を尊敬してしまいました。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」を研究して、その特徴を、自分のポートフォリオの組み方や運用方法について生かしていくことが必要かもしれないと思いました。

 よく言われていることではありますが、株価指数をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約145.0%
  • 日経平均 143.3% TOPIX 147.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約118.0%
  • 日経平均 117.9%   TOPIX 120.3% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約101.0%
  • 日経平均 107.8%    TOPIX 109.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約93.7%
  • 日経平均 101.8% TOPIX 101.9% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年7月の日本株は、急落した印象ですが、その前に急騰していますので先月末との比較では若干、下落といったところでしょうか。米国株は、NYダウはかなり上昇、S&P500も多少上昇していますが、ナスダックが若干、下落しています。ナスダックの主力銘柄への高値警戒感が要因のひとつでしょうか。SOX指数も、かなり下落しています。グロース株からバリュー株への移行の兆候かもしれませんが、おそらく「一時的」なものと思われます。「一時的」の期間については、米景気次第だと思います。米景気がソフトランディングなのかハードランディングなのかについては注視が必要だと思います。香港ハンセン中国企業指数は、割と下落しました。米中摩擦への懸念が要因のひとつでしょうか。新興国株については、ブラジルボベスパインドSENSEXはかなり上昇しました。日本株について、ブラジルやインドと直接連動性の高い銘柄は、あまりないのかもしれませんが、間接的に連動性のある銘柄について調べておくとよいかもしれないと思いました。リスク分散に有効な手段のひとつになるかもしれないと思いました。ユーロストックス50は、若干、下落しましたが、米株との連動性は比較的低いと思います。

 米ともに国債の金利が低下しています。特に米国債の金利はかなり低下しています。これをどのように解釈するのかについては、現状では、株価上昇期待というよりはリスク回避の動きでしょうか。

 ドル円レートは急速に円高が進行しました。日本株市場の不安定な動きの要因のひとつだと思います。他の主要通貨に対しても円高の動きになっているようです。LME銅3ヶ月先物WTI原油先物バルチック海運指数が、かなり下落しています。景気減速について注視が必要でしょうか。NYMEX金先物が上昇しているのは分かりやすい動きだと思います。

 

*7月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス12,786,642円と、先月末から更に460万円ほど悪化してしまいました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で734,057円(配当0円、利益確定734,058円)増えて、23,809,847円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。7月の前半はコツコツと利益を確定していたのですが、18日頃からの半導体株の不調等で、7月後半は、ほとんど利益を確定できていません。

 保有銘柄数は66銘柄です。買付余力は10,243,625円です。

 この記事を書いている8月18日時点では、いわゆる「植田ショック」の酷い荒れ相場を経験しました。これについては8月の運用状況で詳しく振り返りたいと思いますが、約2380万円の利益確定に対して含み損が2330万円にもなってしまい、50万円くらいしかプラスになっていない状況が最悪の状態でした。8月16日にはプラス990万円くらいまで回復しています。ブラックマンデー超えの歴史的な急落でもかろうじてプラスを維持することが出来たのは良かったと思いますが、予想を超える下げ幅でした。株式投資は、落ち着いた気持ちで株式市場に居続けることが、とても大切なことだと思いますので、一時的にでもマイナスにならないように、日頃からコツコツと利益を積み上げていきたいと思います。7月末時点では、含み損が約2380万円を超えれば一時的なマイナスになりますが、仮に全株売却した時にマイナスにならない含み損の金額は約2970万円です。これだけ金額が積み上がっていれば安泰だと思っていたのですが、まだまだ油断はできないようです。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 4,946,000円 評価損益率 -26.57%
  • Fリテイリング 4,165,000円 評価損益率  -8.45%
  • 東京エレクトロン 3,102,000円 評価損益率  -19.74%
  • レーザーテック 2,683,000円 評価損益率 -39.34%
  • ダイキン工業 2,190,500円 評価損益率 -23.21%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • エムスリー 140,550円 評価損益率 -70.30%
  • ネクセラファーマ 168,000円 評価損益率 -43.62%
  • ヤマトHD 182,700円 評価損益率 -44.59%
  • 寿スピリッツ 192,800円 評価損益率 -20.93%
  • ウエストHD 229,700円 評価損益率 -65.94%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 信越化学 +3,100円 評価金額 674,800円 評価損益率 +0.46%

   *今月の含み益は1銘柄のみです。

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ディスコ -1,790,300円 評価金額 4,946,000円  評価損益率 -26.57%
  • レーザーテック -1,740,100円 評価金額 2,683,000円  評価損益率  -39.34%
  • 東京エレクトロン -763,000円 評価金額 3,102,000円 評価損益率  -19.74%
  • ABEJA -678,095円 評価金額 238,000円 評価損益率 -74.02%
  • ダイキン工業 -662,442円 評価金額 2,190,500円  評価損益率  -23.21%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は1,280万円弱もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、7月は非常に悪い成績になってしまいました。

 ディスコについては買ったり売ったりしていました。一旦、売却と思ったのですが、割と良好な値動きだと思ったので、保有することにしました。そして7月18日からの半導体株の急落となりました。ディスコを一旦売却していれば約1,700万円の買付余力と、売却益-含み損が約1,280万円のプラスだったので、8月に、ある程度思い切った投資が出来たのかもしれませんが、後悔はしていません。欲を言えば、株価の急落はいつ襲ってくるか分からないので、特に高値が警戒される状況では買付余力を多めにしておくとよかったのかもしれません。しかしながら、資金の有効活用との兼ね合いが難しいところです。約1000万円の買付余力は確保できていたので、ある程度うまく対応できたと考えることにしました。

 僕は、現在のところ、日本株の主役は、半導体と半導体に関連する銘柄だと思っているので、ディスコも外せない銘柄の一つだと考えています。

 僕の日本株ポートフォリオは、半導体と、幅広く半導体に関連する銘柄をメインに考えています。これらを補完するために幅広い分野の銘柄にリスクを分散しているつもりなのですが、今回はリスク分散できていたのでしょうか。8月の歴史的な大暴落でも、かろうじでプラスを維持できていたので、ある程度リスク分散出来ていたのかもしれませんが、要検討だと思います。

 ひとつ言えることは、リスクを軽減するためにはリスクをとる必要があると思います。

素人投資家の日本株投資【2024年6月の運用状況】想像力と大胆さ

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年1ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 6月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年6月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。5月末と6月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,583円(先月末から1,096円(2.85%)の上昇)
  • TOPIX 2,809ポイント(先月末から37ポイント(1.33%)の上昇)
  • NYダウ 39,118ドル(先月末から432ドル(1.12%)の上昇)
  • ナスダック17,732ポイント(先月末から997ポイント(5.96%)の上昇)
  • S&P500 5,460ポイント(先月末から183ポイント(3.47%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 123,906ポイント(先月末から1,808ポイント(1.48%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,718ポイント(先月末から361ポイント(2.00%)の下落)
  • 中国企業指数 6,331ポイント(先月末から61ポイント(0.95%)の下落)
  • インドSENSEX 79,032ポイント(先月末から5,071ポイント(6.86%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,894ポイント(先月末から89ポイント(1.79%)の下落)
  • WTI原油先物 81.54ドル(先月末から4.55ドル(5.91%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,339ドル(先月末から6ドル(0.26%)の下落)
  • 米ドル 160.86円(先月末から3.62円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0711ドル(先月末から0.0137ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 28.74円(先月末から1.22円の円高)
  • 人民元 22.13円(先月末から0.31円の円安)
  • インドルピー 1.9296円(先月末から0.0453円の円安)
  • ユーロ 172.31円(先月末から1.74円の円安)
  • 日本国債10年 1.050%(先月末から0.015%の低下)
  • 米国国債10年 4.398%(先月末から0.102%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 9,599ドル(先月末から441ドル(4.39%)の下落)
  • SOX指数 5,472ポイント(先月末から349ポイント(6.81%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,050ポイント(先月末から235ポイント(12.95%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年6月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株67銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      71,075,789円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      62,886,519円(評価額)
  •      48,000,000円(投資金額) *200万円追加
  •      59,959,190円(保有株取得額)
  •      51,769,920円(保有株評価額)
  •  +23,075,789円(売却益+配当)
  •         +170,001円(含み益)
  •      -8,359,271円(含み損)
  •     -8,189,270円(含み益-含み損)
  •  +14,886,519円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      11,116,599円(買付余力)

  

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 48,000,000円(投資金額)に対する16,524,373円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約34.43%(税引き後) *税引き前では約43.03%
  • 48,000,000円(投資金額)に対する16,028,373円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.18%(税引き後) *税引き前では約10.22%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にしています。

 

日経平均について2023年6月末から2024年6月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 33,189円 2024年6月末  39,583円 +19.3%

毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 

TOPIXについて2023年6月末から2024年6月末までの動きは下記の通りです。

2023年6月末 2,288pt 2024年6月末  2,809pt +22.8%

毎月末株価のプラスの合計 633pt 毎月末株価のマイナスの合計 112pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、かなり良好だったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年6月末から10月末までは下落基調のボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇相場、そこから4月下旬まで下落相場、そこから6月下旬にかけて上昇基調のボックス相場といったところでしょうか。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年6月末   +10,635,970円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年6月末 +14,886,519円(売却益+配当+含み益-含み損) 40.0%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年6月末   +13,256,945円(売却益+配当)[税引後]

2024年6月末   +23,075,789円(売却益+配当)[税引後] 74.1%の増加

 

1.投資額の平均値44,846,154円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)

     9.48%     +4,250,549円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約16.15% 約+7,241,257円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

2.投資額の平均値44,846,154円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)   

    21.89%      +9,818,844円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約27.37% 約+12,273,555円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値49,058,654円に対する、利益の年利回り(2023年6月末から2024年6月末まで)

約14.76% 約+7,241,257(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。

 日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の税引前の指標も考慮しています。

 僕のポートフォリオの利回り約14.76%は、日経平均の19.3%TOPIXの22.8%に到達していません。株価指数の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。

 よく言われていることではありますが、株価指数をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約151.0%
  • 日経平均 137.5% TOPIX 144.6% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約127.3%
  • 日経平均 119.3%   TOPIX 122.8% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約121.0%
  • 日経平均 118.3%    TOPIX 118.6%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約97.5%
  • 日経平均 98.1% TOPIX 101.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年6月は日本株は、ある程度上昇しました。米国株は、ナスダックやS&P500が、かなり上昇しました。グロース株優位ということでしょうか。日本株米国株はある程度連動した動きになっていると思います。香港ハンセン中国企業指数は、少し下落しましたが、長い目で見ると回復基調かもしれません。新興国株については、ブラジルボベスパはある程度上昇、インドSENSEXはかなり上昇しました。インドは中国に代わる投資先として注目されてきているのでしょうか。ユーロストックス50は、少し下落しました。要因の一つとして、フランスの政治不安が生じている背景についての理解が必要かもしれません。

 米ともに国債の金利が低下しています。株式市場にとっては追い風でしょうか。

 米ドルに対して円安の流れは、7月11日夜に急変しました。日銀による為替介入があったと言われています。7月17日時点では多少円高基調になっているようです。円高基調の流れには注視が必要だと思いますが、企業の想定為替レートは、かなり円高に設定している企業が多いので、徐々に円高が進む場合は、過度な懸念は必要ないと思います。LME銅3ヶ月先物が、かなり下落しました。一方でWTI原油先物が、かなり上昇しました。世界経済のソフトランディングについては、先が見通しにくい状況でしょうか。どちらかと言えば明るい兆しが見え始めているかもしれない状況でしょうか。NYMEX金先物は少し下落しました。現在の状況を考えれば、注意すべき事柄の少ない値動きでしょうか。バルチック海運指数が、かなり上昇していますが、この指数は変動の幅が大きいようです。海運株にプラスかもしれないといった程度でしょうか。

 

*6月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス8,189,270円と、先月末から更に88万円ほど悪化しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で778,518円(配当177,031円、利益確定601,487円)増えて、23,075,789円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。6月は日経平均が2.85%の上昇、TOPIXが1.33%の上昇ですが、その割には、あまり利益を確定することが出来なかったかもしれません。「1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較」を考察するようになってから、株価指数(日経平均、TOPIX)と比較した、僕のポートフォリオの運用実績が明らかになってきました。今年に入ってからの利益確定(税引き前)は、1月約94万円、2月約216万円、3月約215万円、4月約80万円、5月約133万円、6月約97万円です。毎月、ある程度の金額を利益確定できるようになり、含み損が増えても耐えられるポートフォリオになってきたと思っていました。しかしながら、運用額が約7100万円(投資額4800万円、再投資額約2300万円)にまで増えていますので、そのことを考えた場合、もう少しパフォーマンスを向上させる必要があると思いました。ただ、焦りは禁物なので、地道な積み重ねを心がけたいと思います。

 保有銘柄数は67銘柄です。買付余力は11,116,599円です。

 この記事を書いている7月17日時点では半導体株の下落がひどいことになっています。「バイデン政権が東京エレクトロンやオランダのASMLホールディングなどの企業が先端半導体技術へのアクセスを中国に提供し続ける場合、最も厳しい貿易制限措置をとることを検討していると同盟国に伝えたと報じた。」というブルームバーグの記事ですが、言われてみれば注意が必要だった事柄だと思います。確か東京エレクトロンの業績は中国関連が好調だったと思います。

日経電子版の下記の記事は有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 もしかすると、これは少しまずいかもしれません。しばらく耐え忍ぶ期間が続くかもしれませんが、こんな時は、コツコツと積み上げてきた約2300万円の利益確定分が心強いです。

 どちらにしても東京エレクトロンは保有し続けていたと思います。しかしながら、結果は同じでも、「注意していたことが現実になった」のと、「言われてみればそうだった」ではその差は大きいと思います。このような事柄の積み重ねが、長い目で見た運用成績に差が出てくるのだと思います。

 株式投資は、例えばオノヨーコの著作「グレープフルーツ・ジュース」のような本を読んで、想像力をぐにゃぐにゃにしておくことも必要かもしれません。想像力をぐにゃぐにゃにしておくと色々なことに気が付くと思います。

 話は少しそれますが、オリジナルの「グレープフルーツ」は入手困難と思われます。名曲「イマジン」を生み出すきっかけになった本です。「グレープフルーツ・ジュース」は再編集の文庫本といったところでしょうか。この本については色々な解釈ができると思いますが、成田悠輔氏もおすすめしている本です。

 また、株式投資は、時には大胆さも必要だと思います。この前、ソフトバンクグループの株主総会に行ってきましたが、孫正義氏の「20兆円儲かった、誤差ですよ。どうでもいいじゃないですか。」などといった発言が印象に残っています。下記の動画の58分40秒あたりからです。「そんなの誤差ですよ。」を座右の銘にしてもいいかなと思っています。 

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  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 6,104,000円 評価損益率 -6.10%
  • Fリテイリング 4,056,000円 評価損益率  -10.84%
  • レーザーテック 3,609,000円 評価損益率  -18.40%
  • 東京エレクトロン 3,490,000円 評価損益率 -9.70%
  • ダイキン工業 2,237,000円 評価損益率 -21.58%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • エムスリー 153,350円 評価損益率 -67.59%
  • ネクセラファーマ 160,300円 評価損益率 -46.20%
  • ヤマトHD 176,850円 評価損益率 -46.36%
  • 寿スピリッツ 186,750円 評価損益率 -23.42%
  • 住友化学 206,820円 評価損益率 -27.86%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 三菱UFJ +36,980円 評価金額 864,500円 評価損益率 +4.46%
  • ソフトバンクG +23,400円 評価金額 1,039,000円 評価損益率 +2.30%
  • 村田製作所 +21,821円 評価金額 322,200円 評価損益率 +7.03%
  • 日立 +18,600円 評価金額 1,080,300円 評価損益率 +1.75%
  • 川崎重工 +16,100円 評価金額 611,000円 評価損益率 +2.70%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • レーザーテック -814,100円 評価金額 3,609,000円  評価損益率 -18.40%
  • ニトリ -689,116円 評価金額 1,699,000円  評価損益率  -28.85%
  • ダイキン工業 -615,942円 評価金額 2,237,000円 評価損益率  -21.58%
  • ABEJA -613,595円 評価金額 302,500円 評価損益率 -66.97%
  • Fリテイリング -493,600円 評価金額 4,056,000円  評価損益率  -10.84%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。今月は820万円弱の含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思います。



 

【素人投資家の日本株投資】ソフトバンクグループの株主総会に行ってきました。【経営理念】について

 6月21日(金)は、ソフトバンクグループの、第44回 定時株主総会へ行ってきました。

 僕は、同社株を100株保有しています。現在27,000円ほど含み損の状態ですが、同社株は上がったり下がったりしているので多少は利益を確定できている状況です。将来性のある会社だと思うので、長期的に保有しておきたい銘柄のひとつです。

 会場は「東京ガーデンシアター」です。午前9時受付開始で、午前10時開催です。

 会場までは電車で行ったのですが、途中「ゆりかもめ」に乗りました。「ゆりかもめ」は、通常は無人自動運転ですので、運転士はいません。基本的には、運転席に相当する部分は乗客のスペースです。たまたま最前列辺りのスペースが空いていたので、そこに立ちました。とても眺めがよかったです。休日等は、小さな子供たちが目を輝かせて景色を眺めたりしていることが多いスペースだと思います。通勤時間帯の適度に混んでいる車内で、最前列の眺めを心置きなく楽しめたことは、少しだけ貴重な体験だったかもしれません。

「ゆりかもめ」最前列の眺め

 会場には、受付開始の10分ほど前、午前8時50分頃に到着しました。既に、かなりの行列が出来ていました。こんな株主総会は初めてです。それだけ孫正義氏に注目している人が多いということでしょうか。

会場の「東京ガーデンシアター」あいにくの雨でした。

受付前から、こんなに行列のできている株主総会は初めてです。

 午前9時に受付が開始されました。僕は一番前の列の、まあまあ良い席を確保することができました。

 午前10時から、総会が始まりました。議長の孫正義氏が、いろいろと語り始めました。ソフトバンクグループの総会は日経電子版でも記事になっていました。尚、有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 時事通信社のYouTubeで、総会のロングバージョンの動画がありました。

www.youtube.com

 これまで僕が見てきた株主総会とは、少し雰囲気の異なる株主総会でした。

 あまり細かい話はなく、孫氏が自らの夢を語っているような総会でした。

 ちなみに、この日の同社株は3.14%の下落です。孫氏がASIについて熱く語る中で、株価の変動や、自社株買いは、規模の小さな話だと発言したあたりから株価が下落し始めたとの情報がありました。確かにASIの壮大な構想に比べれば、小さなことなのかもしれません。

 日本有数の資産家である孫氏が、どのような考え方を持った人物なのかということが、直接、話を聴いてみて少しだけ分かったような気がしました。

 先見の明があり、スケールの大きな考え方を持った方だと思いました。普通の人とは、ちょっと違う感じがしましたが、素晴らしい結果が伴っているところが凄いと思いました。

 壇上の孫氏を見ていると、そこには究極の投資家の姿があると思いました。

 総会の主な内容は、ASIを実現することによって人類を進化させることがソフトバンクグループの使命であることについての説明でした。ASIとは、天才の10,000倍くらい賢いAIのことだそうです。正直、何を言っているのだろうと思ったりもしたのですが、孫氏の説明を聴いていると実現しそうな気がしてきました。

 また、取締役の席にはArm社CEOのレネ・ハース氏がいました。レネ・ハース氏も少し発言していました。

 豪華な株主総会だと思いました。

 

 たいへん内容の濃い約2時間でしたが、同社の経営理念の「情報革命で人々を幸せに」については、なぜか、あまり心に響かなかったです。孫氏の説明を聴いているうちに、理解できた気がしました。でも、やっぱり、あまり心に響かないです。

 天才の10,000倍くらい賢い知恵があれば、優れた薬で癌などの病気をなくすことが出来るかもしれない、自動運転の発達により交通事故をなくすことが出来るかもしれない、人類より遥かに賢い知恵があれば戦争も回避できるかもしれない、など「情報革命」の進化によって「人々の悲しみをなくすこと」が次々に実現していくのかもしれません。

 「人々の悲しみをなくすこと」は「人々の幸せ」に貢献することになると思います。株主総会招集の冊子によると、人々にとっての幸せとは何か。それは「感動すること」と同義だそうです。

 孫氏の説明を聴いていると「情報革命」は、「病気や災害などの人々の苦しみ」「日常生活の不便さ」「仕事の非効率」等、「問題の解決」に最も馴染むものだと思いました。しかしながら、「人々の苦しみ」「日常生活の不便さ」「仕事の非効率」等の「問題の解決」「感動すること」はしっくり繋がらない気がしました。

 「情報革命」が、直接「人々を幸せにすること」、すなわち「感動すること」の例については、総会では孫氏から特に説明はありませんでしたが、エンターテインメントや芸術の分野への応用などが考えられるのかもしれません。

 また、せっかく、天才の10,000倍も賢いASIが実現するのであれば、人類だけではなく、生き物、自然、そして地球全体が、生き生きとした存在であり続けるために活用すればよいのではと思いました。

 ASIが人類の脅威にはならないもの、そしてASIを最大限に活用する経営理念としては「情報革命で地球の未来に貢献します。」とかのほうがしっくりくるような気がしました。

 

group.softbank

 

 僕は企業の経営理念について、詳しくはありませんが、たまたま見た「Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。」 と、資生堂の第124回 定時株主総会に行った時の雰囲気が印象に残っています。資生堂の企業使命は「美の力でよりよい世界を。」です。

 

about.google

 

corp.shiseido.com

 

 心に、すっと入ってくるものと、入ってこないもの、これを説明するのは、難しい場合もありますが、「心の声」も投資の判断基準のひとつとして考慮したいと考えています。そして「心の声」に磨きをかけていきたいと思います。

素人投資家の日本株投資【2024年5月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
  • 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 5月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年5月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。4月末と5月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,487円(先月末から82円(0.21%)の上昇)
  • TOPIX 2,772ポイント(先月末から29ポイント(1.06%)の上昇)
  • NYダウ 38,686ドル(先月末から871ドル(2.30%)の上昇)
  • ナスダック16,735ポイント(先月末から1,078ポイント(6.89%)の上昇)
  • S&P500 5,277ポイント(先月末から242ポイント(4.81%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 122,098ポイント(先月末から3,826ポイント(3.04%)の下落)
  • 香港ハンセン 18,079ポイント(先月末から316ポイント(1.78%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,392ポイント(先月末から119ポイント(1.90%)の上昇)
  • インドSENSEX 73,961ポイント(先月末から521ポイント(0.70%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,983ポイント(先月末から62ポイント(1.26%)の上昇)
  • WTI原油先物 76.99ドル(先月末から4.94ドル(6.03%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,345ドル(先月末から43ドル(1.87%)の上昇)
  • 米ドル 157.24円(先月末から0.55円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0848ドル(先月末から0.0182ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 29.96円(先月末から0.39円の円高)
  • 人民元 21.82円(先月末から0.04円の円安)
  • インドルピー 1.8843円(先月末から0.0057円の円高)
  • ユーロ 170.57円(先月末から2.34円の円安)
  • 日本国債10年 1.065%(先月末から0.195%の上昇)
  • 米国国債10年 4.500%(先月末から0.183%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 10,040ドル(先月末から49ドル(0.49%)の上昇)
  • SOX指数 5,123ポイント(先月末から450ポイント(9.63%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,815ポイント(先月末から130ポイント(7.72%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年5月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株64銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      68,297,271円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      60,989,663円(評価額)
  •      46,000,000円(投資金額) 
  •      56,580,088円(保有株取得額)
  •      49,272,480円(保有株評価額)
  •  +22,297,271円(売却益+配当)
  •         +200,861円(含み益)
  •      -7,508,469円(含み損)
  •     -7,307,608円(含み益-含み損)
  •  +14,989,663円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      11,717,183円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 34,282,817円(投資額-買付余力)に対する22,297,271円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り16.26%(税引き後) *税引き前では約20.32%
  • 34,282,817円(投資額-買付余力)に対する14,369,663円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り約10.48% *税引き前では約14.54%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 46,000,000円(投資金額)に対する16,451,185円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約35.76%(税引き後) *税引き前では約44.70%
  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,955,185円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.67%(税引き後) *税引き前では約10.84%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

 

日経平均について2023年5月末から2024年5月末までの動きは下記の通りです。

2023年5月末 30,887円 2024年5月末  38,487円 124.6%

毎月末株価のプラスの合計 11,917円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 

TOPIXについて2023年5月末から2024年5月末までの動きは下記の通りです。

2023年5月末 2,130pt 2024年5月末  2,772pt 130.1%

毎月末株価のプラスの合計 754pt 毎月末株価のマイナスの合計 112pt

 

 過去1年間の日本株の投資環境は、かなり良好だったと思います。日経平均のチャートを見ると、2023年5月末から6月中旬までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから2024年3月下旬まで上昇基調、そこから4月下旬にかけて割と急な下落、そして現在までボックス相場といったところでしょうか。TOPIXも概ね同じような動きだと思います。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年5月末   +7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年5月末 +14,989,663円(売却益+配当+含み益-含み損) 190.7%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年5月末   +11,347,061円(売却益+配当)[税引後]

2024年5月末   +22,297,271円(売却益+配当)[税引後] 196.5%の増加

 

1.投資額の平均値44,583,333円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

15.99%          +7,129,399円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約22.66% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]    

24.56%         +10,950,210円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約30.70%    約+13,687,762円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

2.投資額-買付余力の平均値31,121,086円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

22.91%          +7,129,399円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額

約32.46% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]  

35.19%         +10,950,210円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約43.98%    約+13,687,762円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

3.保有株取得額の平均値48,150,276円に対する、利益の年利回り(2023年5月末から2024年5月末まで)

約20.98% 約+10,101,551(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前] 

 

 株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。

 僕の場合は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。日経平均やTOPIXとの比較には「3」の指標を用いることにしました。保有株取得額については毎月末の取得額の平均値を用いています。

 僕のポートフォリオの利回り約20.98%は、日経平均の24.6%TOPIXの30.1%に到達していません。株価指標の場合、配当込みだともう少し高い数値になると思われますので、実質的には更に差が開いていると思います。

 よく言われていることではありますが、株価指標をアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。何も考えずに株価指標のインデックスファンドに投資していれば、かなりの運用成績が得られるということかもしれませんが、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をしていますので、株価指標をアウトパフォームすることを目標に頑張りたいと思います。現状については、含み益がほとんどなく、含み損が多い割には健闘していると考えることにしました。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約153.4%
  • 日経平均 133.4% TOPIX 144.2% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約136.6%
  • 日経平均 124.6%   TOPIX 130.1% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約122.0%
  • 日経平均 114.9%    TOPIX 116.8%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約101.6%
  • 日経平均 98.3% TOPIX 103.6% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年5月は日本株はわずかな上昇です。米国株は、ナスダックやS&P500が、かなり上昇しました。米国債の金利の低下も影響しているのでしょうか。香港ハンセン中国企業指数は、少し上昇しています。新興国株については、ブラジルボベスパインドSENSEXは少し下落しました。ユーロストックス50は少し上昇しています。日本株の上昇は他の市場に比べて、やや物足りないといったところでしょうか。少し気になるところです。日経平均とナスダックの連動性が少し低くなってきているように思われます。

 日本国債金利が上昇、米国債の金利は低下しています。円安基調が少し落ち着いてきているようですが、これは分かりやすい動きだと思います。LME銅3ヶ月先物が少し上昇、WTI原油先物がかなり下落しました。これは株式市場にとって好ましい動きでしょうか。NYMEX金先物は少し上昇しています。バルチック海運指数が、上昇していますが、ここのところ海運株との連動性はあまり高くないと思います。また、この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*5月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス7,307,608円と、先月末から更に60万円ほど悪化しました。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,063,893円(配当125,180円、利益確定938,713円)増えて、22,297,271円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。5月は気持ちを切り替えることにしました。したたり落ちる雫をコップで集めるような感じで利益を確定することにしました。後半はいわゆる「エヌビディア祭り」で利益を確定しやすい時もありました。振り返ってみれば、ある程度の金額を利益確定することが出来たと思います。

 保有銘柄数は64銘柄です。買付余力は11,717,183円です。日経平均は、4月に大きく下落してしまいましたが、5月は比較的安定していたと思います。買付余力を少し減らしました。半導体関連株の含み損が大きくなってきていますが、そのうち持ち直すと思います。ディスコは6月になってから一時64万円ほどの含み損になりましたが、プラスに浮上してきました。レーザーテックもスコーピオンの問題などがあり6月に入ってから一時97万円ほどの含み損になりましたが、少し改善してきました。レーザーテックについては去年の9月に株主総会に行った時の印象としては、経営陣の方々は技術者集団という感じで、信頼できる印象でした。僕はレーザーテックを信用しています。スコーピオンキャピタルがどのような会社なのかは分かりませんが、会社名が胡散臭い気がします。和訳すると「サソリ・キャピタル」ということでしょうか。「うかうかしているとサソリの毒にやられますよ。」といった意味が込められた会社名なのでしょうか。「スコーピオンキャピタル」という社名について、英語圏の投資に興味を持つ人がどのような印象を持つのかは分かりませんが、例えば日本人の感覚として「サソリ投資顧問株式会社」とか「毒ヘビ証券株式会社」といった感じだったとすれば、近寄りがたい雰囲気だと思います。

 スコーピオン・キャピタルについて、日経電子版の下記の記事によると、所在地や運用額などは明らかにしていないそうです。最高投資責任者はキル・カロン氏だそうです。(情報源はスコーピオン・キャピタルのホームページ)

www.nikkei.com

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ディスコ 6,149,000円 評価損益率 -3.38%
  • レーザーテック 4,049,000円 評価損益率  -8.45%
  • Fリテイリング 4,021,000円 評価損益率  -11.61%
  • 東京エレクトロン 3,363,000円 評価損益率 -12.98%
  • ダイキン工業 2,294,500円 評価損益率 -19.57%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 145,200円 評価損益率 -51.27%
  • エムスリー 152,400円 評価損益率 -67.80%
  • 寿スピリッツ 173,650円 評価損益率 -28.79%
  • ヤマトHD 180,200円 評価損益率 -45.35%
  • 住友化学 193,380円 評価損益率 -32.54%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 日立 +45,500円 評価金額 1,614,500円 評価損益率 +2.89%
  • 三菱UFJ +24,900円 評価金額 497,400円 評価損益率 +5.26%
  • ルネサス +24,000円 評価金額 587,200円 評価損益率 +4.26%
  • 出光興産 +19,600円 評価金額 429,200円 評価損益率 +4.78%
  • コンコルディア +16,250円 評価金額 472,250円 評価損益率 +3.56%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ニトリ -651,116円 評価金額 1,737,000円  評価損益率 -27.26%
  • ABEJA -608,595円 評価金額 307,500円  評価損益率  -66.43%
  • ダイキン工業 -558,442円 評価金額 2,294,500円 評価損益率 -19.54%
  • Fリテイリング -528,600円 評価金額 4,021,000円  評価損益率  -11.61%
  • 東京エレクトロン -502,000円 評価金額 3,363,00円  評価損益率  -12.98%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は730万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思います。 

 

素人投資家の日本株投資【2024年4月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年11ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕のポートフォリオの利益の増減、そして日経平均との比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 4月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • 僕の投資スタイルについて

*2024年4月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。3月末と4月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 38,405円(先月末から1,964円(4.87%)の下落)
  • TOPIX 2,743ポイント(先月末から25ポイント(0.90%)の下落)
  • NYダウ 37,815ドル(先月末から1,992ドル(5.00%)の下落)
  • ナスダック15,657ポイント(先月末から722ポイント(4.41%)の下落)
  • S&P500 5,035ポイント(先月末から219ポイント(4.17%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 125,924ポイント(先月末から2,182ポイント(1.70%)の下落)
  • 香港ハンセン 17,763ポイント(先月末から1,222ポイント(7.39%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,273ポイント(先月末から463ポイント(7.97%)の上昇)
  • インドSENSEX 74,482ポイント(先月末から831ポイント(1.13%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,921ポイント(先月末から162ポイント(3.19%)の下落)
  • WTI原油先物 81.93ドル(先月末から1.24ドル(1.49%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,302ドル(先月末から64ドル(2.86%)の上昇)
  • 米ドル 157.79円(先月末から6.44円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0666ドル(先月末から0.0125ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 30.35円(先月末から0.19円の円安)
  • 人民元 21.78円(先月末から0.83円の円安)
  • インドルピー 1.8900円(先月末から0.0741円の円安)
  • ユーロ 168.23円(先月末から5.01円の円安)
  • 日本国債10年 0.870%(先月末から0.145%の上昇)
  • 米国国債10年 4.683%(先月末から0.482%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 9,991ドル(先月末から1,124ドル(12.68%)の上昇)
  • SOX指数 4,673ポイント(先月末から232ポイント(4.73%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,685ポイント(先月末から136ポイント(7.47%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年4月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株66銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      67,233,378円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      60,526,934円(評価額)
  •      46,000,000円(投資金額) *100万円追加
  •      53,699,544円(保有株取得額)
  •      46,993,100円(保有株評価額)
  •  +21,233,378円(売却益+配当)
  •         +260,348円(含み益)
  •      -6,966,792円(含み損)
  •    -6,706,444円(含み益-含み損)
  •  +14,526,934円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      13,533,834円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 32,466,166円(投資額-買付余力)に対する21,233,378円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り16.70%(税引き後) *税引き前では約20.87%
  • 32,466,166円(投資額-買付余力)に対する13,906,934円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り10.94%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,868,222円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約34.50%(税引き後) *税引き前では約43.12%
  • 46,000,000円(投資金額)に対する15,372,222円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.53%(税引き後) *税引き前では約10.66%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較

 僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、日経平均と比較してどのようになっているのか、毎月チェックすることにしました。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均については、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

日経平均について2023年4月末から2024年4月末までの動きは下記の通りです。

2023年4月末 28,856円 2024年4月末  38,405円 133.1%の上昇

毎月末株価のプラスの合計 13,866円 毎月末株価のマイナスの合計 4,317円

 過去1年間の日本株の投資環境は、たいへん良好だったと思います。チャートを見ると、2023年4月末から6月頃までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから2024年3月末まで右肩上がり、そこから割と急な右肩下がりといったところでしょうか。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年4月末   +5,274,796円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年4月末 +14,526,934円(売却益+配当+含み益-含み損) 275.4%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、指標のひとつとして見ています。

2023年4月末   +9,890,101円(売却益+配当)

2024年4月末 +21,233,378円(売却益+配当) 214.7%の増加

 

投資額の平均値44,333,333円に対する、利益の年利回り(2023年4月末から2024年4月末まで)

22.31%          +9,890,101円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

約27.71% 約+12,286,757(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]    

25.59%         +11,343,277円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約31.98%    約+14,179,096円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

投資額-買付余力の平均値31,009,681円に対する、利益の年利回り(2023年4月末から2024年4月末まで)

31.89%          +9,890,101円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額

約39.62% 約+12,286,757(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]  

36.58%         +11,343,277円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]

約45.72%    約+14,179,096円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]

 

 株式投資で得られた利益について、4つの指標を総合的に判断してみましたが、現在のところ、日経平均を概ねアウトパフォーム出来ていると思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。よく考えてみれば、日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、来月からは、株価指標の正確な数値と比較して、僕のポートフォリオの数値を判断したいと思います。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約139.5%
  • 日経平均 約136.0% TOPIX 約146.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約132.0%
  • 日経平均 約131.0%   TOPIX 約130.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約120.0%
  • 日経平均 約119.2%    TOPIX 約116.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約105.0%
  • 日経平均 約105.0% TOPIX 約105.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年4月の後半は日本株米国株、共に荒れた相場だったと思います。日経平均が大幅に下落しました。意外だったのはTOPIXの下落は比較的軽微だったようです。日本株はグロース株のダメージが大きかったものの、底堅い銘柄も多くあったということだと思います。SOX指数が大きく下落し、日経平均も大きく下落しているのは分かりやすい動きだと思います。香港ハンセン中国企業指数は、ここのところ割と調子いいようです。中国経済については、あまり芳しくないようですが、株価の上昇が一時的なものなのか、持続するものなのかについては注視が必要だと思います。新興国株については、ブラジルボベスパの下落は比較的軽微、インドSENSEXは調子いいようです。日本株のポートフォリオについても、ブラジル関連、インド関連、中国関連といった銘柄に分散投資するとよいのかもしれません。

 日本国債米国債の金利が、上昇しています。金利が上昇して株価が下落基調という分かりやすい動きだと思います。為替は、米ドルユーロに対してかなり円安になっています。5月になって円高方向にはなっていますが、為替がどんなメッセージを発しているのかについて、よく考える必要があると思います。LME銅3ヶ月先物が上昇しています。世界経済の回復ととらえることが出来るのかもしれませんが、インフレの進行という側面もあるのかもしれません。WTI原油先物が下落していますが、現在の状況を考えると好ましい動きなのかもしれません。NYMEX金先物が上昇しています。不安定な投資環境を反映したものでしょうか。バルチック海運指数が、下落していますが、海運株への影響はさほど大きくないように思われます。この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*4月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス6,706,444円と、先月末から大きく悪化しました。330万円程含み損が増えました。僕の日本株ポートフォリオは日経平均が下落すると含み損も大きくなるようです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で638,404円(配当0円、利益確定638,404円)増えて、21,233,378円(税引き後)になりました。4月前半はある程度利益を確定することが出来ましたが、後半は大荒れの相場であまり利益を確定することが出来ませんでした。

 保有銘柄数は66銘柄です。先月より7銘柄増やしました。投資環境が変化してきているかもしれないので、売ったり買ったりを繰り返しながら保有銘柄を増やしています。この中から、すくすく育って安定的に利益を得られる銘柄が見つかればいいな、と思っています。買付余力は13,533,834円です。投資額を100万円追加しました。日本株は急上昇していますので、高値を警戒していましたが、4月は大きく下落することとなってしまいました。含み損は大きく増えてしまいましたが、ある程度的確に対処できたと思います。ディスコを一旦売却したのは良かったと思います。欲を言えばレーザーテックも売却していれば買付余力1780万円弱、含み損600万円弱という状況でした。ただ、レーザーテックについては、5月に入って急激に戻していますので、売却しなくてよかったのかもしれません。ディスコの株価も力強い動きをしているので、また買ってみました。

 不安定な投資環境では株価指数の下値メドが気になる所です。テクニカルな面からは100日移動平均線や200日移動平均線を考慮する方法があるようです。日経平均については36,500円付近を下回ってしまった場合は34,500円付近、日本株と関連性の高い米国株について、S&P500については4,900ポイント付近を下回ってしまった場合は4,600ポイント付近、を下値メドとして、覚悟しておこうと思います。

 日本株と関連性の高い米国株について、過去のデータを振り返ってみると、金利の引き下げ局面では、ある程度のショックは覚悟しておいたほうがよいのかもしれません。

 今回は違うことを祈るばかりですが、「今回は違う」の落とし穴にも注意が必要だと思います。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ファーストリテイリング 4,155,000円 評価損益率 -8.67%
  • 東京エレクトロン 3,512,000円 評価損益率  -9.13%
  • レーザーテック 3,460,000円 評価損益率  -18.70%
  • ダイキン工業 2,174,500円 評価損益率 -23.78%
  • ニトリHD 2,124,500円 評価損益率 -11.03%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • ネクセラファーマ 146,800円 評価損益率 -50.73%
  • 寿スピリッツ 163,050円 評価損益率 -33.13%
  • エムスリー 169,150円 評価損益率 -64.26%
  • 住友化学 202,380円 評価損益率 -29.41%
  • ヤマトHD 208,700円 評価損益率 -36.70%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • コンコルディアFG +53,570円 評価金額 936,870円 評価損益率 +6.06%
  • 三菱商事 +40,400円 評価金額 724,000円 評価損益率 +5.90%
  • 日本電気 +24,300円 評価金額 1,150,000円 評価損益率 +2.15%
  • 三菱重工 +22,650円 評価金額 425,250円 評価損益率 +5.62%
  • さくらインターネット +21,871円 評価金額 591,000円 評価損益率 +3.84%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • レーザーテック -796,000円 評価金額 3,460,000円  評価損益率 -18.70%
  • ダイキン工業 -678,442円 評価金額 2,174,500円  評価損益率  -23.78%
  • ABEJA  -606,095円 評価金額 310,000円 評価損益率 -66.16%
  • ニデック -455,542円 評価金額 737,300円  評価損益率  -38.18%
  • ウエストHD -408,750円 評価金額 265,800円  評価損益率  -60.59%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は670万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオの年換算利回りの推移だと思います。 

 

*僕の投資スタイルについて

 投資のスタイルは人それぞれで100人いれば100通りでしょうか。また投資を続けていくうち、考え方も変化するかもしれません。

 僕は、現在のところ、株式投資は畑仕事のようなものだと考えています。いきなり大きな収穫を得ることはできず、地道な積み重ねが必要だと思います。まずは畑を耕し、苗を植え、苗がすくすく育つように雑草を引き抜き、水をやり、肥料をやり、そんな地道な作業を忍耐強く継続して、やっと収穫が得られるような気がしています。天候が穏やかであればよいのですが、台風に見舞われたりした場合は、せっかく育てた作物が台無しになってしまうかもしれません。そんな時は、また一から始める忍耐強さも必要だと思います。やっと得られた収穫については無駄遣いせずに再投資して畑を広くしたり、嵐に見舞われた時の避難小屋を頑丈にしたり、作物の種類を増やしたりして、過酷な環境にも耐えられる畑を作り上げたいと思います。

 

素人の日本株投資【2024年3月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年10ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 3月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年3月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。2月末と3月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 40,369円(先月末から1,203円(3.07%)の上昇)
  • TOPIX 2,768ポイント(先月末から93ポイント(3.48%)の上昇)
  • NYダウ 39,807ドル(先月末から811ドル(2.08%)の上昇)
  • ナスダック16,379ポイント(先月末から288ポイント(1.79%)の上昇)
  • S&P500 5,254ポイント(先月末から158ポイント(3.10%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 128,106ポイント(先月末から914ポイント(0.71%)の下落)
  • 香港ハンセン 16,541ポイント(先月末から30ポイント(0.18%)の上昇)
  • 中国企業指数 5,810ポイント(先月末から133ポイント(2.34%)の上昇)
  • インドSENSEX 73,651ポイント(先月末から1,151ポイント(1.59%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,083ポイント(先月末から206ポイント(4.22%)の上昇)
  • WTI原油先物 83.17ドル(先月末から4.91ドル(6.27%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,238ドル(先月末から184ドル(8.96%)の上昇)
  • 米ドル 151.35円(先月末から1.44円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0791ドル(先月末から0.0015ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 30.16円(先月末から0.01円の円安)
  • 人民元 20.95円(先月末から0.10円の円安)
  • インドルピー 1.8159円(先月末から0.0075円の円安)
  • ユーロ 163.22円(先月末から1.19円の円安)
  • 日本国債10年 0.725%(先月末から0.015%の上昇)
  • 米国国債10年 4.201%(先月末から0.050%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,867ドル(先月末から374ドル(4.40%)の上昇)
  • SOX指数 4,905ポイント(先月末から179ポイント(3.79%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,821ポイント(先月末から290ポイント(13.74%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年3月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      65,594,974円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      62,192,095円(評価額)
  •      45,000,000円(投資金額) 
  •      51,028,319円(保有株取得額)
  •      47,625,440円(保有株評価額)
  •  +20,594,974円(売却益+配当)
  •    +1,139,502(含み益)
  •    -4,542,381(含み損)
  •    -3,402,879円(含み益-含み損)
  •  +17,192,095円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      14,566,655円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 30,433,345円(投資額-買付余力)に対する20,594,974円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り17.65%(税引き後) *税引き前では約22.07%
  • 30,433,345円(投資額-買付余力)に対する16,572,095円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り14.21%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 45,000,000円(投資金額)に対する17,872,671円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約39.72%(税引き後) *税引き前では約49.65%
  • 45,000,000円(投資金額)に対する17,376,670円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約10.07%(税引き後) *税引き前では約12.59%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較

 ふと思いついて、僕のポートフォリオの過去1年間の利益の増減が、日経平均と比較してどのようになっているのか、毎月チェックすることにしました。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均については、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

日経平均について2023年3月末から2024年3月末までの動きは下記の通りです。

2023年3月末 28,401円 2024年3月末  40,369円 142.1%の上昇

毎月末株価のプラスの合計 14,321円 毎月末株価のマイナスの合計 2,353円

 過去1年間の日本株の投資環境は概ね良好だったと言えると思います。チャートを見ると、2023年3月末から6月頃までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから右肩上がりといったところでしょうか。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年3月末   +5,105,908円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年3月末 +17,192,095円(売却益+配当+含み益-含み損) 336.7%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、ひとつの指標として見ています。

 

2023年3月末   +9,758,672円(売却益+配当)

2024年3月末 +20,594,974円(売却益+配当) 211.0%の増加

 

投資額の平均値44,080,000円に対する、利益の年利回り(2023年3月末から2024年3月末まで)

27.42%     +12,086,187円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

24.58%     +10,836,302円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引き後]

約30.73% +13,545,377円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引き前]

 

 株式投資で得られた利益について、3つの指標を総合的に判断してみましたが、現在のところ、日経平均を十分にアウトパフォーム出来ていると思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約148.0%
  • 日経平均 約139.0% TOPIX 約140.5% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約146.5%
  • 日経平均 約144.3%   TOPIX 約139.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約128.5%
  • 日経平均 約127.0%    TOPIX 約119.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約122.0%
  • 日経平均 約121.0% TOPIX 約117.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年3月は、2月に引き続き、日経平均TOPIXが上昇しましたが、上昇率が少し落ち着いてきているようです。ブラジルボベスパが若干下落していますが、米国株をはじめ主な株式市場は上昇しています。欧州株はかなり調子いいのかもしれません。香港ハンセン中国企業指数は、ここのところ割と調子いいと言えるかもしれません。

 日本国債の金利が若干上昇、米国債の金利は多少低下しましたが比較的落ち着いた動きだと思います。為替は、2月に引き続き、主要通貨に対して円安になっています。LME銅3ヶ月先物が上昇しています。世界経済の回復ととらえることが出来るのかもしれませんが、インフレの進行という側面もあるのかもしれません。WTI原油先物が上昇しています。インフレを警戒する向きがあるようです。NYMEX金先物がかなり上昇しています。投資環境がリスクオフになってきているのでしょうか。バルチック海運指数が、下落していますが、海運株への影響はさほど大きくないように思われます。この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*3月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス3,402,879円と、先月末とほぼ同じです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,722,560円(配当67,580円、利益確定1,654,980円)増えて、20,594,974円(税引き後)になりました。株価指数の上昇局面では利益も確定しやすいです。株の売買は、利益を確定すると同時に、ポートフォリオを修正することもできると思います。打たれ強く、そして大きな利益を生み出すことの出来るポートフォリオを構築することが目標です。利益確定分が、だいぶん積み上がってきたので、下落相場にも、ある程度耐えられるようになってきたと思います。記録を取り始めた2020年11月2日以降で、最も含み損が大きかったのは2022年9月30日で8,378,233円でした。保有証券取得額42,820,304円に対して19.57%の含み損でした。この時は10万円ほどの利益しか残っていませんでした。現在の運用額に当てはめてみると1,100万円くらいの含み損は想定内として覚悟しておいた方が良いのかもしれません。そうなったとしても960万円ほどの利益は残っているので余裕を持って対処できると思います。

 保有銘柄数は59銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は14,566,655円です。日本株は急上昇していますので、高値を警戒していますが、先月末よりは買付余力を少し減らしました。この記事を書いている時点での買付余力は1,668万円(投資額100万円追加含む)ほどです。

 僕の日本株ポートフォリオは、割高な銘柄が多いので、株価の動きには、気を使っています。4月の話になりますが、4月5日の急落は少し意外でした。ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロン、ファーストリテイリングは多少の含み益の状態だったのですが、1日で4銘柄の含み損が71万円ほどになってしまいました。どれも素晴らしい銘柄なので、そのうち持ち直してくれると思います。

 ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、キーエンス、アドバンテスト、ソシオネクスト、のような値動きの大きい優良銘柄は買うタイミングが重要だと思います。キーエンスは現在保有してなく6万円ほどしか儲かりませんでしたが、一時期160万円ほどの含み損でした。東京エレクトロンも120万円ほどの含み損の時がありましたが、現在では売ったり買ったりしながら、ある程度利益を確定できるようになりました。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ファーストリテイリング 4,714,000円 評価損益率 +3.61%
  • レーザーテック 4,180,000円 評価損益率  +3.59%
  • 東京エレクトロン 3,957,000円 評価損益率  +6.94%
  • ニトリHD 2,360,000円 評価損益率 +0.01%
  • ダイキン工業 2,060,000円 評価損益率 -27.79%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 166,200円 評価損益率 -44.22%
  • 寿スピリッツ 191,700円 評価損益率 -21.39%
  • 住友化学 203,160円 評価損益率 -29.13%
  • ライト工業 203,700円 評価損益率 -4.67%
  • ヤマトHD 215,800円 評価損益率 -34.55%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +256,900円 評価金額 3,957,000円 評価損益率 +6.94%
  • Fリテイリング +164,400円 評価金額 4,714,000円 評価損益率 +3.61%
  • レーザーテック +145,200円 評価金額 4,180,000円 評価損益率 +3.59%
  • 三菱重工 +95,850円 評価金額 1,303,650円 評価損益率 +7.93%
  • 日立 +72,900円 評価金額 1,390,500円 評価損益率 +5.53%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ダイキン工業 -792,942円 評価金額 2,060,000円  評価損益率 -27.79%
  • ニデック -579,842円 評価金額 613,000円  評価損益率  -48.61%
  • ABEJA  -512,595円 評価金額 403,500円 評価損益率 -55.95%
  • ウエストHD -386,650円 評価金額 287,900円  評価損益率  -57.31%
  • エムスリー -259,600円 評価金額 213,700円  評価損益率  -54.84%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は340万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけてはいますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオの年換算利回りの推移だと思います。 

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、以前より少し改善してきたような気がしました。

 

【素人の日本株投資】資生堂の株主総会に行ってきました。

 3月26日(火)は、資生堂の、第124回 定時株主総会へ行ってきました。

 僕は、資生堂株を100株保有していて、現在86,000円ほど含み損の状態です。そろそろ値上がりするかなと思って購入したところ、更に値下がりしたような状況です。

 尚、日経電子版 2024年3月4日の記事によりますと、米ブラックロックは中国関連銘柄とされる資生堂の持ち高を増やしたそうです。下記の記述がありました。

中国景気の先行き懸念は根強いが、それを乗り越えて成長できると見通しているようだ。資生堂は国内での商品数や人員の削減、店舗合理化など構造改革を進めている。

www.nikkei.com

 株主総会の印象としては、経営陣の強い決意、そして業績改善への具体的な道筋が示されていましたので、きっと復活を果たすことが出来ると思います。

 会場は帝国ホテルの「孔雀の間」でした。素晴らしい会場だと思いました。かなり広い会場でした。午前10時スタートでしたが、僕は9時過ぎに到着しました。沢山の社員の方々がいて、丁寧に案内してもらいました。株主総会は自分が偉くなったような気分になれます。もちろん勘違いですが、悪い気はしないです。

 9時過ぎだとまだ席はたくさん空いていました。一番前の席に座りました。総会が始まる頃には満席で、第二会場でモニターでの参加の人たちもいたようです。今回の参加者は1300名ほどだったようです。満席になるような株主総会は珍しいと思います。

 やがて総会が始まりました。他の企業に比べて女性の役員の比率が高いと思いました。

 最初に魚谷CEOから、株価が思わしくないことについての話がありました。

 中国の景況感悪化やALPS処理水放出による日本製品の買い控え、等、外部環境の急激な変化により、大幅な減益になったものの、すでに構造改革に着手しているそうです。

 150年以上の歴史を持つ力強い企業の株主総会という感じがしました。変わらないために変わらなければらないという趣旨の、経営陣の発言が印象に残りました。花椿のマーク、和文ロゴ、英文ロゴが昔から大きく変わっていないのは、歴史と伝統を大切にしているからなのかもしれません。

 質疑応答については、株価が思わしくない割には、厳しい質問は少なめだったと思います。

 会場は美しい雰囲気が漂っていました。美を提供する企業は、自らも美しくなければならないという企業風土のようなものが感じられました。考えようによっては企業経営は一種のアートと言えるのかもしれません。 

 資生堂の歴史は下のサイトが分かりやすいと思います。

corp.shiseido.com

 総会が始まる前は、大きなスクリーンに資生堂のCM等が流れていましたが、下のCMが特に印象的でした。美しいCMですが、提案の仕方が上手だと思いました。

 「SHISEIDO MEN」は肌を健やかに保つものですが、真の価値はその先にある、という提案だと思います。

 話はちょっと、それますが、「レビットのドリルの穴理論」を思い出しました。ホームセンターにドリルを買いに来た人はドリルが欲しいのではなく穴が欲しいのだ、という内容だったと思います。確かにその通りだと思いますが、当の本人もそんなことは意識していないと思いますし、真のニーズを見つけたり、或いは提案したりすることは奥の深い領域だと思います。

www.youtube.com

 考えてみれば、資生堂は今も昔も、いいCMを制作しているなあと思いました。

 僕がまだ子供だった頃に印象的だったCMがYouTubeで見つかりました。尾崎亜美の「マイピュアレディ」がバックに流れているCMです。

www.youtube.com

 

 株主総会のあとは、お土産の配布がありました。最近の総会では珍しいと思います。

会場の帝国ホテル

ホテルのロビーには綺麗な花が咲いていました。

お土産のドリンク剤6本

素人の日本株投資【2024年2月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年9ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 2月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • EVとHVの気になる動き

*2024年2月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。1月末と2月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 39,166円(先月末から2,880円(7.94%)の上昇)
  • TOPIX 2,675ポイント(先月末から124ポイント(4.86%)の上昇)
  • NYダウ 38,996ドル(先月末から846ドル(2.22%)の上昇)
  • ナスダック16,091ポイント(先月末から927ポイント(6.11%)の上昇)
  • S&P500 5,096ポイント(先月末から251ポイント(5.18%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 129,020ポイント(先月末から1,268ポイント(0.99%)の上昇)
  • 香港ハンセン 16,511ポイント(先月末から1,026ポイント(6.63%)の上昇)
  • 中国企業指数 5,677ポイント(先月末から483ポイント(9.30%)の上昇)
  • インドSENSEX 72,500ポイント(先月末から748ポイント(1.04%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,877ポイント(先月末から229ポイント(4.93%)の上昇)
  • WTI原油先物 78.26ドル(先月末から2.41ドル(3.18%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,054ドル(先月末から13ドル(0.63%)の下落)
  • 米ドル 149.91円(先月末から2.68円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0806ドル(先月末から0.0004ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 30.15円(先月末から0.46円の円安)
  • 人民元 20.85円(先月末から0.12円の円安)
  • インドルピー 1.8084円(先月末から0.0362円の円安)
  • ユーロ 162.03円(先月末から2.98円の円安)
  • 日本国債10年 0.710%(先月末から0.02%の低下)
  • 米国国債10年 4.251%(先月末から0.333%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,493ドル(先月末から115ドル(1.34%)の下落)
  • SOX指数 4,726ポイント(先月末から466ポイント(10.94%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,111ポイント(先月末から713ポイント(51.00%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年2月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      63,872,414円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      60,469,883円(評価額)
  •      45,000,000円(投資金額) 
  •      44,247,761円(保有株取得額)
  •      40,845,230円(保有株評価額)
  •  +18,872,414円(売却益+配当)
  •    +1,231,389(含み益)
  •    -4,633,920(含み損)
  •    -3,402,531円(含み益-含み損)
  •  +15,469,883円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      19,624,653円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 25,375,347円(投資額-買付余力)に対する18,872,414円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り19.83%(税引き後) *税引き前では約24.79%
  • 25,375,347円(投資額-買付余力)に対する14,849,883円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り15.61%

 

仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 45,000,000円(投資金額)に対する16,150,390円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約35.89%(税引き後) *税引き前では約44.86%
  • 45,000,000円(投資金額)に対する15,654,390円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約9.28%(税引き後) *税引き前では約11.60%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約139.0%
  • 日経平均 約136.0% TOPIX 約139.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約139.5%
  • 日経平均 約143.3%   TOPIX 約135.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約115.0%
  • 日経平均 約122.0%    TOPIX 約115.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約117.5%
  • 日経平均 約119.8% TOPIX 約114.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年2月は、1月に引き続き、日経平均TOPIXが、かなり上昇しました。米国株や欧州株もある程度上昇しています。新興国株は上昇率が少ないようです。香港ハンセン中国企業指数は、かなり上昇しています。大幅に下落した1月からの反動でしょうか。中国政府の株価対策の効果が現れてきているのでしょうか。中国経済の状況については引き続き注視が必要だと思います。

 日本国債の金利が低下していますが、米国債の金利は割と上昇しています。円安の要因のひとつでしょうか。米国株は金利の影響を受けにくくなってきているように思われます。それだけ米国経済が強いということでしょうか。SOX指数がかなり上昇していますので半導体関連が特に有望ということでしょうか。バルチック海運指数が、かなり上昇していますが、海運株への影響は少ないように思われます。最近では、海運株は、中東情勢の影響が大きいのかもしれません。為替は、1月に引き続き、主要通貨に対して円安になっています。為替の変動は株価への影響が大きいと思われますので、注視が必要だと思います。

 

*2月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス3,402,531円と、先月末から42万円程改善しました。僕の日本株ポートフォリオは、株価指数と、ある程度連動していると思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,729,493円(配当0円、利益確定1,729,493円)増えて、18,872,414円(税引き後)になりました。株価指数の上昇局面では利益も確定しやすいです。株の売買は、利益を確定すると同時に、ポートフォリオを修正することもできると思います。打たれ強く、そして大きな利益を生み出すことの出来るポートフォリオを構築することが目標です。

 保有銘柄数は56銘柄です。先月より7銘柄減らしました。買付余力は19,624,653円です。日本株は急上昇していますので、高値を警戒して買付余力を多くしました。この記事を書いている時点での買付余力は1300万円ほどです。現金化して買付余力を多くすると安全性は高くなりますが、効率的な資金運用にはマイナスですので、兼ね合いが難しいところです。

 僕のポートフォリオは半導体関連銘柄が多いのですが、エヌビディアの決算がどうなるか分からないので、半導体関連銘柄を少し減らした方がよいと思い、レーザーテックを一旦、売却しました。エヌビディアの決算がよかったので、再び、レーザーテックを買ったのですが、思ったより上値が重い感じがしたので、また売却しました。優良銘柄だと思うので、機会があれば、また買ってみたいと思います。

 キーエンスは、6万円ほどしか利益を確定することが出来ませんでしたが売却しました。同社株は中国関連銘柄と言われることもあるようですが、中国経済は思わしくないようです。キーエンスは一時期160万円ほどの含み損でした。買うタイミングがよければ、かなり儲かったのかもしれません。キーエンスは最低購入価格が700万円前後もしますので、含み損を抱えてしまうとポートフォリオを柔軟に変化させることが難しいと思いました。

 ファーストリテイリングサイゼリヤを購入しました。中国経済が思わしくないとしても巨大な市場だと思いますし、コスパの良い商品は中国でのシェアを伸ばすことができるのではと思います。東京エレクトロンは中国向けが好調なようですし、中国市場は経済状況等の要因によって需要の質が変化することはあっても巨大な市場であり続けると思います。中国市場の変化にうまく対応できる企業は業績を伸ばすことが出来るような気がします。

www.nikkei.com

 サイゼリヤについては3年以上前の記事になりますが面白い記事を見つけました。

r25.jp

 

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ファーストリテイリング 4,326,000円 評価損益率 +2.84%
  • 東京エレクトロン 3,687,000円 評価損益率  +11.71%
  • 三菱商事 2,884,500円 評価損益率 +7.58%
  • ダイキン工業 2,117,500円 評価損益率 -25.77%
  • ソニーグループ 1,294,500円 評価損益率 -8.12%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 145,600円 評価損益率 -51.13%
  • 住友化学 182,280円 評価損益率 -36.42%
  • ライト工業 190,600円 評価損益率 -10.80%
  • 寿スピリッツ 200,000円 評価損益率 -17.98%
  • エムスリー 214,650円 評価損益率 -54.64%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +386,500円 評価金額 3,687,000円 評価損益率 +11.71%
  • 三菱商事 +203,400円 評価金額 2,884,500円 評価損益率 +7.58%
  • Fリテイリング +119,615円 評価金額 4,326,000円 評価損益率 +2.84%
  • 出光興産 +77,000円 評価金額 948,000円 評価損益率 +8.84%
  • トヨタ自動車 +66,000円 評価金額 1,086,300円 評価損益率 +6.46%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ダイキン工業 -735,442円 評価金額 2,117,500円  評価損益率 -25.77%
  • ニデック -624,742円 評価金額 568,100円  評価損益率  -52.37%
  • ABEJA  -418,095円 評価金額 498,000円 評価損益率 -45.63%
  • ウエストHD -378,750円 評価金額 295,800円  評価損益率  -56.14%
  • リクルートHD -281,835円 評価金額 1,208,800円  評価損益率  -18.90%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は340万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけてはいますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオの年換算利回りの推移だと思います。 

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、以前より少し改善してきたような気がしました。

 

*EVとHVの気になる動き

 日経電子版の下記の記事は、タイトルが若干紛らわしいのですが、主要14カ国の23年のHV販売台数が前年比30%増、EVとPHVの合計の販売台数が前年比28%増、増加率逆転という記事です。販売台数ではHVが421万台、EVとPHVの合計が1196万台で大きな差があります。

www.nikkei.com

 下記の記事によると、EVにも様々な課題があるようです。

www.nikkei.com

 環境にやさしく、扱いやすいEVの開発には、課題が多いということだと思います。

 HVの販売が好調なのはトヨタには追い風だと思います。HVの販売が好調なうちに、素晴らしい全固体電池を搭載したEVの開発を実現してほしいと思います。僕は、現在のところトヨタ出光興産を長期保有する予定です。

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素人の日本株投資【2024年1月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年8ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 1月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • ふと思ったこと、株式投資と観天望気

*2024年1月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。12月末と1月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 36,286円(先月末から2,822円(8.43%)の上昇)
  • TOPIX 2,551ポイント(先月末から185ポイント(7.82%)の上昇)
  • NYダウ 38,150ドル(先月末から461ドル(1.22%)の上昇)
  • ナスダック15,164ポイント(先月末から153ポイント(1.02%)の上昇)
  • S&P500 4,845ポイント(先月末から76ポイント(1.59%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 127,752ポイント(先月末から6,433ポイント(4.79%)の下落)
  • 香港ハンセン 15,485ポイント(先月末から1,562ポイント(9.16%)の下落)
  • 中国企業指数 5,194ポイント(先月末から574ポイント(9.95%)の下落)
  • インドSENSEX 71,752ポイント(先月末から488ポイント(0.68%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,648ポイント(先月末から127ポイント(2.81%)の上昇)
  • WTI原油先物 75.85ドル(先月末から4.20ドル(5.86%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,067ドル(先月末から4ドル(0.19%)の下落)
  • 米ドル 147.23円(先月末から6.23円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0802ドル(先月末から0.0239ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 29.69円(先月末から0.65円の円安)
  • 人民元 20.73円(先月末から0.92円の円安)
  • インドルピー 1.7722円(先月末から0.0786円の円安)
  • ユーロ 159.05円(先月末から3.37円の円安)
  • 日本国債10年 0.730%(先月末から0.110%の上昇)
  • 米国国債10年 3.918%(先月末から0.039%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,608ドル(先月末から49ドル(0.57%)の上昇)
  • SOX指数 4,260ポイント(先月末から85ポイント(2.04%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,398ポイント(先月末から696ポイント(33.24%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年1月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株63銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      62,142,921円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      58,317,255円(評価額)
  •      45,000,000円(投資金額) 
  •      52,163,106円(保有株取得額)
  •      48,337,440円(保有株評価額)
  •  +17,142,921円(売却益+配当)
  •       +697,888(含み益)
  •    -4,523,554(含み損)
  •    -3,825,666円(含み益-含み損)
  •  +13,317,255円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •       9,979,815円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 35,020,185円(投資額-買付余力)に対する17,142,921円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り13.35%(税引き後) *税引き前では約16.69%
  • 35,020,185円(投資額-買付余力)に対する12,697,255円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り9.89%

 

仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 45,000,000円(投資金額)に対する14,082,389円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約31.29%(税引き後) *税引き前では約39.12%
  • 45,000,000円(投資金額)に対する13,586,389円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.23%(税引き後) *税引き前では約10.29%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約141.5%
  • 日経平均 約124.0% TOPIX 約137.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約126.2%
  • 日経平均 約130.0%   TOPIX 約127.2% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約108.0%
  • 日経平均 約111.0%    TOPIX 約110.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約111.2%
  • 日経平均 約112.0% TOPIX 約107.4% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年1月は、日経平均TOPIXが、先月末から、かなり上昇しました。米国株や欧州株もある程度上昇していますが、新興国株は下落しています。特に香港ハンセン中国企業指数は、かなり下落しています。中国経済の停滞が、世界の株式市場に及ぼす影響について、よく考える必要があると思います。

 日米共に、国債の金利が上昇していますが、株価への影響は限定的でしょうか。株式市場を取り巻く環境が少し変化してきているのでしょうか。バルチック海運指数が、かなり下落しているのですが、海運株はさほど影響を受けていないように思われます。中東情勢の深刻化による運賃上昇が要因のひとつかもしれません。中東情勢は大きく変化しやすいと思われますので注視が必要だと思います。為替は、主要通貨に対して円安になっています。日本株上昇の要因のひとつかもしれません。

 

*1月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス3,825,666円と、先月末から310万円程改善しました。株価指数が、かなり上昇したので、含み損も、かなり改善したようです。僕のポートフォリオは、コツコツと確定した利益が、ある程度積み上がっていて、含み損が多いという構造になっているので、さほど利益が上がっていなくても、含み損が改善するだけで大幅に運用状況が改善するようです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で755,246円(配当0円、利益確定755,246円)増えて、17,142,921円(税引き後)になりました。

 保有銘柄数は63銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は9,979,815円です。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 6,658,000円 評価損益率 -2.64%
  • レーザーテック 3,978,000円 評価損益率 -0.49%
  • 東京エレクトロン 2,786,500円 評価損益率  +3.42%
  • ダイキン工業 2,388,500円 評価損益率 -16.27%
  • アドバンテスト 1,746,900円 評価損益率 +4.56%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 144,100円 評価損益率 -51.64%
  • 寿スピリッツ 199,550円 評価損益率 -18.17%
  • ライト工業 206,700円 評価損益率 -3.27%
  • 住友化学 209,640円 評価損益率 -26.87%
  • NTTデータ 214,050円 評価損益率 -1.50%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +92,400円 評価金額 2,786,500円 評価損益率 +3.42%
  • アドバンテスト +76,200円 評価金額 1,746,900円 評価損益率 +4.56%
  • ソニー +60,500円 評価金額 1,469,500円 評価損益率 +4.29%
  • 日立 +59,500円 評価金額 1,167,500円 評価損益率 +5.37%
  • スズキ +45,200円 評価金額 668,800円 評価損益率 +7.24%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ニデック -638,642円 評価金額 554,200円  評価損益率  -53.53%
  • ABEJA  -580,595円 評価金額 335,500円 評価損益率 -63.37%
  • ダイキン工業 -464,442円 評価金額 2,298,500円  評価損益率 -16.27%
  • ウエストHD -332,550円 評価金額 342,000円  評価損益率  -49.29%
  • リクルートHD -305,235円 評価金額 1,185,400円  評価損益率  -20.47%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。現在は383万円ほどの含み損です。株価指数の大幅な上昇に伴って、ある程度改善してきました。株価指数が下落すれば、また含み損が増えると思いますが、配当を含む利益確定分が、ある程度積み上がっているので、相対的な含み損の影響は少なくなりつつあると感じました。しかしながら、現在のポートフォリオだと、下落相場に非常に弱く、配当を含む利益確定分で耐えるしかない状況です。少しづつ改善が必要だと思います。 

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略は、修正が必要な気がしています。

 

*ふと思ったこと、株式投資と観天望気

 僕は、色々な指数、為替、金利について毎日チェックしているのですが、データの変化から、経験則的にマーケットの変化を感じ取ることが出来ないだろうかと考えています。また、気になるデータの変化があれば、そのような視点から、日経電子版やアナリストレポートを読むことになるので効率的に情報収集できると思います。

 漁師の経験則による天気の予測(観天望気)は、自然現象や生物の行動の様子などをよく観察することにより、判断しているそうですが、狭い範囲、短い時間では、科学的な天気予報よりよく当たる場合もあるそうです。観天望気の考え方は株式投資にも応用できるような気がしています。また、FRBの有名なフレーズ「データ次第」も、観天望気に通じるものがあると思います。

 パウエル議長も大変だと思いますが、客観的なデータ、科学的な手法を駆使しながらも、最終的には職人的な判断が必要なのだろうと思います。

 

素人の日本株投資【2023年12月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年7ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 12月の振り返り
  • 1年間の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2023年12月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。11月末と12月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 33,464円(先月末から22円(0.07%)の下落)
  • TOPIX 2,366ポイント(先月末から8ポイント(0.34%)の下落)
  • NYダウ 37,689ドル(先月末から1,739ドル(4.84%)の上昇)
  • ナスダック15,011ポイント(先月末から785ポイント(5.52%)の上昇)
  • S&P500 4,769ポイント(先月末から202ポイント(4.42%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 134,185ポイント(先月末から6,854ポイント(5.38%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,047ポイント(先月末から5ポイント(0.03%)の上昇)
  • 中国企業指数 5,768ポイント(先月末から89ポイント(1.52%)の下落)
  • インドSENSEX 72,240ポイント(先月末から5,252ポイント(7.84%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,521ポイント(先月末から139ポイント(3.17%)の上昇)
  • WTI原油先物 71.65ドル(先月末から4.31ドル(5.67%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,071ドル(先月末から14ドル(0.68%)の上昇)
  • 米ドル 141.00円(先月末から7.25円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.1041ドル(先月末から0.0159ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 29.04円(先月末から1.06円の円高)
  • 人民元 19.81円(先月末から0.98円の円高)
  • インドルピー 1.6936円(先月末から0.0846円の円高)
  • ユーロ 155.68円(先月末から5.65円の円高)
  • 日本国債10年 0.620%(先月末から0.040%の低下)
  • 米国国債10年 3.879%(先月末から0.452%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,559ドル(先月末から95ドル(1.12%)の上昇)
  • SOX指数 4,175ポイント(先月末から451ポイント(12.11%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,094ポイント(先月末から843ポイント(28.70%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年12月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株60銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      61,387,675円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      54,861,859円(評価額)
  •      45,000,000円(投資金額) *100万円追加 
  •      50,083,276円(保有株取得額)
  •      43,557,460円(保有株評価額)
  • +16,387,675円(売却益+配当)
  •   -6,525,816円(含み益-含み損)
  •   +9,861,859円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     11,304,399円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 33,695,601円(投資額-買付余力)に対する16,387,675円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り13.57%(税引き後) *税引き前では約16.84%
  • 33,695,601円(投資額-買い付け余力)に対する9,241,859円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り7.65%

 

仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 45,000,000円(投資金額)に対する11,118,063円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約24.71%(税引き後) *税引き前では約31.02%
  • 45,000,000円(投資金額)に対する10,622,063円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.59%(税引き後) *税引き前では約8.25%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約134.0%
  • 日経平均 約122.0% TOPIX 約132.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約130.0%
  • 日経平均 約128.5%   TOPIX 約124.8% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約98.9%
  • 日経平均 約101.0%    TOPIX 約103.8%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約104.3%
  • 日経平均 約105.1% TOPIX 約102.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年12月は、日経平均TOPIXが、先月末から若干、下落しました。その他の主な株式市場は、ある程度上昇していますが、香港ハンセン中国企業指数は、あまり調子よくないようです。

 日米共に、国債の金利が低下しています。特にアメリカはかなり低下しています。

 WTI原油先物バルチック海運指数は下落しましたが、LME銅3ヶ月先物、SOX指数は上昇しています。は引き続き上昇しています。為替は、主要通貨に対して円高になっています。

 各種指数、為替、金利の動向は分かりやすい動きになっていると思います。中国関連を除く主な株式市場は、上昇基調ですが、日本の株式市場の上値が重いのは、主要通貨に対して円高の傾向になっているからだと思われます。米国債の金利が、かなり低下しており、米国株市場が好調な要因のひとつになっているようです。金価格の上昇は、金利の低下、地政学リスク、中国等の米国債離れの影響でしょうか。

 

*12月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス6,525,816円と、先月末から60万円弱悪化しました。株価指数が若干下落したので、含み損も若干悪化したといったところでしょうか。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で495,256円(配当104,580円、利益確定390,676円)増えて、16,387,675円(税引き後)になりました。先月は日経平均が2,628円(8.52%)の上昇に対して、利益確定が422,558円だったのですが、今月は日経平均が22円(0.07%)の下落に対して、利益確定が390,676円だったので、割とうまく対応することが出来たと思うことにしました。

 保有銘柄数は60銘柄です。先月より3銘柄減らしました。買付余力は11,304,399円です。投資額を100万円追加しました。

 

*1年間の振り返りと今後の運用方針について

 1年前の2022年12月末の運用状況は下記です。

  •   51,192,356円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   44,266,161円(評価額)
  •   42,000,000円(投資金額) 
  •   39,979,135円(保有株取得額)
  •   33,052,940円(保有株評価額)
  • +9,192,356円(売却益+配当)  
  • -6,926,195円(含み益-含み損)
  • +2,266,161円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •   11,213,221円(買付余力)

 今月の運用状況と比較してみました。1年間で追加した投資額は300万円ですが、取得金額は1,000万円ほど増えました。(含み益-含み損)は去年が約-650万円、今年が約-690万円と、大きな差はないのですが、(売却益+配当+含み益-含み損)が去年は約+220万円、今年が約+980万円と大きな差があります。コツコツと利益を確定して含み損に対する耐性を少しづつ高めていくという戦略は、ある程度効果が出ていると思います。

 今後の運用方針の骨格は次のように考えました。

  • 株式投資で利益を増やすには、大きな金額を動かすことが有効な手段のひとつだと思うので、取得金額(「投資金額+配当+売却益」)を増やしていく。
  • 次の三つの指標をバランスよく改善していく。

   *(投資額-買付余力)に対する(売却益+配当)の年換算利回り

   *(投資額-買付余力)に対する(売却益+配当+含益-含損)の年換算利回り

   *(投資額)に対する(仮に全株売却した場合の利益概算)の年換算利回り 

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 6,212,000円 評価損益率 -9.16%
  • レーザーテック 3,717,000円 評価損益率 -0.74%
  • 東京エレクトロン 2,525,500円 評価損益率  +0.11%
  • ダイキン工業 2,298,500円 評価損益率 -19.43%
  • アドバンテスト 1,918,800円 評価損益率 -6.52%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 142,100円 評価損益率 -52.31%
  • ライト工業 189,000円 評価損益率 -7.35%
  • 住友化学 206,400円 評価損益率 -28.00%
  • 寿スピリッツ 216,100円 評価損益率 -11.38%
  • エムスリー 233,300円 -50.57%

 

  • 含み益上位5銘柄(今月は2銘柄のみ)
  • 信越化学 +27,600円 評価金額 591,700円 評価損益率 +4.89%
  • 東京エレクトロン +3,000円 評価金額 2,525,500円 評価損益率 +0.11%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • キーエンス -626,919円 評価金額 6,212,000円  評価損益率  -9.16%
  • ニデック -623,342円 評価金額 569,500円  評価損益率  -52.25%
  • ABEJA  -616,795円 評価金額 299,300円 評価損益率 -67.32%
  • ダイキン工業 -554,442円 評価金額 2,298,500円  評価損益率 -19.43%
  • ソシオネクスト -543,000円 評価金額 1,280,000円 評価損益率  -29.28%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。現在は652万円ほどの含み損です。含み損は増えたり減ったりしていますが、なかなか減少しません。配当を含む利益確定分がコツコツと積み上がってきており、1年前と比べると、含み損に対する耐性は高まってきていると思います。

 含み益の銘柄が二つしかない状況になってしまいました。現在のポートフォリオだと、下落相場に非常に弱く、配当を含む利益確定分で耐えるしかない状況です。少しづつ改善が必要だと思います。 

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略は、修正が必要な気がしています。

 

素人の日本株投資【2023年11月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年6ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 11月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • 気になる動き

*2023年11月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。9月末と10月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 33,486円(先月末から2,628円(8.52%)の上昇 )
  • TOPIX 2,374ポイント(先月末から121ポイント(5.37%)の上昇)
  • NYダウ 35,950ドル(先月末から2,898ドル(8.77%)の上昇)
  • ナスダック14,226ポイント(先月末から1,375ポイント(10.70%)の上昇)
  • S&P500 4,567ポイント(先月末から374ポイント(8.92%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 127,331ポイント(先月末から14,188ポイント(12.54%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,042ポイント(先月末から70ポイント(0.41%)の下落)
  • 中国企業指数 5,857ポイント(先月末から4ポイント(0.07%)の下落)
  • インドSENSEX 66,988ポイント(先月末から3,114ポイント(4.88%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,382ポイント(先月末から321ポイント(7.90%)の上昇)
  • WTI原油先物 75.96ドル(先月末から5.06ドル(6.25%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,057ドル(先月末から52ドル(2.59%)の上昇)
  • 米ドル 148.25円(先月末から3.44円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0882ドル(先月末から0.0308ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 30.10円(先月末から0.33円の円高)
  • 人民元 20.79円(先月末から0.07円の円安)
  • インドルピー 1.7782円(先月末から0.0433円の円高)
  • ユーロ 161.33円(先月末から0.91円の円安)
  • 日本国債10年 0.660%(先月末から0.290%の低下)
  • 米国国債10年 4.331%(先月末から0.601%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,464ドル(先月末から354ドル(4.36%)の上昇)
  • SOX指数 3,724ポイント(先月末から509ポイント(15.83%)の上昇)
  • バルチック海運指数 2,937ポイント(先月末から1,478ポイント(101.30%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年11月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株63銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •       59,892,419円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       53,963,893円(評価額)
  •     44,000,000円(投資金額) 
  •      50,907,166円(保有株取得額)
  •      44,978,640円(保有株評価額)
  • +15,892,419円(売却益+配当)
  •    -5,928,526円(含み益-含み損)
  •  +9,963,893円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      8,985,253円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 35,014,747円(投資額-買付余力)に対する15,892,419円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り12.97%(税引き後) *税引き前では約16.21%
  • 35,014,747円(投資額-買い付け余力)に対する9,343,893円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り7.62%

 

仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 44,000,000円(投資金額)に対する11,149,599円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約25.34%(税引き後) *税引き前では約31.67%
  • 44,000,000円(投資金額)に対する10,653,599円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.92%(税引き後) *税引き前では約8.65%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約139.0%
  • 日経平均 約128.0% TOPIX 約137.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約120.0%
  • 日経平均 約120.5%   TOPIX 約122.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約104.2%
  • 日経平均 約107.0%    TOPIX 約109.3%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約100.1%
  • 日経平均 約102.5% TOPIX 約102.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年11月は、日経平均が先月から2,628円も上昇しました。TOPIXも121ポイント上昇しています。11月の主な株式市場は香港ハンセン中国企業指数を除いて、かなり上昇しています。やはり現在のところ中国関連は厳しいようです。

 日米共に、国債の金利が低下しています。金利が低下して、株価が上昇するという分かりやすい構図かもしれません。

 WTI原油先物は下落しましたが、LME銅3ヶ月先物、SOX指数、バルチック海運指数は上昇しています。バルチック海運指数は約2倍になりました。金は引き続き上昇しています。方向性としては株式市場に好ましい見通しでしょうか。為替は植田発言前から、主要通貨に対して円高の傾向だったようです。

 

*11月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス5,926,526円と、先月末から200万円ほど改善しました。株価指数が上昇すると含み損も減るようです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で505,358円(配当82,800円、利益確定422,558円)増えて、15,892,419円(税引き後)になりました。

 保有銘柄数は63銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は8,985,253円です。レーザーテックを購入したので買付余力が少し減りました。

 ここのところ、日本株は値動きが激しく、先が見通しづらいです。こんな時は静観でしょうか。チャンスが訪れるのを辛抱強く待つのが良いのかもしれません。

 静観するにしても、ほったらかしにすることなく、含み損が増えても減っても、事実をしっかり把握して、世の中の動きとの関連を自分なりに考えていきたいと思います。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 6,335,000円 評価損益率 -7.36%
  • レーザーテック 3,304,000円 評価損益率 +1.36%
  • 東京エレクトロン 2,402,500円 評価損益率  +1.83%
  • ダイキン工業 2,215,500円 評価損益率 -22.34%
  • アドバンテスト 1,872,400円 評価損益率 -8.78%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 138,900円 評価損益率 -53.38%
  • ライト工業 198,000円 評価損益率 -2.92%
  • 住友化学 226,500円 評価損益率 -20.99%
  • 鹿島建設 233,650円 -9.34%
  • 寿スピリッツ 234,800円 評価損益率 -3.71%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • レーザーテック +44,445円   評価金額 3,304,000円 評価損益率 + 1.36% 
  • 東京エレクトロン +43,300円 評価金額 2,402,500円 評価損益率 +1.83%
  • 信越化学 +25,000円 評価金額 521,200円 評価損益率 +5.03%
  • 日本たばこ産業 +15,000円 評価金額 380,100円 評価損益率 +4.10%
  • 出光興産 +14,800円 評価金額 405,600円 評価損益率 +3.78%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ダイキン工業 -637,442円 評価金額 2,215,500円  評価損益率 -22.34%
  • ニデック -632,442円 評価金額 560,400円  評価損益率  -53.01%
  • キーエンス -503,519円 評価金額 6,335,000円  評価損益率  -7.36%
  • ソシオネクスト -497,900円 評価金額 1,325,000円 評価損益率  -27.31%
  • ABEJA  -455,095円 評価金額 461,000円 評価損益率 -49.67%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。現在は593万円ほどの含み損です。含み損は増えたり減ったりしていますが、なかなか減少しません。配当を含む利益確定分がコツコツと積み上がってきており、現在1,598万円ほどになっていますので、相対的には、以前に比べて含み損のダメージは少なくなってきています。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。

 

*気になる動き

 レーザーテックが値上がりしているので、買ってみました。レーザーテックの株価は高値圏で推移しており、少し心配なのですが思い切って買ってみました。同社の株価は2022年初めに35,000円以上のピークをつけて、その後急激に下落しています。今回も割と上昇のペースが速いのですが、この先、どうなるのでしょうか。11月末時点では多少含み益が出ていましたが、この記事を書いている時点では11万円ほどの含み損です。

 以前、レーザーテックの株主総会に行ったことがありますが、印象は良かったです。

 三菱UFJモルガン・スタンレー証券は12月7日付で、同社のレーティングについて強気の「オーバーウエート」を継続しています。目標株価は3万3800円から3万9900円に引き上げています。

 岩井コスモ証券は11月30日付で、同社の投資判断「A」(5段階中最上位)を継続しています。目標株価は3万4000円から4万円に引き上げています。

 12月初旬に大量保有が報告された企業の情報によると、レーザーテックの株はブラックロックが買っているようです。

 2023年11月29日の下記の記事によると、レーザーテックは、3ナノ以下レベルの先端向けに欠かせない装置である、EUV(極端紫外線)光を用いた検査装置を、世界で唯一展開しています。これはかなりの強みだと思います。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 以前から少し気になっていた「ナノインプリント」については、2023年10月16日の下記の記事によると、キャノンが新製品を発売したようです。しかしながら現状ではレーザーテックの経営の脅威になるようなものではないと思います。

www.nikkei.com

 

【素人の日本株投資】ABEJAの株主総会に行ってきました。

 11月28日(火)のことになりますが、ABEJAの株主総会に行ってきました。

 同社は2012年9月10日設立で、2023年6月13日に東証グロース市場に上場しました。

 僕は、この会社の事業内容はよくわからないのですが、上場当時は話題の会社だったので、200株ほど保有していたことがあります。すぐに売却して税引き後154,000円ほどの売却益が出たのですが、更に値上がりしそうな気がして100株購入して現在50万円弱の含み損という状況です。

 株主総会の場所は、東京国際フォーラムという立派な場所ですが、会場はG502会議室という小ぢんまりとした会議室で、パイプ椅子が置いてありました。収容人数は100名くらいでしょうか。

総会の場所は東京国際フォーラムでした。

 午前9時半から入場開始でしたが、ほとんど誰もおらず、来てはいけないところに来てしまったような気持ちになりました。

 それでも午前10時の総会開始前には15人くらいの株主はいたかもしれません。

 総会の印象としては、地味な感じというか、手作り感が感じられるような、そんな雰囲気でした。

 ABEJAが東証グロース市場に上場して、初めての株主総会だそうです。

 ふと思ったのですが、ABEJAが将来、大企業に成長したとすれば、僕は記念すべき第1回の株主総会の場にいたことになります。是非、そうなってほしいと思います。CEOの岡田陽介氏次第といったところでしょうか。

 総会は20分ほどで終了しました。

 総会に参加して、同社に対する理解が少しだけ深まった気がします。

 2022年9月1日から2023年8月31日までの損益計算書は、売上高約27億8千万円、営業利益約4億円、経常利益約3億8千万円、当期純利益約4億2千万円となっていました。

 同社の事業の中核は「ABEJA Platform」の提供となるようです。

 「ABEJA Platform」と言われても、よく分からないのですが、同社ウェブサイトの下記のページでは具体的な事例も紹介されていますので、少し理解が進みました。

www.abejainc.com

 「ABEJA Platform」については、創業から10年以上、ディープラーニングの黎明期より、研究開発及び投資をおこなってきたものだそうです。そのことが、現在の圧倒的な技術力と運用実績に結びついているそうです。岡田陽介氏は先見の明があったのだと思います。

 同社が将来どうなっていくのかは、分かりませんが、大株主には、NTTドコモや、SBIや損保ホールディングスの関連会社など、知名度の高い大企業が名を連ねていますので、将来性はあるのだと思います。