毎月初に前月の株式運用の状況を振り返っているのですが、10月の状況については、車の買い替え等が忙しく、振り返りが遅くなってしまいました。振り返りが遅くなってしまい、感じたことは、やはり、月初に前月の状況を振り返り、次の運用につなげていくことが大切だと思いました。
11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年5ヶ月になります。
再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。
*内容は下記になります。
- 各種指数、為替、金利の動向
- 運用状況と年換算利回り
- 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
- 各種指数、為替、金利の動向の考察
- 10月の振り返りと今後の運用方針について
- 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
- 気になる動き
*2023年10月末の指数、為替、金利
マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。9月末と10月末の比較では次のようになっています。
- 日経平均 30,858円(先月末から999円(3.14%)の下落 )
- TOPIX 2,253ポイント(先月末から70ポイント(3.01%)の下落)
- NYダウ 33,052ドル(先月末から455ドル(1.36%)の下落)
- ナスダック12,851ポイント(先月末から368ポイント(2.78%)の下落)
- S&P500 4,193ポイント(先月末から95ポイント(2.22%)の下落)
- ブラジルボベスパ 113,143ポイント(先月末から3,422ポイント(2.94%)の下落)
- 香港ハンセン 17,112ポイント(先月末から697ポイント(3.91%)の下落)
- 中国企業指数 5,861ポイント(先月末から287ポイント(4.67%)の下落)
- インドSENSEX 63,874ポイント(先月末から1,954ポイント(2.97%)の下落)
- ユーロストックス50 4,061ポイント(先月末から113ポイント(2.71%)の下落)
- WTI原油先物 81.02ドル(先月末から9.77ドル(10.76%)の下落)
- NYMEX金先物 2,005ドル(先月末から139ドル(7.45%)の上昇)
- 米ドル 151.69円(先月末から2.34円の円安)
- ユーロ/米ドル 1.0574ドル(先月末から0.0002ドルのドル安)
- ブラジルレアル 30.43円(先月末から0.76円の円安)
- 人民元 20.72円(先月末から0.26円の円安)
- インドルピー 1.8215円(先月末から0.0262円の円安)
- ユーロ 160.42円(先月末から2.49円の円安)
- 日本国債10年 0.950%(先月末から0.185%の上昇)
- 米国国債10年 4.932%(先月末から0.355%の上昇)
- LME銅3ヶ月先物 8,110ドル(先月末から160ドル(1.93%)の下落)
- SOX指数 3,215ポイント(先月末から219ポイント(6.38%)の下落)
- バルチック海運指数 1,459ポイント(先月末から242ポイント(14.23%)の下落)
*運用状況と年換算利回り
2023年10月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。
- 59,387,061円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
- 51,402,421円(評価額)
- 44,000,000円(投資金額)
- 45,649,710円(保有株取得額)
- 37,665,070円(保有株評価額)
- +15,387,061円(売却益+配当)
- -7,984,640円(含み益-含み損)
- +7,402,421円(売却益+配当+含み益-含み損)
- 13,737,351円(買付余力)
年換算利回りは下記になります。
- 30,262,649円(投資額-買付余力)に対する15,387,061円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り14.88%(税引き後) *税引き前では約18.60%
- 30,262,649円(投資額-買い付け余力)に対する6,782,421円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り6.56% *税引き前では約8.20%
*資産運用は連続しているものですが、仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。
- 44,000,000円(投資金額)に対する8,999,349円(仮に全株売却した場合の利益概算)のリターン 約20.45%(税引き後) *税引き前では約25.57%
- 44,000,000円(投資金額)に対する8,503,349円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約5.66%(税引き後) *税引き前では約7.07%
*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。
- 保有株の3年間のパフォーマンス 約125.0%
- 日経平均 約116.0% TOPIX 約128.0%
- 保有株の1年間のパフォーマンス 約115.0%
- 日経平均 約114.0% TOPIX 約118.0%
- 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約105.0%
- 日経平均 約106.8% TOPIX 約109.0%
- 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約92.5%
- 日経平均 約96.5% TOPIX 約99.0%
パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。
*各種指数、為替、金利の動向の考察
2023年10月は、日経平均が先月から999円下落しました。TOPIXも70ポイント下落しています。10月の主な株式市場は明確に下落基調だったと思います。金利が上昇して株価が下落基調という分かりやすい構図かもしれません。WTI原油先物、LME銅3ヶ月先物、SOX指数、バルチック海運指数が下落しており、景気の先行きに不安があったということでしょうか。金が上昇していますが、有事の金ということでしょうか。為替は主要通貨に対して円安になっていたようです。
*10月の振り返りと今後の運用方針について
僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス7,984,640円と、先月末から更に147万円ほど悪化しました。株価指数がさえない動きなので仕方ないと思います。
配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で235,014円(配当0円、利益確定235,014円)増えて、15,387,061円(税引き後)になりました。株価が下落基調なので、利益の確定も進まなかったのですが、税引き後約23万5千円ということは、税引き前で約29万3千円になります。パソコンやスマホを操作するだけで、これだけの金額を利益確定することが出来たということは、有難いことなのかもしれません。金銭感覚が雑になってしまわないように、1円の大切さを心に刻みながら、大きな金額を的確に動かして、利益を積み上げていきたいと思います。
保有銘柄数は59銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は13,737,351円です。株価が上昇基調になってくれば、もう少し株を購入しても良いかもしれません。
*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄
- 評価金額上位5銘柄
- キーエンス 5,815,000円 評価損益率 -14.97%
- ダイキン工業 2,163,000円 評価損益率 -24.18%
- 東京エレクトロン 1,975,500円 評価損益率 -4.88%
- アドバンテスト 1,526,000円 評価損益率 -25.66%
- ソシオネクスト 1,442,000円 評価損益率 -20.89%
- 評価金額下位5銘柄
- そーせいグループ 139,000円 評価損益率 -53.35%
- ライト工業 195,000円 評価損益率 -4.39%
- 住友化学 229,200円 評価損益率 -20.05%
- 鹿島建設 247,900円 -3.81%
- ヤマトHD 250,400円 評価損益率 -24.06%
- 含み益銘柄
- 日本たばこ産業 +11,398円 評価金額 352,100円 評価損益率 +3.34%
- 含み損下位5銘柄
- キーエンス -1,023,919円 評価金額 5,815,000円 評価損益率 -14.97%
- ダイキン工業 -689,942円 評価金額 2,163,000円 評価損益率 -24.18%
- ニデック -650,742円 評価金額 542,100円 評価損益率 -54.55%
- リクルート -624,035円 評価金額 866,600円 評価損益率 -41.86%
- アドバンテスト -526,800円 評価金額 1,526,000円 評価損益率 -25.66%
2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、ここのところ、また含み損が増えてきています。僕の日本株投資は、含み損との闘いといえるかもしれません。
含み益がJTのみとなってしまいました。金額も1万円ほどです。この記事を書いている時点では含み益の金額合計は15万円ほどですが、10銘柄が含み益の状態になっています。
キーエンスの含み損が約100万円ほどですが、この記事を書いている時点では52万円くらいに改善しています。
保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。
*気になる動き
下記の記事によると、トヨタは、EV用次世代電池である全固体電池について、2027〜2028年に発売するEVに搭載して商品化するとしているようです。
全固体電池を搭載したEVが、10分以下の急速充電で約1200キロメートルを走れることを目標に開発を進めているそうです。
夢のようなEV用電池だと思いますが、全固体電池については、技術的に難しい問題があるのか、実用化の目途が遅れがちなのが気になる所です。逆に実用化の目途が早まれば、株式市場に大きな変化が起きると思います。
2020年12月10日の記事では、トヨタは全固体電池の搭載車を2020年代前半に販売する方針となっていました。
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