MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(17歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

素人の日本株投資【2023年10月の運用状況】

 毎月初に前月の株式運用の状況を振り返っているのですが、10月の状況については、車の買い替え等が忙しく、振り返りが遅くなってしまいました。振り返りが遅くなってしまい、感じたことは、やはり、月初に前月の状況を振り返り、次の運用につなげていくことが大切だと思いました。

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年5ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 10月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • 気になる動き

*2023年10月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。9月末と10月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 30,858円(先月末から999円(3.14%)の下落 )
  • TOPIX 2,253ポイント(先月末から70ポイント(3.01%)の下落)
  • NYダウ 33,052ドル(先月末から455ドル(1.36%)の下落)
  • ナスダック12,851ポイント(先月末から368ポイント(2.78%)の下落)
  • S&P500 4,193ポイント(先月末から95ポイント(2.22%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 113,143ポイント(先月末から3,422ポイント(2.94%)の下落)
  • 香港ハンセン 17,112ポイント(先月末から697ポイント(3.91%)の下落)
  • 中国企業指数 5,861ポイント(先月末から287ポイント(4.67%)の下落)
  • インドSENSEX 63,874ポイント(先月末から1,954ポイント(2.97%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,061ポイント(先月末から113ポイント(2.71%)の下落)
  • WTI原油先物 81.02ドル(先月末から9.77ドル(10.76%)の下落)
  • NYMEX金先物 2,005ドル(先月末から139ドル(7.45%)の上昇)
  • 米ドル 151.69円(先月末から2.34円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0574ドル(先月末から0.0002ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 30.43円(先月末から0.76円の円安)
  • 人民元 20.72円(先月末から0.26円の円安)
  • インドルピー 1.8215円(先月末から0.0262円の円安)
  • ユーロ 160.42円(先月末から2.49円の円安)
  • 日本国債10年 0.950%(先月末から0.185%の上昇)
  • 米国国債10年 4.932%(先月末から0.355%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,110ドル(先月末から160ドル(1.93%)の下落)
  • SOX指数 3,215ポイント(先月末から219ポイント(6.38%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,459ポイント(先月末から242ポイント(14.23%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年10月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •       59,387,061円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       51,402,421円(評価額)
  •     44,000,000円(投資金額) 
  •      45,649,710円(保有株取得額)
  •      37,665,070円(保有株評価額)
  • +15,387,061円(売却益+配当)
  •    -7,984,640円(含み益-含み損)
  •  +7,402,421円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •    13,737,351円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 30,262,649円(投資額-買付余力)に対する15,387,061円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り14.88%(税引き後) *税引き前では約18.60%
  • 30,262,649円(投資額-買い付け余力)に対する6,782,421円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り6.56% *税引き前では約8.20%

 

*資産運用は連続しているものですが、仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 44,000,000円(投資金額)に対する8,999,349円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約20.45%(税引き後) *税引き前では約25.57%
  • 44,000,000円(投資金額)に対する8,503,349円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約5.66%(税引き後) *税引き前では約7.07%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約125.0%
  • 日経平均 約116.0% TOPIX 約128.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約115.0%
  • 日経平均 約114.0%   TOPIX 約118.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約105.0%
  • 日経平均 約106.8%    TOPIX 約109.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約92.5%
  • 日経平均 約96.5% TOPIX 約99.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年10月は、日経平均が先月から999円下落しました。TOPIXも70ポイント下落しています。10月の主な株式市場は明確に下落基調だったと思います。金利が上昇して株価が下落基調という分かりやすい構図かもしれません。WTI原油先物、LME銅3ヶ月先物、SOX指数、バルチック海運指数が下落しており、景気の先行きに不安があったということでしょうか。金が上昇していますが、有事の金ということでしょうか。為替は主要通貨に対して円安になっていたようです。

 

*10月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス7,984,640円と、先月末から更に147万円ほど悪化しました。株価指数がさえない動きなので仕方ないと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で235,014円(配当0円、利益確定235,014円)増えて、15,387,061円(税引き後)になりました。株価が下落基調なので、利益の確定も進まなかったのですが、税引き後約23万5千円ということは、税引き前で約29万3千円になります。パソコンやスマホを操作するだけで、これだけの金額を利益確定することが出来たということは、有難いことなのかもしれません。金銭感覚が雑になってしまわないように、1円の大切さを心に刻みながら、大きな金額を的確に動かして、利益を積み上げていきたいと思います。

 保有銘柄数は59銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は13,737,351円です。株価が上昇基調になってくれば、もう少し株を購入しても良いかもしれません。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 5,815,000円 評価損益率 -14.97%
  • ダイキン工業 2,163,000円 評価損益率 -24.18%
  • 東京エレクトロン 1,975,500円 評価損益率 -4.88%
  • アドバンテスト 1,526,000円 評価損益率 -25.66%
  • ソシオネクスト 1,442,000円 評価損益率 -20.89%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 139,000円 評価損益率 -53.35%
  • ライト工業 195,000円 評価損益率 -4.39%
  • 住友化学 229,200円 評価損益率 -20.05%
  • 鹿島建設 247,900円 -3.81%
  • ヤマトHD 250,400円 評価損益率 -24.06%

 

  • 含み益銘柄
  • 日本たばこ産業 +11,398円 評価金額 352,100円 評価損益率 +3.34%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • キーエンス -1,023,919円 評価金額 5,815,000円  評価損益率  -14.97%
  • ダイキン工業 -689,942円 評価金額 2,163,000円  評価損益率 -24.18%
  • ニデック -650,742円 評価金額 542,100円  評価損益率  -54.55%
  • リクルート -624,035円 評価金額 866,600円  評価損益率  -41.86%
  • アドバンテスト -526,800円 評価金額 1,526,000円 評価損益率  -25.66%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、ここのところ、また含み損が増えてきています。僕の日本株投資は、含み損との闘いといえるかもしれません。

 含み益がJTのみとなってしまいました。金額も1万円ほどです。この記事を書いている時点では含み益の金額合計は15万円ほどですが、10銘柄が含み益の状態になっています。

 キーエンスの含み損が約100万円ほどですが、この記事を書いている時点では52万円くらいに改善しています。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。

 

*気になる動き

 下記の記事によると、トヨタは、EV用次世代電池である全固体電池について、2027〜2028年に発売するEVに搭載して商品化するとしているようです。

 全固体電池を搭載したEVが、10分以下の急速充電で約1200キロメートルを走れることを目標に開発を進めているそうです。

 夢のようなEV用電池だと思いますが、全固体電池については、技術的に難しい問題があるのか、実用化の目途が遅れがちなのが気になる所です。逆に実用化の目途が早まれば、株式市場に大きな変化が起きると思います。

www.nikkei.com

 2020年12月10日の記事では、トヨタは全固体電池の搭載車を2020年代前半に販売する方針となっていました。

www.nikkei.com

 尚、日経電子版の記事は有料会員でなければ、全文を読むことが出来ないかもしれません。

 

素人の日本株投資【2023年9月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年4ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 9月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2023年9月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。8月末と9月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 31,857円(先月末から762円(2.34%)の下落 )
  • TOPIX 2,323ポイント(先月末から9ポイント(0.39%)の下落)
  • NYダウ 33,507ドル(先月末から1,214ドル(3.50%)の下落)
  • ナスダック13,219ポイント(先月末から815ポイント(5.81%)の下落)
  • S&P500 4,288ポイント(先月末から219ポイント(4.86%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 116,565ポイント(先月末から824ポイント(0.71%)の上昇)
  • 香港ハンセン 17,809ポイント(先月末から573ポイント(3.12%)の下落)
  • 中国企業指数 6,148ポイント(先月末から184ポイント(2.91%)の下落)
  • インドSENSEX 65,828ポイント(先月末から997ポイント(1.54%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,174ポイント(先月末から123ポイント(2.86%)の下落)
  • WTI原油先物 90.79ドル(先月末から7.16ドル(8.56%)の上昇)
  • NYMEX金先物 1,866ドル(先月末から99ドル(5.04%)の下落)
  • 米ドル 149.35円(先月末から3.83円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0572ドル(先月末から0.0269ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 29.67円(先月末から0.32円の円安)
  • 人民元 20.46円(先月末から0.42円の円安)
  • インドルピー 1.7953円(先月末から0.0358円の円安)
  • ユーロ 157.93円(先月末から0.14円の円安)
  • 日本国債10年 0.765%(先月末から0.125%の上昇)
  • 米国国債10年 4.577%(先月末から0.47%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,270ドル(先月末から152ドル(1.80%)の下落)
  • SOX指数 3,434ポイント(先月末から236ポイント(6.43%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,701ポイント(先月末から615ポイント(56.63%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年9月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •       59,152,047円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •       52,633,079円(評価額)
  •     44,000,000円(投資金額) 
  •      44,624,848円(保有株取得額)
  •      38,105,880円(保有株評価額)
  • +15,152,047円(売却益+配当)
  •    -6,518,968円(含み益-含み損)
  •  +8,633,079円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •    14,527,199円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 29,472,801円(投資額-買付余力)に対する15,152,047円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り15.42%(税引き後) *税引き前では約19.28%
  • 29,472,801円(投資額-買い付け余力)に対する8,013,079円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り8.169% *税引き前では約10.20%

 

*資産運用は連続しているものですが、仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 44,000,000円(投資金額)に対する9,936,873円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約22.58%(税引き後) *税引き前では約28.23%
  • 44,000,000円(投資金額)に対する9,440,872円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.44%(税引き後) *税引き前では約8.05%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約151.0%
  • 日経平均 約139.0% TOPIX 約140.5% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約130.0%
  • 日経平均 約122.0%   TOPIX 約126.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約110.5%
  • 日経平均 約113.0%    TOPIX 約115.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約94.0%
  • 日経平均 約96.0% TOPIX 約102.0% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年8月は、日経平均が先月から762円下落しました。TOPIXは先月より多少下落しています。9月の日本株は、かなり下落したと思っていたのですが、こうして数字で見てみると思ったほどではなく、どうしようもなく下落したという状況ではないと思います。世界の主な株式市場は、ほとんど下落していますが、ブラジルボベスパインドSENSEXの新興国市場が上昇しています。為替相場については、主要通貨に対して円安が進んでいます。ドル高というよりは円独歩安でしょうか。日本国債10年米国国債10年の金利がかなり上昇しています。株価の上値が重い原因のひとつでしょうか。WTI原油先物価格がかなり上昇しています。米国国債10年の金利上昇の原因のひとつでしょうか。が下落していますが、米国国債10年の金利上昇が原因のひとつでしょうか。LME銅3ヶ月先物は下落しましたが、バルチック海運指数が、かなり上昇しています。これは、どう解釈すればよいのかよくわかりませんが、気になる事柄として頭の片隅に留めておきたいと思います。今月もSOX指数は下落しています。

 

*9月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス6,518,968円と、先月末から更に240万円ほど悪化しました。株価指数がさえない動きなので仕方ないと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で856,269円(配当50,444円、利益確定805,825円)増えて、15,152,047円(税引き後)になりました。株価が下落している時は資産を守るために保守的な運用を心がけていますが、一方で資産を守るためにも、ある程度積極的に運用した方がよい場合もあると思います。これからも含み損に負けないように、利益を確定しながら資産を守っていきたいと思います。

 株価の下落については専門家がいろいろ解説しています。専門家の解説は正しいのだと思いますが、9月末頃は下落しやすいというアノマリーもあると思います。

 僕は運用状況を毎日、記録しているのですが、去年の9月30日は約833万円の含み損でした。この時は利益確定分が約844万円でしたので約11万円しかプラスになっていない状況でした。今年も10月4日に約845万円の含み損を記録していますが、利益確定分が1,515万円ほどに積み上がっていますので約670万円のプラスを確保できています。

 保有銘柄数は56銘柄です。先月より1銘柄減らしました。買付余力は14,527,199円です。9月は約688万円まで買付余力を減らしていたのですが、株価が下落基調になってきたので、現金化して買付余力を増やしました。損切りをすることなく買付余力を増やすことができたので、ある程度うまく対処できたと思います。

 僕は、ほとんど損切りをしないのですが、これが正しいのか、正しくないのかについては、気になるところです。今のところは基本的には損切りなしでやっています。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 5,550,000円 評価損益率 -18.84%
  • ダイキン工業 2,347,500円 評価損益率 -17.71%
  • 東京エレクトロン 2,044,000円 評価損益率 -1.59%
  • アドバンテスト 1,672,400円 評価損益率 -18.53%
  • ソシオネクスト 1,478,000円 評価損益率 -18.92%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 149,200円 評価損益率 -49.92%
  • ライト工業 206,300円 評価損益率 +1.14%
  • 鹿島建設 243,350円 -5.57%
  • ヤマトHD 243,500円 評価損益率 -26.15%
  • 住友化学 244,200円 評価損益率 -14.82%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • NTT +8,029円 評価金額 618,100円  評価損益率 +1.31%
  • INPEX  +5,000円 評価金額 451,200円  評価損益率 +1.12%
  • ライト工業 +2,338円 評価金額 206,300円 評価損益率 +1.14%
  • 三菱UFJ +750円 評価金額 380,550円  評価損益率 +0.19%
  • 味の素 +600円 評価金額 576,400円  評価損益率 +0.10%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • キーエンス -1,288,919円 評価金額 5,550,000円  評価損益率  -18.84%
  • リクルート -568,835円 評価金額 921,800円  評価損益率  -38.16%
  • ダイキン工業 -505,442円 評価金額 2,347,500円  評価損益率 -17.71%
  • ニデック -499,742円 評価金額 693,100円  評価損益率  -41.89%
  • アドバンテスト -380,400円 評価金額 1,672,400円 評価損益率  -18.53%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、ここのところ、また含み損が増えてきています。僕の日本株投資は、含み損との闘いといえるかもしれません。

 キーエンスの含み損が約129万円になっていますが、評価損益率  -18.84%なので、どうしようもない状況ではないと思います。ちなみに1銘柄の含み損で最も大きかった金額は2022年9月30日の東京エレクトロンで約160万円の含み損でした。それでも東京エレクトロンは、その後、ある程度の利益を出すことができるようになったので、キーエンスも、おそらく何とかなると思います。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。

 

【レーザーテック】第61期定時株主総会

 9月27日(水)は、レーザーテック 第61期定時株主総会に行ってみました。

 僕は、現在レーザーテックの株は持っていないのですが、株主総会招集の通知が発送される時点では、株主だったようです。レーザーテックの株は購入したり売却したりを繰り返しています。

 新横浜プリンスホテルが会場なので少し遠かったです。電車で1時間半ほどかかりました。

 会場は特に大きな会場ではありませんが適度な大きさの会場でした。収容人数は460人ほどです。たくさんの人が来ていました。

 午後2時から、株主総会が始まりました。

 株主総会が始まる前は、スクリーンに下記の紹介動画が映し出されていました。

youtu.be

 株主総会への参加は、会社の雰囲気が感じられるところがメリットのひとつだと思います。

 役員の方々は技術者集団という感じがしました。

 半導体関連企業は何をやっているのかわかりづらいのですが、少しだけ理解が進んだ気がしました。

 僕が印象に残った事柄は次の通りですが、間違いがあるかもしれません。

 気になる半導体不況ですが、2023年末~2024年前半には回復に向かうとの見通しのようです。

 半導体関連装置の輸出規制については、レーザーテックの売上の80~90%は海外だそうですが、中国向けは6~7%ほどなので影響は軽微だそうです。

 EUV露光装置は、オランダのASML社が開発し、市場シェアを100%独占しています。EUVマスク欠陥検査装置はレーザーテックがシェアを100%独占しています。これはすごいことだと思います。

 質疑応答で「ナノインプリント」についての質問がありました。

 レーザーテックとしては心配していないそうです。半導体の微細化のロードマップはEUV露光装置の使用を前提に進んでいるそうです。

 日経電子版2021年10月18日の下記の記事は有料会員でないと全文を読むことができないかもしれません。

www.nikkei.com

 質疑応答で株式分割についての質問がありました。岡林社長の回答は、現状で問題ないという印象でしたが、同社ウェブサイトのIRニュース、9月27日で下記の情報がありましたので株式分割について検討はしているということでしょうか。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/6920/tdnet/2340190/00.pdf

 株主総会の後はレクサスで見積もりを取ったり、ピクテの無料コンサート「荒井里桜が描くヴァイオリン傑作集」へ行ったりしました。それなりに忙しい平日の休みでした。

【レーザーテック】第61期定時株主総会会場の「新横浜プリンスホテル」

 

素人の日本株投資【2023年8月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年3ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 8月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
  • 日経電子版の気になる記事

 

*2023年8月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。7月末と8月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 32,619円(先月末から553円(1.67%)の下落 )
  • TOPIX 2,332ポイント(先月末から10ポイント(0.43%)の上昇)
  • NYダウ 34,721ドル(先月末から838ドル(2.36%)の下落)
  • ナスダック14,034ポイント(先月末から312ポイント(2.17%)の下落)
  • S&P500 4,507ポイント(先月末から81ポイント(1.77%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 115,741ポイント(先月末から6,201ポイント(5.09%)の下落)
  • 香港ハンセン 18,382ポイント(先月末からポイント(8.45%)の下落)
  • 中国企業指数 6,332ポイント(先月末から567ポイント(8.21%)の下落)
  • インドSENSEX 64,831ポイント(先月末から1,696ポイント(2.55%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,297ポイント(先月末から174ポイント(3.89%)の下落)
  • WTI原油先物 83.63ドル(先月末から1.83ドル(2.24%)の上昇)
  • NYMEX金先物 1,965ドル(先月末から44ドル(2.19%)の下落)
  • 米ドル 145.52円(先月末から3.24円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0841ドル(先月末から0.0154ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 29.35円(先月末から0.73円の円高)
  • 人民元 20.04円(先月末から0.13円の円安)
  • インドルピー 1.7595円(先月末から0.0304円の円安)
  • ユーロ 157.79円(先月末から1.35円の円安)
  • 日本国債10年 0.640%(先月末から0.045%の上昇)
  • 米国国債10年 4.107%(先月末から0.150%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,422ドル(先月末から409ドル(4.63%)の下落)
  • SOX指数 3,670ポイント(先月末から191ポイント(4.95%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,086ポイント(先月末から41ポイント(3.64%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年8月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株57銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •     58,295,778円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •     54,014,234円(評価額)
  •     44,000,000円(投資金額) 
  •     45,569,834円(保有株取得額)
  •     41,288,290円(保有株評価額)
  • +14,295,778円(売却益+配当)
  •   -4,281,544円(含み益-含み損)
  • +10,014,234円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     12,725,944円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 31,274,056円(投資額-買付余力)に対する14,295,778円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り14.07%(税引き後) *税引き前では約17.58%
  • 31,274,056円(投資額-買い付け余力)に対する9,394,234円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り9.24% *税引き前では約11.55%

 

*資産運用は連続しているものですが、仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 44,000,000円(投資金額)に対する10,870,543円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約24.71%(税引き後) *税引き前では約30.88%
  • 44,000,000円(投資金額)に対する10,374,543円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約7.25%(税引き後) *税引き前では約9.07%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約159.0%
  • 日経平均 約141.0% TOPIX 約145.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約120.1%
  • 日経平均 約115.0%   TOPIX 約117.6% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約113.0%
  • 日経平均 約113.0%    TOPIX 約112.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約98.5%
  • 日経平均 約100.3% TOPIX 約103.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年8月は、日経平均が先月から553円下落しました。TOPIXは先月より多少上昇しています。世界の主な株式市場は、ほとんど下落しています。特に香港ハンセン中国企業指数は、8%超、かなり下落しました。為替相場については、米ドルやユーロに対して円安が進んでいます。主な理由のひとつには、中央銀行の金融政策の違いがあるといわれています。人民元に対しても円安が少し進んでいるようですが、これはどのような理由によるものなのか、少し気になるところです。日本国債10年米国国債10年の金利が上昇しています。グロース株の軟調な動きは米国国債10年の金利上昇が影響しているようです。WTI原油先物価格が少し上昇しています。主にサウジアラビアの減産の影響でしょうか。株価への影響はどうなるのでしょうか。が下落しました。どこかの新興国の金融政策に少し変化があったのでしょうか。LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数が下落しました。チャートを見るとジグザクした動きから下落へ変化しつつあるようにも見えるので、今後の動きには注意が必要かもしれません。SOX指数が下落しています。グロース株よりバリュー株が好まれるようになってきていることを示すデータのひとつかもしれません。

 

*8月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス4,281,544円と、先月末から120万円ほど悪化しました。株価指数がさえない動きなので仕方ないと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で458,381円(配当0円、利益確定458,381円)増えて、14,295,778円(税引き後)になりました。株価の動きがさえない時は、地道にコツコツ増やすことが大切かもしれません。税引き後46万円弱ということは、税引き前では57万円くらいになります。よく考えてみれば、結構大きな金額だと思います。これだけの金額を利益確定することができたということは有難いことかもしれません。

 保有銘柄数は57銘柄です。先月より2銘柄増やしました。買付余力は12,725,944円です。先月と同程度の金額です。機動的な買い増し、或いはひどい塩漬け状態になってしまった場合の耐え忍ぶような運用のことを考えると、買付余力は1000万円程度以上は確保しておいたほうがよいのではと考えています。株価の動向には常に注意を払い、下落時には出来る範囲で速やかに現金化できるようにしたいと考えています。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 6,052,000円 評価損益率 -11.50%
  • ダイキン工業 2,522,500円 評価損益率 -11.58%
  • 東京エレクトロン 2,157,500円 評価損益率 +2.67%
  • アドバンテスト 1,831,000円 評価損益率 -10.80%
  • ソシオネクスト 1,805,000円 評価損益率 -0.98%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 166,000円 評価損益率 -44.29%
  • ライト工業 203,500円 評価損益率 -0.22%
  • 住友化学 242,040円 -15.57%
  • シチズン時計 267,900円 評価損益率 -3.90%
  • ヤマトHD 273,650円 評価損益率 -17.01%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +56,200円 評価金額 2,157,500円  評価損益率 +2.67%
  • 豊田通商  +47,530円 評価金額 869,500円  評価損益率 +5.78%
  • トヨタ自動車 +41,100円 評価金額 754,500円 評価損益率 +5.76%
  • 三菱UFJ +37,140円 評価金額 698,000円  評価損益率 +5.61%
  • ENEOS +32,339円 評価金額 491,670円  評価損益率 +7.04%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • キーエンス -786,919円 評価金額 6,052,000円  評価損益率  -11.50%
  • リクルート -446,635円 評価金額 1,044,000円  評価損益率  -29.96%
  • ニデック -429,642円 評価金額 763,200円  評価損益率 -36.01%
  • ウエストHD -391,450円 評価金額 283,100円  評価損益率  -58.03%
  • ABEJA -387,095円 評価金額 529,000円 評価損益率  -42.25%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、ここのところ、また含み損が増えてきています。僕の日本株投資は、含み損との闘いといえるかもしれません。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。

 ソシオネクストは、売却したものをまた買い戻して、多少含み損になっていますが、そのままにしておいた場合、15万円ほどの含み益になっていたようです。

 「ほったらかし投資」という言葉がありますが、ほったらかしの方がよいのだろうか、と思うことが時々あります。でも、僕の日本株投資は趣味も兼ねていますので、いろいろなアイデアに挑戦していきたいと考えています。

 例えば、株価のチャートを見ると、底で買って天井で売ることができれば儲かるだろうなあ、と思いますが、これは不可能に近いといわれています。

 底に近いところで買って天井に近いところで売却することの成功率を高めることが、僕の目標のひとつです。

 

*日経電子版の気になる記事

 日経電子版2023年6月5日の下記の記事は、EV業界の新しい動きかもしれないと少し気になっていたのですが、最近また、少し気になる記事を見つけました。

www.nikkei.com

 日経電子版2023年9月5日の下記の記事によるとPHVが見直されてきているようです。

 EUは2035年エンジン車の新車販売禁止の方針を転換しました。10年以上あれば、おそらくEV車の性能は飛躍的に向上するだろうという見込みが、そうはならないかもしれないので選択肢は広げておいた方が良いということになったのかもしれません。

 自動車業界の、真の目標はEV車を製造することというよりは、製造工程も含めたCO2削減だと思うので、現在のところEV車が有力だとしても、色々な選択肢があっていいのかもしれません。トヨタの全方位戦略がどのようになっていくのか興味深いところです。

www.nikkei.com

 尚、日経電子版の記事は有料会員でなければ全文を読むことができないかもしれません。

 

素人の日本株投資【2023年7月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年2ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 7月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

 

*2023年7月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。6月末と7月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 33,172円(先月末から17円(0.05%)の下落 )
  • TOPIX 2,322ポイント(先月末から34ポイント(1.49%)の上昇)
  • NYダウ 35,559ドル(先月末から1,152ドル(3.35%)の上昇)
  • ナスダック14,346ポイント(先月末から559ポイント(4.05%)の上昇)
  • S&P500 4,588ポイント(先月末から138ポイント(3.10%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 121,942ポイント(先月末から3,855ポイント(3.26%)の上昇)
  • 香港ハンセン 20,078ポイント(先月末から1,162ポイント(6.14%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,899ポイント(先月末から475ポイント(7.39%)の上昇)
  • インドSENSEX 66,527ポイント(先月末から1,809ポイント(2.80%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,471ポイント(先月末から72ポイント(1.64%)の上昇)
  • WTI原油先物 81.80ドル(先月末から11.16ドル(15.80%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,009ドル(先月末から80ドル(4.15%)の上昇)
  • 米ドル 142.28円(先月末から2.04円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0995ドル(先月末から0.0086ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 30.08円(先月末から0.01円の円安)
  • 人民元 19.91円(先月末から0.02円の円安)
  • インドルピー 1.7291円(先月末から0.0287円の円高)
  • ユーロ 156.44円(先月末から1.01円の円高)
  • 日本国債10年 0.595%(先月末から0.200%の上昇)
  • 米国国債10年 3.957%(先月末から0.120%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,831ドル(先月末から516ドル(6.21%)の上昇)
  • SOX指数 3,861ポイント(先月末から188ポイント(5.12%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,127ポイント(先月末から36ポイント(3.30%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年7月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株55銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •     57,837,397円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •     54,758,432円(評価額)
  •     44,000,000円(投資金額) *100万円追加
  •     45,696,495円(保有株取得額)
  •     42,617,530円(保有株評価額)
  • +13,837,397円(売却益+配当)
  •   -3,078,965円(含み益-含み損)
  • +10,758,432円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     12,140,902円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 31,859,098円(投資額-買付余力)に対する13,837,397円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り13.72%(税引き後) *税引き前では約17.14%
  • 31,859,098円(投資額-買い付け余力)に対する10,138,432円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り10.05% *税引き前では約13.48%

*最近PBRについて「仮にその会社が解散した場合・・・」というのをよく耳にします。PBRとは関係ないのですが「仮に・・・」という考え方が気になりました。資産運用は連続しているものですが、仮にある時点でやめた場合の成績を考えてみることも意味があると思うので、仮に全株売却した場合のリターンと年換算利回りも検討することにしました。

  • 44,000,000円(投資金額)に対する11,374,225円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約25.85%(税引き後) *税引き前では約32.31%
  • 44,000,000円(投資金額)に対する10,878,225円(仮に全株売却した場合の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約7.81%(税引き後) *税引き前では約9.76%

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約158.0%
  • 日経平均 約140.0% TOPIX 約139.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約110.0%
  • 日経平均 約112.0%   TOPIX 約111.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約109.5%
  • 日経平均 約111.3%    TOPIX 約110.0%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約109.5%
  • 日経平均 約110.5% TOPIX 約105.8% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年7月は、日経平均が先月よりわずかに下落しました。TOPIXは先月より多少上昇しています。7月28日に日銀は金融政策の修正を決めましたが、株価はよく持ち直したのでしょうか。或いは日本株はかなり上昇していましたので一服といったところでしょうか。日本株に大きな影響を及ぼす米国株は引き続き強いようです。香港ハンセン中国企業指数は、よく見ると5月末頃を底に持ち直してきているようです。ブラジルインドは上昇基調のようです。ユーロストックス50は4月頃からジグザクした動きで横ばいといったところでしょうか。為替相場については、日銀の金融政策修正の影響が気になるところですが、今のところ大きく円高に振れる動きはないようです。日本国債10年の金利が上昇しましたが、今のところ驚くほどの上昇ではないと思います。米国国債10年の金利が上昇しているのは少し気になるところです。WTI原油先物金価格がかなり上昇しています。需要の拡大というよりはサウジアラビアの減産の影響のようです。需要が減るとの見通しによるものかもしれないので、少し注意が必要なのでしょうか。が上昇していますが、不安定な経済状況から安全資産を買う動きでしょうか。LME銅3ヶ月先物バルチック海運指数は上昇しています。景気がよくなるきざしであればよいのですが、チャートを見るとジグザクした動きで横ばいでしょうか。

 

*7月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス3,078,965円と、先月末から46万円ほど悪化しました。株価指数がさほど上昇していないので仕方ないと思います。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で617,127円(配当0円、利益確定617,127円)増えて、13,837,397円(税引き後)になりました。先月から、ある程度増えました。税引き後62万弱ということは税引き前では約77万円なので、まずまずの金額だと思います。

 配当を含む利益確定分が約1383万円ほど積み上がってきたので、かなり運用しやすくなってきました。

 保有銘柄数は55銘柄です。先月より1銘柄減らしました。買付余力は12,140,902円です。先月より656万円ほど少なくなりました。現状では、ある程度積極的に運用してもよいのではと考えています。しかしながら、機動的な買い増し、或いはひどい塩漬け状態になってしまった場合の耐え忍ぶような運用のことを考えると、買付余力は1000万円程度以上は確保しておいたほうがよいのではと考えています。株価の動向には常に注意を払い、下落時には出来る範囲で速やかに現金化できるようにしたいと考えています。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • キーエンス 6,376,000円 評価損益率 -6.76%
  • ダイキン工業 2,869,000円 評価損益率 +0.56%
  • 東京エレクトロン 2,124,500円 評価損益率 +4.31%
  • アドバンテスト 1,952,500円 評価損益率 -4.88%
  • ソシオネクスト 1,682,000円 評価損益率 +2.33%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 181,400円 評価損益率 -39.12%
  • ライト工業 205,900円 評価損益率 +0.95%
  • 住友化学 262,860円 -8.31%
  • ウエストHD 278,200円 評価損益率 -58.75%
  • シチズン時計 278,400円 評価損益率 -0.13%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +87,900円 評価金額 2,124,500円  評価損益率 +4.31%
  • 三菱商事 +48,200円 評価金額 1,453,000円  評価損益率 +3.43%
  • トヨタ自動車 +42,423円 評価金額 954,400円 評価損益率 +4.65%
  • ソシオネクスト +38,400円 評価金額 1,682,000円  評価損益率 +2.33%
  • ソフトバンクグループ +35,300円 評価金額 724,200円  評価損益率 +5.12%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • リクルート -504,035円 評価金額 986,600円  評価損益率  -33.81%
  • キーエンス -462,919円 評価金額 6,376,000円  評価損益率  -6.76%
  • ウエストHD -396,350円 評価金額 278,200円  評価損益率  -58.75%
  • ニデック -347,542円 評価金額 845,300円  評価損益率 -29.13%
  • ABEJA -321,095円 評価金額 595,000円 評価損益率  -35.05%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、今月は、また含み損が増えてきています。"やれやれの売り"で何とかなることもありますが、ウエストHDのような銘柄は、もう無理かもしれません。ABEJAがウエストHDのようになってしまわないか少し心配になってきましたが、含み損にはだいぶん慣れてきています。心配しても株価は上昇しないので、別の方法で全体としてのダメージを少なくすることを検討するほうが賢明だと思います。

 キーエンスの含み損が大きくなってきているのですが、優良株なので、今のところ、おそらく心配ないと思っています。例えば、東京エレクトロンは利益確定を繰り返しながら、現在、含み益の状態ですが、いちばんひどい時期で約160万円の含み損の状態でした。

 "やれやれの売り"については、1000円とか2000円の利益でも売却しています。利益を確定するというよりは銘柄の入れ替えが目的です。言ってみれば、損しない損切りといったところでしょうか。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。同じ銘柄について買ったり売ったりを繰り返すと、こまめに利益を確定することはできますが、平均取得単価が上昇しますので、銘柄によっては、ある程度そのままにしておくことにしています。東京エレクトロンアドバンテストは、なるべくそのままにしておくようにしています。以前、所有していたソシオネクストは底堅い動きをしているようですので、買い戻しました。

 

 

素人の日本株投資【2023年6月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年1ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 6月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

 

*2023年6月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 33,189円(先月末から2,302円(7.45%)の上昇 )
  • TOPIX 2,288ポイント(先月末から158ポイント(7.42%)の上昇)
  • NYダウ 34,407ドル(先月末から1,499ドル(4.56%)の上昇)
  • ナスダック13,787ポイント(先月末から852ポイント(6.59%)の上昇)
  • S&P500 4,450ポイント(先月末から271ポイント(6.49%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 118,087ポイント(先月末から9,752ポイント(9.00%)の上昇)
  • 香港ハンセン 18,916ポイント(先月末から682ポイント(3.74%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,424ポイント(先月末から261ポイント(4.23%)の上昇)
  • インドSENSEX 64,718ポイント(先月末から2,096ポイント(3.35%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,399ポイント(先月末から181ポイント(4.29%)の上昇)
  • WTI原油先物 70.64ドル(先月末から2.55ドル(3.75%)の上昇)
  • NYMEX金先物 1,929ドル(先月末から53ドル(2.67%)の下落)
  • 米ドル/円為替相場 144.32円(先月末から4.98円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0909ドル(先月末から0.0222ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 30.07円(先月末から2.55円の円安)
  • 人民元 19.89円(先月末から0.30円の円安)
  • インドルピー 1.7578円(先月末から0.0727円の円安)
  • ユーロ 157.45円(先月末から8.52円の円安)
  • 日本国債10年 0.395%(先月末から0.035%の下落)
  • 米国国債10年 3.837%(先月末から0.191%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,315ドル(先月末から226ドル(2.79%)の上昇)
  • SOX指数 3,673ポイント(先月末から220ポイント(6.37%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,091ポイント(先月末から114ポイント(11.67%)の上昇)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年6月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •     56,256,945円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •     53,635,970円(評価額)
  •     43,000,000円(投資金額)
  •     37,553,165円(保有株取得額)
  •     34,932,190円(保有株評価額)
  • +13,256,945円(売却益+配当)
  •   -2,620,975円(含み益-含み損)
  • +10,635,970円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     18,703,780円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 24,296,220円(投資額-買付余力)に対する13,256,945円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り17.69%(税引き後)
  • 24,296,220円(投資額-買い付け余力)に対する10,015,970円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り13.37%

*最近PBRについて「仮にその会社が解散した場合・・・」というのをよく耳にします。PBRとは関係ないのですが「仮に・・・」という考え方が気になりました。資産運用は連続しているものですが、仮にある時点でやめた場合の成績を考えてみることも意味があると思うので、仮に全株売却した場合のリターンと年換算利回りも検討することにしました。

  • 43,000,000円(投資金額)に対する11,180,159円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約26.00%(税引き後)
  • 43,000,000円(投資金額)に対する11,180,159円(仮に全株売却した場合の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約8.05%(税引き後)

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約163.0%
  • 日経平均 約148.0% TOPIX 約146.0% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約126.0%
  • 日経平均 約128.5%   TOPIX 約124.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約120.5%
  • 日経平均 約127.0%    TOPIX 約120.8%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約114.0%
  • 日経平均 約119.2% TOPIX 約114.5% 

 保有株の、3か月間~1年間のパフォーマンスは、TOPIXとの比較では大体同じくらい、日経平均との比較では少し下回っています。平均的なパフォーマンスではあるものの、主力銘柄の上昇には追い付いていないといったところでしょうか。保有株の3年間のパフォーマンスは日経平均やTOPIXをある程度上回っています。

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 ふと思ったのですが、日経平均やTOPIXのインデックスファンドを一括購入すれば、かなりのパフォーマンスが得られると思います。ただ、実際に投資するとなると下落のリスクが心配になるので積み立てが一般的だと思いますが、その場合でも3年間で8%くらいの年率なのでまずまずのパフォーマンスだと思います。

 考えてみれば、バフェット氏やマルキール氏が推奨している、S&P500インデックスファンドの長期投資は手間ひまかけずに優れたパフォーマンスが得られる最強の投資かもしれません。マルキール氏は著書の中でS&P500インデックスファンドについて、「長期的にはほとんどの投資のプロを上回るパフォーマンスを上げることができるのだ。」と述べています。

 僕の日本株投資は、趣味も兼ねていますので、投資の巨人の教えにあえて従わずに個別株投資で、インデックスファンドを上回る成績を上げることに挑戦したいと考えています。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年6月は、日経平均やTOPIXが先月に引き続き、かなり上昇しました。日本株だけでなく、チェックしている他の市場もすべて上昇しています。特にナスダックやS&P500は、かなり上昇しています。WTI原油先物金価格、LME銅3ヶ月先物、バルチック海運指数も上昇しています。景気の先行きに楽観的な見方が広がっているのでしょうか。

 ドルやユーロの他、チェックしているすべての通貨に対して、円相場は先月より円安になっています。日銀の金融政策に対する安心感が要因のひとつでしょうか。

 

*6月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス2,620,975円と、先月末から86万円ほど改善しました。株価指数が上昇すると含み損も少なくなるようです。
配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,909,884円(配当203,288円、利益確定1,706,596円)増えて、13,256,945円(税引き後)になりました。今月も、だいぶん増えました。

 含み損には、かなり耐えられるようになってきたと思いますが、許容度について考えてみました。

 約3年間の運用期間の中で、最も含み損が大きくなったのは2022年9月30日で保有株の取得金額約4,282万円に対して約833万円の含み損(約19.5%)でした。約844万円の利益確定分を考慮しても11万円弱しか浮いていない状況でした。

 この時の状況を参考にして、株の取得金額5,000万円に対して20%の含み損1,000万円くらいを許容度の目安にしたいと考えています。

 保有銘柄数は56銘柄です。先月と同じ銘柄数です。買付余力は18,703,780円です。日本株はかなり上昇していますので、やはり下落のリスクが気になります。含み損には細心の注意を払っており、買付余力は、先月末の約1,005万円から、かなり増えました。尚、7月に入ってからキーエンス株を買うなどしたので7月5日現在の買付余力は890万円弱です。キーエンスは購入単位が約680万円と大きすぎるので少し不安なのですが、外国人好みの主力大型株は中長期的には何とかなると思います。

 今後も、株価の動向には注意を払い、下落時には出来る範囲で速やかに現金化できるようにしたいと考えています。

 日本株に大きな影響を及ぼす米国株市場については、6月26日のピクテジャパンの無料投資セミナーが、たいへん参考になりました。講師は田中純平氏でした。

 間違っているかもしれませんが、僕なりの大まかな解釈は次の通りです。

*FRBが示唆した追加利上げを市場はあまり材料視していないようですが、BOE、BOC、RBAはサプライズ利上げを行なっています。FRBの動きと市場の反応については注視が必要だと思います。

*過去の米国景気後退期では失業率が上昇していますが、現在は落ち着いた状況です。

*米経済の予想外の底堅さの要因のひとつとして、過剰貯蓄の存在があるといわれています。米SF連銀は、米国の過剰貯蓄が今年10-12月期に消失する可能性を指摘しています。この時期に何も起こらなければいいのですが、この時期に米失業率が上昇するきざしがないか注意が必要かもしれません。

*米国破綻銀行の総資産額合計はリーマンショックを上回っているそうです。

*金融ストレスは落ち着いた状況だそうです。ふと思ったのですが、シャドーバンクについては、厳しい規制の枠外にあるので注意が必要とよく言われていたと思うのですが、最近そういった記事等を見かけなくなりました。ちなみに日経電子版で「シャドーバンク」を検索すると2023年5月12日の記事が最後です。「ノンバンク」で検索した場合は注意喚起の記事としては2023年6月20日が最後でした。シャドーバンクについては必要以上に心配する必要はないということなのでしょうか。僕は念のために注意しておきたいと思います。

*円高は日本株の下落リスクになると思いますが、当面は円安トレンドが続くのでしょうか。「米利下げ」や「日銀引き締め」は円高の要因になるので、絶えず注視しておきたいと思います。

*米株市場は超大型成長株の上昇が目立つようです。

*世界のAI市場規模は高成長が予想されているようです。2030年頃で約1兆ドルと言われていますので、たいへんな市場規模だと思います。

 

*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

  • 評価金額上位5銘柄
  • レーザーテック 2,157,500円 評価損益率 -3.41%
  • 東京エレクトロン 2,056,000円 評価損益率 +6.17%
  • アドバンテスト 1,915,000円 評価損益率 +4.58%
  • 豊田通商 1,427,800円 評価損益率 -1.45%
  • ソニーグループ 1,296,500円 評価損益率 -4.16%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 150,500円 評価損益率 -49.66%
  • ウエストHD 249,400円 評価損益率 -63.02%
  • ヤマトHD 260,300円 -21.06%
  • 住友化学 261,900円 評価損益率 -6.61%
  • 出光興産 288,600円 評価損益率 -17.85%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +119,500円 評価金額 2,056,000円  評価損益率 +6.17%
  • アドバンテスト +84,000円 評価金額 1,915,000円  評価損益率 +4.58%
  • スズキ +36,800円 評価金額 520,100円 評価損益率 +7.61%
  • ANA +34,000円 評価金額 685,200円  評価損益率 +5.22%
  • ルネサスエレクトロニクス +30,100円 評価金額 692,200円  評価損益率 +5.89%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • リクルート -578,035円 評価金額 912,600円  評価損益率  -38.77%
  • ウエストHD -425,150円 評価金額 249,400円  評価損益率  -63.02%
  • ニデック -408,342円 評価金額 784,500円  評価損益率  -34.23%
  • 中外製薬 -178,218円 評価金額 408,600円  評価損益率 -30.37%
  • ABEJA -155,095円 評価金額 761,000円 評価損益率  -16.93%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思いますが、最近は株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきました。またいつ含み損が増えてしまうかわからないので気を引き締めていきたいと思います。

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。同じ銘柄について買ったり売ったりを繰り返すと、こまめに利益を確定することはできますが、平均取得単価が上昇しますので、銘柄によっては、ある程度そのままにしておくことにしました。東京エレクトロンアドバンテストは、今のところ少しですが含み益の状態です。ソシオネクストは買ったり売ったりを繰り返していたのですが、一旦、全株売却しました。ABEJAも買ったり売ったりを繰り返していました。一旦、全株売却したのですが、また上昇しそうな気がして、再度ABEJAを買ったところ含み損の状態になってしまいました。

 そーせいグループは急落してしまいましたが、購入金額が少なかったのでダメージは比較的少ないです。医薬品株は難しいと思います。医薬品株は武田薬品のような銘柄が無難なのかもしれません。

 

素人の日本株投資 【リクルートホールディングスの株主総会】

 6月26日(月)は、リクルートホールディングスの第63回 定時株主総会に妻と一緒に行ってきました。

 特に注目している会社ではないのですが、なるべく株主総会に行ってみたいと思った時、仕事をしていると、平日の休みと株主総会の日がなかなか一致しません。今回、株主総会に行くことができたのは、東京エレクトロンとリクルートHDの2社のみです。

 妻も株を8銘柄前後保有しており、そのうちの一つがリクルートです。運用は妻の父親任せです。

 考えてみれば、妻と一緒に株主総会に行くことができたのは、貴重なことだったと思います。僕と妻の平日の休み、株主総会の日、僕と妻の保有銘柄、の三つが一致しなければ実現しないことでした。

 会場は「ベルサール東京日本橋 地下2階イベントホール」です。東京駅八重洲北口より徒歩6分ほどの場所です。

東京日本橋タワーの地下2階が会場のイベントホールです。

 午前10時開始で受付は午前9時からです。9時過ぎに会場に到着しました。東京エレクトロンの時もそうでしたが、たくさんの社員の方々がいました。

 今回も、一番前の席に座りました。

 午前10時前に、会長をはじめ幹部の方々15名が壇上の所定の席に座り、総会が始まりました。社風なのでしょうか、華やかな雰囲気の方が多い印象でした。議長の、峰岸 真澄会長がいろいろと説明をされていました。

 意外だったのが、十時 裕樹氏が社外取締役でした。発言はありませんでしたが、日本を代表する優良企業ソニーグループの社長である十時 裕樹氏を拝見できたのはラッキーでした。

 今回は特に資料はありませんでした。東京エレクトロンのようなわかりやすい資料があればよかったかな、と思いました。

 質疑応答の時間は、減収ということもあり、厳しい質問がいくつかありました。

 24年3月期の業績予想をなぜ開示できないのか等、厳しい質問についての回答は難しいとは思いますが、すっきりしない印象の回答がいくつかありました。これは仕方のないことなのでしょうか。

 リクルートのビジネスモデルにとって現在の事業環境は厳しいものがあるのだと思います。状況が好転した時に、どれだけ業績を伸ばせるのか、そして株価が上昇するのを気長に待ちたいと思います。

 リクルートは、人材ビジネスの分野で世界ナンバーワンを目指しているようですが、目標がもう少しシンプルで分かりやすいものであったほうが良いような気がします。

 リクルートホールディングスのウェブサイトでは下記の目標が掲げられています。

リクルートグループは、テクノロジーの力で「働く」の進化をリードするグローバルテックカンパニーです。
仕事探しがもっとシンプルで、事業経営がもっとスマートで、誰もが輝ける豊かな未来の実現に向けて、社会と共にサステナブルに成長することを目指しています。

recruit-holdings.com

 例えば、検索世界ナンバーワンのグーグルの目標はとてもシンプルで分かりやすいものです。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人がアクセスできて使えるようにすることです。

about.google

 午前11時15分くらいだったと思いますが総会が終了しました。

 昼食は近くのうどん屋でうどんを食べました。

 それから、【国会議事堂】を見学することにしました。電車で行こうかとも思ったのですが、歩いて行くことにしました。距離は3.8キロほどです。時間がある時は歩いたほうが楽しいと思います。思いがけない小さな発見があります。

 国会議事堂の次は東京駅近くのピクテジャパンの無料投資セミナーに行くために歩きました。途中、赤煉瓦の建物の【法務資料展示室】に寄りました。

 時間が無くなってきたので、夕食はコンビニで買ったパンやおにぎりをベンチに座って食べました。午後6時半からの【ピクテジャパン無料投資セミナー】は、なかなか内容の濃いものでした。ピクテのセミナーはオンラインで視聴したり、実際に行ったりしています。月に1度は妻と一緒に行っています。

 これらについては後日、記事にしたいと思います。

 今回は10キロくらいは歩いたと思います。

 午後8時半頃に自宅に到着しました。ポチ(トイプードル 15歳10ヶ月 オス 白)に吠えられました。妻はもう疲れたそうなので、僕とポチで30分ほど散歩をしました。

 今回は、いろいろな世界を垣間見ることができました。企業経営の世界、政治の世界、司法の世界、金融の世界、そしてポチの世界です。

 

素人の日本株投資 【東京エレクトロンの株主総会】

 6月20日(火)は、東京エレクトロンの第60期 定時株主総会に行ってきました。6月20日(火)はソニーの株主総会もあるので、どちらにするか迷ったのですが、東京エレクトロンにしました。

 以前の僕は、株主総会等に特に興味はなかったのですが、3月に、ショーボンドHDの個人投資家説明会に試しに行ってみて良かったので、株主総会にも行ってみることにしました。

 紙やネットの情報だけではなく、たまには経営者や幹部から直接、会社の業績や今後の見通し等について説明を受けることも意味のあることだと思います。株主総会は会社と株主が直接接する数少ない貴重な機会だと思います。

 ソニーではなく東京エレクトロンにした理由は、僕は以前から半導体関連に興味があり、また現在、半導体は大きく取り上げられているテーマでもあり、半導体についての知識を深めたいと思った時、どちらか一つ選ぶとなると、やはり東京エレクトロンかなと思いました。

 会場は【パレスホテル東京】2階「葵」です。皇居のすぐ横のきれいなホテルです。

東京エレクトロン第60期 定時株主総会会場の【パレスホテル東京】

 午前10時(受付開始 午前9時)から始まるのですが午前8時50分位に到着しました。たくさんの社員の方々がいました。少し早く着きすぎたようで、待っている人は2人しかいませんでした。午前9時に会場に入りました。せっかくなので一番前に座りました。開始30分位前でも十分に前のほうに座れると思います。開始10分位前だとかなり混んでいました。

 午前10時前に、社長をはじめ幹部の方々20名ほどが壇上の所定の席に座り、総会が始まりました。議長の、河合 利樹社長がいろいろと説明をされていました。添付の資料はとても分かりやすいものでした。

 業績等について簡単に説明すると、次の通りです。

  • 第60期は売上高及びすべての利益項目において過去最高を更新。
  • 本年の半導体製造装置市場は4年ぶりのマイナス成長となる見込み。
  • 今後の半導体装置市場の見通しについては徐々に回復し2024年以降力強く成長。

 社長の説明や添付の資料は分かりやすいのですが、これをどう解釈するかは、同社や他の半導体関連銘柄の株価の動き、そしてそれらに対する専門家の見解を参考にしたいと思います。

分かりやすい添付資料 3~6

 添付資料を見て思ったのは、半導体製造装置といっても色々な製造装置があることが分かりました。

 資料によりますと、8つの製品群のうち4つの製品群が世界シェア1位、残りの4つの製品群が2位となっています。株主からの質疑応答で、去年より1位が一つ減っているので挽回して欲しい、そして決して3位になどならないようにという提言がありました。

 資料によりますと「成膜」「塗布現像」「エッチング」「洗浄」の4連続工程に装置を持つのは同社のみだそうです。4連続工程はなんとなくイメージしやすい気がしました。僕は中学生や高校生の頃、ラジオやアンプの製作でプリント基板を作ったことがありますが、工程が少し似ていると思いました。LSIの製造方法とプリント基板の作り方は通じるものがあると思いました。

分かりやすい添付資料 27~30

 同社は高収益企業なので、何となく、経営陣の方々はピリピリした緊張感が漂っている感じなのかなと思ったのですが、普通な感じでした。また、河合 利樹社長はにこやかな感じの方でした。

 やがて総会が終わり会場を後にしました。当然のことかもしれませんが株主みたいな人がたくさんいました。

 僕は、今のところ、日本の半導体産業の明るい未来を信じていますので、半導体の知識を深めて、関連銘柄への投資を継続していきたいと考えています。

素人の日本株投資【2023年5月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年ちょうどになります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオ日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 5月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

 

*2023年5月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 30,887円(先月末から2,031円(7.04%)の上昇 )
  • TOPIX 2,130ポイント(先月末から73ポイント(3.55%)の上昇)
  • NYダウ 32,908ドル(先月末から1,190ドル(3.49%)の下落)
  • ナスダック12,935ポイント(先月末から709ポイント(5.80%)の上昇)
  • S&P500 4,179ポイント(先月末から10ポイント(0.24%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 108,335ポイント(先月末から3,904ポイント(3.74%)の上昇)
  • 香港ハンセン 18,234ポイント(先月末から1,660ポイント(8.34%)の下落)
  • 中国企業指数 6,163ポイント(先月末から539ポイント(8.04%)の下落)
  • インドSENSEX 62,622ポイント(先月末から1,510ポイント(2.47%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,218ポイント(先月末から321ポイント(7.07%)の下落)
  • WTI原油先物 68.09ドル(先月末から8.69ドル(11.32%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,982ドル(先月末から17ドル(0.85%)の下落)
  • 米ドル/円為替相場 139.34円(先月末から3.06円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0687ドル(先月末から0.0328ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 27.52円(先月末から0.22円の円安)
  • 人民元 19.59円(先月末から0.12円の円高)
  • インドルピー 1.6851円(先月末から0.0178円の円安)
  • ユーロ 148.93円(先月末から1.15円の円高)
  • 日本国債10年 0.430%(先月末から0.045%の上昇)
  • 米国国債10年 3.646%(先月末から0.226%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,089ドル(先月末から506ドル(5.59%)の下落)
  • SOX指数 3,453ポイント(先月末から459ポイント(15.33%)の上昇)
  • バルチック海運指数 977ポイント(先月末から599ポイント(38.01%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年5月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •     54,347,061円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •     50,860,264円(評価額)
  •     43,000,000円(投資金額)
  •     44,293,027円(保有株取得額)
  •     40,806,230円(保有株評価額)
  • +11,347,061円(売却益+配当)
  •   -3,486,797円(含み益-含み損)
  •   +7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     10,054,034円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 32,945,966円(投資額-買付余力)に対する11,347,061円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り11.48%(税引き後)
  • 32,945,966円(投資額-買い付け余力)に対する7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り7.33%

*最近PBRについて「仮にその会社が解散した場合・・・」というのをよく耳にします。PBRとは関係ないのですが「仮に・・・」という考え方が気になりました。資産有用は連続しているものですが、仮にある時点でやめた場合の成績を考えてみることも意味があると思うので、仮に全株売却した場合のリターンと年換算利回りも検討することにしました。

  • 43,000,000円(投資金額)に対する8,061,623円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約18.75%(税引き後)
  • 43,000,000円(投資金額)に対する8,061,623円(仮に全株売却した場合の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.25%(税引き後)

 

*僕の日本株ポートフォリオ日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。再開して3年になるので3年間のパフォーマンスも検討することにしました。

 保有株の、3か月間~1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXを少し下回る程度にまで回復してきました。TOPIXの3か月間のパフォーマンスはあまりよくないようですので、僕のポートフォリオの方が少し上回っています。

 保有株の3年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをある程度上回っています。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年5月は、日経平均TOPIXが先月から上昇しました。特に日経平均はかなり上昇しました。海外では、香港ハンセンと中国企業指数がかなり下落しました。ユーロストックス50 もかなり下落しました。NYダウは下落ですがナスダックはかなり上昇しました。WTI原油先物金価格が、かなり下落しました。日本国債10年と米国国債10年の金利は上昇しました。SOX指数が15%も上昇しました。バルチック海運指数は38%も下落しました。

 2023年5月は各種指数が大きく変動している印象です。目先の景気悪化を見越して半導体関連株を中心に買いが入っているということでしょうか。世界景気に大きな影響がある中国関連の株価がさえないのは気になるところです。5月下旬にイーロン・マスク氏やジェイミー・ダイモン氏が中国を訪問していますが、これから何らかの動きがあるのでしょうか。

 

*5月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス3,486,797円と、先月末から112万円ほど改善しました。株価指数が上昇すると含み損も少なくなるようです。
配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,456,960円(配当127,581円、利益確定1,329,379円)増えて、11,347,061円(税引き後)になりました。今月はだいぶん増えました。これまで日本株のパフォーマンスは今一つで、僕の日本株ポートフォリオの含み損も大きく、耐え忍ぶような運用期間が比較的長かったと思います。コップから滴り落ちる水滴を少しずつ集めるような感じで利益を確定させ、じわりじわりと含み損に対する耐性を高めていくような投資戦略だったと思います。

 5月末時点では4300万円の投資額に対して約1,134万円の利益を確定させ再投資している状況ですので、ある程度の含み損には耐えられるようになってきたと思います。また、日本株を取り巻く環境について先行きが明るい可能性があるかもしれないので、慎重さを失わないようにしながら新しい投資戦略を考えたほうがよいのかもしれないと思いました。
 保有銘柄数は56銘柄です。先月から2銘柄減らしました。買付余力は10,054,034円です。5月30日の買付余力は600万円ほどだったのですが、5月31日に日経平均が440円ほど下落しましたので、急遽資金を避難させ買付余力を多くしました。6月6日時点での買付余力は780万円ほどです。日本株は、かなり上昇していますので、積極的に運用したいところですが、相場の下落時には速やかに現金化できるようにしておきたいと思います。

 現在、見られるような日本株の上昇について、的確に予測していた専門家はほとんどいないと思います。株価が上昇するのは良いことですが急落が心配になってきます。ハワード・マークス氏のことを思い出しました。ぶれない投資を心掛けたいと思います。

www.youtube.com

 

minipochi.hateblo.jp

 今の株価上昇につながる動きについて考えてみました。考えてみれば国策として半導体産業を支援するなど、日本の半導体産業についてはポジティブなニュースが多くあったと思いますが市場の反応は限定的だったと思います。バフェット氏のTSMC全株売却は意外なニュースでしたが、今にして思えば半導体業界がこれまでとは大きく変わることの始まりだったのでしょうか。

 エヌビディアの決算そして生成AIの可能性の大きさから半導体関連の株価が大きく上昇していますが、前触れのような動きがなかったかどうかよく考えてみたいと思います。

 話は変わりますが、日経電子版で少し気になるニュースがありました。下記の記事は有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 自動車業界の流れが大きく変わる可能性があるかもしれないので、この動きについては注視していきたいと思います。

 EVについては、やはりバッテリーがネックだと思います。商用車での普及は大きく進むと思われますが、自家用車については、技術革新がなければ本格的な普及は難しいような気がしないでもありません。例えばスマートフォンは広く普及はしましたが、バッテリーについては、いまだに不便な思いをしながら毎日のように充電している人が多いと思います。スマートフォンの場合は充電の面倒さは許容範囲内ですが、車の場合は充電の面倒さを許容範囲内と考える人が増えるかどうかが普及のカギのひとつになると思います。

 世の中は様々な技術が進化していますが、例えば「人間のようなロボット」や「バッテリー」等、ある壁を越えることが難しい分野があると思います。逆にいえば革新的な技術を開発した企業が現われれば株価が急騰するのだと思います。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • 住友化学 249,600円 評価損益率 -12.94%
  • 薬王堂HD 249,800円 評価損益率 -3.06%
  • 三井不動産 266,250円 評価損益率 -6.61%
  • 出光興産 270,800円 評価損益率 -22.92%
  • 日本製鉄 271,550円 評価損益率 -14.71%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • ルネサスエレクトロニクス +70,800円 評価金額 916,000円  評価損益率 +8.37%
  • アドバンテスト +38,100円 評価金額 1,791,000円  評価損益率 +2.17%
  • 信越化学 +35,600円 評価金額 1,718,800円  評価損益率 +2.11%
  • キャノン +25,200円 評価金額 692,200円  評価損益率 +3.77%
  • 本田技研 +25,000円 評価金額 801,000円  評価損益率  +3.22%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • リクルート -632,635円 評価金額 858,000円  評価損益率  -42.44%
  • ニデック -498,842円 評価金額 694,000円  評価損益率  -41.81%
  • エストHD -390,850円 評価金額 283,700円  評価損益率  -57.94%
  • 中外製薬 -211,318円 評価金額 375,500円  評価損益率 -36.01%
  • 住友鉱山 -166,800円 評価金額 423,000円 評価損益率  -28.28%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。これまでの株式市場のように、上がったり下がったりではなく、右肩上がりに株価が上昇する可能性があるかもしれないので、投資戦略も変更したほうがよいのかもしれません。

素人の日本株投資【2023年4月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年11ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 


*2023年4月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 28,856円(先月末から455円(1.60%)の上昇 )
  • TOPIX 2,057ポイント(先月末から54ポイント(2.70%)の上昇)
  • NYダウ 34,098ドル(先月末から824ドル(2.48%)の上昇)
  • ナスダック12,226ポイント(先月末から5ポイント(0.04%)の上昇)
  • S&P500 4,169ポイント(先月末から60ポイント(1.46%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 104,431ポイント(先月末から2,549ポイント(2.50%)の上昇)
  • 香港ハンセン 19,894ポイント(先月末から506ポイント(2.48%)の下落)
  • 中国企業指数 6,702ポイント(先月末から266ポイント(3.82%)の下落)
  • インドSENSEX 61,112ポイント(先月末から2,121ポイント(3.60%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,539ポイント(先月末から224ポイント(5.19%)の上昇)
  • WTI原油先物 76.78ドル(先月末から1.11ドル(1.47%)の上昇)
  • NYMEX金先物 1,999ドル(先月末から13ドル(0.65%)の上昇)
  • 米ドル/円為替相場 136.28円(先月末から3.49円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.1015ドル(先月末から0.0173ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 27.30円(先月末から1.08円の円安)
  • 人民元 19.71円(先月末から0.39円の円安)
  • インドルピー 1.6673円(先月末から0.0516円の円安)
  • ユーロ 150.08円(先月末から6.10円の円安)
  • 日本国債10年 0.385%(先月末から0.065%の上昇)
  • 米国国債10年 3.420%(先月末から0.051%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,595ドル(先月末から398ドル(4.43%)の下落)
  • SOX指数 2,994ポイント(先月末から236ポイント(7.31%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,576ポイント(先月末から187ポイント(13.46%)の上昇)

 


*2023年4月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •   52,890,101円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   48,274,796円(評価額)
  •   43,000,000円(投資金額)
  •   43,031,985円(保有株取得額)
  •   38,416,680円(保有株評価額)
  • +9,890,101円(売却益+配当)
  • -4,615,305円(含み益-含み損)
  • +5,274,796円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •     9,858,116円(買付余力)

 

  • 33,141,884円(投資額-買付余力)に対する9,890,101円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.23%(税引き後)
  • 33,141,884円(投資額-買い付け余力)に対する4,654,796円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.82%


大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをある程度下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っており、TOPIXを少し下回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。

 

  • 2023年3月は、日経平均TOPIXが先月から上昇しました。海外では、香港ハンセンと中国企業指数が下落しましたが、他の市場は上昇しました。欧州の市場が特に力強く、インド市場もかなり上昇しました。ナスダックはわずかな上昇です。
  • 金価格が少し上昇しました。日本国債10年の金利は上昇、米国国債10年の金利は低下しました。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス4,615,305円と、先月末とほぼ同じです。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で131,429円(配当0円、利益確定131,429円)増えて、9,853,426円(税引き後)になりました。
  • 保有銘柄数は58銘柄です。保有銘柄数を多くしています。そうすることで、思いがけない良い状況、或いは思いがけない悪い状況に対して対処しやすくなると思います。買付余力は9,858,116円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • 東京エレクトロン 4,648,500円 評価損益率 -10.10%
  • ソニーグループ 2,566,000円 評価損益率 +4.76%
  • レーザーテック 1,840,000円 評価損益率 -15.81%
  • 信越化学 1,545,200円 評価損益率 -8.19%
  • トヨタ自動車 1,114,200円 評価損益率 -17.31%

 

 

  • 含み益上位5銘柄
  • ソニーグループ +116,600円 評価金額 2,566,000円  評価損益率 +4.76%
  • ブリヂストン +15,800円 評価金額 543,800円  評価損益率 +2.99%
  • ANA  +13,050円 評価金額 295,750円  評価損益率 +4.61%
  • ライト工業  +9,923円 評価金額 400,600円  評価損益率 +2.53%
  • NTT  +9,400円 評価金額 829,800円  評価損益率  +1.14%

 

  • 含み損上位5銘柄
  • リクルート -725,835円 評価金額 764,800円  評価損益率  -48.69%
  • ニデック -522,442円 評価金額 670,400円  評価損益率  -43.79%
  • 東京エレクトロン -522,300円 評価金額 4,648,500円  評価損益率  -10.10%
  • エストHD -351,550円 評価金額 323,00円  評価損益率 -52.11%
  • レーザーテック -345,717円 評価金額 1,840,000円 評価損益率  -15,81%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。保有株について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。

 コツコツと少しずつ利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額が985万円ほどになりました。ある程度の含み損には耐えられるようになってきたと思います。

 次の段階としては、少しずつでも含み損を少なくしていきたいと考えています。損切をすれば含み損はなくなりますが、現在のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。当時は仕方ないと思っていましたが、仮に保有し続けた場合は、かなり含み益が出ることになりました。しかしながら売却額を運用して、それなりに利益を出すことが出来たので、それでよしと考えることにしています。

 テーマ型投資信託というのがありますが、僕の日本株ポートフォリオもテーマを考えてみると良いかもしれないと思いました。僕は小学生の頃から電子工作が好きだったので、半導体関連の銘柄が気になります。メインは半導体関連のセクター、そしてそれを補完する他のセクター、という構成でポートフォリオを組むと面白いかもしれないと思いました。

 余談になりますが、東芝の2SC372というシリコントランジスタは電子工作の定番のパーツでした。リレーというパーツはオムロン製がよく使われていました。電磁石を使用したスイッチで透明なカバーで覆われているパーツです。オーディオアンプ用の高級トランスはタムラ製作所が有名でした。ボリュームやロータリースイッチ、エアバリコンはアルプス(現アルプスアルパイン)が有名でした。セラミックコンデンサという茶色の円盤状のパーツは村田製作所製が多かったと思います。日立製作所のパワーMOS FET(2SJ49/2SK134)という電界効果トランジスタを使ってオーディオアンプを製作したこともありました。

 現在、日経電子版等では半導体の微細化がよく取り上げられています。LSI(大規模集積回路)という電子部品は、トランジスタコンデンサ、抵抗といった素子が多いものでは1,000万素子以上、小さなパッケージに集積化された電子部品とされていますが、微細化が進めば更に集積度が上がることになります。本当に信じられないような技術だと思います。

素人の日本株投資【2023年3月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年10ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

*2023年3月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 28,401円(先月末から956円(3.48%)の上昇 )
  • TOPIX 2,003ポイント(先月末から10ポイント(0.50%)の上昇)
  • NYダウ 33,274ドル(先月末から618ドル(1.89%)の上昇)
  • ナスダック12,221ポイント(先月末から766ポイント(6.69%)の上昇)
  • S&P500 4,109ポイント(先月末から139ポイント(3.50%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 101,882ポイント(先月末から3,049ポイント(2.91%)の下落)
  • 香港ハンセン 20,400ポイント(先月末から615ポイント(3.11%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,968ポイント(先月末から387ポイント(5.88%)の上昇)
  • インドSENSEX 58,991ポイント(先月末から29ポイント(0.05%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,315ポイント(先月末から77ポイント(1.82%)の上昇)
  • WTI原油先物 75.67ドル(先月末から1.38ドル(1.79%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,986ドル(先月末から150ドル(8.17%)の上昇)
  • 米ドル/円為替相場 132.79円(先月末から3.35円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0842ドル(先月末から0.0261ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.22円(先月末から0.24円の円安)
  • 人民元 19.32円(先月末から0.31円の円高)
  • インドルピー 1.6157円(先月末から0.0321円の円高)
  • ユーロ 143.98円(先月末から0.08円の円高)
  • 日本国債10年 0.320%(先月末から0.18%の低下)
  • 米国国債10年 3.471%(先月末から0.451%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,993ドル(先月末から32ドル(0.36%)の上昇)
  • SOX指数 3,230ポイント(先月末から272ポイント(9.20%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1389ポイント(先月末から399ポイント(40.30%)の上昇)

 

*2023年3月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •   52,758,672円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   46,440,542円(評価額)
  •   43,000,000円(投資金額) *100万円追加 
  •   41,790,164円(保有株取得額)
  •   37,137,400円(保有株評価額)
  • +9,758,672円(売却益+配当)  
  • -4,652,764円(含み益-含み損)
  • +5,105,908円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •   10,968,508円(買付余力)

 

  • 32,031,492円(投資額-買付余力)に対する9,758,672円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.75%(税引き後)
  • 32,031,492円(投資額-買い付け余力)に対する4,485,908円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.94%


大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均を少し下回っており、TOPIXをわずかに上回っています。6か月間では日経平均TOPIXを少し上回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っていますが、少しずつ改善してきていると思います。

 

  • 2023年3月は、日経平均が先月から上昇しました。TOPIXも先月から少し上昇しました。海外では、ブラジルボベスパが下落しましたが、他の市場は上昇しました。アメリカと中国の市場が力強く、インド市場はわずかな上昇です。
  • 金価格がかなり上昇しました。日本国債10年、米国国債10年共に金利が低下しました。日本国債10年は2月10日~3月7日までずっと金利が0.500%に張り付いていましたので日銀が金利の上昇を抑え込んでいたということだと思いますが、現在はそのような状況ではないようです。マーケットはリスクオフの傾向が強くなってきているということかもしれませんが、一方で日、米、中の株価はかなり上昇しています。新興国のブラジル、インドの株価はさえないようです。投資家の資金は安全性の高い資産に向かっているということでしょうか。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス4,652,764円と、先月末のマイナス5,024,695円から少し改善しました。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で293,435円(配当52,914円、利益確定240,521円)増えて、9,758,672円(税引き後)になりました。
  • 保有銘柄数は59銘柄です。株式市場は予想外のことがよく起こるので、保有銘柄数を多くしています。そうすることで、思いがけない良い状況、或いは思いがけない悪い状況に対して対処しやすくなると思います。買付余力は11,968,508円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。細かく見ていくと結構ひどい運用状況のように思えるのですが、全体で見るとそれなりに利益が出ているのが、不思議ではないのですが不思議な感じがします。尚、3月末の「保有証券一覧」を印刷するのを忘れていましたので、4月4日現在の数値になります。

 

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 日立 +25,300円 評価金額 744,200円  評価損益率 +3.51%
  • そーせいグループ +21,000円 評価金額 481,000円  評価損益率 +4.56%
  • 東海旅客鉄道  +11,960円 評価金額 1,618,500円  評価損益率 +0.74%
  • 本田技研  +5,200円 評価金額 359,400円  評価損益率 +1.46%
  • スズキ  +4,200円 評価金額 487,500円  評価損益率  +0.86%

 

  • 含み損上位5銘柄
  • リクルート -746,035円 評価金額 744,600円  評価損益率  -50.04%
  • ニデック -501,442円 評価金額 691,400円  評価損益率  -42.03%
  • 東京エレクトロン -429,300円 評価金額 4,741,500円  評価損益率  -8.30%
  • エストHD -339,050円 評価金額 313,500円  評価損益率 -53.52%
  • 富士フイルム -257,039円 評価金額 671,100円  評価損益率 -27.71%  


*2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。僕が考えている、現状で出来ることは、コツコツと少しずつでも利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額を少しづつでも増やしていき、より大きな含み損に耐えられるようにすることです。今は、耐える時期だと思っています。ぽたぽたと滴り落ちる水滴をすくって集めるようなイメージでしょうか。2020年6月から日本株投資を再開して、「配当を含む利益確定分」を「含み損」が上回ったことはありませんが、2022年9月30日は838万円もの含み損が襲ってきて10万円位しかプラスになっていない状況になったことがあります。現在では仮に838万円の含み損が襲ってきても138万円位のプラスは維持できますので、僕の日本株ポートフォリオも少しづつ力強くなってきていると思います。

 株式投資では、損切りが重要とよく言われていますが、僕は今のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。

 損切りの判断は難しいと思います。機関投資家の方は大変かもしれませんが、個人の場合は誰にも文句を言われることはないので、気長に持ち続けるのもひとつの方法かもしれません。

 含み損は精神衛生上よくないと言われることもあります。

 含み損との付き合い方について、僕の場合は、毎日含み損と含み益をノートに記録しています。毎日、含み損や含み益の現実としっかり向き合うことを続けていると、含み損があまり気にならなくなってきました。これは決して「あきらめ」ということではなく、現実としっかり向き合うことで、現状を少しでもよくするアイデアも色々浮かんでくるようになりました。

 

 株式市場の先行きについては「金融不安」が気になるところです。

 日経電子版、大和証券のレポート、ピクテのセミナー等の情報を総合的に判断すると、「リーマンショックのようにはならないものの一定の警戒は必要」といったところでしょうか。マクロの経済指標については、現在のところ特に悪い数値は出ていないようです。

  日経電子版2023年4月5日の、ジェイミー・ダイモン氏の記事は気になるところですが、目先のことではなく長期的な視点からの見解を述べています。

 記事の中で、ダイモン氏は「08年の危機時とは全く違う。今回の危機は金融関係者の数も解決すべき問題もはるかに少ない」と述べていますので、ここは少し安心できるところです。

 日経電子版にダイモン氏がよく登場するようになると、僕はすごく気になります。「Thik!」によると中空麻奈氏もダイモン氏のリスク管理能力には注目しているようです。尚、下記の記事は登録していないと全文読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 銀行は金融当局の厳しい規制を受けていると言われていますがシリコンバレーバンクは破綻しました。シリコンバレーバンクはひどい経営だったとか、金融当局が警告していたけれども改善が見られなかったとか言われており、それは事実なのかもしれませんが、やはり言い訳がましい印象は残ります。

 厳格な規制対象になっている銀行でも破綻する時は破綻するので、厳格な規制対象になっていない「シャドーバンク」についての動向については注視が必要だと思います。「シャドーバンク」については厳格な規制対象となっていないので実態が分かりにくいと言われているようです。

個人投資家説明会【ショーボンドHD】【東京証券取引所 】【明徳稲荷神社】東京 兜町

 3月23日(木)はショーボンドホールディングス株式会社の、個人投資家説明会に行ってきました。会場は東京証券取引所です。多くの個人投資家が参加していました。岸本達也社長及び関口恭裕経営企画部長から会社概要、業績、施工事例等についての説明がありました。

 会社名の「ショーボンド」とは高性能接着剤の商品名だそうです。

 同社は1958年6月に「昭和工業株式会社」として創業しました。当初は硬質塩化ビニールの加工や配管工事が主たる事業内容だったようです。1959年に八久和ダム建設現場排水路のひび割れ補修で塩ビ版を内張りした際にエポキシ樹脂を用いて速やかに補修できたことをヒントに、エポキシ樹脂系高性能強力接着剤を開発し「ショーボンド」と命名し、1960年から「ショーボンド」の販売、施工を開始したようです。

 1963年に社名を「株式会社ショーボンド」に改称しています。

 「ショーボンド」という商品名の由来についての説明はありませんでしたが、おそらく「昭和工業のボンド」でしょうか。

 尚、1959年に開発した接着剤は現在の#101相当品だそうです。

ショーボンド建設のウェブサイトで製品のカタログが見つかりました。

https://www.sho-bond.co.jp/method/pdf/material_cata_001.pdf

 岸本社長については、おそらく、やり手の経営者だと思います。時々、瞬間的に鋭い表情が感じられました。

 考えてみれば、投資先企業の説明会等に参加して経営者の経営方針等について確認するというのは、株式投資の基本そして王道だと思います。機会があれば、いろいろな企業の説明会等に参加してみたいと思いました。

 東京証券取引所付近は何度か訪れたことがありますが、人通りは比較的少なく静かな印象です。「巨額の資金が渦巻いている静かな街、兜町」といったところでしょうか。日本から或いは世界から、お金への欲望が極度に凝縮されて集中している場所が「東京証券取引所」だと思います。気のせいかもしれませんが、兜町はお金の匂いがぷんぷんしているような気がしました。

東京証券取引所

 ショーボンドの説明会のあとは近くの神社に寄ってみました。

日本橋日枝神社」「明徳稲荷神社」「兜神社」にお詣りしました。日本橋日枝神社」と「明徳稲荷神社」は同じ境内にあります。「東京証券取引所」から歩いて150mほどの距離です。「兜神社」は「東京証券取引所」のすぐ横です。「兜神社」は「日本取引所グループ」のウェブサイトでも紹介されています。小さな神社ですが証券界の守り神とされているようです。

www.jpx.co.jp

 僕が特に印象的だったのは「明徳稲荷神社」です。小さな神社ですが、玉垣(神社の周りを囲んでいる境界の柵)を見ると少し驚きます。玉垣には多くの証券会社等の銘が刻まれていました。「東京証券取引所」、「日興証券」、僕も利用している「大和證券」、今はなき「山一証券」等、大手企業の銘も多く見られました。ここは小さな神社なのですが、何か特別な神社なのかもしれないと思い、ざっと調べてみました。「明徳稲荷神社」は、現在の東京証券会館の場所に鎮座していたようですが、東京証券会館の建設に伴い昭和38年に現在の場所に遷座(移転)したようです。神様への尊敬と感謝の念からの寄進ということかもしれません。

 また、株式市場が暴落等の悪い動きをすることなく、末永く安定的に発展しますように、という証券関係者の切なる願いが、玉垣の銘から感じられる気がしました。株式市場は、時に不可抗力とも思える動きをする場合があり、そういう意味では水物だと思います。

goo.gl

日本橋日枝神社」入り口

「明徳稲荷神社」

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣1

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣2

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣3

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣4

素人の日本株投資【2023年2月の運用状況】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資2020年6月から再開しています。今月で2年9ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

 

*2023年2月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 27,445円(先月末から118円(0.43%)の上昇 )
  • TOPIX 1,993ポイント(先月末から18ポイント(0.91%)の上昇)
  • NYダウ 32,656ドル(先月末から1,430ドル(4.20%)の下落)
  • ナスダック11,455ポイント(先月末から129ポイント(1.11%)の下落)
  • S&P500 3,970ポイント(先月末から106ポイント(2.60%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 104,931ポイント(先月末から8,499ポイント(7.49%)の下落)
  • 香港ハンセン 19,785ポイント(先月末から2,057ポイント(9.42%)の下落)
  • 中国企業指数 6,581ポイント(先月末から843ポイント(11.36%)の下落)
  • インドSENSEX 59,549ポイント(先月末から587ポイント(0.99%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,238ポイント(先月末から75ポイント(1.81%)の上昇)
  • WTI原油先物 77.05ドル(先月末から1.82ドル(2.31%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,836ドル(先月末から109ドル(5.60%)の下落)
  • 米ドル/円為替相場 136.14円(先月末から5.96円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.05817ドル(先月末から0.0286ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 25.98円(先月末から0.34円の円安)
  • 人民元 19.63円(先月末から0.37円の円安)
  • インドルピー 1.6478円(先月末から0.0555円の円安)
  • ユーロ 144.06円(先月末から2.57円の円安)
  • 日本国債10年 0.500%(先月末から0.01%の上昇)
  • 米国国債10年 3.922%(先月末から0.412%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,961ドル(先月末から261ドル(2.83%)の下落)
  • SOX指数 2,958ポイント(先月末から37ポイント(1.27%)の上昇)

 

*2023年2月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株60銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •  51,465,237円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   46,440,542円(評価額)
  •   42,000,000円(投資金額) 
  •   42,999,065円(保有株取得額)
  •   37,974,370円(保有株評価額)
  • +9,465,237円(売却益+配当)  
  • -5,024,695円(含み益-含み損)
  • +4,440,542円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •     8,466,172円(買付余力)

 

  • 33,533,828円(投資額-買付余力)に対する9,465,237円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.26%(税引き後)
  • 33,533,828円(投資額-買い付け余力)に対する3,820,542円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.14%

 

大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均とほぼ同じで、TOPIXを少し下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っていますが、TOPIXを少し下回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 

  • 2023年2月は、日経平均TOPIXが、先月から少し上昇しました。海外では、ユーロストックス50が上昇しましたが、他の主な市場は下落しています。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス5,024,695円と、先月末のマイナス4,702,070円から少し悪化しました。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から137,190円増えて、9,465,237円になりました。
  • 保有銘柄数は60銘柄です。ランダムウォーク理論の考え方を取り入れ、保有銘柄数を多くしています。買付余力は8,466,172円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。細かく見ていくと結構ひどい運用状況のように思えるのですが、全体で見るとそれなりに利益が出ているのが、不思議ではないのですが不思議な感じがします。

 

 

 

 

*2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。僕が考えている現状で出来ることは、コツコツと少しずつでも利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額を少しづつでも増やしていき、より大きな含み損に耐えられるようにすることです。今は、耐える時期だと思っています。

 株式投資では、損切りが重要とよく言われていますが、僕は今のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。

 損切りの判断は難しいと思います。機関投資家の方は大変かもしれませんが、個人の場合は誰にも文句を言われることはないので、気長に持ち続けるのもひとつの方法かもしれません。

名曲「イマジン」とパラダイムシフト

 ジョンレノンとオノヨーコの名曲「イマジン」は、いろいろなメッセージを発していると思いますが、核心は平和的な生き方について発想の転換(パラダイムシフト)を提案している曲だと思います。必ずしも、宗教、国家、所有を否定するものではないと僕は解釈しています。「イマジン」のテーマのひとつに「想像」があると思いますが、受け取る側にも想像力が求められる曲だと思います。

 僕は趣味と実益を兼ねて日本株投資をやっています。株式投資の世界では当然のことながら、お金について語られることがほとんどです。しかしながら株式投資は、お金以外の知識の幅が広がるという意外なメリットもあると思います。

 株式投資に関する情報取集で、よく目にする言葉「SDGs」について色々調べているうち、「SDGsの考え方」と「イマジンの世界観」には共通するものがあると思うようになりました。

 「イマジン」はとても有名な曲で、僕も昔からよく知っていますので「イマジン再考」といったところでしょうか。

ja.wikipedia.org

 上記のサイトによりますと、「イマジン」の歌詞は、1964年に発表されたオノ・ヨーコの詩集『グレープフルーツ』に収録されている詩からインスピレーションを得ているとされています。尚「グレープフルーツ」は500部の限定版として東京で出版されています。その後、1970年には、加筆された英語版が世界発売されています。

 現在、日本で入手が容易なのは、「グレープフルーツ・ジュース」(オノヨーコ著  南風 椎 訳 講談社文庫 1998年)です。この本は、「グレープフルーツ」1970年版から、ていねいに言葉を選びなおし、日本の代表的な写真家たちに協力を依頼したものです。

 「イマジン」の理解を深めるために「グレープフルーツ・ジュース」を読んでみました。最初は、あまり面白くない本かと思っていたのですが、意外に面白い本でした。この本のメッセージは、いろいろあると思いますが、既成概念を解きほぐすストレッチ体操のような本だと思いました。筋肉だけではなく、「ものの見方」も時には解きほぐすといいのかもしれません。

 「イマジン」は今では作者の元を巣立っていき、世界中のたくさんの人たちに寄り添うような曲になっていると思います。演奏する人も聴く人もそれぞれの「イマジン」があると思います。

 

今では色々な人が色々な「イマジン」を歌っています。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

オノヨーコの歌う「イマジン」は、詩集「グレープフルーツ」の世界と重なる部分があるかもしれません。

www.youtube.com

生まれたての「イマジン」はジョンの曲という感じです。

www.youtube.com

 

 「イマジン」の歌詞の和訳が分かりやすい動画です。歌詞の和訳は7分50秒からです。彼の「イマジン」の解釈も興味深いです。

www.youtube.com

下記の動画の「イマジン」の歌詞の和訳も分かりやすいと思います。

www.youtube.com

 

 

 Shaylee Mary(シェイリー・マリー)の「イマジン」の動画は、わかりやすい「イマジン」だと思います。

www.youtube.com

 ここでは、Shaylee Mary(シェイリー・マリー)の動画の和訳等で、「イマジン」について、僕なりに考えてみました。

 

想像してごらん 天国なんかないんだと

ほら、簡単でしょう

地面の下に地獄なんてない

僕たちの上にはただ空があるだけ

想像してごらん、皆がただ今を生きている

 

想像してごらん 国なんてないんだと

そんなに難しいことではないでしょ

殺す理由も死ぬ理由もなく

そして宗教もない

想像してごらん みんながただ平和に生きてるって

 

君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ

 

想像してごらん 何も所有しないって

あなたならできると思うよ

欲張ったり、飢えることもない

人はみな兄弟なんだって

想像してごらん みんなが世界をわかち合うって

 

君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ

 

 「イマジン」には、いろいろな側面があると思いますが、メッセージの核心は、平和的な生き方について発想の転換(パラダイムシフト)を提案している曲だと思います。

 「イマジン」では、「宗教」「国」「所有」のない世界について「想像してみて」と言っていますが、必ずしも、それらを否定している訳ではないと思います。補足すると「あなたの考えは、ひとまず置いておいて、まずは想像してみて」と言われているような気がします。なかなか気が付きにくい「ものの見方」を、聴く側が想像できるように、インパクトの強い問いかけになっているのではないでしょうか。

 「世界中の人々が平和に暮らしている世界」という理想を実現するための「宗教」や「国」の役割、そして「所有」について、考えてみて、と言われているような気がします。

 パラダイムシフト」については、「人生を成功させる7つの秘訣」スティーヴン・コーヴィー 著(日下公人、土屋京子 訳) 講談社 1990年9月初版で詳しく述べられています。既に絶版ですが、現在では「7つの習慣」として有名ですので簡単に入手可能です。現在も発売されている「7つの習慣」のほうが原著により忠実なのかもしれませんが、僕は何となく講談社版のほうが好きです。

 パラダイムシフト」を簡潔に説明するために、よく用いられている「妻と義母」という絵は、「若い女性」にも「おばあさん」にも見える絵です。「若い女性」にしか見えない人に「おばあさん」にみえるように説明するのはそれなりにたいへんかもしれませんし、その逆もそうかもしれません。 

ja.wikipedia.org

 「妻と義母」は視覚的なものですが、「ものの見方」に置き換えてみると、「あること」についての正しい解釈は、必ずしも一つではないのですが、議論になると、お互いに正しいことを考えていても、お互いに、相手は間違っていて自分が正しい、と認識してしまう場合があると思います。相手の意見を聞くためには、お互いの信頼関係が重要になると思いますが、その場合、「普遍的な価値観」を共有した人どうしであれば、話がスムーズに進みやすいということになると思います。実際のところは、人の感情はそんなに単純なものではないと思いますが、少なくとも理屈の上ではそうなると思います。イマジンの歌詞では、「平和に生きる」「兄弟のように助け合う」「世界を分かち合う」といった言葉がちりばめられていますが、これらは洋の東西を問わず、昔も今も変わることのない普遍的な価値観だと思います。

 「イマジン」では、たくさんの普遍的な価値を世界中の人たちと共有することの大切さを暗示しているような気がします。

 

 次に細かく歌詞を見ていきたいと思います。

 

「想像してごらん 天国なんかないんだと

ほら、簡単でしょう

地面の下に地獄なんてない

僕たちの上にはただ空があるだけ

想像してごらん、皆がただ今を生きている」

 歌詞の上記の部分については、いろいろな解釈ができるようです。無宗教に近い仏教徒の僕としては、「心を空っぽにして、澄みきった青空を眺めて地球を感じてみて。」と言われているような気がします。

 

「想像してごらん 国なんてないんだと

そんなに難しいことではないでしょ

殺す理由も死ぬ理由もなく

そして宗教もない

想像してごらん みんながただ平和に生きてるって」

 上記の部分についても、いろいろな解釈があるようです。僕が思ったのは「国は人々のために存在するもので、国のために人々があるのではない」、「宗教本来の教えは世界中の人々が平和に暮らしていくための心の支えであるはず」ということを暗示しているような気がしました。

 

「想像してごらん 何も所有しないって

あなたならできると思うよ

欲張ったり、飢えることもない

人はみな兄弟なんだって

想像してごらん みんなが世界をわかち合うって」

 上記の部分も、いろいろな解釈があるようです。僕は、次のようなことを暗示しているのではないかと思いました。「所有物はあなたの支配下に置くべきもので、所有物にあなたが支配されてはいけない。」

 例えば、僕は日本株投資をやっていますが、株価は予想外の動きをすることがよくあります。たまたま株価が上昇しても僕が偉くなった訳ではありませんし、たまたま株価が下がっても僕の人間としての価値が下がった訳でもありません。「お金」を始めとした所有物のような、移ろいやすいものが、価値判断の基準や心の拠り所になってはいけないということだと思います。価値判断の基準や心の拠り所は、洋の東西を問わず、昔も今も変わることのない、ゆるぎない「普遍の価値」に置くことで、ぶれない生き方ができるということだと思います。実際の人間の感情は、そんなに単純なものではないと思いますが、少なくとも理屈の上ではそうなると思います。ここでは「兄弟のように助け合う」「世界を分かち合う」という普遍的な価値観が示されています。「お金」が大切なものであることは言うまでもありませんが、「心の中心におくべきもの」と「大切なもの」は必ずしも一致しないという部分は少し分かりづらいというか誤解されやすい部分かもしれません。このあたりのことは「人生を成功させる7つの秘訣」スティーヴン・コーヴィー 著(日下公人、土屋京子 訳) 講談社 1990年9月初版で詳しく述べられています。

 

「君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ」

 上記の部分は、素直に分かりやすい部分だと思います。僕は、この部分を読んで、アルベルト・シュヴァイツァー(1875~1965)の名言を思い出しました。頭の片隅にあったものですが、知識の断片を手掛かりにグーグルで検索すると、名言に辿り着きました。便利な世の中になったと思います。次の名言です。

「少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。」

 子供の頃は、純粋な心で、正しいことについて考えていたりしたと思います。大人になるに従って理想と現実は違うということに気が付くようになり、少年の頃の理想主義はどこかにいってしまいがちになると思います。しかしながら、少年の頃に思い描いていた理想は美しくてかけがえのないもので、世の中をよくするためには必要な考え方ですよ、といった意味合いでしょうか。

 僕は、聖人のような生き方はできませんが、「イマジン」は平和について考えるきっかけになる曲だと思います。

 

 ちなみに、「SDGs」を含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、2015年9月の国連サミットで、193の国連加盟国の全会一致で採択されています。あらゆる国の全会一致で崇高な理念を持つ文書が採択されたということは、ほんの一瞬ではあったかもしれませんが、世界が1つになった瞬間があったのかもしれません。

minipochi.hateblo.jp

素人の日本株投資【2023年1月の運用状況】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年8ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 


2023年1月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとしてチェック項目を増やしました。毎日チェックしています。

日経平均 27,327円(先月末から1,233円(4.73%)の上昇 )、

TOPIX 1,975ポイント(先月末から84ポイント(4.44%)の上昇)

NYダウ 34,086ドル(先月末から939ドル(2.83%)の上昇)

ナスダック11,584ポイント(先月末から1,118ポイント(10.68%)の上昇)

S&P500 4,076ポイント(先月末から237ポイント(6.17%)の上昇)

ブラジルボベスパ 113,430ポイント(先月末から3,696ポイント(3.37%)の上昇)

香港ハンセン 21,842ポイント(先月末から2,061ポイント(10.42%)の上昇)

中国企業指数 7,424ポイント(先月末から720ポイント(10.74%)の上昇)

インドSENSEX 59,549ポイント(先月末から1,291ポイント(2.12%)の下落)

ユーロストックス50  4,163ポイント(先月末から370ポイント(9.75%)の上昇)

WTI原油先物 78.87ドル(先月末から1.39ドル(1.73%)の下落)

NYMEX金先物 1,945ドル(先月末から119ドル(6.52%)の上昇)

米ドル/円為替相場 130.18円(先月末から0.85円の円高)

ユーロ/米ドル 1.0867ドル(先月末から0.0165ドルのドル安)

ブラジルレアル 25.64円(先月末から0.87円の円安)

人民元 19.26円(先月末から0.27円の円安)

インドルピー 1.5923円(先月末から0.0075円の円安)

ユーロ 141.49円(先月末から1.23円の円安)

日本国債10年 0.490%(先月末から0.08%の上昇)

米国国債10年 3.510%(先月末から0.368%の下落)

LME銅3ヶ月先物 9,222ドル(先月末から850ドル(10.15%)の上昇)

SOX指数 2,921ポイント(先月末から389ポイント(15.36%)の上昇)

 


*2023年1月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株58銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  51,328,047円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)

  46,565,977円(評価額)

  42,000,000円(投資金額) 

  42,464,290円(保有株取得額)

  37,702,220円(保有株評価額)

+9,328,047円(売却益+配当)  

-4,762,070円(含み益-含み損)

+4,565,977円(売却益+配当+含み益-含み損)

    8,863,757円(買付余力)

 


*33,136,243円(投資額-買付余力)に対する9,328,047円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.55%(税引き後)

*33,136,243円(投資額-買い付け余力)に対する3,945,977円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.46%

 

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の1年間のパフォーマンス 約96.5% 日経平均 約100.0%   TOPIX 約103.0% 

 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約97.5% 日経平均 約97.0%    TOPIX 約102.0%

 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約103.0% 日経平均 約101.0% TOPIX 約103.5%

 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均を少し上回り、TOPIXをわずかに下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っていますが、TOPIXとは少し差がついてしまい、1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 

 2023年1月は、日経平均TOPIXが、先月からだいぶん上昇しました。僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損もマイナス4,762,070円と、先月末のマイナス6,926,195円からは、だいぶん改善しました。

 こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から135,691円増えて、9,328,047円になりました。

 保有銘柄数は58銘柄です。買付余力は8,863,757円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

 2023年の日本株の見通しは日経電子版の下記の記事によりますと、年後半はよいようです。記事によりますと、安値は3月頃の25,000円台、高値は10~12月の31,000円位といったところでしょうか。尚、下記の記事は会員登録していないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 楽観的な見方の前提条件としては、大きく二つあると思います。

*中国の新型コロナ感染が春頃までに集団免疫を獲得し、その後、経済は力強く回復する。

*2023年中にFRB政策金利を引き下げる、または利上げが一服する。

 これらの前提条件が予想とは異なる動きになった場合、株価は大幅に調整することになると思われますが、現在のところ、その可能性は大きくはないと思います。

 尚、日銀の総裁人事は注視が必要だと思います。

 FRBの金融政策の見通しについて、市場のコンセンサスが楽観的過ぎるという見方があります。僕は、現在のところ市場のコンセンサスは概ね正しいと思っていますが、当面は保守的な運用が求められると思います。

 「日経電子版にジェイミー・ダイモン氏がよく登場するようになると要注意」という僕の中でのアノマリーは、今のところは大丈夫だと思います。