MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

東儀秀樹コンサート~悠久の音色に包まれて~ 生演奏について

 いつも週末は、妻とポチ(15歳 トイプードル 白 オス)と一緒にドライブに出かけることが多いのですが、この前の日曜日は、妻と一緒に【東儀秀樹コンサート~悠久の音色に包まれて~】というコンサートに行ってきました。

 コンサートは午後からなので、朝のうちにポチを散歩に連れて行きました。

 会場は、タワーホール船堀というところの700人ほどの大きさのホールです。

 雅楽に少し興味を持ったのは、【鎌倉宮】の「卯の花祭」を見てからです。

 コンサートの内容は、オリジナル作品や、雅楽の古典曲を現代風にアレンジした作品や、クイーン、LiSA等のポピュラーミュージックを笙(しょう)や篳篥(ひちりき)で演奏するといったものでした。出演者は東儀秀樹氏とピアノ演奏の大嵜慶子氏です。足らない楽器は録音された音源が使われていました。東儀氏の軽妙なトークを交えながらの面白いコンサートだったと思います。

 音に関しては、ポピュラーミュージックの演奏の場合は二人の演奏者では足らない楽器について録音された音源が使われるのはやむを得ないとして、ピアノと笙(しょう)や篳篥(ひちりき)だけの演奏の場合は700人ほどのホールであればスピーカーなしでも大丈夫なような気がしますが、やはりスピーカーから音が流れていました。笙(しょう)や篳篥(ひちりき)は音が小さいのでスピーカーが必要ということなのでしょうか。明らかにスピーカーから流れている音では、繊細な音色の楽器の細やかな表現は伝わってきませんでした。

 音がよければ、ずいぶん印象も変わったと思います。ホールがよくないのでしょうか。あるいはPAがよくないのでしょうか。

 僕はほとんどコンサートには行かないのですが、良質な生演奏を聴いてみたくなってきました。

 過去の記憶で印象的だった生演奏としては、ずいぶん前になりますが「株式会社うかい」が経営に関わっていた頃の河口湖オルゴール美術館のイベントでのミニコンサートの弦楽四重奏です。ウイーンあたりから来日した弦楽四重奏団だったと思います。来日した弦楽四重奏団は、何かのついでにオルゴール美術館に寄ったのだと思いますが、素晴らしい演奏で感動した記憶があります。僕はクラシック音楽のことはよく分かりませんが、大きな音から、かすかな音まで表現力が豊かで息がぴったり合った演奏を聴いて、何だこれは、という印象を持ちました。その時、思ったのはホールも楽器の一部という感じがしました。特に床は重要な楽器の一部のような気がしました。

 ポピュラーミュージックについては、ずいぶん昔になりますが、赤坂BLITZでのカーディガンズのロックコンサート、2018年に開催された、家入レオDISH//が出演していた無料野外ロックフェスティバル、について、それぞれ迫力のある生演奏を楽しむことができました。それぞれPAが一定のクオリティを保っていたのだと思います。ポピュラーミュージックの生演奏の、炸裂するようなドラムの音や、迫力のあるエレキギターの音などは、小さな部屋で聴く家庭用のオーディオ機器では再生しきれないものだと思います。生演奏のエレキギターの音については、小さな電気信号を単にアンプで増幅してスピーカーを鳴らしているというよりは、楽器としてのアンプで増幅した音を楽器としてのスピーカーで鳴らしているという感じがしました。

 今度、コンサートに行くときは、よく吟味してからにしようと思います。