MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

犬連れ日帰りドライブ 【鬼怒沼】栃木県日光市 日本一標高の高い高層湿原

 一週間の夏季休暇のうち月曜日は志賀高原の岩菅山と裏岩菅山に行き、火曜日はゆっくり休んで、水曜日は妻とポチ(14歳 トイプードル オス)と一緒に、栃木県日光市鬼怒沼へ行ってきました。

 クルマは19年23万キロ乗り続けているR53 BMWミニ JCWです。今回の走行距離は405キロです。

 犬連れで非日常の自然を満喫することのできる場所として、志賀高原はすごく良かったので、他にもそのような場所がないのかネットで色々調べているうち鬼怒沼を見つけました。

 環境省のウェブサイトによりますと「標高約2,030mに位置する、日本一標高の高い高層湿原です。」と紹介されています。

環境省_日光国立公園_見どころガイド

  鬼怒沼について犬連れ禁止の情報をネットで調べてみたのですが、見当たらないので、日光市観光協会に電話で問い合わせてみたところ、犬連れ禁止ではないとのことでした。戦場ヶ原等は犬連れ禁止なので、ちょっと意外でした。

 それなりに、大変なコースかもしれないので深夜2時半頃に出発しました。高速等は概ね空いていましたが、ガラガラという感じではありませんでした。

 川俣温泉郷あたりでニホンザルの親子を見かけました。目的地の【女夫渕駐車場】には早朝5時20分頃に到着しました。割と大きめの駐車場ですが、すでに適度な台数の車が駐まっていました。ここには公衆トイレがあります。goo.gl

 今回のコースは全長16km 8時間30分ですが、「ヒナタオソロシノ滝展望台」に寄ったので17,4kmのコースになりました。標高差は600m位のようです。

https://www.pref.tochigi.lg.jp/d04/eco/shizenkankyou/shizen/documents/nikko03.pdf

 早朝から歩く場合、熊の存在が少し心配なので、熊よけ鈴を積極的に鳴らしながら歩きました。特に沢の近くは、音がかき消されやすいので注意しました。

 下記サイトでは、奥鬼怒の情報はあまり網羅されていないようですが、奥日光は熊の目撃情報が多いようです。

www.nikkoyumoto-vc.com

 早朝5時33分頃にスタートしました。奥鬼怒温泉郷(八丁の湯、加仁湯、日光沢温泉)までは歩きやすい遊歩道ですが、落石が多くみられました。落石で崩壊した遊歩道の箇所は別の道がつけられています。

落石が多いものの比較的歩きやすい遊歩道。虹が出ていました。

 やがて奥鬼怒温泉郷に着きました。ここまでは林道があるのですが、一般車の通行は制限されています。

 約2時間歩いてやっと「日光沢温泉」に着きました。ここから先はトイレがないので有料(100円)ですがトイレを借りました。

 ここからが登山道で、標準コースタイム2時間10分の道程になります。爽やかな風が吹いている箇所が多く、概ね気持ちの良い登山道だったと思います。急登箇所はそれほど多くはなかったと思います。

概ね気持ちのよい登山道

途中、緑の苔が鮮やかな岩々を見かけました。

 午前9時50分頃にやっと鬼怒沼に到着しました。標準コースタイムと同じ位の時間がかかりました。ここまで、ほとんど人はいませんでした。休憩している二人のグループを追い抜いただけです。

 鬼怒沼霧ヶ峰の「車山湿原」位の広さはあると思いますが、誰もいませんでした。天気はよかったです。

 山の天気は気を使うところですが、僕は、ヤフー天気、気象庁天気予報、ウェザーニュース、等をみて総合的に判断しています。

 特にウェザーニュースPC版のピンポイント天気予報は予報精度が高いような気がします。PC版ピンポイント天気予報は無料ですが、これで充分だと思います。

weathernews.jp 日本一標高の高い高層湿原と言われている鬼怒沼で、僕と妻とポチ以外、誰もいないという、考えようによっては、とても贅沢な時間を過ごすことが出来ました。ここで食事をとりました。所々にベンチがあります。

鬼怒沼】の入り口

鬼怒沼】の案内板

鬼怒沼】の木道

鬼怒沼】の神秘的な池

鬼怒沼】で遠くの景色を眺めているポチ

静かな【鬼怒沼

鬼怒沼】の池を眺めているポチ

鬼怒沼】の木道を歩いているポチ

鬼怒沼】のそよ風を楽しんでいるように見えるポチ

 ここで1時間40分位散策を楽しんだのですが、その間に、ここを訪れた人は二人だけでした。

 ここはアクセスが悪いので訪れる人が少ないのでしょうか。日帰りドライブで片道4時間の歩きはちょっと大変だと思いました。

 逆に考えればアクセスの悪い場所は、訪れる人が少ないので、自然が保たれているのかもしれません。

 午前11時30分頃に鬼怒沼を出発しました。帰りは行きと違って、登ってくる人たちをちらほら見かけました。「日光沢温泉」には午後1時40分頃に着きました。途中「ヒナタオソロシノ滝展望台」に寄った時間、約40分を除けば1時間半位なので標準コースタイムより30分ほど早く着いたことになります。「オロオソロシの滝観瀑台」はコースの途中なのですぐに滝を見ることが出来るのですが、「ヒナタオソロシノ滝展望台」は700m位別の道を歩かなければいけないので、疲れている場合は、わざわざ行かなくてもよいかもしれません。分かれ道の所につり橋があるので、つい行ってみたくなりますが、思ったより急登で道も分かりづらく道標も倒れています。おそらく現在ではこの道を通る人はあまりいないと思われます。展望台からは遠くに滝が見えますが、僕は最初「オロオソロシの滝」を別の場所から見ているのかと思いました。遠くからしか見ることが出来ませんが、おそらく大きくて立派な滝だと思います。

 午後3時25分頃に【女夫渕駐車場】に戻ってきました。鬼怒沼での散策と、滝を見に行った時間を除いた歩行時間は7時間40分位でした。その場合、標準コースタイムは7時間50分と考えるのが妥当なので、標準コースタイムと同じ位でした。

 ポチは高齢なので、鬼怒沼での散策以外はほとんどキャリーバッグの中です。

 時々、キャリーバッグのポチの様子を確認しています。ポチは人力車に乗ったお客さんのような表情で、変化に富んだ豊かな自然や風のにおいを楽しんでいるようにも見えるのですが実際のところどうなのかは分かりません。少なくとも疲れている感じではないので、この位のトレッキングは大丈夫なのかなと思っています。

 帰りの出発は午後3時40分頃で、ある程度渋滞に巻き込まれて、スーパー等に寄って自宅に到着したのは夜の8時過ぎでした。