この前の日曜日、妻とポチ(14才 トイプードル 白 オス)と一緒に「よこやまの道」へ行きました。クルマは19年22万キロ乗り続けているR53 BMW MINI JCW です。今日の走行距離は約85キロです。
「よこやまの道」とは、多摩市のウェブサイトによりますと、多摩丘陵の尾根道を散策路として整備したものです。この東西に伸びる尾根筋には鎌倉古道（古街道）が南北に交差し、その痕跡が各所に残され、またさまざまな伝説等も語り継がれているそうです。古代～中世～江戸時代に渡って政治、軍事、文化、産業、社寺参詣などを目的として、東国西国間の交易を行う商人や武士団、諸国霊場を行脚する巡礼者や都の貴人・官人、また幕末には新選組ゆかりの人々も行き来したと推測され、歴史とロマンを感じることのできる道だそうです。
「よこやまの道」は古い道を感じさせる場所はそれほど多くはないかもしれませんが、古代～中世～江戸時代を想像しながら歩くと味わい深い道といったところでしょうか。下記URLの多摩市のパンフレットを見たところでは気軽で楽しい感じに見えますが、実際は片道約10キロもあり、またパンフレットの略地図や実際の道標は分かりにくい場所もあり注意が必要だと思います。道そのものは平坦で歩きやすいです。
https://www.city.tama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000003/3168/yokoyama1.pdf
多摩市の下記URLをよく見ればよいのかもしれませんが、よこやまの道を端から端まで歩く場合はグーグルマップでよく調べてから行くのが一番よいと思います。
https://www.city.tama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000003/3168/yokoyamaomote.pdf
https://www.city.tama.lg.jp/cmsfiles/contents/0000003/3168/yokoyamaura.pdf
駐車場は探せばたくさんありそうです。今回は多摩東公園の無料駐車場に駐めました。ここは開放時間が決められているかもしれないので、少し注意が必要かもしれません。帰りは午後7時頃になってしまったのですが入り口は閉まっており、出口はコーンが置かれていましたが、出ることが出来ました。
ここの駐車場に駐めた場合はすぐ近くに橋が見えますのでそこを渡った辺りが「よこやまの道」の起点です。
今日はポチがすごく楽しそうに、はしゃぎ回っていました。「よこやまの道」が気に入ったのでしょうか。ポチは、いつもそれなりに楽しそうにはしていますが、例えば伊豆の白浜海岸に行った時などは、すごくはしゃぎ回ることがあります。今日はそれに匹敵するくらいはしゃぎ回っていました。高齢なので、歩かせ過ぎないようにしていますが30分位は歩かせました。あとは抱っこやキャリーバッグの中です。
「防人見返りの峠（多摩丘陵パノラマの丘）」は眺めがよく休憩に適した場所だと思います。
多摩東公園付近から出発する場合、国士館大学の建物やグラウンドが見えてくる辺りまでは迷うことは少ないと思いますが、そこから先は迷いやすいので注意が必要です。
グーグルマップで調べても「35.60979899714223, 139.44359299986473」あたりから先は分かりづらいのでとりあえず「一本杉公園」を目指せばよいと思います。一本杉公園はよい雰囲気の公園です。梅の花が咲いていました。昼間なのに鶏の鳴き声が聞こえてきました。公園を後にして一本杉公園通りを歩いて「35.60782777679023, 139.43060379130748」のところを左に進みます。ここは道標もあります。「35.60603598173362, 139.42762666315227」あたりにはわかりやすい表示があります。「35.60719291067022, 139.42453555505216」あたりに出たら左に進みます。
「35.60794517945299, 139.42248599984833」は左に進みます。「35.60894105795941, 139.40156018025735」が分かりづらいです。僕らは間違って左に進んでしまったのですが右に進んでください。ここは道標がなかったと思います。ここから先がどんな道なのかは通っていないので分かりません。僕らはスマホのナビを使いながら別の道で長池公園に到着しました。長池公園は良い雰囲気の公園でしたが、12時頃に多摩東公園を出発してここに到着したのは5時頃になってしまいました。少しだけくつろいで帰りは広い道路を最短距離で歩きました。多摩東公園に戻ってきたときには7時位になってしまいました。
平坦で歩きやすい道ではありましたが、今日は道に迷いながら時間にして7時間位、距離にして20キロ位は歩いたと思います。翌日筋肉痛がなかったのが幸いでした。妻は多少筋肉痛だといっていましたが大したことはなかったようです。ポチはほとんどキャリーバッグの中なので全く問題なしです。
多摩市付近は大きな建物が多いと思いました。また、道に迷って細い道の先に農村みたいな風景が広がっている場所に出るとタイムスリップしたような感じがして面白いと思いました。なんとなくジブリアニメの世界が思い浮かびました。
「よこやまの道」は多摩東公園辺りから国士舘大学付近までの往復で充分楽しめると思います。国士館大学付近から長池公園付近までの間を歩く場合は事前によく調べる必要があると思います。
正確を期したつもりですが、僕の説明は間違っている部分があるかもしれなので、端から端まで歩くことを検討されている方は事前にパソコンのグーグルマップ等で良くお調べになってください。スマートフォンのグーグルマップはパソコンに比べると操作性が劣ると思います。
