MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

【犬連れ日帰りドライブ】ラムサール条約湿地【芳ヶ平湿原】 群馬県 中之条町

 少し前になりますが10月23日(日)に、妻とポチ(トイプードル 15歳 白 オス)と一緒に【芳ヶ平湿原】へ行ってきました。記事を書いているのは11月9日ですが、渋峠あたりは、そろそろスキー場がオープンする季節のようです。10月23日(日)は快適な犬連れトレッキングができるギリギリの日だったと思います。クルマは19年23万キロ乗り続けているR53 BMWミニ JCWです。今回の走行距離は約424キロです。

 早朝4時半位に自宅を出発しました。渋峠には午前7時半過ぎに到着しました。それほど寒くはなくちょうどいい気温だったと思います。

 僕は、10月3日(月)に【平ヶ岳】にチャレンジする際、ある程度登山用品を揃えたのですが、このままでは妻と不公平になるので、モンベルで妻の登山用品もある程度揃えました。登山靴(女性用マウンテンクルーザー600)、登山用ズボン、トレッキングポール、レインポンチョ、です。

 【芳ヶ平湿原】は2回目です。だいぶん前になりますが、草津国際スキー場(現草津温泉スキー場)あたりから歩いたことがあります。前回、行った時も秋で天気は良かったのですが【芳ヶ平湿原】あたりだけ天気が悪かったです。霧がかかっていて見通しが悪く小雨が降っていて、そのような風景の中で所々目にする池塘は少し不気味さが感じられました。池の周りのモサモサした草がなんとも言えない雰囲気を醸し出していました。草津国際スキー場(現草津温泉スキー場)に戻ると割と天気がよかったのですが、【芳ヶ平湿原】があると思われる山の辺りだけ、どす黒い雲がかかっていたのが印象的でした。

 今回は渋峠から再挑戦です。ウィキペディアによりますと、【芳ヶ平湿地群】は、2015年5月28日にラムサール条約湿地に登録され、上信越高原国立公園の特別地域及び志賀高原ユネスコエコパークの緩衝地域に位置しているそうです。非日常的な自然が残っていて、犬連れが禁止されていない貴重な場所だと思います。

 草津白根山(湯釜付近)の規制については事前に確認しておいた方が良いかもしれません。

https://www.town.kusatsu.gunma.jp/www/contents/1653640463510/index.html

 【渋峠】は無料駐車場があるので便利です。

goo.gl

少し分かりにくいかもしれませんが駐車場の端の方に入り口があります。【芳ヶ平湿原】まで歩いて約1時間(3km)です。午前8時15分位に歩き始めました。

渋峠】から【芳ヶ平湿原】へ向かう入り口

 マップは下記のものが分かりやすくて良いと思います。

https://www.town.nakanojo.gunma.jp/uploaded/attachment/1002.pdf

それなりにゴツゴツした道ですのでトレッキングポールや登山靴があったほうが快適に歩くことができるかもしれません。

 やがて【芳ヶ平湿原】に着きました。今回は天気が良くて良かったです。

 遠くに煙が見え、ゴーッという音が小さく聞こえるのですが湯釜あたりでしょうか。硫黄の臭いはありません。

遠くに煙が見えますが湯釜あたりでしょうか。写真はそれなりに拡大しています。

【芳ヶ平ヒュッテ】に外来用トイレがあります。料金が明記されているわけではないのですが、目安100円位でしょうか。きれいに掃除が行き届いたトイレです。

yoshigadaira.tumblr.com

美しい湿原

美しい池塘

 しばらくして、黒っぽい雲が現れてきました。今回も天気が悪くなるのかと思ったのですが幸い雲が広がることはありませんでした。【芳ヶ平湿原】は天気が変わりやすいようです。

黒っぽい雲が広がることはありませんでした。

遠くから見ると芝生広場のようにも見える美しいクマザサ

 マップには載っていないのですが【周遊歩道】【大平湿原近道】は、気持ちのいい道です。意外と気が付かないかもしれません。僕たちは山小屋の方に教えて頂きました。

道標

芳ヶ平野営場展望台

大平湿原へ向かう途中の道、青と緑のコントラストが印象的です。

やがて【大平湿原】に着きました。【大平湿原】自体はそれほどでもないかもしれませんが見る方向によっては美しいと思います。

大平湿原のポチ

見る方向によっては美しい【大平湿原】

 【大平湿原】から先まで歩くと遠くなるのでここで引き返すことにしました。

 マップで「横笹」から「芳ヶ平」に至る道で「芳ヶ平」の少し手前あたりだったと思いますが、大変美しい眺めの場所があります。

神様が手入れをしたかのような自然の風景


 ぐるっと回って【芳ヶ平湿原】に戻ってきました。

池塘とポチ

割と大きな池塘

木道で後ろ足を少し踏み外したポチ

どこまでも続いているように見える木道

 マップで【芳ヶ平】から【渋峠】は割と険しい坂道でコースタイム1時間半なのですが、妻の歩くのが早くて1時間で【渋峠】に着きました。渋峠には午後2時25分位に戻ってきました。ゆっくりと景色を楽しんだりくつろいだりしながら約6時間のトレッキングでした。歩いた距離はおそらく10キロ位だと思います。

 ポチは高齢なので適度に歩かせて、あとはリュック型キャリーバッグのなかです。妻によると、それなりに景色を楽しんでいるような感じだったそうです。

 帰りは【日本国道最高地点碑】に寄って【芳ヶ平湿原】を上から眺めました。ここはガスがかかっていたりして【芳ヶ平湿原】が良く見えないことも多いのですが、今回は素晴らしい眺めでした。実際にあそこを歩いたんだと思うと味わい深い気持ちになりました。

goo.gl

 【芳ヶ平湿原】を上から眺めている人は多いと思いますが、実際に行く人は割と少ないと思います。前回も今回も【芳ヶ平湿原】は比較的人が少なかったです。静かな散策を楽しむことができると思います。

【日本国道最高地点】からの【芳ヶ平湿原】の素晴らしい眺め

 帰りは午後3時頃に出発して午後8時過ぎに自宅に到着しました。約212キロの距離で一般道の距離が長かったり、渋滞があったりすると、このくらいの時間がかかってしまうのはしょうがないかなと思います。