人生は長いようでそうでもないと感じる時があります。推定樹齢千年とかの巨木を見ていると、レオナルド・ダ・ヴィンチが活躍していた時、すでに、この木は老木だったのかと思うと凄いなあと思います。
遥か昔から現在までの人類の営みを考えてみれば、一人の人生はほんの一瞬のような気がします。気が遠くなるような昔から、人間は世代から世代へと命を受け継いできました。例えて言うならバケツリレーのようなものでしょうか。
前の世代から受け継いだバケツの中身を少しでも良いものにして次の世代に受け渡すということの繰り返しで現在の世界の繁栄があるのだと思います。途中、後退した時期もあったかもしれませんが、全体としては進化してきたのだと思います。
今の世代が次に世代に渡すバケツの中身で、大切なものはたくさんあると思いますが「脱炭素社会の実現」は最重要課題のひとつでしょうか。