MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

時間の有効活用 7つの習慣

 

 

 ブログのネタになるものが何かないかなあと色々考えていたら「7つの習慣」のことを思い出しました。本棚から「7つの習慣」を引っ張り出して、久しぶりに読み返していたら途中で眠くなり寝てしまいました。1日1記事は書こうと思っていたのですが出来なくて少し悔やんでいます。

 「7つの習慣」は目から鱗というか、ちょっと衝撃的な本でした。「7つの習慣」が日本で広く知られるようになったのは、1996年12月初版のキング・ベアー出版(ジェームス・J・スキナー、川西茂 訳)によるところが大きいと思いますが、それより6年ほど前の1990年9月に講談社から「人生を成功させる7つの秘訣」(日下公人、土屋京子 訳)というタイトルで発売されていました。僕は1991年に、この本を購入しました。きっかけは当時勤めていた会社の社長が朝礼で、「アメリカで話題になっている本で日本語訳も出ているので買ったほうがいい」と勧めていたからです。また社長は、内容の深い本なのに、日本語のタイトルがハウツー本みたいで気に入らないと言っていました。それから、この本は思想とか宗教は関係ないと言っていたのですが、その通りで関係ないと思います。

 僕は英語ができないので原著を読むことはできませんが、何となくキングベアー出版版のほうが、より原著に近いような気がします。しかしながら講談社版の全体的に柔らかい文章の雰囲気もよいと思います。

 久しぶりにざっと目を通してみて思ったのは、自分の心に響く部分を柔軟に取り入れればよいと思います。著者のスティーブン・コーヴィー氏は著名な経営コンサルタントのようです。企業経営に重要な、ヒト、モノ、カネ、情報のうち、最も重要な経営資源である「ヒト」をどのように企業経営に活かしていくかという研究成果が、この本には、ふんだんに取り入れられているのだろうと思います。日常生活をよりよくしていくためのヒントもたくさんちりばめられていると思います。

 「第三の習慣」についてもなるほどと思わせる内容です。時間の有効活用について、よくある表面的なアドバイスではなく、核心をついたものとなっています。

 この本では時間の使い方を4種類に分けています。

1.緊急を要する重要なこと

危機管理、緊急案件・・・が例として挙げられていますが、身近なところでは壊れた冷蔵庫の買い替えとか、壊れた給湯器の買い替え、体調を崩して病院に行くのもそうでしょうか。

 

2.緊急を要しない重要なこと

予防、活力維持のための活動、人間関係づくり・・・が例として挙げられていますが、人間ドックを受ける、クルマの定期点検をきっちりやる、家のメンテナンス工事、株式投資をやっている場合株に関する名著を読んでみるとかもそうでしょうか。

 

3.緊急を要する重要でないこと

会議の一部、とびこみの用事・・・が例として挙げられています。「1.緊急を要する重要なこと」と区別することが重要になると思います。

 

4.緊急を要しない重要でないこと

時間の無駄遣い、電話の一部・・・が例として挙げられていますが、だらだらとテレビを見るとか、だらだらとユーチューブを見るとかもそうでしょうか。

 

 まずは「4.緊急を要しない重要でないこと」を減らして「3.緊急を要する重要でないこと」も見極めて「2.緊急を要しない重要なこと」に多くの時間を費やすことが重要になるようです。「2.緊急を要しない重要なこと」に多くの時間を費やすと人生がはるかに効率的になり「1.緊急を要する重要なこと」が減っていくそうです。

 自分に当てはめて具体例を考えてみました。この前、家のメンテナンス工事「緊急を要しない重要なこと」をやったので、10~15年位は雨漏り等の修繕「緊急を要する重要なこと」を回避できそうだ、とかでしょうか。クルマの定期点検と予防措置的な消耗パーツ交換「緊急を要しない重要なこと」をやっているので、路上故障対応「緊急を要する重要なこと」を回避できている可能性が高いとかもそうでしょうか。

 この本では、ショッピングセンターのマネージャーがテナントと良い関係を築きたいと思いつつ、急を要することではないので、先延ばしになっていたものを、積極的に関係改善に取り組んだところ業績が飛躍的に向上したという例が挙げられています。