MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

【犬連れ初詣 ドライブ】【大瀬神社】【達磨山(982m)】富士山の素晴らしい眺め 沼津 伊豆 静岡

 あけましておめでとうございます。

 2023年元日は、妻と息子(20代前半)とポチ(15歳 トイプードル オス)と一緒に静岡県沼津市【大瀬神社(引手力命神社)】へ初詣に行きました。それから伊豆の【だるま山高原レストハウス【達磨山(標高982m)】へも行きました。息子は普段、名古屋で働いていますが、正月休みで家に帰ってきています。子供も大きくなると一緒にドライブに出かけることもなくなってきますが、たまに息子が帰ってきた時は、たまには一緒にドライブでも、ということで一緒に出かけることが多いです。大学生の娘は行かないというので3人と一匹で行くことにしました。

 クルマは20年間23万キロ乗り続けているR53 BMWミニクーパーS JCWです。今回の走行距離は約375キロです。 

 僕は伊豆の青い海と空が好きです。また今回のコースではとても美しい【富士山】を眺めることが出来ます。

 僕は伊豆をドライブする時は荒井由実の曲をよく聴いています。荒井由実時代の彼女の曲は、横浜から三浦半島にかけて、そして伊豆がぴったりの曲が多いと思います。その中でも特に「瞳を閉じて」が印象的です。

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 伊豆は遠いので朝6時位に自宅を出発しました。渋滞については、関東近郊は大晦日、元日は比較的空いていると思います。

 午前9時位に【大瀬神社(引手力命神社)】近くの駐車場に着きました。この辺りはダイビングで有名な場所のようですので、かなり広めの有料駐車場があります。元日は3時間無料です。(2023年)

 この神社は有名な初詣スポットではないので、神社付近の渋滞や駐車場の心配はなく、落ち着いてお詣りをすることが出来ます。

 【大瀬神社(引手力命神社)】は一説には684年創建と言われている古い歴史を持つ神社です。地元の漁師の方々の信仰の象徴とされているようです。僕は【大瀬神社(引手力命神社)】や周辺の雰囲気が好きで、初詣はここを訪れることが多いです。

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 駐車場を降りた辺りからの富士山の眺めが素晴らしいです。浮世絵的な雰囲気が感じられます。江戸時代もこういう眺めだったのでしょうか。

浮世絵のような富士山の風景。江戸時代から変わらぬ雰囲気でしょうか。最新技術で復元した古い写真のようにも見えます。

 少し歩いて神社をお詣りしました。それから拝観料100円を納めて【神池】【ビャクシン樹林】のエリアを歩きました。

 大瀬海浜商業組合のウェブサイトによりますと、【神池】は「海から最も近いところでは距離が15メートルほど、標高もおよそ1ないし2メートルしかなく、海が荒れた日には海水が吹き込むにもかかわらず淡水池であり、コイやフナ、ナマズなどの淡水魚が多数生息している不思議な池です。」と紹介されています。確かに不思議な池だと思います。

海が間近なのに淡水魚の鯉が泳いでいる【神池】

 【神池】をひと回りすると与謝野鉄幹の歌碑があります。鉄幹も大瀬崎の風景に感動したのでしょうか。

碑文は「船を捨て 異国の磯のここちして 大樹の栢の 陰を踏むかな」です。

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 【ビャクシン樹林】を歩いていると、ひときわ大きな御神木があります。樹齢1,500年以上だそうです。古墳時代から生き続けている、たいへんな生命力を持った御神木です。この御神木は、古墳時代からこの大瀬崎で数えきれないほどの出来事を見てきたのだと思います。例えば、木陰でひと休みしていた平安時代の人とか、御神木の下で世間話をしていた鎌倉時代の人たちとか、御神木の近くに座っておにぎりを食べていた江戸時代の人とかも、きっといたと思います。御神木にとって最近の出来事としては、与謝野鉄幹はどんな様子だったのでしょうか。

古墳時代から大瀬崎を見続けている御神木

 ごろごろした石の海岸にも出てみました。【伊豆大瀬埼灯台がありました。

 ここからの富士山の眺めも素晴らしいです。

【伊豆大瀬埼灯台】付近からの富士山の眺め

【伊豆大瀬埼灯台】のポチ。富士山を眺めているのでしょうか。

 大瀬崎を十分に楽しんで、次は【だるま山高原レストハウスへ行きました。

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 ここの駐車場は満車になりやすいかもしれませんが、割と回転が速いので、安全な場所で待機できる場合は、少し待っていると空くかもしれません。僕の場合は満車で困ったと思いながら空いている場所を探しているうち1台分空いて駐めることが出来ました。ここの駐車場は、なぜか真ん中あたりに仕切りがあります。手前側に入って満車だった場合バックで出なければいけないので割と面倒です。手前側が空いているかどうかわからなくて向こう側が空いているのが明らかな場合は向こう側に駐めたほうがいいと思います。もたもたしている間に後から来た車に先に駐められてしまう可能性があると思います。

 下記のグーグルマップを見て頂ければ、ここの駐車場がどのようになっているかお分かりいただけると思います。

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 ここで昼食をとりました。カレーやシカ肉みそ焼きおにぎりやソフトクリームは、なかなか美味しいと思います。値段は高すぎることはなく妥当だと思います。店内は適度に混んでいました。

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 【だるま山高原レストハウスは富士山の眺めが素晴らしいです。

 「1939年(昭和14年)ニューヨーク万国博出品写真」は、この辺りで撮影されたものだそうです。撮影された写真はたて8m×よこ33mもの大パノラマとして出品され、当時、大好評だったそうです。

 【だるま山高原レストハウス】では、富士山の出品写真のはがき(100円)やポスター(200円)が販売されています。

1939年(昭和14年)ニューヨーク万国博出品写真のハガキ

【だるま山高原レストハウス】から撮った写真

 上記二枚の写真を比べてみると、大体同じ感じです。出品写真の方がもう少し上から撮っているようです。尚、できるだけ出品写真に近いイメージの写真にチャレンジする場合は、レンズの画角についても検討する必要があると思います。

 次に【達磨山】へ行きました。今回、僕たちは一番楽で、【達磨山】の魅力も十分に楽しめるコースを登りました。下記の【戸田(へだ)駐車場】に駐めると15分位歩いて【達磨山頂上】です。たったの15分と思われるかもしれませんが、十分に楽しめますし、もっと長い時間歩いているような感じがします。もっとたくさん歩いてみたい場合は、色々なハイキングコースがあるようです。

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 【戸田(へだ)駐車場】は空いていると思っても満車になりやすい駐車場と思われますので、車は端から駐めていったほうがよいと思います。もし、ここが満車の場合は下記の駐車場が良いかもしれません。その場合は400mほど西伊豆スカイラインを歩くことになります。西伊豆スカイラインは、飛ばしている車は少ない印象で、時々ハイカーも歩いてはいますが、注意して歩いたほうがよいと思います。

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 西伊豆スカイラインを車で走っていて【達磨山】が近くなると車が駐められそうな箇所が何か所かありますので、【戸田(へだ)駐車場】は意外と分かりづらいかもしれません。【戸田(へだ)駐車場】と似た雰囲気の下記の駐車場に駐めた場合、【達磨山】山頂までの距離は【戸田(へだ)駐車場】に駐めた場合と、さほど変わらないと思いますが、坂が急で割と大変だと思います。好みの問題かもしれませんが【戸田(へだ)駐車場】から登る方が楽だと思います。

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 今回は天気も良く【達磨山】山頂までの道のりは本当に気持ちよく眺めも素晴らしかったです。上りもいいのですが、下りが特にいいです。

 クマザサに覆われた山肌は遠くから見ると本当に美しいと思います。葉っぱがザワザワと風に吹かれている音は自然のBGMといったところでしょうか。

 【達磨山】を訪れるといつも思うのですが、千の風になって」のような風景だと思います。

【達磨山】山頂へ続く道

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 天国感というか緊張感のある空気が漂っている非日常的な自然、がある場所に行く場合、それなりに苦労しないと辿り着けないことが多いのですが、【達磨山】は比較的簡単にそのような雰囲気を味わうことが出来る貴重な場所だと思います。

 山頂には割と多くの人たちがいました。360度素晴らしい眺めです。ポチも気持ちよさそうにしていました。ポチは、達磨山の柔らかな日差しと、穏やかな風の匂いを楽しんでいたのでしょうか。ポチは以前、景信山に連れて行ったことがあるのですが、山頂で景色を楽しんでいる登山客みたいな表情をしていたことがあります。犬は鼻がいいので風の匂いを楽しむということは十分にあり得ると思います。景色を楽しんでいるように見えることもあるのですが、実際のところはどうなのでしょうか。

達磨山の柔らかな日差しと、穏やかな風の匂いを楽しんでいると思われるポチ。写真では目を閉じていますが景色も楽しんでいるように見えました。

【達磨山】山頂

【達磨山】山頂から眺める富士山

青い海と青い空、そしてまばゆい光が印象的な【達磨山】山頂からの眺め。昔の人々は、このような光景から、神聖なる山、神聖なる海、神聖なる空、そして神聖なる太陽の存在を感じとっていたのでしょうか。

下りは奥深い山々を眺めながら穏やかに歩くことが出来ます。

 ポチは高齢なので適度に歩かせて、あとは抱っこやリュック型ドッグキャリーバッグの中です。 

 午後2時前に達磨山を出発して、自宅へ帰ることにしました。

 帰りの途中、休憩で「いちごプラザ」という道の駅みたいなところに寄りました。そこで河津桜の苗木が1,500円位で売られていました。どうしようか迷ったのですが買ってみました。花が咲くのは、うまくいって再来年なので気の長い話です。

 ある程度渋滞に巻き込まれて午後6時半頃に自宅に到着しました。

 後日、自宅玄関の門柱横の小さなスペースに河津桜の苗木を植えました。丈夫に育ってくれるでしょうか。

思い出深い初詣の帰りに買った河津桜の苗木。元気に育ってくれるでしょうか。