うちは共働きなのですが、この前の12月13日(火)は、妻と平日の休みが一致したので一緒に、東京 丸の内の【静嘉堂文庫美術館】へ行きました。「響きあう名宝 曜変・琳派のかがやき」という展覧会が開催中で、有名な国宝【曜変天目 (稲葉天目)】が出品されていました。尚、この展覧会は12月18日までなので、現在は展示替で休館中のようです。
【曜変天目 (稲葉天目)】については下記サイトで簡単な説明があります。
【静嘉堂文庫美術館】に行く予定は特にはなかったのですが、三菱商事から届いた株主優待の招待券が【静嘉堂文庫美術館】の招待券で【曜変天目茶碗】を見ることが出来ることに妻が気づいたので行くことにしました。【曜変天目茶碗】は以前は世田谷で展示されていました。妻は世田谷でも鑑賞しています。僕は今回が初めてです。
午前中は、ポチ(15歳 トイプードル 白 オス)のシャンプーカットと簡単な健康チェックのため動物病院へ連れて行ったり、ポチと少し散歩したりしました。
昼過ぎに自宅を出ました。【静嘉堂文庫美術館】は東京駅から割と近く、グーグルマップで見ても分かりやすそうな場所なのですが、実際に行くと意外に分かりにくかったです。歴史を感じさせる【明治生命館ビル】はすぐに見つかったのですが、美術館の気配が感じられません。とりあえずビルの入り口に入って受付の人に尋ねてみました。受付の人の言った通り歩いていたのですが、また分からなくなり近くの警備の人に尋ねてみました。そして、やっと分かりにくい入り口に辿り着くことが出来ました。次に、ここを訪れる時は迷うことはないと思います。
平日ですが、割と多くの人が入り口で並んでいました。招待券があればいつでも自由に入ることが出来ますが、通常は予約が必要なようです。招待券二回分を使って二人とも無料で入ることが出来ました。招待券が、とても有難いものに思えてきました。
館内は混んでいました。最近は行っていませんが、例えば国立博物館や西洋美術館の常設展のような静かな雰囲気の中で、落ち着いて美術品と向き合いたいところですが、人気の展覧会が混むのは、仕方ないことだと思います。
作品は、ほとんどガラス越しですが、これも仕方ないことだと思います。ガラス越しではない壺が展示されていたのですが、やはり直接鑑賞できると、伝わってくる情報量が多いです。表面の質感や、細工の細かな雰囲気が良く伝わってきます。
あれこれ鑑賞していると、やがて【曜変天目 (稲葉天目)】のところに着きました。ガラスケースの中の【曜変天目 (稲葉天目)】は、やはり人が多くて、なかなかじっくり鑑賞できないのですが、上の方から見たり横の方から見たり、斜めから見たりして、作品の印象をしっかりと目に焼き付けました。
曜変天目茶碗の、深みのある複雑で美しい色合いは構造色によるものだそうです。僕は、曜変天目茶碗の色味とオパールの色味は通じるものがあると思いました。
美術館を出る前にミュージアムショップにも寄ってみました。なんと198万円で曜変天目茶碗が販売されていました。売約済になっていました。国宝の【曜変天目 (稲葉天目)】と比べるものではないのかもしれませんが、よく似ていますのでどうしても比較してしまいました。やはり差は大きいと思いました。
美術館を後にして、歩いて【東京ミッドタウン日比谷】へ行きました。
B1Fの【Mr.FARMER(ミスターファーマー)】という店でケーキを注文しました。この店はセルフサービスの水が充実しているので、飲み物は注文しませんでした。4種類の水がありガラス製のサーバーには、レモンや、グレープフルーツやニンジン等の野菜など色々なものが入っていますので、香りのよい、そしてほのかな味を感じる水になっています。
下記サイトの「LOCATIONS」の「HIBIYA」をクリックすると店舗の写真がありセルフサービスの水のサーバーも写っています。
午後5時になると屋上のイルミネーションが点灯するので行ってみました。きれいなイルミネーションでした。皇居方面の夜景もきれいでした。
1Fに下りると建物前の広場もきれいなイルミネーションが点灯していました。
午後6時半からはピクテジャパンの公開収録に行きました。妻の休みが決まった時にはもう締め切られていたので、妻は家に帰りました。
今回は、あまりお金を使わずに色々楽しめて良かったです。