最近、株式市場が荒れています。
日経平均は何処まで下がるのだろうと調べてみました。現在のところ25,000円~26,000円位の見通しが多いようです。しかしながら、原油高やウクライナ情勢の問題等があり先が見通しにくいようです。
少し前までの専門家の見通しより、少し厳しい状況になってきているように思います。
僕は2020年6月から日本株投資を再開していますが、少しづつ育ててきた日本株ポートフォリオの畑が、大嵐でズタズタになってしまった感じです。ソニーは安泰だったのですが、だいぶんやられました。少しくらいの荒れた相場ではAGCやライト工業、住友化学、豊田通商、等はよく耐えてくれていたのですが、現在ライト工業は株数を減らし若干の含み損です。住友化学は、現在でもよく耐えてくれています。AGC、豊田通商、は多少の利益を確定して売ってしまいました。現在は、ある程度避難したほうがよい状況のように思えますので、利益を確定し買い付け余力を多くしています。現在のところ、利益確定+配当+含み益-含み損、でマイナスにはなっていませんが、危なくなってきたら33銘柄位保有している株を、いったん全部売却したほうがよいのかなあ、と思ったりもします。
株式投資をしている人にとっては最近の荒れた相場は大きなニュースだと思いますが、TVニュース等ではちょっとしか報道されません。温度差を感じるというか、世間一般的には大したことではないのでしょうか。
ハワードマークス氏の本のことを思い出しました。「投資で一番大切な20の教え」と「市場サイクルを極める」を読み直してみようかなと思いました。これらの本には、株価のサイクルは、高すぎ、安すぎ、の間を行ったり来たりしていて適正な株価水準のことはほとんどないという内容のことが書かれていたような気がします。あと上昇相場では、プロより素人のほうが一時的によい成績を上げることはそれほど珍しいことではなく、下落時にプロと素人の差が大きく出るという内容のことも書かれていたような気がします。
荒れた畑をそのままにしておいても、しょうがないので、将来大きな花を咲かせる可能性のある種まきを、嵐を避けながら続けていきたいと思います。