MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

女性のための運転術  徳大寺有恒著

 

 

 「女性のための運転術  徳大寺有恒著」という本は、わかりやすい本だと思います。タイトルに「女性」という言葉が入っていますが、なぜ僕がこの本を買ったのかは、もう忘れました。おそらく、この本が一番しっくりきたのだと思います。広く初心者の方におすすめできる内容です。僕が、この本を買ったのは20年近く前ですが、現在でも「新・女性のための運転術」というタイトルで販売されているのでしょうか。ペーパードライバーだった僕が、R53 BMW NINIを購入して、緊張しながら運転していた頃は、この本をよく読んでいました。改めて読み返してみると、日頃の運転で習慣になっていることが、この本にはたくさん書かれていました。この本の内容が、意識しないくらい身についていたということだと思います。

 安全運転に役立つことが、たくさん書かれているのですが、例えば「有視界ドライブ」もなるほどと思わせる内容です。僕は「有視界ドライブ」を心がけていますので、見通しの悪い首都高のカーブなどは気を付けています。実際は、今まで首都高の見通しの悪いカーブで、ヒヤッとしたことはないのですが、万が一見通しの悪いカーブを曲がった先が渋滞の最後尾とか、あるいは故障車が止まっていたら、たいへんですので、このようなカーブは、アクセルを踏み込まず、何があっても止まれるような気持ちで運転しています。また、僕はドライブ前は必ずガラスやミラーはきれいに拭いていますが、これも、この本に書かれている内容です。 

 ちょっと話がそれますが、故徳大寺有恒氏(1939年~2014年)は、海外の自動車メーカーの表記について、より正しい発音の表記に、こだわっていたようで、「メルセデス」は「メルツェデス」、「ジャガー」は「ジャグァー」などと表記していました。僕が印象に残っていたのはこの二つくらいですが、ネットで調べてみたところ「ベントレー」が「ベントリィ」、「コルベット」が「コーベット」等もあったようです。このような表記は当時賛否両論だったと思います。ネットの掲示板か何かだったと思いますが「徳大寺の正しい発音はトゥクダイジ」みたいな、書き込みが印象に残っています。面白いことを思いつく人がいるなあと思いました。

 いろいろな意見があるとしても、徳大寺氏は根っからのクルマ好きだったのだと思います。「女性のための運転術」を読んでみても、徳大寺氏のクルマに対する愛情が伝わってくる感じです。