日経電子版を読んでいると「ヘルスケアセクター」に関する記事を時々目にします。
僕が「ヘルスケアセクター」について気になりだしたのは次の記事あたりからです。
【「クオリティー銘柄有望、ハイテクは選別」クロナート氏】2022年1月11日
シティグループのクロナート氏は記事の中で、金融、資本財・サービス、ディフェンシブのヘルスケア、一般消費財・サービスをオーバーウエート(買い)にしていると述べています。
【「不況耐性株」に資金シフト ウォルマート・KDDI最高値】2022年4月27日
この記事では、ゴールドマン・サックス、JPモルガン、クレディ・スイスなど米欧の金融大手はヘルスケアセクターを顧客に勧めているとの記述があります。
【GAFAM、ヘルスケア特許出願10倍 10年で技術蓄積】2022年5月23日
この記事は結構インパクトがありました。マイクロソフトやアップルなど米IT(情報技術)大手5社の特許情報について、ヘルスケアのデジタル化を見据えての、関連の出願は2000年代に比べて10年代には約10倍になったとの記述があります。
【トヨタ系各社、健康機器や農業を新事業に 総会で定款に】2022年6月8日
この記事では、豊田合成の定時株主総会の主な議案の内容で、「ヘルスケア機器や半導体など定款に追記」とあります。
「ヘルスケアセクター」については何となく気にはなっていたのですが、今一つピンと来ない感じでした。しかしながら「2022年5月23日」の記事を読むと将来かなり有望な分野なのでしょうか。「2022年1月11日」と「2022年4月27日」の記事は、景気に左右されにくいディフェンシブ銘柄としてのヘルスケアセクター、「2022年5月23日」の記事は将来有望な分野としてのヘルスケア、に関するもので異なる視点からによる記事だと思います。
日本の主力大型株で、ヘルスケア関連というと「テルモ」「エムスリー」「富士フィルム」「花王」「ユニ・チャーム」等でしょうか。