トイプードルのポチが天寿を全うしました。
本当に楽しい18年2ヶ月26日でした。
2025年11月19日午後7時半頃に亡くなりました。
うちは共働きなのでポチは昼間は留守番です。2階の透明ガラスのサッシのカーテンを開けて日差しが感じられるようにしています。2畳ほどに区切ったスペースで留守番をさせています。
妻が午後6時過ぎに自宅に帰ってきた時は、いつも通りだったそうですが、食べ物は食べず、水も飲まなかったそうです。妻は、いつものように時間を過ごしていて、ポチが吠えだしたので、「どうしたの。」という感じで抱っこすると、ぐったりしたそうです。僕が帰宅したのはその少し後です。静岡にいる息子(20代後半)はスマートフォンのビデオ通話で様子を確認していました。やがで娘(20代半ば)も帰ってきました。
そんな中、ポチは静かに息を引き取りました。
息子は静岡から2時間ほどかけてポチに会いに来てくれました。
愛犬との別れは悲しいことではありますが、一方で、心の準備やその後の流れについては事前に調べておくことが必要だと思います。
ポチの場合、食欲はあり、それなりに元気だったのですが、日ごとに体力が衰えているのは、家族みんなが感じていました。「歩くのがやっと」から「立つのがやっと」になりつつありました。もうすぐ寝たきりになるかもしれないと思いました。
卓上テーブルの下に潜り込もうとしたりするので、寿命を悟っているのかなと感じることもありました。
「寝たきり」については、一定の期間をおいて寿命を終えると思っていたのですが、調べてみたところ、老衰の場合は余命数日のこともあるということで、ちょっとショックだったのですが、心の準備が出来ました。
でも、思った以上に「ぽっくり」という感じでした。
亡くなる当日の朝、ポチは大好きな納豆は食べなかったのですが、ヨーグルトと豆腐はおいしそうに食べていましたし、キウイも少し食べました。
ほとんど抱っこですが散歩もしました。立つことは出来ましたし、数メートル歩くことも出来ました。

亡くなる9日前には、古河公方公園へ連れて行きました。今にして思えばポチの18年2ヶ月26日の人生の最後の最後で、大好きな芝生広場と爽やかな風を楽しむことができて本当によかったと思います。




希望的観測かもしれませんが、ポチの目は確かに見えていたと思います。見る方向によっては目玉は白っぽくなってはいましたが、でも十分に黒かったと思います。耳も遠くなっていたかもしれませんが聞こえていたと思います。鼻もくんくんさせながらヨーグルトを食べていました。歯も、全部残っていました。最後まで認知機能はしっかりしていたと思います。
いろいろ考えてみたのですが、ポチの場合は、体の機能は多少の余力が残っていたものの、生命力が尽きて亡くなったのかもしれません。
考えようによっては、苦しみの少ない理想的な最後だったのかもしれません。
突然、ポチが亡くなったことで、気が動転しましたが、まずは速やかに火葬しなければならないので、ペット火葬について調べました。ペット葬儀社の善し悪しはなかなか判断が難しいと思います。そこで、以前から気になっていた「イオンのペット葬」で探しました。イオンライフの品質基準を満たしたペット葬儀社・霊園・寺院を紹介しているサイトです。24時間対応で自宅から遠過ぎないところを選び、電話をしました。担当の方から、火葬までのポチの保管方法についてアドバイスをいただきました。これは心強かったです。また、なるべく早く火葬したいところですが、翌日午後9時で予約が取れました。
アドバイスを参考にしながら、ポチを保管することにしました。一般的には段ボール箱で十分かもしれませんが、ホームセンターで鮮魚を入れるような発砲スチロールの箱を購入しました。1,200円くらいでした。保冷剤は冷蔵庫の冷凍庫に保管してあったアイスノンをいくつか使いました。アイスノンは袋に入れる等して水っぽくならないように工夫しました。ドライアイスもあったほうがよいと思い、スーパーで購入しました。1回20円ですが10回分でちょうどいいくらいでした。ドライアイスは意外と購入場所が限られています。スーパーでの購入が一番手っ取り早いと思います。ただし、販売していないスーパーもあるかもしれないので、確認が必要だと思います。あとは営業時間です。今回はなんとかスーパーやホームセンターの営業終了時間午後9時に間に合いました。
理想的には、事前に準備できるものは準備しておいたほうがよいと思います。
アイスノンは人間が使うものなので、事前の準備について抵抗感は少ないと思います。保管用の箱については、以前、発砲スチロールの箱を買おうとしたことがあるのですが、この時は悲しくて買えませんでした。少なくとも下調べはしておいたほうがよいと思います。
翌日のペット霊園併設のお寺での火葬は丁寧に対応いただいて、とても満足のいくものでした。個別火葬36,000円でお願いしました。骨壺、お骨袋、込みですが、僕たちは、オプションで別のものを購入しました。ポチによく似合うライトブルーのものを選びました。時間は午後8時45分頃から2時間ほどでした。火葬は意外と時間がかかるようです。骨はきれいに並べられ、爪、頭、喉仏、背骨、尻尾、脚について説明がありました。骨壺が入るペット仏壇も購入しました。合計で55,000円くらいになりました。
速やかにポチを骨にすることができてほっとしました。あとは墓についてですが、手元供養にすることにしました。かわいい感じのペット仏壇に骨壺が入っていればそれでいいかなと思いました。最近は手元供養の人も増えているそうです。
遠い昔を思い出しました。娘がまだ小学生の頃だったと思いますが、ポチの墓について話し合ったことがあります。娘は、「庭にポチの墓を作りたい。」と言い出したのですが、妻は、「そんなことをしてポチの幽霊が出てきたら困るでしょ。」と反対しました。娘は、一度は納得したのですが、「ポチの幽霊なんて全然こわくないからいいじゃん。」と言い出しました。今となっては懐かしい思い出です。
愛犬を失う悲しみについては、これはもうどうしようもないことだと思いますが、悔いなく目いっぱい愛犬と楽しい時間を過ごすのが一番だと思います。
ポチも高齢になってくると、こんなに楽しい時間をポチと共に過ごして、ポチがいなくなったらどうしようと思うことも、たまにありましたが、そんなことは気にせず、悔いのない時間を楽しく過ごすほうがよいと思います。
僕の場合は、楽しい思い出が、悲しみを勝っています。
ポチを最後まで見届けることができ、やれるだけのことはやりきったという清々しい気持ちもあります。
清々しかったり、悲しかったり、卒業式にも通じる感情でしょうか。ポチは人生を卒業したのだと思います。
振り返ってみれば【MINIPOCHI’s diary】はポチが14歳の時に始めたブログです。犬の寿命を考えると、いつまでポチと一緒にいられるのだろうという思いはあったと思います。それでも、ポチとの楽しい思い出をたくさん記事にすることが出来ました。
ちなみに、ポチの誕生日の記事は4つです。こうして記事を読み返してみると、ポチは【MINIPOCHI’s diary】の中で生き続けている気がしました。まだ1年分くらい【犬連れ日帰りドライブ】の記事がたまっているのですが、しっかり記事にしていきたいと思います。
犬を飼い始めて、充実した愛犬ライフを送るためには、【犬の十戒】は知っておいたほうがよいかもしれません。僕の場合は、ポチを飼い始めて割と早い時期に下記の動画を見つけることができてよかったと思います。【犬の十戒】は色々な動画や、日本語訳がありますが、僕は、下記のものが一番しっくりきます。ちなみにバックに流れている美しい曲は押尾コータローの【スマイル】です。
「1」はいつも心に刻んでおくことが大切だと思います。人間もそうですが、犬にとっては、さらに1日1日がとても貴重です。
「4」もよく考えておくことが必要だと思います。犬の行動範囲は飼い主に制限されますし、外ではいつもリードで繋ぐ必要があります。飼い主の愛犬に対する愛情はとても大切だと思います。
「5」については、家族みんなポチにはよくしゃべりかけていました。家族みんなの思いがポチに伝わっていればいいなと思いました。
「8」については、特に愛犬が高齢になってくると気遣いが必要だと思います。
「9」については、しっかりサポートできたと思います。
「10」は一番つらいですが、しっかりやり遂げることが出来ました。
2009年の短い期間流れていた花王ドッグフードのCMも印象に残っています。美しい愛犬ライフが凝縮されたようなCMです。ちなみにバックに流れているのは、Navy&ivoryの【永遠にいちばん近い日まで】という曲です。
最後に、ポチとの18年2ヶ月26日を振り返ってみると、僕たち家族にとってポチは最高に素晴らしい犬でした。特に子供たちにとっては、小学校中学年から、社会人になるまでの大切な時期に、いつもポチが一緒だったことはとてもよかったと思います。
ポチには感謝していますし、ありがとうという気持ちでいっぱいです。