MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

世界初の自動巻クロノグラフ

 僕は、時計に接する機会は多いのですが、個人的に時計はほとんど持っていません。

 ゼニスクロノマスターエルプリメロ 01.0240.410  トリプルカレンダームーンフェイズクロノグラフ SS 自動巻 シルバーダイアル 革ベルトは数少ない所有していた時計ですが、少し前にヤフオクで売ってしまいました。いい時計だったと思います。

 ゼニスエルプリメロは、以前は、世界初の自動巻クロノグラフとして宣伝されていたと思いますが、最近はそういう宣伝のされ方はしていないようです。

 世界初の自動巻クロノグラフについて調べてみたことがあります。間違っているかもしれませんが次のようになると思います。

*1969年3月 世界初の自動巻クロノグラフムーブメントが発表されました。ホイヤー、ブライトリング、他数社の共同開発で二階建て構造のCAL.11です。

*1969年5月 世界で初めて自動巻クロノグラフが発売されました。セイコー製でムーブメントはCAL.6139です。

*ゼニスとモバードの共同開発によるCAL.3019PHC(エルプリメロ)の発表は1969年9月です。

世界初の自動巻クロノグラフは、発表ではCAL.11、発売ではCAL.6139、となるようですので、エルプリメロは世界初ではないようです。但し、CAL.11は二階建構造で一体型設計ではありません。またCAL.6139は高級機とは言えないと思います。

 CAL.3019PHCエルプリメロは一体型設計自動巻の高級クロノグラフムーブメントとしては世界初といっていいのではないでしょうか。

 ちなみにCAL.3019PHCは17石と31石があり、モバードは17石、ゼニスは31石です。モバードからは「デイトロン」、ゼニスからは「エルプリメロ」として発売されました。