約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で4年3ヶ月になります。
再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。
*内容は下記になります。
- 各種指数、為替、金利の動向
- 運用状況と年換算利回り
- 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均やTOPIXとの比較
- 僕のポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
- 各種指数、為替、金利の動向の考察
- 8月の振り返り
- 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄、含み損評価損益率下位5銘柄
*2024年8月末の指数、為替、金利
マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。7月末と8月末の比較では次のようになっています。
- 日経平均 38,647円(先月末から454円(1.16%)の下落)
- TOPIX 2,712ポイント(先月末から15ポイント(2.93%)の下落)
- NYダウ 41,563ドル(先月末から721ドル(1.77%)の上昇)
- ナスダック17,713ポイント(先月末から114ポイント(0.65%)の上昇)
- S&P500 5,648ポイント(先月末から126ポイント(2.28%)の上昇)
- ブラジルボベスパ 136,004ポイント(先月末から8,353ポイント(6.54%)の上昇)
- 香港ハンセン 17,989ポイント(先月末から645ポイント(3.72%)の上昇)
- 中国企業指数 6,331ポイント(先月末から224ポイント(3.67%)の上昇)
- インドSENSEX 82,365ポイント(先月末から624ポイント(0.76%)の上昇)
- ユーロストックス50 4,957ポイント(先月末から85ポイント(1.74%)の上昇)
- WTI原油先物 73.55ドル(先月末から4.3ドル(5.60%)の下落)
- NYMEX金先物 2,527ドル(先月末から54ドル(2.18%)の上昇)
- 米ドル 146.18円(先月末から3.85円の円高)
- ユーロ/米ドル 1.1047ドル(先月末から0.0222ドルのドル安)
- ブラジルレアル 26.03円(先月末から0.5円の円高)
- 人民元 20.60円(先月末から0.17円の円高)
- インドルピー 1.7413円(先月末から0.0511円の円高)
- ユーロ 161.52円(先月末から0.9円の円高)
- 日本国債10年 0.890%(先月末から0.155%の低下)
- 米国国債10年 3.907%(先月末から0.124%の低下)
- LME銅3ヶ月先物 9,235ドル(先月末から10ドル(0.11%)の上昇)
- SOX指数 5,158ポイント(先月末から75ポイント(1.43%)の下落)
- バルチック海運指数 1,814ポイント(先月末から106ポイント(6.21%)の上昇)
*運用状況と年換算利回り
2024年8月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株85銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。
- 72,166,001円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
- 57,576,941円(評価額)
- 48,000,000円(投資金額)
- 67,771,100円(保有株取得額)
- 53,182,040円(保有株評価額)
- +24,166,001円(売却益+配当)
- +179,947円(含み益)
- -14,769,007円(含み損)
- -14,589,060円(含み益-含み損)
- +9,576,941円(売却益+配当+含み益-含み損)
- 4,394,901円(買付余力)
仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。売却予定がなくても、全株売却した場合のパフォーマンスを定期的にチェックすることは含み損の管理に有効だと思います。還付しきれない税金が952,787円になりますが、3年間の繰り越しで十分に回収可能な金額と思われます。
- 48,000,000円(投資金額)に対する11,541,966円(仮に全株売却した場合の利益概算)のリターン 約24.05%(税引き後)
株式投資におけるリスク管理は、運用状況について様々な指標でチェックすることが必要だと思いますが、現在のところ下記の指標が一番重要だと考えています。
- 48,000,000円(投資金額)に対する10,921,966円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約4.48%(税引き後)
*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均、TOPIXとの比較
僕のポートフォリオについて、1年前と比較した利益の増減が、どのようになっているのか、毎月チェックしています。また日経平均やTOPIXのパフォーマンスと比較しています。
当たり前のことかもしれませんが、日経平均やTOPIX等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。
株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。
例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。
そこで、日経平均やTOPIXについて、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。
日経平均について2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。
2023年8月末 32,619円 2024年8月末 38,647円 +18.5 %
毎月末株価のプラスの合計 10,711円 毎月末株価のマイナスの合計 4,683円
TOPIXについて2023年8月末から2024年8月末までの動きは下記の通りです。
2023年8月末 2,332pt 2024年8月末 2,712pt +16.3%
毎月末株価のプラスの合計 589pt 毎月末株価のマイナスの合計 209pt
僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。
2023年8月末 約+10,870,542円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]
2024年8月末 約+11,541,966円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引後]約6.18%の増加
*仮に全株売却した場合のパフォーマンスになります。
2023年8月末 約+13,588,178円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]
2024年8月末 約+15,618,441円(売却益+配当+含み益-含み損)[税引前]約14.9%の増加
*日経平均やTOPIXと自分のポートフォリオのパフォーマンスを比較する場合、売却益、配当、含み益、含み損を税引前に揃えた指標も考慮した方が適切なような気がするので税引前の概算値も用いています。単純に税引き前の金額で計算していますので、還付しきれない税金については考慮していません。
2023年8月末 +14,295,778円(売却益+配当)[税引後]
2024年8月末 +24,166,001円(売却益+配当)[税引後] 69.0%の増加
1.投資額の平均値45,666,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)
約1.47% 約+671,424円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後]
約4.45% 約+2,030,263円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引前]
2.投資額の平均値45,555,666円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)
21.67% +9,870,223円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引後]
約27.08% 約+12,337,779円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引前]
3.保有株取得額の平均値53,190,028円に対する、利益の年利回り(2023年8月末から2024年8月末まで)
約1.26% 約+671,424(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額[税引後]
株式投資の効率を判断するには、利回りは重要な指標のひとつだと思います。また良好な成績を上げているかどうかについては、日本株投資の場合は日経平均やTOPIXと比較するとよいと思います。例えば日経平均が10%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、良好な成績と言えると思いますが、日経平均が30%の上昇で、自分の成績が20%の上昇だった場合は、さほど良好な成績ではないということになると思います。
僕は3つの利回りの指標を総合的に判断しています。「投資額」や「保有株取得額」については、毎月末の金額の平均値を用いています。
日経平均やTOPIXとの比較には、主に「3」の指標を用いることにしています。補助的に「1」の指標も考慮しています。「3」の指標は税引後なので、「3」の指標と比較する場合は日経平均は14.8%、TOPIXは13.0%と考えることにしました。
僕のポートフォリオの利回り約1.26%は、日経平均の14.8%やTOPIXの13.0%に全く到達していません。
含み損を考慮しない「2」の指標だと、かなり良好な利回りとなっているので、含み損の大きさが、やはり問題だと思います。これについては、含み損を減らすことと、売却益や配当を増やすことの、両方の面からの検討が必要だと考えています。
2023年8月の含み損は約468万円、2024年8月の含み損は約1,459万円と桁違いに膨れ上がってしまっているのですが、仮に全株売却した場合の利益額で比較すると約67万円のプラスになっています。これは少し意外でした。厳しい状況の中でもある程度のリスク管理はできていると考えることにしました。
一般的には含み損は損切りで対応ということになると思いますが、損切りしなければいけないような状況で、損切りして再投資しても、株価が上昇する可能性は低いような気がしています。
ある程度の買付余力を確保しながら、含み損に耐えるというのが、現在のところ、僕の含み損に対する考え方です。
買付余力の不足で、購入したい銘柄が購入できない状況になった時が、損切りを検討するタイミングかなと思ったりしています。
8月は、大荒れの相場となりましたが、日経平均やTOPIXは年間を通してみると、安定したパフォーマンスを示しています。日本株投資については「日経平均」や「TOPIX」の特徴を理解し、自分のポートフォリオの組み方や運用方法に生かしていくことが必要だと思いました。
よく言われていることではありますが、株価指数を長期的にアウトパフォームすることは、難しいことなのかもしれません。株価指数のインデックスファンドへの投資は、合理的な投資なのかもしれません。しかしながら、僕は趣味と実益を兼ねて株式投資をおこなっていますので、日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることを目標に個別株投資で頑張りたいと思います。
*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。日経平均とTOPIXのパフォーマンスは過去のデータから正確な数値が分かるので、正確な数値を用いていますがグラフの数値とはズレがあるようです。
- 保有株の3年間のパフォーマンス 約138.6%
- 日経平均 137.6% TOPIX 140.0%
- 保有株の1年間のパフォーマンス 約116.0%
- 日経平均 118.5% TOPIX 116.3%
- 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約93.7%
- 日経平均 98.7% TOPIX 101.4%
- 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約90.5%
- 日経平均 100.4% TOPIX 97.8%
パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば僕のポートフォリオの3年間のパフォーマンスの場合、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。大まかな傾向としては、僕のポートフォリオは、含み損の大きさがパフォーマンスに影響してきていると思います。
*各種指数、為替、金利の動向の考察
2024年8月の日本株は、歴史的な大荒れ相場となりましたが、先月前末との比較では、意外にも比較的軽微な下落にとどまっています。また、その他の主な株式市場はすべて上昇しています。日本株固有の要因があるのでしょうか。米市場についてはソフトランディングの見通しが広まっていたところに、ハードランディングになるかもしれないということで荒れた相場になり、日本株も影響を受けたということだと思います。日本株の場合は急激な円高も重なり、影響が増幅されたのだと思います。これについては色々解説されていますが、一言でいえば急激に上昇したものは急激に下落しやすいということかもしれません。これまで日本株はスピード違反と言われるような上昇が何度かありました。ふと思いついたのですが、「急な上昇は要注意、急な下落はチャンスかもしれない」を自分の座右の銘にしようと思います。米市場は3指数とも上昇していますが、ナスダックの上昇幅が少なく、またSOX指数が下落しています。少し、潮目が変わってきた可能性があるのかもしれません。エヌビディア等、半導体関連株の急激な上昇には、健全な調整が必要なのかもしれません。調整がどの程度になるのか、注視が必要だと思います。香港ハンセンや中国企業指数は、割と上昇しています。中国経済は減速傾向と言われていますが、永遠に減速するわけではないと思いますので、反発の兆しや関連する日本株の動向については注視が必要だと思います。為替については主要通貨に対して明確に円高になってきています。これは日米の金融政策の違いによるものと言われており、分かりやすい動きだと思います。140円程度で、とどまってほしいところですが、どうなるのでしょうか。僕の4年3ヶ月の株式投資の経験では、市場は「サプライズ」に大きく反応し、「織り込み」で落ち着くものだと思います。ポジティブサプライズは良いのですが、ネガティブサプライズは大荒れになる可能性があると思います。徐々に織り込まれていく場合は130円くらいでもなんとかなるのでしょうか。ドル円相場の動向には注視が必要だと思います。
下記の記事によりますと、榊原氏は130円はちょうどいい水準と述べています。尚、下記の記事は有料会員でないと全文を読むことが出来ないかもしれません
日、米ともに国債の金利が低下しています。これをどのように解釈するのかについては、現状では、株価上昇期待というよりはリスク回避の動きでしょうか。
WTI原油先物が、かなり下落しています。景気後退への懸念があるということでしょうか。一方でLME銅3ヶ月先物は、小幅な上昇、バルチック海運指数は、かなり上昇しています。現時点では明確なシグナルは確認できないということでしょうか。NYMEX金先物が、じりじりと上昇しているのはリスク回避の動きでしょうか。
*8月の振り返り
僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス14,589,060円と、先月末から更に180万円ほど悪化してしまいました。半導体関連株の調整の影響が大きいと思います。
配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で356,154円(配当16,618円、利益確定339,536円)増えて、24,166,001円(税引き後)になりました。2月や3月は比較的利益を確定しやすかったのですが、4月後半からは状況が変わってきたと思います。8月は歴史的な大荒れ相場でした。このような状況での利益確定は、ある程度難しいと思いました。歴史的な乱高下でしたので、うまくいけば大きな利益を得られたのかもしれません。
後悔はしていませんが、売却するかどうか迷っていたディスコ株を一旦、売却していれば、買付余力が670万円程増え、含み損が180万円程少ない状況になっていましたので、もう少し積極的にリスクを取ることが出来たかもしれません。
保有銘柄数は85銘柄です。買付余力は4,394,901円です。
先行きの見通しが難しい状況になってきましたので、保有銘柄数を先月末の66銘柄から、かなり増やしてリスク分散を試みました。この中から順調に育つ銘柄が出てくればいいなと思っています。
ファーストリテイリングが、わずかな含み益の状態になったので売却しました。この銘柄は円高には強いかもしれませんが、以前の相場で購入したものについて、現在の状況を考えた場合、一旦売却した方がよいかもしれないという判断によるものです。
僕は、基本的には、臨機応変に運用していますが、GPIFのルールに基づくリバランス、ドルコスト法、長期分散積み立て、のような「自動的」な要素を取り入れることが、運用成績を向上させるために有効かもしれないと考えています。8月のような大荒れ相場でも、慎重に検討しながら、ある程度は売ったり買ったりしたほうが良いのだと思います。
8月は史上最大の下げ幅を経験しました。最悪の日は約2380万円の利益確定に対して含み損が2330万円にもなってしまい、かろうじで50万円くらいのプラスでした。
落ち着いた気持ちで株を運用するためには、「評価額」が一時的にでも「投資金額」を下回ることのない、打たれ強いポートフォリオを構築することが、重要だと考えています。配当を含む利益確定分が約2416万円まで積み上がっているのですが、まだまだ油断は出来ないと思います。気が付いてみれば運用額が7216万円程と、かなり大きな金額になっていますので、運用には細心の注意が必要だと思います。
- 評価金額上位5銘柄
- ディスコ 4,266,000円 評価損益率 -36.67%
- レーザーテック 2,808,000円 評価損益率 -36.51%
- 東京エレクトロン 2,580,500円 評価損益率 -33.23%
- ニトリ 2,172,000円 評価損益率 -9.04%
- ダイキン工業 1,851,000円 評価損益率 -35.11%
- 評価金額下位5銘柄
- ネクセラファーマ 140,000円 評価損益率 -53.01%
- エムスリー 140,800円 評価損益率 -7.25%
- ヤマトHD 169,200円 評価損益率 -48.68%
- 寿スピリッツ 176,100円 評価損益率 -27.78%
- ABEJA 210,600円 評価損益率 -77.01%
- 含み益上位5銘柄
- タムロン +38,400円 評価金額 929,000円 評価損益率 +4.31%
- 伊藤忠 +36,600円 評価金額 770,600円 評価損益率 +4.98%
- フジクラ +34,181円 評価金額 841,400円 評価損益率 +4.23%
- ローム +18,753円 評価金額 365,000円 評価損益率 +5.41%
- JR東日本 +14,138円 評価金額 280,150円 評価損益率 +5.31%
- 含み損下位5銘柄
- ディスコ -2,470,300円 評価金額 4,266,000円 評価損益率 -36.67%
- レーザーテック -1,615,100円 評価金額 2,808,000円 評価損益率 -36.51%
- 東京エレクトロン -1,284,500円 評価金額 2,580,500円 評価損益率 -33.23%
- ダイキン工業 -1,001,942円 評価金額 1,851,000円 評価損益率 -35.11%
- ABEJA -705,495円 評価金額 210,600円 評価損益率 -77.01%
- 含み損評価損益率下位5銘柄
- ABEJA -77.01% 含み損 -705,495円 評価金額 210,600円
- ウエストHD -59.81% 含み損 -403,450円 評価金額 271,100円
- ネクセラファーマ -53.01% 含み損 -157,979円 評価金額 140,000円
- ヤマトHD -48.68% 含み損 -160,546円 評価金額 169,200円
- 三井ハイテック -47.71% 含み損 -474,750円 評価金額 520,250円
2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきましたが、新たな含み損の銘柄が増えてきました。今月は1,460万円弱もの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけていますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。重要なことは、株価指数と比較した、自分のポートフォリオから生み出される利益の年換算利回りの推移だと思いますが、8月も非常に悪い成績になってしまいました。
今月から「含み損評価損益率」下位5銘柄も検討することにしました。
僕は、現在のところ、日本株の主役は、半導体と、幅広く半導体に関連する銘柄だと思っていますが、日米共に半導体関連株は大きく調整しています。
この記事を書いている9月16日時点では、日米共に株式市場の潮目が変化してきている気がします。当面、厳しい状況が続くかもしれませんが、できる範囲でポートフォリオを変化させるなどして、耐え忍びたいと思います。
半導体は産業のコメなので、再び力強く成長すると思います。
ふと、杏里の「Future For You」という曲を思い出しました。2:20頃から「ジャンプするには一度しゃがむの深く深く落ち込んでも」という部分があるのですが、現在の株式市場を歌っているように聴こえて面白いと思いました。
また、この曲は、聴きようによっては、投資の心得がちりばめられているようにも聴こえるのですが、「不変の真理」は株式投資にも当てはまるということでしょうか。