MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

みんなのうたのCDはどれがよいか

 

 最近は、ほとんど見なくなりましたが、「NHKみんなのうた」は思い出深い番組でした。

 みんなのうたのCDはどれが良いのか迷うところですが、「アニバーサリーベスト」シリーズが良いと思います。みんなのうたのCDはオリジナルと違う歌手が歌っている場合があるので、そこは少し注意が必要だと思いますが、「アニバーサリーベスト」シリーズは基本的にTV放映時の音源のようです。50周年、55周年、60周年の3種類が存在するようです。僕は「NHKみんなのうた 50 アニバーサリー・ベスト」シリーズをTSUTAYAで3シリーズ120曲を借りて、ソニーHAP-Z1ESに取り込んで聴いています。同シリーズは全部揃えた場合、2枚組CD 5シリーズ 200曲です。

 「子犬のプルー」の本田 路津子バージョン(初回放送月1972年2月~3月)が収録されています。「子犬のプルー」は真島昌利もカバーしていますが、よくわかる気がします。50代半ばから後半の世代にとって、この曲は、ちょっと衝撃的というか、なんて悲しい曲なんだろうと、子供の頃に思った人は多いと思います。

 「さとうきび畑」は、ちあきなおみバージョン(初回放送月1975年4月~5月)が入っていないのが少し残念でした。遠い昔、夏休みの暑い日にこの曲がよく流れていました。何度も再放送されていたと思います。森山良子バージョン(初回放送月1997年8月~9月)もよいのですが、僕の思い出としては、ちあきなおみバージョンのほうが、しっくりきます。悲しみを、感情を抑えて淡々と歌っているあの感じは、彼女にしか表現できない世界だと思います。動画検索で聴くことはできますが、ちあきなおみバージョンの「さとうきび畑」は幻の音源でしょうか。

 「キャンディの夢」尾崎亜美(初回放送月1979年12月~1980年1月)は、本人が歌っていますが、放送時とは違うバージョンです。これも動画検索で聴くことはできますが、幻の音源でしょうか。

 「秋物語」尾崎紀世彦(初回放送月1977年10月~11月、初回放送月1984年10月~11月)は収録されていません。60周年版には収録されているようです。この曲はずいぶん昔に少ししか聴いたことがないのですが、哀愁感漂う元気のない歌い方がすごく気になる感じでした。気になるので調べてみたところ、童話「幸福な王子」(1888年) オスカーワイルド著を下敷きに書かれた男の子とツバメの悲しい物語を歌った曲でした。原曲はフランスの曲で、悲しきイルカという感じの題名になるようです。