MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

素人の日本株投資【2024年3月の運用状況】

 約11年間ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年10ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較
  • 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 3月の振り返り
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

*2024年3月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。2月末と3月末の比較では次のようになっています。

  • 日経平均 40,369円(先月末から1,203円(3.07%)の上昇)
  • TOPIX 2,768ポイント(先月末から93ポイント(3.48%)の上昇)
  • NYダウ 39,807ドル(先月末から811ドル(2.08%)の上昇)
  • ナスダック16,379ポイント(先月末から288ポイント(1.79%)の上昇)
  • S&P500 5,254ポイント(先月末から158ポイント(3.10%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 128,106ポイント(先月末から914ポイント(0.71%)の下落)
  • 香港ハンセン 16,541ポイント(先月末から30ポイント(0.18%)の上昇)
  • 中国企業指数 5,810ポイント(先月末から133ポイント(2.34%)の上昇)
  • インドSENSEX 73,651ポイント(先月末から1,151ポイント(1.59%)の上昇)
  • ユーロストックス50  5,083ポイント(先月末から206ポイント(4.22%)の上昇)
  • WTI原油先物 83.17ドル(先月末から4.91ドル(6.27%)の上昇)
  • NYMEX金先物 2,238ドル(先月末から184ドル(8.96%)の上昇)
  • 米ドル 151.35円(先月末から1.44円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0791ドル(先月末から0.0015ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 30.16円(先月末から0.01円の円安)
  • 人民元 20.95円(先月末から0.10円の円安)
  • インドルピー 1.8159円(先月末から0.0075円の円安)
  • ユーロ 163.22円(先月末から1.19円の円安)
  • 日本国債10年 0.725%(先月末から0.015%の上昇)
  • 米国国債10年 4.201%(先月末から0.050%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,867ドル(先月末から374ドル(4.40%)の上昇)
  • SOX指数 4,905ポイント(先月末から179ポイント(3.79%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1,821ポイント(先月末から290ポイント(13.74%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2024年3月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •      65,594,974円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •      62,192,095円(評価額)
  •      45,000,000円(投資金額) 
  •      51,028,319円(保有株取得額)
  •      47,625,440円(保有株評価額)
  •  +20,594,974円(売却益+配当)
  •    +1,139,502(含み益)
  •    -4,542,381(含み損)
  •    -3,402,879円(含み益-含み損)
  •  +17,192,095円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •      14,566,655円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 30,433,345円(投資額-買付余力)に対する20,594,974円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り17.65%(税引き後) *税引き前では約22.07%
  • 30,433,345円(投資額-買付余力)に対する16,572,095円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り14.21%

 

 仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。

  • 45,000,000円(投資金額)に対する17,872,671円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約39.72%(税引き後) *税引き前では約49.65%
  • 45,000,000円(投資金額)に対する17,376,670円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約10.07%(税引き後) *税引き前では約12.59%

 

*1年前と比較した利益の増減、そして日経平均との比較

 ふと思いついて、僕のポートフォリオの過去1年間の利益の増減が、日経平均と比較してどのようになっているのか、毎月チェックすることにしました。

 当たり前のことかもしれませんが、日経平均等、株価指数が上昇基調の時は、乗り遅れないようにすることが大切だと思います。また、そこで得た利益は、下落基調の時に、耐え忍ぶための大切な蓄えになると思います。

 株価指数の動きは、投資環境を判断する上で重要な意味を持っていると思います。

 例えば日経平均が1年間で3万円から4万円に上昇した場合、利益を得やすい投資環境だったと言えると思います。また、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合は、大きな損失がない代わりに、大きな利益を得ることも難しい投資環境だったと言えるかもしれません。但し、1年前の株価と比較するだけでは不十分だと思います。例えば、1年間で4万円から4万円でほとんど変動がなかった場合でも、月によって大きく上昇したり、下落していた場合は、難しい投資環境ではあったものの、大きく利益を得ることが出来た可能性もあったということになると思います。

 そこで、日経平均については、1年前との比較、そして毎月末の株価のプラスの合計と、マイナスの合計についても検討することにしました。チャートの動きも参考にすることにしました。

日経平均について2023年3月末から2024年3月末までの動きは下記の通りです。

2023年3月末 28,401円 2024年3月末  40,369円 142.1%の上昇

毎月末株価のプラスの合計 14,321円 毎月末株価のマイナスの合計 2,353円

 過去1年間の日本株の投資環境は概ね良好だったと言えると思います。チャートを見ると、2023年3月末から6月頃までは右肩上がり、そこから2024年1月初旬までボックス相場、そこから右肩上がりといったところでしょうか。

 

僕のポートフォリオの利益の増減は下記の通りです。

 2023年3月末   +5,105,908円(売却益+配当+含み益-含み損)

 2024年3月末 +17,192,095円(売却益+配当+含み益-含み損) 336.7%の増加

*売却益+配当が税引き後、含み益-含み損が税引き前ですが、ひとつの指標として見ています。

 

2023年3月末   +9,758,672円(売却益+配当)

2024年3月末 +20,594,974円(売却益+配当) 211.0%の増加

 

投資額の平均値44,080,000円に対する、利益の年利回り(2023年3月末から2024年3月末まで)

27.42%     +12,086,187円(売却益+配当+含み益-含み損)の1年間の増加額 

24.58%     +10,836,302円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引き後]

約30.73% +13,545,377円(売却益+配当)の1年間の増加額[税引き前]

 

 株式投資で得られた利益について、3つの指標を総合的に判断してみましたが、現在のところ、日経平均を十分にアウトパフォーム出来ていると思います。

 

*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

  • 保有株の3年間のパフォーマンス 約148.0%
  • 日経平均 約139.0% TOPIX 約140.5% 
  • 保有株の1年間のパフォーマンス 約146.5%
  • 日経平均 約144.3%   TOPIX 約139.0% 
  • 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約128.5%
  • 日経平均 約127.0%    TOPIX 約119.5%
  • 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約122.0%
  • 日経平均 約121.0% TOPIX 約117.5% 

 パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2024年3月は、2月に引き続き、日経平均TOPIXが上昇しましたが、上昇率が少し落ち着いてきているようです。ブラジルボベスパが若干下落していますが、米国株をはじめ主な株式市場は上昇しています。欧州株はかなり調子いいのかもしれません。香港ハンセン中国企業指数は、ここのところ割と調子いいと言えるかもしれません。

 日本国債の金利が若干上昇、米国債の金利は多少低下しましたが比較的落ち着いた動きだと思います。為替は、2月に引き続き、主要通貨に対して円安になっています。LME銅3ヶ月先物が上昇しています。世界経済の回復ととらえることが出来るのかもしれませんが、インフレの進行という側面もあるのかもしれません。WTI原油先物が上昇しています。インフレを警戒する向きがあるようです。NYMEX金先物がかなり上昇しています。投資環境がリスクオフになってきているのでしょうか。バルチック海運指数が、下落していますが、海運株への影響はさほど大きくないように思われます。この指数は変動の幅が大きいようです。

 

*3月の振り返り
 僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス3,402,879円と、先月末とほぼ同じです。
 配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,722,560円(配当67,580円、利益確定1,654,980円)増えて、20,594,974円(税引き後)になりました。株価指数の上昇局面では利益も確定しやすいです。株の売買は、利益を確定すると同時に、ポートフォリオを修正することもできると思います。打たれ強く、そして大きな利益を生み出すことの出来るポートフォリオを構築することが目標です。利益確定分が、だいぶん積み上がってきたので、下落相場にも、ある程度耐えられるようになってきたと思います。記録を取り始めた2020年11月2日以降で、最も含み損が大きかったのは2022年9月30日で8,378,233円でした。保有証券取得額42,820,304円に対して19.57%の含み損でした。この時は10万円ほどの利益しか残っていませんでした。現在の運用額に当てはめてみると1,100万円くらいの含み損は想定内として覚悟しておいた方が良いのかもしれません。そうなったとしても960万円ほどの利益は残っているので余裕を持って対処できると思います。

 保有銘柄数は59銘柄です。先月より3銘柄増やしました。買付余力は14,566,655円です。日本株は急上昇していますので、高値を警戒していますが、先月末よりは買付余力を少し減らしました。この記事を書いている時点での買付余力は1,668万円(投資額100万円追加含む)ほどです。

 僕の日本株ポートフォリオは、割高な銘柄が多いので、株価の動きには、気を使っています。4月の話になりますが、4月5日の急落は少し意外でした。ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロン、ファーストリテイリングは多少の含み益の状態だったのですが、1日で4銘柄の含み損が71万円ほどになってしまいました。どれも素晴らしい銘柄なので、そのうち持ち直してくれると思います。

 ディスコ、レーザーテック、東京エレクトロン、ファーストリテイリング、キーエンス、アドバンテスト、ソシオネクスト、のような値動きの大きい優良銘柄は買うタイミングが重要だと思います。キーエンスは現在保有してなく6万円ほどしか儲かりませんでしたが、一時期160万円ほどの含み損でした。東京エレクトロンも120万円ほどの含み損の時がありましたが、現在では売ったり買ったりしながら、ある程度利益を確定できるようになりました。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • ファーストリテイリング 4,714,000円 評価損益率 +3.61%
  • レーザーテック 4,180,000円 評価損益率  +3.59%
  • 東京エレクトロン 3,957,000円 評価損益率  +6.94%
  • ニトリHD 2,360,000円 評価損益率 +0.01%
  • ダイキン工業 2,060,000円 評価損益率 -27.79%

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • そーせいグループ 166,200円 評価損益率 -44.22%
  • 寿スピリッツ 191,700円 評価損益率 -21.39%
  • 住友化学 203,160円 評価損益率 -29.13%
  • ライト工業 203,700円 評価損益率 -4.67%
  • ヤマトHD 215,800円 評価損益率 -34.55%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 東京エレクトロン +256,900円 評価金額 3,957,000円 評価損益率 +6.94%
  • Fリテイリング +164,400円 評価金額 4,714,000円 評価損益率 +3.61%
  • レーザーテック +145,200円 評価金額 4,180,000円 評価損益率 +3.59%
  • 三菱重工 +95,850円 評価金額 1,303,650円 評価損益率 +7.93%
  • 日立 +72,900円 評価金額 1,390,500円 評価損益率 +5.53%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • ダイキン工業 -792,942円 評価金額 2,060,000円  評価損益率 -27.79%
  • ニデック -579,842円 評価金額 613,000円  評価損益率  -48.61%
  • ABEJA  -512,595円 評価金額 403,500円 評価損益率 -55.95%
  • ウエストHD -386,650円 評価金額 287,900円  評価損益率  -57.31%
  • エムスリー -259,600円 評価金額 213,700円  評価損益率  -54.84%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりでした。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。しかしながら、振り返ってみると、当時の含み損を引きずっている銘柄は少なくなってきました。現在は340万円ほどの含み損です。なるべく含み損の出ない投資を心がけてはいますが、ある程度の含み損の発生は仕方のないことだと思います。最も重要なことは、株価指標と比較した、自分のポートフォリオの年換算利回りの推移だと思います。 

 保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、以前より少し改善してきたような気がしました。