MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

アウディ・ディーラーのイベント 大磯ロングビーチ特設コース 神奈川

 5月26日(日)は、妻と一緒にアウディのディーラーの「Audi Active Tour at Oiso」というイベントに参加しました。去年の11月に認定中古車を購入してから、ディーラーから時々メールマガジンが届くようになったのですが、面白そうなイベントだったので参加してみることにしました。ポチ(16歳9ヶ月 トイプードル オス)は自宅で留守番です。場所は神奈川県 大磯ロングビーチの特設トレーニングコースです。参加費は44,000円(運転者1人/同伴者1人)ランチ付です。貸出車両には、「RS7 Sportback performance」、「RS e-tron GT」も含まれており、かなり充実の内容だったと思います。スケジュールは午前10時~午後5時まで、全部で10台くらいのクルマに乗ることが出来ました。

 僕のクルマは、2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)[12,594キロ]です。今回の走行距離は約180キロです。燃費は満タン法で11.08キロでした。ドライブセレクトは「RSパフォーマンスモード」です。移動距離は比較的短めで帰りは渋滞にも巻き込まれたのですが、その割には良い燃費だったと思います。

 午前7時40分頃に自宅を出発して、目的地の大磯ロングビーチには午前9時頃に到着しました。すでに割と多くの人たちがいました。参加者は25~30組、50人前後だったと思います。休業期間中の大磯ロングビーチの大変広い駐車場に特設トレーニングコースが設置されていました。

大磯ロングビーチの駐車場の様子

大磯ロングビーチの特設トレーニングコースと貸出車両の一部。全部で25台だそうです。

 午前10時からAUDI AG公認インストラクターの紹介や当日の流れについての説明がありました。インストラクターの方は6名ほどだったと思います。その中にはモータージャーナリストの飯田裕子氏もいました。

 プログラムは3グループに分かれて実施されました。内容は「アクティブセーフティ」「ドライバビリティ」「e-tronによる箱根ターンパイクワインディングラン」です。基本的には、一台の車両に2組4人が乗って交代で運転という流れでした。インストラクターからの指示やアドバイスは車内に設置された無線機を使って行われました。

 

 最初のプログラムは「アクティブセーフティ」午前10時40分~午後12時20分でした。

 正しいドライビングポジションの説明から始まりました。たいへん参考になりました。

  次に「60キロ程度までのフル加速からの急ブレーキ」「80キロ程度までのフル加速からの急ブレーキと障害物回避」「スラロームコース」を2回ずつ体験しました。最初にインストラクターのお手本があるのですが、やはり上手です。

 フル加速からの急ブレーキというのは、考えてみれば生まれて初めてです。普段の運転では経験できないことを体験することが出来ました。急ブレーキは、ないに越したことはありませんが、いざという時の危険回避に役立つプログラムだと思いました。

 スラロームも普段はくねくねした運転をすることはないので、よい経験になりました。

 このプログラムでは「SQ2」「S3スポーツバック」「RSQ3」の3台に乗ることが出来ました。「SQ2」は300馬力 400Nm 1560kg 「S3」は310馬力 400Nm 1560Kg、0-100キロ加速は4.8秒がカタログスペックです。クラッチを傷めないためにクラッチがつながってからのフル加速でしたが、十分に速かったと思います。話が少しそれますが、赤いコンパクトSUVのSQ2を見た妻は、懐かしい感じがすると言っていました。20年ほど乗り続けていた赤いR53 BMWミニJCWのことを思い出しました。ヤリスより小さなボディに約230馬力の楽しいクルマでした。

 

 このプログラムのあとは大磯プリンスホテルでのランチでした。ホテルまでの短い距離は、行きは「RS5」の助手席、帰りは「Q8」を運転しました。それぞれの車の雰囲気を多少は感じることが出来ました。

 

 午後1時10分からのプログラムは「ドライバビリティ」午後1時10分~午後2時40分です。

 70キロ程度までのフル加速と多少クネクネしたコース、そして最後に狭い区間をゆっくり通過という内容でした。このプログラムでは「RS7 Sportback performance」「RS6 Avant」「S7 Sportback」「S6 Avant」「SQ8」に乗ることが出来ました。

 このプログラムの趣旨は、・RSモデルとSモデルにはそれぞれの良さがあること、・大型SUVのSQ8は見た目の印象とは異なり軽快に走行できること、・大きなサイズのモデルの取り回し、・R8は別にしてアウディのトップモデルの走り、の体感ということだったと思います。

 インストラクターのお手本の走行を見ていて印象的だったのは、フル加速時のRS7は、けっこう大きくていい音がしていました。あれで騒音規制OKなんだという感じがしました。

 このプログラムは乗るモデルが多いので、訳が分からなくなってきました。それぞれのモデルの違いを感じる余裕はありませんでした。「RS7」は速いですが、70キロ程度までなのであまり思い切って踏み込めない感じでした。印象的だったのは「SQ8」の走りです。かなり大きなSUVなので、ゆったりした走りでタイトなコーナーは得意ではない感じがしますが、実際はタイトなコーナーを意外なほどきれいに曲がることが出来ました。あらゆる道を快適に長距離移動するには、たいへん優れた車なのかもしれません。ちなみに「SQ8」のスペックは507馬力、770Nm、2310Kgです。

「S7 Sportback」と「RS6 Avant」

 最後のプログラムは「e-tronによる箱根ターンパイクワインディングラン」午後3時~午後4時半です。

 大磯ロングビーチから箱根ターンパイクの大観山までの往復です。僕は「RS e-tron GT」で高速道路の区間、「Q8 e-tron」で大観山から箱根ターンパイク料金所付近までの下りを運転しました。「RS e-tron GT」は料金所の加速などは非常に速いです。EVなので本来は静かなのかもしれませんが、演出されたモーター音が印象的でした。ガソリン車とは一味違う感じですが、ガソリン車の味わいも感じられました。飛行機のような新幹線のようなそんな感じがしました。箱根ターンパイクの上りは、後部座席に乗りました。前に遅い車がいたので、「RS e-tron GT」のワインディングロードの走りについてはよく分かりませんでした。大観山の駐車場で一休みしました。「RS e-tron GT」をよく見てみると、とても美しいクルマだと思いました。一見「RS7」に似ている感じがしますが、「RS e-tron GT」のほうが、さらに美しいと思いました。大観山の駐車場から箱根ターンパイク料金所付近までの下りは「Q8 e-tron」を運転しました。箱根ターンパイクの下りは上りと違って走りを楽しむという感じではないと思いますが、エンジンブレーキがよく効いてとても走りやすかったです。とにかく静かでした。「Q8 e-tron」の高速道路区間は後部座席に乗りましたが、高速道路も、とても静かで快適でした。EVにしてもガソリン車にしても、快適性を重視する場合、「Q8」はとても良いクルマなのかもしれません。

大観山駐車場にて。「RS e-tron GT」1

大観山駐車場にて。「RS e-tron GT」2

 午後4時半~午後5時までが終了式、そしてすべてのプログラムが終わりました。

 今回、たくさんのアウディ車に乗って感じたことは、どのクルマもそれぞれの良さがあると思いました。インテリアに関しては、車種による差は比較的少ない感じがしました。ただ、人間の感覚は曖昧な部分があるので日によって感じ方は異なるかもしれません。去年の10月頃、初めてRS3を見たときは、インテリアはレクサスIS350やIS500のほうが高級感があるような気がしました。しかしながら、RS3を所有してみて日常的に運転するようになって、インテリアの品質が気になることはなく、十分に高品質だと思います。物理スイッチの感触とクリック音が心地よいです。

 帰りは少し渋滞に巻き込まれました。午後7時20分頃に自宅に到着しました。留守番をしていたポチに吠えられました。今回はポチを連れて行くわけにはいかないので留守番をしてもらいましたが、また休日にはRS3でポチを色々な場所に連れて行きたいと思います。