11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年4ヶ月になります。
再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。
*内容は下記になります。
- 各種指数、為替、金利の動向
- 運用状況と年換算利回り
- 僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
- 各種指数、為替、金利の動向の考察
- 9月の振り返りと今後の運用方針について
- 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄
*2023年9月末の指数、為替、金利
マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。8月末と9月末の比較では次のようになっています。
- 日経平均 31,857円(先月末から762円(2.34%)の下落 )
- TOPIX 2,323ポイント(先月末から9ポイント(0.39%)の下落)
- NYダウ 33,507ドル(先月末から1,214ドル(3.50%)の下落)
- ナスダック13,219ポイント(先月末から815ポイント(5.81%)の下落)
- S&P500 4,288ポイント(先月末から219ポイント(4.86%)の下落)
- ブラジルボベスパ 116,565ポイント(先月末から824ポイント(0.71%)の上昇)
- 香港ハンセン 17,809ポイント(先月末から573ポイント(3.12%)の下落)
- 中国企業指数 6,148ポイント(先月末から184ポイント(2.91%)の下落)
- インドSENSEX 65,828ポイント(先月末から997ポイント(1.54%)の上昇)
- ユーロストックス50 4,174ポイント(先月末から123ポイント(2.86%)の下落)
- WTI原油先物 90.79ドル(先月末から7.16ドル(8.56%)の上昇)
- NYMEX金先物 1,866ドル(先月末から99ドル(5.04%)の下落)
- 米ドル 149.35円(先月末から3.83円の円安)
- ユーロ/米ドル 1.0572ドル(先月末から0.0269ドルのドル高)
- ブラジルレアル 29.67円(先月末から0.32円の円安)
- 人民元 20.46円(先月末から0.42円の円安)
- インドルピー 1.7953円(先月末から0.0358円の円安)
- ユーロ 157.93円(先月末から0.14円の円安)
- 日本国債10年 0.765%(先月末から0.125%の上昇)
- 米国国債10年 4.577%(先月末から0.47%の上昇)
- LME銅3ヶ月先物 8,270ドル(先月末から152ドル(1.80%)の下落)
- SOX指数 3,434ポイント(先月末から236ポイント(6.43%)の下落)
- バルチック海運指数 1,701ポイント(先月末から615ポイント(56.63%)の上昇)
*運用状況と年換算利回り
2023年9月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。
- 59,152,047円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
- 52,633,079円(評価額)
- 44,000,000円(投資金額)
- 44,624,848円(保有株取得額)
- 38,105,880円(保有株評価額)
- +15,152,047円(売却益+配当)
- -6,518,968円(含み益-含み損)
- +8,633,079円(売却益+配当+含み益-含み損)
- 14,527,199円(買付余力)
年換算利回りは下記になります。
- 29,472,801円(投資額-買付余力)に対する15,152,047円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り15.42%(税引き後) *税引き前では約19.28%
- 29,472,801円(投資額-買い付け余力)に対する8,013,079円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り8.169% *税引き前では約10.20%
*資産運用は連続しているものですが、仮に全株売却した場合のリターンは下記になります。
- 44,000,000円(投資金額)に対する9,936,873円(仮に全株売却した場合の利益概算)のリターン 約22.58%(税引き後) *税引き前では約28.23%
- 44,000,000円(投資金額)に対する9,440,872円(仮に全株売却した場合の2020年6月以降の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.44%(税引き後) *税引き前では約8.05%
*僕の日本株ポートフォリオと日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。
- 保有株の3年間のパフォーマンス 約151.0%
- 日経平均 約139.0% TOPIX 約140.5%
- 保有株の1年間のパフォーマンス 約130.0%
- 日経平均 約122.0% TOPIX 約126.0%
- 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約110.5%
- 日経平均 約113.0% TOPIX 約115.5%
- 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約94.0%
- 日経平均 約96.0% TOPIX 約102.0%
パフォーマンスの比較は参考にはなると思いますが、実際には、例えば3年間のパフォーマンスで、同じ銘柄構成で3年間保有し続けているわけではないので、実際の運用成績とは異なります。
*各種指数、為替、金利の動向の考察
2023年8月は、日経平均が先月から762円下落しました。TOPIXは先月より多少下落しています。9月の日本株は、かなり下落したと思っていたのですが、こうして数字で見てみると思ったほどではなく、どうしようもなく下落したという状況ではないと思います。世界の主な株式市場は、ほとんど下落していますが、ブラジルボベスパとインドSENSEXの新興国市場が上昇しています。為替相場については、主要通貨に対して円安が進んでいます。ドル高というよりは円独歩安でしょうか。日本国債10年や米国国債10年の金利がかなり上昇しています。株価の上値が重い原因のひとつでしょうか。WTI原油先物価格がかなり上昇しています。米国国債10年の金利上昇の原因のひとつでしょうか。金が下落していますが、米国国債10年の金利上昇が原因のひとつでしょうか。LME銅3ヶ月先物は下落しましたが、バルチック海運指数が、かなり上昇しています。これは、どう解釈すればよいのかよくわかりませんが、気になる事柄として頭の片隅に留めておきたいと思います。今月もSOX指数は下落しています。
*9月の振り返りと今後の運用方針について
僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損はマイナス6,518,968円と、先月末から更に240万円ほど悪化しました。株価指数がさえない動きなので仕方ないと思います。
配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で856,269円(配当50,444円、利益確定805,825円)増えて、15,152,047円(税引き後)になりました。株価が下落している時は資産を守るために保守的な運用を心がけていますが、一方で資産を守るためにも、ある程度積極的に運用した方がよい場合もあると思います。これからも含み損に負けないように、利益を確定しながら資産を守っていきたいと思います。
株価の下落については専門家がいろいろ解説しています。専門家の解説は正しいのだと思いますが、9月末頃は下落しやすいというアノマリーもあると思います。
僕は運用状況を毎日、記録しているのですが、去年の9月30日は約833万円の含み損でした。この時は利益確定分が約844万円でしたので約11万円しかプラスになっていない状況でした。今年も10月4日に約845万円の含み損を記録していますが、利益確定分が1,515万円ほどに積み上がっていますので約670万円のプラスを確保できています。
保有銘柄数は56銘柄です。先月より1銘柄減らしました。買付余力は14,527,199円です。9月は約688万円まで買付余力を減らしていたのですが、株価が下落基調になってきたので、現金化して買付余力を増やしました。損切りをすることなく買付余力を増やすことができたので、ある程度うまく対処できたと思います。
僕は、ほとんど損切りをしないのですが、これが正しいのか、正しくないのかについては、気になるところです。今のところは基本的には損切りなしでやっています。
*保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄
- 評価金額上位5銘柄
- キーエンス 5,550,000円 評価損益率 -18.84%
- ダイキン工業 2,347,500円 評価損益率 -17.71%
- 東京エレクトロン 2,044,000円 評価損益率 -1.59%
- アドバンテスト 1,672,400円 評価損益率 -18.53%
- ソシオネクスト 1,478,000円 評価損益率 -18.92%
- 評価金額下位5銘柄
- そーせいグループ 149,200円 評価損益率 -49.92%
- ライト工業 206,300円 評価損益率 +1.14%
- 鹿島建設 243,350円 -5.57%
- ヤマトHD 243,500円 評価損益率 -26.15%
- 住友化学 244,200円 評価損益率 -14.82%
- 含み益上位5銘柄
- NTT +8,029円 評価金額 618,100円 評価損益率 +1.31%
- INPEX +5,000円 評価金額 451,200円 評価損益率 +1.12%
- ライト工業 +2,338円 評価金額 206,300円 評価損益率 +1.14%
- 三菱UFJ +750円 評価金額 380,550円 評価損益率 +0.19%
- 味の素 +600円 評価金額 576,400円 評価損益率 +0.10%
- 含み損下位5銘柄
- キーエンス -1,288,919円 評価金額 5,550,000円 評価損益率 -18.84%
- リクルート -568,835円 評価金額 921,800円 評価損益率 -38.16%
- ダイキン工業 -505,442円 評価金額 2,347,500円 評価損益率 -17.71%
- ニデック -499,742円 評価金額 693,100円 評価損益率 -41.89%
- アドバンテスト -380,400円 評価金額 1,672,400円 評価損益率 -18.53%
2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。最近は、株価指数の上昇に伴い、含み損が少なくなってきていましたが、ここのところ、また含み損が増えてきています。僕の日本株投資は、含み損との闘いといえるかもしれません。
キーエンスの含み損が約129万円になっていますが、評価損益率 -18.84%なので、どうしようもない状況ではないと思います。ちなみに1銘柄の含み損で最も大きかった金額は2022年9月30日の東京エレクトロンで約160万円の含み損でした。それでも東京エレクトロンは、その後、ある程度の利益を出すことができるようになったので、キーエンスも、おそらく何とかなると思います。
保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。