2ヶ月くらい前のことになりますが、ゴールデンウィークの5月5日(日)は、妻とポチ(16歳8ヶ月 トイプードル オス)と一緒に群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の県境にある【谷川岳】に行ってきました。早朝4時20分頃に自宅を出発しました。
クルマは、2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)[11,888キロ]です。今回の走行距離は約410キロです。燃費は満タン法で11.56キロでした。ドライブセレクトは「RSパフォーマンスモード」です。
早朝4時15分頃に自宅を出発しました。目的地の【谷川岳ロープウェイ駐車場】には午前6時40分頃に到着しました。意外にも駐車場はガラガラでした。
「谷川岳ロープウェイ」は「by星野リゾート」となっていますが、星野リゾートが運営しているというだけで、特にプレミアム感がある訳ではありません。「谷川岳ロープウェイ」は2022年に東武グループの子会社から星野リゾートへ運営会社が変更されたようです。これから少しづつ施設が改善していく可能性はあるのかもしれません。
ロープウェイ単体の券とロープウェイ・リフトセット券の二種類があるのですが、僕たちはセット券を購入しました。
ロープウェイで【天神平駅】まで行くと、広場があります。
そこからリフトで【天神峠駅】まで行きました。小さな神社があったのでお詣りしました。
【天神峠駅】付近からは、雄大な【谷川岳】を眺めることが出来ました。意外だったのは、5月5日でも雪が結構残っていて、登るのが大変そうな感じがしたのですが、行ける所まで行くことにしました。午前7時50分頃から登山を開始しました。
雪の斜面を横切る箇所がありました。特に危険は感じませんでしたが、滑ると危ないかもしれないと思いました。
細くてゴツゴツした感じの道が多くて、ポチが楽しく歩くことが出来るような道はあまりありませんでした。
雪は大丈夫だろうかと思いながら、登り続けたのですが、ついに雪山みたいな箇所が現れました。
山頂を目指している人たちの多くは、レッグカバーやアイゼン等を準備しているようでした。
詳しそうな雰囲気の人に、アイゼンなしで登れそうかどうか尋ねてみたところ、「大丈夫だと思いますが自己責任で」ということでした。
自己責任で少し登ってみたところ大丈夫そうでした。ただ、下りが危ないかもしれないので、少し下ってみたところ、特に問題なさそうでしたので、登ることにしました。念のため、つま先や踵を雪に突き刺すような歩き方をしました。後で分かったことですが「キックステップ」という歩き方があるようです。
午前10時22分頃に【トマノ耳(1963m)】に到着しました。山座同定盤がありました。【平ヶ岳】もありました。ポチが15歳の時に一緒に【平ヶ岳】に登ったことが懐かしく思い出されました。
午前10時45分頃に【谷川岳】の最高地点【オキノ耳(1977m)】に到着しました。眺めは素晴らしかったです。山頂付近で昼食をとりました。
帰りは、リフト乗り場の【天神峠駅】ではなくロープウェイ乗り場の【天神平駅】に至るコースを歩きました。このコースは雪の斜面を横切る箇所が多かったと思います。特に危険は感じませんでしたが、滑ると危ないかもしれないと思いました。
午後1時40分頃に【天神平駅】に到着しました。このあたりでゆっくりと時間を過ごしました。
ロープウェイで【土合口駅】まで下りて駐車場に着いたのは午後3時10分頃ですが、やっぱり駐車場はガラガラでした。ゴールデンウィークの【谷川岳】はハイシーズンではないのでしょうか。思い返してみると、登山の人は、割といたと思いますが、登山をしない人は少なかったかもしれません。
今回の【犬連れ日帰りドライブ・登山】【谷川岳(天神尾根コース)】を振り返ってみました。
- 【谷川岳(天神尾根コース)】は犬連れ禁止ではありませんが、犬連れ登山に適した山ではないかもしれないと思いました。細くてゴロゴロした感じの道が多いので、犬が楽しく歩ける箇所は少ないかもしれません。また、山頂は狭くて、人は多めです。
- 【谷川岳】というと危険な山というイメージがある一方で、ロープウェイで気軽に登れる山というイメージもあります。しかしながら、山頂の【オキノ耳】を目指す場合は、一番簡単な【天神尾根コース】でも、季節によっては、必ずしも気軽なハイキングという感じではないのかもしれません。予想外だったのは、5月5日でも雪が結構残っていました。雪が残っている箇所は風が吹くと気持ちいいのですが、暑いと感じる箇所もありました。【谷川岳】は、気候の穏やかな春先は雪が残っていますし、雪がなくなる頃は意外と暑い気がします。そう考えると【谷川岳】を気軽に快適に味わうことの出来る期間は限られているのかもしれません。夏から秋にかけての気候の穏やかな時期がベストかもしれません。
- 「谷川岳ロープウェイ by 星野リゾート」のウェブサイトには、下記のマップがあるのですが、このマップだけで谷川岳登山をイメージしないほうがよいと思います。いつでも、とても楽に登れそうな気がしてしまいます。
僕は、たまたま「みなかみ町観光協会」の下記のマップを見つけることができ、登山靴等を用意した方がよいかもしれないと思えたことは良かったと思います。このマップでは「この地図だけで登山することは危険です。登山の際にはより詳細な登山マップを携行してください。」と書かれています。ちょっと大げさなコメントのような気がしたのですが、やはり事前に詳細な登山マップでの下調べが必要だと思います。
https://www.enjoy-minakami.jp/pdf/tanigawadakecourseja.pdf
【谷川岳】を十分に楽しんで午後3時20分頃に自宅へ帰ることにしました。
帰りは渋滞に巻き込まれたので自宅に到着したのは午後7時50分頃でした。
ポチは高齢なので適度に歩かせて、あとは抱っこやリュック型ドッグキャリーバッグの中でした。今回はゴツゴツした登山道が多く、あまりポチを歩かせることが出来ませんでした。