MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

【犬連れ日帰りドライブ・登山】【谷川岳(天神尾根コース)】群馬県みなかみ町・新潟県湯沢町

 2ヶ月くらい前のことになりますが、ゴールデンウィークの5月5日(日)は、妻とポチ(16歳8ヶ月 トイプードル オス)と一緒に群馬県みなかみ町と新潟県湯沢町の県境にある【谷川岳】に行ってきました。早朝4時20分頃に自宅を出発しました。

 クルマは、2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)[11,888キロ]です。今回の走行距離は約410キロです。燃費は満タン法で11.56キロでした。ドライブセレクトは「RSパフォーマンスモード」です。

 早朝4時15分頃に自宅を出発しました。目的地の【谷川岳ロープウェイ駐車場】には午前6時40分頃に到着しました。意外にも駐車場はガラガラでした。

「谷川岳ロープウエイ」の駐車場はガラガラでした。

 「谷川岳ロープウェイ」「by星野リゾート」となっていますが、星野リゾートが運営しているというだけで、特にプレミアム感がある訳ではありません。「谷川岳ロープウェイ」は2022年に東武グループの子会社から星野リゾートへ運営会社が変更されたようです。これから少しづつ施設が改善していく可能性はあるのかもしれません。

www.tanigawadake-rw.com

 ロープウェイ単体の券とロープウェイ・リフトセット券の二種類があるのですが、僕たちはセット券を購入しました。

 ロープウェイで【天神平駅】まで行くと、広場があります。

「天神平駅」付近

そこからリフトで【天神峠駅】まで行きました。小さな神社があったのでお詣りしました。

「天神峠駅」付近の神社

神社のいわれ

 【天神峠駅】付近からは、雄大な【谷川岳】を眺めることが出来ました。意外だったのは、5月5日でも雪が結構残っていて、登るのが大変そうな感じがしたのですが、行ける所まで行くことにしました。午前7時50分頃から登山を開始しました。

「天神峠駅」付近からみた、雄大な「谷川岳」

 雪の斜面を横切る箇所がありました。特に危険は感じませんでしたが、滑ると危ないかもしれないと思いました。

雪の斜面は慎重に歩きました。

 細くてゴツゴツした感じの道が多くて、ポチが楽しく歩くことが出来るような道はあまりありませんでした。

犬が楽しく歩けそうな道も少しはあります。

「熊穴沢避難小屋」が見えてきました。午前8時44分頃。

見た目の印象ほど、大変ではありませんが、ポチが歩くのは無理です。

 雪は大丈夫だろうかと思いながら、登り続けたのですが、ついに雪山みたいな箇所が現れました。

登り続けるかどうか、少し考えてしまいました。午前10時頃。

 山頂を目指している人たちの多くは、レッグカバーやアイゼン等を準備しているようでした。

 詳しそうな雰囲気の人に、アイゼンなしで登れそうかどうか尋ねてみたところ、「大丈夫だと思いますが自己責任で」ということでした。

 自己責任で少し登ってみたところ大丈夫そうでした。ただ、下りが危ないかもしれないので、少し下ってみたところ、特に問題なさそうでしたので、登ることにしました。念のため、つま先や踵を雪に突き刺すような歩き方をしました。後で分かったことですが「キックステップ」という歩き方があるようです。

ロープがあるので安心感はあります。

 午前10時22分頃に【トマノ耳(1963m)】に到着しました。山座同定盤がありました。【平ヶ岳】もありました。ポチが15歳の時に一緒に【平ヶ岳】に登ったことが懐かしく思い出されました。

「トマノ耳」の山座同定盤

「トマノ耳」からの眺め。どこかに「平ヶ岳」も見えているのだと思います。

minipochi.hateblo.jp

 午前10時45分頃に【谷川岳】の最高地点【オキノ耳(1977m)】に到着しました。眺めは素晴らしかったです。山頂付近で昼食をとりました。

「オキノ耳(1977m)」の山頂標識

妻に食べ物をねだっているポチ。

ポチは、ほとんどリュック型ドッグキャリーバッグの中でした。

「オキノ耳(1977m)」からの素晴らしい眺め。

ポチも山頂の景色を楽しめたでしょうか。

少し離れた所から見た「オキノ耳(1977m)」

 帰りは、リフト乗り場の【天神峠駅】ではなくロープウェイ乗り場の【天神平駅】に至るコースを歩きました。このコースは雪の斜面を横切る箇所が多かったと思います。特に危険は感じませんでしたが、滑ると危ないかもしれないと思いました。

「天神平駅」へ向かうコースは、このような箇所が多くありました。

 午後1時40分頃に【天神平駅】に到着しました。このあたりでゆっくりと時間を過ごしました。

「天神平駅」付近の広場でくつろぎました。

「天神平駅」付近の広場で、雪の残っている場所もありました。

「天神平駅」付近の広場からの「谷川岳」の眺め。頂上に登るのは大変そうに見えても、登ることが出来てしまうのが登山の魅力のひとつだと思います。

 ロープウェイで【土合口駅】まで下りて駐車場に着いたのは午後3時10分頃ですが、やっぱり駐車場はガラガラでした。ゴールデンウィークの【谷川岳】はハイシーズンではないのでしょうか。思い返してみると、登山の人は、割といたと思いますが、登山をしない人は少なかったかもしれません。

午後3時10分頃でもガラガラの駐車場。

 今回の【犬連れ日帰りドライブ・登山】【谷川岳(天神尾根コース)】を振り返ってみました。

  • 【谷川岳(天神尾根コース)】は犬連れ禁止ではありませんが、犬連れ登山に適した山ではないかもしれないと思いました。細くてゴロゴロした感じの道が多いので、犬が楽しく歩ける箇所は少ないかもしれません。また、山頂は狭くて、人は多めです。
  • 【谷川岳】というと危険な山というイメージがある一方で、ロープウェイで気軽に登れる山というイメージもあります。しかしながら、山頂の【オキノ耳】を目指す場合は、一番簡単な【天神尾根コース】でも、季節によっては、必ずしも気軽なハイキングという感じではないのかもしれません。予想外だったのは、5月5日でも雪が結構残っていました。雪が残っている箇所は風が吹くと気持ちいいのですが、暑いと感じる箇所もありました。【谷川岳】は、気候の穏やかな春先は雪が残っていますし、雪がなくなる頃は意外と暑い気がします。そう考えると【谷川岳】を気軽に快適に味わうことの出来る期間は限られているのかもしれません。夏から秋にかけての気候の穏やかな時期がベストかもしれません。
  • 「谷川岳ロープウェイ by 星野リゾート」のウェブサイトには、下記のマップがあるのですが、このマップだけで谷川岳登山をイメージしないほうがよいと思います。いつでも、とても楽に登れそうな気がしてしまいます。

https://www.tanigawadake-rw.com/img/map01.jpg?v=201205

 僕は、たまたま「みなかみ町観光協会」の下記のマップを見つけることができ、登山靴等を用意した方がよいかもしれないと思えたことは良かったと思います。このマップでは「この地図だけで登山することは危険です。登山の際にはより詳細な登山マップを携行してください。」と書かれています。ちょっと大げさなコメントのような気がしたのですが、やはり事前に詳細な登山マップでの下調べが必要だと思います。

https://www.enjoy-minakami.jp/pdf/tanigawadakecourseja.pdf

 【谷川岳】を十分に楽しんで午後3時20分頃に自宅へ帰ることにしました。

 帰りは渋滞に巻き込まれたので自宅に到着したのは午後7時50分頃でした。

 ポチは高齢なので適度に歩かせて、あとは抱っこやリュック型ドッグキャリーバッグの中でした。今回はゴツゴツした登山道が多く、あまりポチを歩かせることが出来ませんでした。