少し前になりますが、7月17日(月)の祝日は、妻とポチ(15歳10ヶ月 トイプードル オス)と一緒に、長野県の【志賀高原】へ行ってきました。志賀高原とその周辺は何度も行っていますが、エリアが広いので、行ってみたい場所が沢山あります。今回は【焼額山】へ行ってみることにしました。ここだけだと時間が余りそうなので、以前、登ったことのある「岩菅山」の途中の「ノッキリ」という所まで、以前とは違うルート「東館山~ノッキリ」まで歩く予定にしました。しかしながら時間が無くなってきたので「ノッキリ」までは行かずに【金山沢の頭】の少し先のあたりで引き返しました。ゴンドラリフト終点の【東館山】周辺が予想外に良かったのでこちらを優先しました。
クルマは20年24万キロ乗り続けているR53 BMWミニクーパーS JCWです。今回の走行距離は約480キロです。
今回は連休の長距離ドライブなので、特に帰りの渋滞が心配なので、早く出発して早く帰る計画にしました。
夜中の0時20分頃に自宅を出発しました。早朝4時半頃に目的地の駐車場に到着しました。志賀高原は駐車場が沢山あり無雪期は一部を除いてさほど混んでいないので、駐車場で困ることは少ないと思います。
途中、「渋峠」付近の夜空がきれいだったので車を駐めて写真を撮りました。
また車で走っているとキツネを見かけました。野生のキツネを見る機会は少ないです。
下記のサイトで、たくさんのトレッキングのコースが紹介されています。
花の開花状況等についても問い合わせてみるとよいかもしれません。ウェブサイトの一番下のほうに志賀高原観光協会の電話番号が掲載されています。
下記の志賀高原のマップもたいへんわかりやすいと思います。
https://www.shigakogen.gr.jp/manage/wp-content/themes/shiga/assets/document/green/trekking_map.pdf
僕たちが登ったコースは上記のマップで【「15」焼額山登山コース】をアレンジしたものです。「一の瀬寮前バス停」~「焼額山山頂」を往復しました。全長約7キロ 、所要時間約2時間10分のコースです。
【焼額山】に登る場合の、トイレは「一ノ瀬バス停待合所」のトイレが便利だと思います。この待合所はトイレがあるような感じには見えないかもしれません。また時間が早いと営業時間外のような感じに見えるかもしれませんが、いつでも扉を開けてトイレを利用することができます。場所は下記です。
「一ノ瀬バス停待合所」付近のストリートビューは下記です。
僕たちは「一ノ瀬バス停待合所」から700mほど離れた場所の駐車場に駐めました。
ポチを車から降ろすと、なぜかポチはすごい勢いで走り回りました。志賀高原の爽やかな空気が気持ちよかったのでしょうか。ポチは高齢なので、普段全速力で走り回ることは少ないです。
早朝から山に登るので、熊よけ鈴の他、熊よけのラジオと、熊撃退スプレーも用意しました。過剰装備のような気もしましたが、念には念を入れることにしました。
【焼額山】の登山口は非常に分かりにくいです。
下記の場所が登山口かと思ったのですが、そうではありませんでした。間違いに気付いて引き返したのですが、爽やかな散策を楽しむことができたので良かったです。
下記の「プリンス西館バス停」あたりが登山道入口です。登山道入り口の看板がないので非常に分かりづらいです。
登山道入口という雰囲気ではありませんが、上記の画像の道を進んでいきます。今にして思えば、ここに車を駐めてもよかったのかもしれません。志賀高原には、たくさん駐車場があるのですが、大まかに次のように分類できると思います。・明らかに公共駐車場、・おそらく公共的な駐車場、・明らかに施設利用者向け駐車場、・判断に迷う駐車場。ここは少し判断に迷う所ですが、おそらく誰でも駐めてよい駐車場のような気がします。
道をしばらく歩いていると突き当りで道が左右に分かれていますが、左に進みます。少し歩くと「焼額山登山道」の標識があります。
しばらくは登山道の雰囲気なのですが、やがてゲレンデに出ます。休業中の無雪期のスキー場を通るコースなので、少し興ざめです。それでも、それなりに美しい景色を楽しむことはできます。
頂上近くまで登ると大きな建物が見えてきました。ゴンドラリフトの頂上駅のようです。夏期は休業のようですが、また少し興ざめです。
気を取り直して道標の通りに進んでいきます。
やがて【焼額山】山頂に到着しました。ゴンドラ頂上駅等の人工物は視界になく、期待していなかった分、少し驚きの風景が広がっていました。比較的、気軽に訪れることのできる素晴らしい湿原だと思います。茶色いうさぎがいました。
朝、7時半頃の【焼額山】山頂の【稚児池湿原】は爽やかで、とても気持ちよかったです。ポチも気持ちよさそうにしていたと思います。
湿原にある「焼額山神社」をお詣りして、しばらくすると霧がかかってきました。偶然だと思いますが、神様が池に降りてきたような感じがしました。
【焼額山】頂上の【稚児池湿原】を十分に楽しんで、降りることにしました。
高山植物がきれいでした。高山植物は、繊細で、はかない美しさがあると思います。
次に「発哺温泉(ほっぽおんせん)」から「東館山」まで、ゴンドラリフトに乗り、「ノッキリ」まで歩くことにしました。
【東館山】近くになると、ニッコウキスゲがたくさん咲いていました。ニッコウキスゲのことは全く考えていなかったので意外でした。
予定を少し変更して、【東館山高山植物園】あたりを散策することにしました。
「東館山山頂駅」には、洒落た感じのレストランがありました。今回は利用しませんでしたが、機会があれば利用してみたいと思いました。
THE ROOFTOP DINING | HIGASHITATEYAMA | ザ・ルーフトップ ダイニング
まずは、「東館山神社」をお詣りすることにしました。
途中、ニホンザルと遭遇しました。3~4匹はいたと思います。親子連れのサルもいました。そのうちの1匹のニホンザルと僕たちは3メートルくらいの距離だったでしょうか、しばらく見つめ合っていました。やがてサルは茂みの中に入って行きました。
「東館山神社」でお詣りを済ませて植物園方面へ戻る途中、木の上にいるサルを見かけました。このあたりはサルがたくさんいるようです。
今回は、野生のキツネ、ウサギ、サル、と遭遇しました。今回のコースで、クマの注意喚起の看板は見かけませんでしたが、注意は必要かなと思いました。
植物園あたりをあるいていると「ブエモン平」とか「ブエモン池」と書かれた道標を見つけたので行ってみることにしました。「ブエモン平」もニッコウキスゲがたくさん咲いていました。後ろを振り向くと電柱があったりして、少しがっかりしますが、意識的に見ないようにするとよい雰囲気の場所だと思います。
次に「ブエモン池」に行きました。それほど大きな池ではありませんが、水芭蕉の花の季節はとても美しい眺めかもしれません。
次に「ノッキリ」方面へ歩くことにしました。
「寺子屋スキー場」のゲレンデあたりは、レジャーシートを敷いて休憩すると気持ちよさそうな場所があります。
【寺子屋峰ピーク】や【金山沢の頭】は魅力的な名称なのですが、【岩菅山登山口】から【金山沢の頭】あたりまでの登山道は特にこれといった眺めはありません。
【金山沢の頭】から少し進むと、よい眺めの場所がありました。ここから【ノッキリ】迄、歩いてみたかったのですが、帰りの渋滞のことも考えて、ここで引き返すことにしました。
帰りのゴンドラリフトでは、ポチは志賀高原の景色を楽しんでいるように見えました。
帰りは午後1時半頃に志賀高原を出発しました。渋滞に巻き込まれながら午後7時前に自宅に到着しました。一般道が長いので「渋川伊香保IC」に入ったのは午後4時16分です。
ポチは高齢なので適度に歩かせて、あとは抱っこやリュック型ドッグキャリーバッグの中でした。