ノラ・ジョーンズ のアルバム「Come Away With Me」についてWAV 44.1Khz/16bit音源とDSD 2.8Mz音源を聴き比べてみました。
このアルバムは最初TUTAYAで借りたCDをHDDプレーヤーに取り込んだのですが、moraという音楽配信サイトで色々な音源があることを知り、一番良さそうな音源をダウンロードしてみました。
機器はソニーHAP-Z1ESプレーヤー、ソニーTA-A1ESアンプ、ソニーSS-NA5ESpeスピーカー、です。プレーヤーの「DSDリマスタリングエンジン」はON、「DSEE」はAUTO、です。「DSEE」はDSD音源では自動的にOFFになります。
びっくりするほどの差はないと思いますが、やはりDSD 2.8Mz音源のほうが、より自然な音質のような気がしました。同じボリューム位置ではDSD 2.8Mz音源のほうが少し音量が小さい気がしました。おそらくDSD 2.8Mz音源のほうが、よりダイナミックレンジが広いということでしょうか。
DSD 2.8Mz音源はどちらかというと奥のほうで定位、WAV 44.1Khz/16bit音源はどちらかというと手前のほうで定位している印象を受けました。音のつながりはDSD 2.8Mz音源のほうがより滑らかなような気がします。WAV 44.1Khz/16bit音源のはっきりした感じも必ずしも悪くはないと思いました。じっくり聴き比べていると、そのうち訳が分からなくなってきます。
音源の音質の微妙な差については、第一印象、または何となくしっくりくるものを選べばそれでよいと思います。
音源の音質の微妙な差は分かりにくい場合がありますが、明らかに差が分かるものもあります。僕が持っている音源で明らかに超高音質と思えるのは、ハイレゾ音源配信サイト「e-onkyo music」で「Lovely e.p.」で検索すると出てくる3曲入りアルバム「DSF 2.8MHz/1bit」です。