この間の日曜日は妻と息子(20代前半)と一緒に鎌倉に行ってきました。息子は普段静岡で働いていますが、忙しい仕事が一段落ついたそうで、1週間ほど休暇をとることができたそうです。子供も大きくなると一緒にドライブに出かけることもなくなってきますが、たまに息子が帰ってきた時は、たまには一緒にドライブでも、ということで一緒に出かけることが多いです。今回は天気が悪いので、ポチ(15歳 トイプードル オス 白)は留守番です。
クルマは19年間23万キロ乗り続けているR53 BMWミニ JCWです。今回の走行距離は約158キロです。
午前10時頃に自宅を出発しました。高速道路は道路冠水の車線規制による渋滞があったり、前が見づらいほどの大雨が降ったりしました。前日【プティ・アンジュ息吹】というリーズナブルなフランス料理店に11時半に予約を入れておいたのですが、30分~1時間位遅れると、妻に連絡してもらいました。
予定より少し遅れて鎌倉に到着しました。
クルマは下記の駐車場に駐めました。「小町大路(こまちおおじ)」という通りは駐車場が多いので、だいたい何とかなります。今回は天気が悪いので駐車場は割と空いていました。料金も鎌倉としてはリーズナブルな駐車場が多いと思います。鎌倉の中心部にも比較的近いので便利です。
45分位遅れて12時15分位に【プティ・アンジュ息吹】に着きました。店内は適度にお客さんがいるという感じでした。
店内の雰囲気は良かったと思います。
3人とも2,500円位のランチを注文しました。内容は、鎌倉野菜のサラダオードブル、スープ、メイン料理(国産牛ほほ肉の赤ワイン煮込み)、コーヒー又は紅茶、自家製パン、ちょっとしたデザート、です。
料理は見た目にもきれいですし、ナスの皮をせんべい状にしたものとか、香りのよいパンとか、ちょっと変わった意外性のある料理もありました。メインの肉料理はナイフの必要がないくらい柔らかく煮込まれていました。値段の割に充実した料理だと思いました。
食事のあとは【建長寺】へ行きました。今日は雨が降ったり止んだりなので参拝客は少なめだったと思います。拝観料は500円です。
建長寺の釣鐘は、1255年(建長7年)に鋳造されたもので、国宝です。どんな音がするのでしょうか。
尚、夏目漱石は1895年(明治28年)に「鐘つけば銀杏ちるなり建長寺」という句を詠んでいるそうです。親友の正岡子規は、この句を参考にして「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」という有名な句を詠んだそうです。
あと印象的だったのは【仏殿】(国重要文化財)です。内部は、あまり修復されていない感じです。天井の絵なども、かすれていたりするのですが、それが逆に何百年も昔の空気を肌で感じることができるような気がしてよかったです。大きな地蔵菩薩が安置されていました。
建長寺を参拝した後は、いったん駐車場に戻り7キロほど離れた場所にある【満福寺】へ車で行きました。ここは【義経ゆかりの寺】と言われているようです。お寺の前の道はかなり細い道ですが車で行くことができます。。お寺に駐車場がありましたが、よくわからなかったので、お寺の前の3台駐められるコインパーキングに駐めました。お寺の雰囲気としては、よくある街中のお寺といった感じです。【弁慶の腰掛石】や【弁慶の手玉石】がありました。これらの石についての詳しいことは分かりませんでした。
建物の中に入る場合は拝観料200円が必要です。僕たちは建物の中には入りませんでした。満福寺のウェブサイトによると、「ご参拝 受付時間 9:00〜17:00 拝観料 大人200円、中学生100円、小学生以下無料」となっています。建物の中に入るのが17時までなのか、17時で寺に入れなくなってしまうのか、ちょっと分かりにくいのですが、どちらにしても16時半位までに訪れれば問題ないと思います。
ついでに、満福寺からしばらく歩いた所にある【鎌倉高校前駅の踏切】も見てきました。人気アニメ『スラムダンク』のオープニングシーンに登場する踏切だそうです。僕はよく知らなかったのですが、後日、You Tubeでオープニングシーンを調べてみて、なるほどと思いました。踏切もそうですが、まさに、この辺りの風景でした。尚、このアニメでは登場する高校などは架空の名称が使われているそうです。
踏切を見てから駐車場へ戻る途中ひどい雨になりました。雨がたくさん降ってくるとなるべく濡れないように傘の差し方を工夫しますが、更にひどい雨になるとズボンの裾や靴がびしょびしょになり、どうでもよくなってきます。そういう雨でした。やがて駐車場に着き車に乗り込むとホッとしました。そして家に帰ることにしました。
自宅には午後7時過ぎに到着しました。いつものことながら留守番をしていたポチに吠えられました。