うちは共働きで、日、祝日は妻も僕も休みなのですが、平日の休みは一致したりしなかったりです。この前の水曜日は、たまたま妻と休みが一致したので、鎌倉に行きました。天気が悪かったので、ポチ(15歳 トイプードル 白 オス)は留守番です。
クルマは19年23万キロ乗り続けているR53 BMWミニ JCWです。今回の走行距離は約145キロです。
午前10時位に出発して午前11時半過ぎに鎌倉に到着しました。
ポチに留守番をさせて、鎌倉に行くときは、途中の高速道路では結構雨が降ったりしてやっぱりポチは留守番でよかったと思うのですが、目的地に到着すると雨が止んでいることが多いです。今回もそうでした。
クルマは下記の駐車場に駐めました。「小町大路(こまちおおじ)」という通りは駐車場が多いので、だいたい何とかなります。料金も鎌倉としてはリーズナブルな駐車場が多いと思います。鎌倉の中心部にも比較的近いので便利です。
昼食は【ビストロ オランジュ】で食べました。グーグルによりますとジャンルは「お手頃 フランス料理店」です。当日に予約をとってから行きました。混み具合は、並ぶほどではないものの、店内は満席に近い状態でした。
ランチBコース 2,970円を注文しました。普通においしかったです。
下記ウェブサイトのトップページで大きな画像が自動的に切り替わりますが、6枚目、7枚目が実際の店舗の印象に近いと思います。
食事を済ませた後、歩いて【鎌倉文学館】へ行きました。「大町大路」や「由比ヶ浜大通り」を歩いて行きました。これらの道は車で通った時は特に何も感じなかったのですが、歩いてみると、いろいろ面白そうな店などがあり意外と楽しく歩くことができました。交通量は多めかもしれませんが、車道と歩道がしっかり分かれているので安全に歩くことができます。
やがて【鎌倉文学館】に着きました。ここは旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄贈を受け昭和60年(1985年)以来、文学館として活用しているそうです。僕は、文学に特に興味がある訳ではないのですが、旧○○邸といった建物を活用した施設が好きです。
【鎌倉文学館】は、旧前田侯爵家の別邸だけあって申し分のない場所に建っています。ベランダからは広い芝生の庭と遠くに海が見えます。ここで生活すると気持ちいいだろうなあ、と思います。
展示では、川端康成、芥川龍之介など文豪の直筆原稿や直筆原稿の複製が印象的でした。昔の作家は万年筆で原稿を書いていたのでしょうか。お気に入りの万年筆があったりしたのでしょうか。直筆原稿を見ていると、遠い昔の作家が身近に感じられる気がしました。
川端康成が愛犬バロンと海辺を散歩している写真も印象的でした。
鎌倉文学館の次は【極楽寺】をお参りしました。ここは北条重時が建立したお寺だそうです。
今回は【極楽寺】で引き返すことにしました。江ノ電の線路の横の道を通ったりしたのですが、本当に建物すれすれの所を電車が通っていました。
途中【御霊神社】をお詣りしました。ここは階段を少し上って線路を横切ったところに鳥居があります。鳥居のすぐ前に踏切があるという面白い景色です。
「由比ヶ浜大通り」を歩いていると【鎌倉ギルド】という、手作り手彫りアクセサリーの店があります。平日ですし、特に立地がいい場所でもないと思うのですが、なぜか若者を中心に賑わっている店です。有名な店なのでしょうか。www.kamakura-guild.com
「由比ヶ浜大通り」を更に歩くと【こ寿々】があります。妻によりますと【こ寿々】は、わらび餅で有名だそうです。「由比ヶ浜大通り」の【こ寿々】は店というよりは工場のようです。いわゆる製造直売所です。ここで、わらび餅を買いました。保冷剤も付けてもらいました。
更に歩いて鎌倉駅辺りに着きました。
以前から気になっていた【鎌倉茶々】の店がありました。思い切って【抹茶っ茶ソフト プレミアム】を買ってみました。690円もするのと、濃そうな抹茶ソフトにさらに抹茶をふりかけてあるので、濃すぎるのでないのかという二点が気になっていたのですが、買って正解でした。苦いとか濃すぎるということはないと思います。たいへんおいしい抹茶ソフトクリームだと思います。
自宅には午後7時頃に到着しました。いつものことながら留守番のポチはしばらく怒っていました。東京の夜は雨だったのでポチを散歩させることはできませんでした。
夕食後に【こ寿々】のわらび餅を頂きました。ねばりが強くうまく分けられませんでしたが、無理やり分けました。あとで分ったことですが、本わらび粉特有の粘着性のため取り分けにくいことがあるそうです。その場合は、少量の冷水をわらび餅にかけてからヘラ等で切り直すとよいそうです。味は美味しかったです。高価なわらび粉をふんだんに使用した本物のわらび餅といったところでしょうか。スーパー等で売っている、わらび餅もそれなりに美味しいのですが、わらび粉はあまり使われていないものが多いようです。
鎌倉は興味が尽きない場所でなのでよく訪れるようになりました。神社仏閣も多く、以前と比べて感謝の気持ちを込めたお辞儀をすることが多くなったと思います。