6月の株式市場は結構大荒れだったと思います。
10日発表の5月の米消費者物価指数(CPI)は市場予想を大きく上回りました。インフレがピークアウトしつつあるとの市場の認識が打ち砕かれたことが荒れた相場の始まりだったと思います。米株や日本株は大幅な下落となりました。
15日、FRBは0.75%の利上げを決定しました。利上げの道筋やインフレ抑制への強い姿勢が好感され米株や日本株は上昇する場面も見られました。
16日にスイス国立銀行が、政策金利を0.50%引き上げマイナス0.25%にすると発表しましたが、これが寝耳に水というか、大混乱の始まりだったと思います。日経平均やTOPIXの先物がすごく下げていて、これはまずいと思ったのですが、実際すごく下がりました。
僕は14日に東京エレクトロンを100株買っていたのですが、すごく下がりました。半導体関連株の下げがきつくて、含み損が一時、約640万円ほどになってしまいました。
いったん全株売却も考えたのですが、耐えて持ち続けることにしました。現在、配当を含む利益確定分が795万円ほどありますが、ここまで含み損が大きくなるとは思いませんでした。僕は2020年6月から株式投資を再開していますが、それ以前の、おそらく12年位ほったらかしにしていた期間についてはダイワダイレクトにも履歴がなく、正確な配当と利益確定分はわからないのですが、細かい数字は切り捨てたメモによりますと1,339,500円となっていました。この分は考慮しないことにしていたのですが、これも考慮した場合配当を含む利益確定分が約928万円になります。含み損がこの金額を超えると、本当に評価額で株式投資でマイナスの状態となってしまうので、なんとしてもそれだけは回避したいと思っています。
半導体関連株の下げがきつくて思ったのですが、僕のポートフォリオは半導体関連株が多くなっていました。
今にして思えば東京エレクトロンは買わずに買い付け余力約1,000万円の状態のほうが良かったのかもしれません。
ちょっとリスクの高い投資行動をとってしまった気がしますが、東京エレクトロンは優良株なので、そのうち持ち直すと信じたいです。
僕は毎日、日経電子版を読んでいますが、今回の荒れた相場の前兆については、次の記事かなと思います。
【JPモルガンCEO「ハリケーンがくる」 量的引き締め警戒】2022年6月2日
ダイモン氏は、アメリカのインフレが思ったより深刻かもしれないという気配をいち早く察知したのでしょうか。
僕はこの記事が、気になっていて、それなりに警戒していたつもりなのですが、もう少し慎重な投資行動が必要だったかもしれません。
6月24日時点での運用状況は次の通りです。すべて、現物日本株49銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。
41,305,967円(総額)
39,000,000円(投資額)
41,846,417円(保有株取得額)
+7,965,724円(売却益+配当)
-5,659,757円(含み益-含み損)
+2,305,967円(売却益+配当+含み益-含み損)
5,119,307円(買付余力)