MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

富士山の眺め

 僕は富士山の眺めが好きです。この前、行った大瀬崎(おせざき)や、だるま山レストハウスからの眺めも素晴らしいのですが、他にも素晴らしい眺めの場所が、たくさんあります。僕の10年位前の記憶では、富士山を、間近で見たい場合は精進湖(しょうじこ)と思っていたのですが、グーグルマップで調べてみたところでは距離的にはそうでもないようです。2、3回行ったことがあるのですが、迫ってくるような迫力があったような気がします。ざっと調べてみたところでは、明治時代に日本に帰化した英国人、ハリー・スチュアート・ホイットウォーズ氏が、富士山が一番美しく眺められる場所として1年がかりでやっとたどり着いたのが、精進湖だそうですので、僕の感覚はそれほど間違ってはいないと思います。古くは「東洋のスイス」として海外にも紹介されていたそうですが、現在では、富士山の眺め以外はそういう感じではありません。若干寂れ感が漂っているかもしれません。
 精進湖のすぐ近くの山田屋ホテルの貸切露天風呂からの眺めも素晴らしいです。だいぶん前になりますがキャノンのデジカメのカタログで、ここの貸し切り風呂からの眺めが作例として紹介されていました。例えば、銭湯ではペンキで描かれた富士山が、それなりに味わい深いですが、ここの貸し切り露天風呂の場合は、ペンキの絵ではなく実際の富士山という、たいへん贅沢なお風呂です。もう10年位行っていないのですが、山田屋ホテルのウェブサイトを見たところでは現在でもやっているようです。当時は日帰り入浴可能で、予約なしで入れました。もしご興味のある方は、現在はどのようなシステムになっているのかホテルによく確認されたほうがよいと思います。また、グーグルのクチコミでも多くの投稿がありますので参考になると思います。
 精進湖の富士山は、ある程度有名だと思いますが、あまり知られていないと思われるところでは、軍刀利神社(ぐんだりじんしゃ)元社付近からの富士山の眺めが、全然期待していなかった分、たいへん素晴らしかったです。ここから富士山が見えるんだ、という感じです。日によるのかもしれませんが、人はほとんどいませんでした。秘密のスポットみたいな感じがしました。本殿から元社までの道のりは、それなりにたいへんでした。何年か前に行ったので、少し記憶が曖昧ですが本殿近くに数台は止められる駐車場があり、トイレもありました。まずは本殿にお詣りしました。本殿近くに元社までの案内図があり、ある程度は参考になると思います。少し歩いて奥の院に着きました。ここには古い桂の巨樹が立っています。神々しさを感じました。ここにもお詣りをして元社を目指しました。男坂と女坂があります。両方とも道がはっきりしていない感じがして少し注意が必要だと思いました。妻とポチ(トイプードル)と一緒だったのですが、女坂を選びました。女坂でも十分に男坂位だと思います。男坂は、ほぼ不可能坂みたいな雰囲気に見えました。実際、どうなのかはわかりませんが、自信のない方は無理をしないほうが良いと思います。山道は慎重すぎるくらいが丁度いいと思います。それなりに苦労して辿り着いた元社ですが、男坂女坂が唯一の道ということではなく、陣馬山から三頭山に至る尾根の登山道の途中に位置していました。元社にもお詣りしてから、降りました。元社から見ても男坂は、ちょっとこれは、という感じがしました。