10年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。
再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。
11月末の日本市場は、日経平均 27,587円(先月末から381円の上昇)、TOPIX 1,985ポイント(先月末から56ポイントの上昇)でした。
11月の米市場では、インフレがピークアウトしたとの観測を背景にFRBが利上げペースを減速するとの見方が強まり、株価は堅調に推移しました。その流れを受けて日本市場も上昇しました。しかしながら米インフレの先行きは不確実性が高く注意が必要との見方が多いようです。年末から来春にかけて一時的な上昇相場が訪れるかもしれませんが、本格的な上昇相場はもう少し先なのかもしれません。2023年は大統領選挙の前年になり、米市場は上昇しやすいというアノマリーがあります。これはおそらく、選挙年は景気を良くしておきたいという政権の意向が働くからではないでしょうか。日米金利差が縮小に向かい、ある程度円高に振れるかもしれませんが、ここ数年の、円ドル相場と日本株相場の相関関係は、以前ほど明確ではなくなってきているようですので、過度に慌てることなく円高耐性のある企業をポートフォリオに組み入れる等の工夫をしていきたいと思います。
2022年11月の成績は、含み益-含み損がマイナス4,063,432円と、かなり大きな金額なのですが先月から、だいぶん改善しました。配当を含む利益確定分+含み益-含み損がプラス4,877,698円になりました。
こまめな利益確定と配当で、配当を含む利益確定分は10月末から439,456円増えて、8,941,130円になりました。
保有銘柄数は52銘柄です。買付余力は9,222,578円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしておきました。
含み損が約406万円と、かなり大きな金額ではあるのですが、配当を含む利益確定分から含み損を差し引いた年換算利回りを計算してみると5.36%なので、そこそこの利益は出ていると考えることにしています。
以前は数百万円の含み益が生じている状態だったのですが、ここ9ヶ月間位は数百万円の含み損が常態化してしまっています。厳しい状況の中で、コツコツと少しづつ利益を確定してきたのですが、振り返ってみると2022年2月末から9ヶ月間で配当を含む利益確定分が282万円ほど増えて894万円ほどになっています。このくらい利益確定分があれば、かなりの含み損にも耐えられると思います。2ヶ月前の9月30日には含み損が833万円ほどにもなってしまったことがあるので、まだまだ油断はできませんが地道に利益確定分を積み上げていきたいと思います。含み損は売却しなければ損失は確定しませんが、評価額が投資金額を下回ってしまう状況は決して好ましいものではないと思いますので、そのような状況にならないように市場の動向を注視していきたいと思います。ちなみに2ヶ月前の9月30日の評価額は投資金額を辛うじて10万円位上回っている状態だったので、かなりスレスレでした。
僕が、現在考えている投資方針は、保有銘柄のこまめな利益確定を行ないながら、マクロ環境の変化をいち早く察知し、日本株のポートフォリオを柔軟に変化させ、時代の流れにしなやかに対応していくことです。大きな利益を狙うというよりは、こまめに利益を積み上げていきたいと考えています。目標は日経平均やTOPIXをアウトパフォームすることです。
保有株の、3か月間、6か月間、1年間のパフォーマンスは少し改善してきました。3ヶ月間のパフォーマンスは日経平均を上回り、TOPIXを少し下回る程度です。6か月間、1年間については日経平均との比較では、だいぶん下回ってはいるものの改善傾向です。TOPIXとの比較では若干差が広がってきています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。
大和証券のダイワダイレクトでは自分の成績と株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。
保有株の1年間のパフォーマンス 約95.5% 日経平均 約100.5% TOPIX 約103.0%
保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約97.0% 日経平均 約102.0% TOPIX 約104.5%
保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約104.0% 日経平均 約102.5% TOPIX 約104.5%
2022年11月末時点での成績は次の通りです。すべて、現物日本株52銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。
49,941,130円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
45,877,698円(評価額)
41,000,000円(投資金額)
40,718,552円(保有株取得額)
36,655,120円(保有株評価額)
+8,941,130円(売却益+配当)
-4,063,432円(含み益-含み損)
+4,877,698円(売却益+配当+含み益-含み損)
9,222,578円(買付余力)
31,777,422円(投資額-買付余力)に対する8,941,130円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り11.25%
31,777,422円(投資額-買い付け余力)に対する4,257,698円(売却益+配当+含み益-含み損-2022年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り5.36%