MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

【犬連れ日帰りドライブ】街中のちょっとした秘境【図師小野路歴史環境保全地域】他 東京都 町田市

 4月29日(土)の祝日は妻とポチ(15歳 トイプードル オス)と一緒に、東京都町田市の里山などを散策しました。

 ある日、家の片付けをしていたら散歩の達人 首都圏 日帰りさんぽ(2020年4月)」という本が出てきて、【布田道と小野路宿】というコースが面白そうだったので行ってみることにしました。

 散歩の達人 首都圏 日帰りさんぽ(2020年4月)」の【布田道と小野路宿】コースについては下記のサイトで見ることが出来ます。マップも載っています。

san-tatsu.jp プロが執筆した上記のサイトを見れば、それでよいのかもしれませんが、僕独自の視点から今回の日帰りドライブを記事にしてみました。

 クルマはオルタネーターの交換が完了した20年23万キロ乗り続けているR53 BMWミニクーパーS JCWです。今回の走行距離は約100キロです。今回は大丈夫だったのですが、その後すぐ故障することになってしまいました。そのことについては、後日、記事で述べる予定です。

 4月29日(日)はGW初日で渋滞しそうですし、天気もいまいちそうでしたし、車が再度故障しないか何となく心配でした。そういったことから、特にこれといった予定はたてていなかったのですが、思ったより天気がよかったので午前10時50分頃に出かけることにしました。昼過ぎの12時15分位に目的地の「一本杉公園」の駐車場に到着しました。

 「一本杉公園」は特に大きな公園ではありませんが、ある程度の大きさの公園です。気持ちの良い公園で古民家もあります。

 池の近くの芝生広場で昼食を食べました。

 公園を少し散策してからハイキングを開始しました。

 上記サイトのマップの「1」の分岐は分かりにくく道標もないのですが、ここがハイキングコースの入り口です。ちょっとした別世界への入り口といったところでしょうか。

舗装路の左側の枯葉の細い道が入り口です。

goo.gl

goo.gl

細い道を少し歩いたところ。ちょっとした別世界への入り口といったところでしょうか。

 10分ほど歩いて下記の場所を左に曲がるとマップの「2」【関屋の切通し】です。goo.gl

goo.gl

【関屋の切通し】

【関屋の切通し】の案内板

 そのまま進むと【布田道】です。【布田道】新選組近藤勇沖田総司が通った道とされています。この道は舗装はされていますが林の中の細い道です。そんな道を歩いていると、いきなり野球グランドが現れて不思議な感じがします。野球少年たちが練習をしていました。

いきなり現れる野球グラウンド

【布田道】

 

【布田道】付近の風景1

 

【布田道】付近の風景2

 さらに歩くと別所バス停(マップの「3」)のある広い道に出ます。マップの「2」からここまでは、歩いて30分位でしょうか。

 ここから、マップ「4」【小野路里山交流館】まで歩いて25分位ですが、普通の道ですので、さほど楽しい感じではありません。

 【小野路里山交流館】は食事や休憩に便利だと思います。トイレもあります。ペットはNGだと思います。営業時間は午前9時~午後5時まで、年末年始が休館日のようです。

www.city.machida.tokyo.jp

 【小野路宿通り】は、それなりに味わい深い雰囲気が残っているような気がしましたが、言われなければ普通の道でしょうか。割と車の通行量の多い道ですが、車道と歩道が区切られているので比較的安全に歩くことが出来ると思います。

【小野路宿通り】

ストリートビューによる【小野路宿通り】

goo.gl

 【小野路宿通り】を15分ほど歩いてマップの「6」を左に曲がって細い道を進みます。

goo.gl

goo.gl

 しばらく歩くと「萩生田牧場」というそれほど大きくはない牧場があります。特にこれといったものはありませんが、羊と牛がいました。

【萩生田牧場】

【萩生田牧場】の牛

マップのコースとは少しずれていたようですが、のどかで気持ちの良い道でした。少し歩くとベンチのある休憩スペースがありました。眺めも良かったです。

ベンチのある休憩スペース

 木々に囲まれた細い道をどんどん歩いて行くと【小野路城跡】です。特にこれといったものはありませんが良い雰囲気の場所です。

 このあたりは【図師小野路歴史環境保全地域】となっています。必ずしも手つかずの自然が残っているという感じではなく適度に人の気配も感じる、独特な雰囲気の場所です。「里山」という言葉がぴったりの場所かもしれません。市街地とさほど離れた場所にある訳ではないのですが、市街地とは別の空気が流れているというか別の世界が広がっている感じがします。街中のちょっとした秘境といったところでしょうか。

 【よこやまの道】を散策した時も思ったのですが、ここに限らずこのあたりの地域はメインの通りを外れて細い道を入っていくと、別の世界が広がっているような場所が多いと思います。僕はジブリアニメには詳しくはありませんが、千と千尋の神隠しでトンネルを抜けると別の世界が広がっていたという感じでしょうか。

 尚、【図師小野路歴史環境保全地域】を歩いていると「希少生物の写真や情報をSNSに載せないで」という内容の注意書きの看板が所々にあります。「生物」の意味を調べてみると「動物・植物・微生物など生命をもつものの総称」となるようです。SNSとブログは異なるものだと思いますが、僕は希少な植物とありふれた植物の違いが分かりませんので、この付近の画像の掲載は控えることにしました。

 東京都が公開している【図師小野路歴史環境保全地域】の情報の一部は下記になります。公園と異なりレクリエーションを目的とする場ではないので散策にあたっては、保全の主旨をよく理解することが必要だそうです。

https://www.kankyo.metro.tokyo.lg.jp/nature/natural_environment/tokyo/area/08_zushi.files/zusionojiseidosetumei.pdf

 帰りはマップの「5」から「4」まで30分程歩き、そこからは行きと同じ道は通らず【小野路宿通り】を途中まで歩いて「2」に行きました。そして「一本杉公園」まで戻りました。帰りは午後5時10分頃に出発して自宅には午後6時半頃に到着しました。

【小野路宿通り】の、この道標の道を入っていくと割とすぐにマップ「2」に出ます。

 今回のコースは、比較的マイナーなハイキングコースと思われますが、時々ハイカーの人たちを見かけました。

 ポチは高齢なので、ある程度歩かせて、あとはリュック型ドッグキャリーバッグの中でした。