MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

20年間24万キロ乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWが役目を終えました。

 20年11ヶ月20日、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWが2023年11月14日に役目を終えました。

 思い入れのある車ですが、金銭的価値はほとんどありません。

 いつも修理や点検を依頼していた修理店では無料引き取り、買取店では買取不可、カーネクストのような業者では数万円です。

 長年、乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWに、ふさわしい最後について、いろいろ考えたのですが、ボランティア団体に寄付することにしました。

 ネットで色々調べて、「日本カーシェアリング協会」がよさそうだったので、そこにリサイクル寄付することにしました。

www.japan-csa.org

 多くの企業や団体の協力に支えられているボランティア団体のようですので、ここなら安心して車をリサイクル寄付することが出来ると思いました。

www.japan-csa.org

 車の寄付の概要は下記になります。「活用寄付」「リサイクル寄付」があります。僕の車の場合は「リサイクル寄付」です。

 尚、「活用寄付」については、全国から多くの車が寄付されているようですので、現状では受け付けていないかもしれません。「リサイクル寄付」については、いつでも受け付けているようです。

www.japan-csa.org

 午前9時半頃に提携業者の方が、車を引き取りに来る予定なので、その前に車をフクピカできれいにしておきました。ホイールは水で軽くきれいにしておきました。

 やがて、提携業者の方が来て、手続きは、あっけなく終わりました。提携業者の方は、ミニをレッカー車に乗せるために短い距離を運転していたのですが、R53 BMWミニ JCWは、いい音してるなあと思いました。最後までかっこいいクルマだったと思います。

 クルマが引き取られてから、ポチ(トイプードル オス 16歳2ヶ月)と近所を散歩しました。今日は雲一つない、とても良い天気でした。

雲ひとつない青空

ポチと近所を散歩しました。

 考えてみればR53 BMWミニ JCWを20年間24万キロも乗り続けて、無事故で楽しいカーライフを送ることができたということは、今日はおめでたい日なのでしょうか。

 気持ちの良い空を眺めていると、ユーミンの「ひこうき雲」を思い出しました。

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 R53 BMWミニはモディファイ前提の車だと思いますが、基本性能はしっかりしていたのだと思います。ECUチューニング、ブーストアップ、車高調、エキマニ交換、強化クラッチ等で本当に楽しいクルマに仕上がっていたと思います。

 僕がこのクルマを買った当初は、まだ目新しいクルマだったので、知らない人から時々声をかけられました。

 子供たちが小さい頃は家族4人で色々な場所をドライブしました。寒い日を走っている時、「ミニも寒いかなあ。」という話になり、娘が「ミニは赤いコートを着ているから大丈夫だよ。」と言っていたことを懐かしく思い出しました。

 クルマの調子が一番いい頃は、それなりにジェットコースターのような加速をしていました。妻も楽しそうでしたが、富士急ハイランドのドドンパに乗ってからは、ドドンパに比べるとしょぼいと言われるようになりました。

 今年の夏は670キロ走って徳島に帰省しました。途中の高速で停車したいと思うほどのどしゃぶりにも、よく耐えてくれたと思います。田舎でも色々な場所をドライブしました。

 10月は、娘が留学するので成田空港まで車で送って行ったのですが、故障せずに走ってくれました。

 11月、つい先日は名古屋で働いている息子が資格試験の受験のため東京に帰ってきたのですが、自宅から八王子まで約70キロの道のりを車で送って行きました。この時も故障せずに走ってくれました。

 R53 BMWミニ JCWは最後の最後まで、大切な任務をよくこなしてくれたと思います。

 いつまでも乗り続けたいと思っていたR53 BMWミニ JCWですが、1台ですべてをこなすのは、そろそろ限界かなと思うようになりました。

 これまで予防措置的にパーツ交換を行なっていたのですが、想定より早く故障するパーツが多くなってきました。

 うちは共働きなので、妻と休みが一致する週末のドライブは大切な時間ですし、ポチは高齢なので一日一日がとても貴重な時間です。

 セカンドカーとして、故障もおおらかな気持ちで受け入れるカーライフを送るのであれば、まだまだ末永く乗れるのかもしれませんが、うちの場合は車は1台です。

 人生において、出会いがあれば、別れもあるというのは、仕方のないことだと思います。

 僕にできることは、出会いを大切にし、共に過ごす時間を楽しみ、別れの時が訪れたときは納得のいく別れ方をする、ということでしょうか。