MINIPOCHI’s diary

僕は50代後半、妻は50代半ば、東京在住です。子供二人、犬一匹(16歳のトイプードル、ポチ)、20年11ヶ月、246,432Km乗り続けてきたR53 BMWミニ JCWは本当に楽しい車でした。現在は2022年式アウディRS3セダン(GYDNWF)です。ドライブ、株式投資、ペット、オーディオ、音楽、時計等、雑記ブログです。

素人の日本株投資【2023年5月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で3年ちょうどになります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

*内容は下記になります。

  • 各種指数、為替、金利の動向
  • 運用状況と年換算利回り
  • 僕の日本株ポートフォリオ日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較
  • 各種指数、為替、金利の動向の考察
  • 5月の振り返りと今後の運用方針について
  • 保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損下位5銘柄

 

*2023年5月末の指数、為替、金利

 マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 30,887円(先月末から2,031円(7.04%)の上昇 )
  • TOPIX 2,130ポイント(先月末から73ポイント(3.55%)の上昇)
  • NYダウ 32,908ドル(先月末から1,190ドル(3.49%)の下落)
  • ナスダック12,935ポイント(先月末から709ポイント(5.80%)の上昇)
  • S&P500 4,179ポイント(先月末から10ポイント(0.24%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 108,335ポイント(先月末から3,904ポイント(3.74%)の上昇)
  • 香港ハンセン 18,234ポイント(先月末から1,660ポイント(8.34%)の下落)
  • 中国企業指数 6,163ポイント(先月末から539ポイント(8.04%)の下落)
  • インドSENSEX 62,622ポイント(先月末から1,510ポイント(2.47%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,218ポイント(先月末から321ポイント(7.07%)の下落)
  • WTI原油先物 68.09ドル(先月末から8.69ドル(11.32%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,982ドル(先月末から17ドル(0.85%)の下落)
  • 米ドル/円為替相場 139.34円(先月末から3.06円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.0687ドル(先月末から0.0328ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 27.52円(先月末から0.22円の円安)
  • 人民元 19.59円(先月末から0.12円の円高)
  • インドルピー 1.6851円(先月末から0.0178円の円安)
  • ユーロ 148.93円(先月末から1.15円の円高)
  • 日本国債10年 0.430%(先月末から0.045%の上昇)
  • 米国国債10年 3.646%(先月末から0.226%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,089ドル(先月末から506ドル(5.59%)の下落)
  • SOX指数 3,453ポイント(先月末から459ポイント(15.33%)の上昇)
  • バルチック海運指数 977ポイント(先月末から599ポイント(38.01%)の下落)

 

*運用状況と年換算利回り

 2023年5月末時点での運用状況は下記になります。証券口座は大和証券のみです。現物日本株56銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •     54,347,061円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •     50,860,264円(評価額)
  •     43,000,000円(投資金額)
  •     44,293,027円(保有株取得額)
  •     40,806,230円(保有株評価額)
  • +11,347,061円(売却益+配当)
  •   -3,486,797円(含み益-含み損)
  •   +7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損) 
  •     10,054,034円(買付余力)

 

 年換算利回りは下記になります。

  • 32,945,966円(投資額-買付余力)に対する11,347,061円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り11.48%(税引き後)
  • 32,945,966円(投資額-買い付け余力)に対する7,860,264円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り7.33%

*最近PBRについて「仮にその会社が解散した場合・・・」というのをよく耳にします。PBRとは関係ないのですが「仮に・・・」という考え方が気になりました。資産有用は連続しているものですが、仮にある時点でやめた場合の成績を考えてみることも意味があると思うので、仮に全株売却した場合のリターンと年換算利回りも検討することにしました。

  • 43,000,000円(投資金額)に対する8,061,623円(仮に全株売却した場合の利益概算)リターン 約18.75%(税引き後)
  • 43,000,000円(投資金額)に対する8,061,623円(仮に全株売却した場合の利益概算)の2020年6月以降の年換算利回り 約6.25%(税引き後)

 

*僕の日本株ポートフォリオ日経平均及びTOPIXとのパフォーマンスの比較

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。再開して3年になるので3年間のパフォーマンスも検討することにしました。

 保有株の、3か月間~1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXを少し下回る程度にまで回復してきました。TOPIXの3か月間のパフォーマンスはあまりよくないようですので、僕のポートフォリオの方が少し上回っています。

 保有株の3年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをある程度上回っています。

 

*各種指数、為替、金利の動向の考察

 2023年5月は、日経平均TOPIXが先月から上昇しました。特に日経平均はかなり上昇しました。海外では、香港ハンセンと中国企業指数がかなり下落しました。ユーロストックス50 もかなり下落しました。NYダウは下落ですがナスダックはかなり上昇しました。WTI原油先物金価格が、かなり下落しました。日本国債10年と米国国債10年の金利は上昇しました。SOX指数が15%も上昇しました。バルチック海運指数は38%も下落しました。

 2023年5月は各種指数が大きく変動している印象です。目先の景気悪化を見越して半導体関連株を中心に買いが入っているということでしょうか。世界景気に大きな影響がある中国関連の株価がさえないのは気になるところです。5月下旬にイーロン・マスク氏やジェイミー・ダイモン氏が中国を訪問していますが、これから何らかの動きがあるのでしょうか。

 

*5月の振り返りと今後の運用方針について
 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス3,486,797円と、先月末から112万円ほど改善しました。株価指数が上昇すると含み損も少なくなるようです。
配当を含む利益確定分先月末から税引き後で1,456,960円(配当127,581円、利益確定1,329,379円)増えて、11,347,061円(税引き後)になりました。今月はだいぶん増えました。これまで日本株のパフォーマンスは今一つで、僕の日本株ポートフォリオの含み損も大きく、耐え忍ぶような運用期間が比較的長かったと思います。コップから滴り落ちる水滴を少しずつ集めるような感じで利益を確定させ、じわりじわりと含み損に対する耐性を高めていくような投資戦略だったと思います。

 5月末時点では4300万円の投資額に対して約1,134万円の利益を確定させ再投資している状況ですので、ある程度の含み損には耐えられるようになってきたと思います。また、日本株を取り巻く環境について先行きが明るい可能性があるかもしれないので、慎重さを失わないようにしながら新しい投資戦略を考えたほうがよいのかもしれないと思いました。
 保有銘柄数は56銘柄です。先月から2銘柄減らしました。買付余力は10,054,034円です。5月30日の買付余力は600万円ほどだったのですが、5月31日に日経平均が440円ほど下落しましたので、急遽資金を避難させ買付余力を多くしました。6月6日時点での買付余力は780万円ほどです。日本株は、かなり上昇していますので、積極的に運用したいところですが、相場の下落時には速やかに現金化できるようにしておきたいと思います。

 現在、見られるような日本株の上昇について、的確に予測していた専門家はほとんどいないと思います。株価が上昇するのは良いことですが急落が心配になってきます。ハワード・マークス氏のことを思い出しました。ぶれない投資を心掛けたいと思います。

www.youtube.com

 

minipochi.hateblo.jp

 今の株価上昇につながる動きについて考えてみました。考えてみれば国策として半導体産業を支援するなど、日本の半導体産業についてはポジティブなニュースが多くあったと思いますが市場の反応は限定的だったと思います。バフェット氏のTSMC全株売却は意外なニュースでしたが、今にして思えば半導体業界がこれまでとは大きく変わることの始まりだったのでしょうか。

 エヌビディアの決算そして生成AIの可能性の大きさから半導体関連の株価が大きく上昇していますが、前触れのような動きがなかったかどうかよく考えてみたいと思います。

 話は変わりますが、日経電子版で少し気になるニュースがありました。下記の記事は有料会員でなければ全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 自動車業界の流れが大きく変わる可能性があるかもしれないので、この動きについては注視していきたいと思います。

 EVについては、やはりバッテリーがネックだと思います。商用車での普及は大きく進むと思われますが、自家用車については、技術革新がなければ本格的な普及は難しいような気がしないでもありません。例えばスマートフォンは広く普及はしましたが、バッテリーについては、いまだに不便な思いをしながら毎日のように充電している人が多いと思います。スマートフォンの場合は充電の面倒さは許容範囲内ですが、車の場合は充電の面倒さを許容範囲内と考える人が増えるかどうかが普及のカギのひとつになると思います。

 世の中は様々な技術が進化していますが、例えば「人間のようなロボット」や「バッテリー」等、ある壁を越えることが難しい分野があると思います。逆にいえば革新的な技術を開発した企業が現われれば株価が急騰するのだと思います。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄

 

  • 評価金額下位5銘柄
  • 住友化学 249,600円 評価損益率 -12.94%
  • 薬王堂HD 249,800円 評価損益率 -3.06%
  • 三井不動産 266,250円 評価損益率 -6.61%
  • 出光興産 270,800円 評価損益率 -22.92%
  • 日本製鉄 271,550円 評価損益率 -14.71%

 

  • 含み益上位5銘柄
  • ルネサスエレクトロニクス +70,800円 評価金額 916,000円  評価損益率 +8.37%
  • アドバンテスト +38,100円 評価金額 1,791,000円  評価損益率 +2.17%
  • 信越化学 +35,600円 評価金額 1,718,800円  評価損益率 +2.11%
  • キャノン +25,200円 評価金額 692,200円  評価損益率 +3.77%
  • 本田技研 +25,000円 評価金額 801,000円  評価損益率  +3.22%

 

  • 含み損下位5銘柄
  • リクルート -632,635円 評価金額 858,000円  評価損益率  -42.44%
  • ニデック -498,842円 評価金額 694,000円  評価損益率  -41.81%
  • エストHD -390,850円 評価金額 283,700円  評価損益率  -57.94%
  • 中外製薬 -211,318円 評価金額 375,500円  評価損益率 -36.01%
  • 住友鉱山 -166,800円 評価金額 423,000円 評価損益率  -28.28%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。保有銘柄について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。こまめに利益を確定して含み益が大きくなり過ぎないようにしていますが、この投資戦略が正しいのかどうかは分かりません。これまでの株式市場のように、上がったり下がったりではなく、右肩上がりに株価が上昇する可能性があるかもしれないので、投資戦略も変更したほうがよいのかもしれません。

素人の日本株投資【2023年4月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年11ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 


*2023年4月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 28,856円(先月末から455円(1.60%)の上昇 )
  • TOPIX 2,057ポイント(先月末から54ポイント(2.70%)の上昇)
  • NYダウ 34,098ドル(先月末から824ドル(2.48%)の上昇)
  • ナスダック12,226ポイント(先月末から5ポイント(0.04%)の上昇)
  • S&P500 4,169ポイント(先月末から60ポイント(1.46%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 104,431ポイント(先月末から2,549ポイント(2.50%)の上昇)
  • 香港ハンセン 19,894ポイント(先月末から506ポイント(2.48%)の下落)
  • 中国企業指数 6,702ポイント(先月末から266ポイント(3.82%)の下落)
  • インドSENSEX 61,112ポイント(先月末から2,121ポイント(3.60%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,539ポイント(先月末から224ポイント(5.19%)の上昇)
  • WTI原油先物 76.78ドル(先月末から1.11ドル(1.47%)の上昇)
  • NYMEX金先物 1,999ドル(先月末から13ドル(0.65%)の上昇)
  • 米ドル/円為替相場 136.28円(先月末から3.49円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.1015ドル(先月末から0.0173ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 27.30円(先月末から1.08円の円安)
  • 人民元 19.71円(先月末から0.39円の円安)
  • インドルピー 1.6673円(先月末から0.0516円の円安)
  • ユーロ 150.08円(先月末から6.10円の円安)
  • 日本国債10年 0.385%(先月末から0.065%の上昇)
  • 米国国債10年 3.420%(先月末から0.051%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,595ドル(先月末から398ドル(4.43%)の下落)
  • SOX指数 2,994ポイント(先月末から236ポイント(7.31%)の下落)
  • バルチック海運指数 1,576ポイント(先月末から187ポイント(13.46%)の上昇)

 


*2023年4月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •   52,890,101円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   48,274,796円(評価額)
  •   43,000,000円(投資金額)
  •   43,031,985円(保有株取得額)
  •   38,416,680円(保有株評価額)
  • +9,890,101円(売却益+配当)
  • -4,615,305円(含み益-含み損)
  • +5,274,796円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •     9,858,116円(買付余力)

 

  • 33,141,884円(投資額-買付余力)に対する9,890,101円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.23%(税引き後)
  • 33,141,884円(投資額-買い付け余力)に対する4,654,796円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.82%


大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをある程度下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っており、TOPIXを少し下回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。

 

  • 2023年3月は、日経平均TOPIXが先月から上昇しました。海外では、香港ハンセンと中国企業指数が下落しましたが、他の市場は上昇しました。欧州の市場が特に力強く、インド市場もかなり上昇しました。ナスダックはわずかな上昇です。
  • 金価格が少し上昇しました。日本国債10年の金利は上昇、米国国債10年の金利は低下しました。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス4,615,305円と、先月末とほぼ同じです。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で131,429円(配当0円、利益確定131,429円)増えて、9,853,426円(税引き後)になりました。
  • 保有銘柄数は58銘柄です。保有銘柄数を多くしています。そうすることで、思いがけない良い状況、或いは思いがけない悪い状況に対して対処しやすくなると思います。買付余力は9,858,116円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。

 

  • 評価金額上位5銘柄
  • 東京エレクトロン 4,648,500円 評価損益率 -10.10%
  • ソニーグループ 2,566,000円 評価損益率 +4.76%
  • レーザーテック 1,840,000円 評価損益率 -15.81%
  • 信越化学 1,545,200円 評価損益率 -8.19%
  • トヨタ自動車 1,114,200円 評価損益率 -17.31%

 

 

  • 含み益上位5銘柄
  • ソニーグループ +116,600円 評価金額 2,566,000円  評価損益率 +4.76%
  • ブリヂストン +15,800円 評価金額 543,800円  評価損益率 +2.99%
  • ANA  +13,050円 評価金額 295,750円  評価損益率 +4.61%
  • ライト工業  +9,923円 評価金額 400,600円  評価損益率 +2.53%
  • NTT  +9,400円 評価金額 829,800円  評価損益率  +1.14%

 

  • 含み損上位5銘柄
  • リクルート -725,835円 評価金額 764,800円  評価損益率  -48.69%
  • ニデック -522,442円 評価金額 670,400円  評価損益率  -43.79%
  • 東京エレクトロン -522,300円 評価金額 4,648,500円  評価損益率  -10.10%
  • エストHD -351,550円 評価金額 323,00円  評価損益率 -52.11%
  • レーザーテック -345,717円 評価金額 1,840,000円 評価損益率  -15,81%


 2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。保有株について4項目をランク付けしてみると、結構ひどい運用状況に思えるのですが、それなりに利益は出ています。

 コツコツと少しずつ利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額が985万円ほどになりました。ある程度の含み損には耐えられるようになってきたと思います。

 次の段階としては、少しずつでも含み損を少なくしていきたいと考えています。損切をすれば含み損はなくなりますが、現在のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。当時は仕方ないと思っていましたが、仮に保有し続けた場合は、かなり含み益が出ることになりました。しかしながら売却額を運用して、それなりに利益を出すことが出来たので、それでよしと考えることにしています。

 テーマ型投資信託というのがありますが、僕の日本株ポートフォリオもテーマを考えてみると良いかもしれないと思いました。僕は小学生の頃から電子工作が好きだったので、半導体関連の銘柄が気になります。メインは半導体関連のセクター、そしてそれを補完する他のセクター、という構成でポートフォリオを組むと面白いかもしれないと思いました。

 余談になりますが、東芝の2SC372というシリコントランジスタは電子工作の定番のパーツでした。リレーというパーツはオムロン製がよく使われていました。電磁石を使用したスイッチで透明なカバーで覆われているパーツです。オーディオアンプ用の高級トランスはタムラ製作所が有名でした。ボリュームやロータリースイッチ、エアバリコンはアルプス(現アルプスアルパイン)が有名でした。セラミックコンデンサという茶色の円盤状のパーツは村田製作所製が多かったと思います。日立製作所のパワーMOS FET(2SJ49/2SK134)という電界効果トランジスタを使ってオーディオアンプを製作したこともありました。

 現在、日経電子版等では半導体の微細化がよく取り上げられています。LSI(大規模集積回路)という電子部品は、トランジスタコンデンサ、抵抗といった素子が多いものでは1,000万素子以上、小さなパッケージに集積化された電子部品とされていますが、微細化が進めば更に集積度が上がることになります。本当に信じられないような技術だと思います。

素人の日本株投資【2023年3月の運用状況】

 11年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年10ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

*2023年3月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 28,401円(先月末から956円(3.48%)の上昇 )
  • TOPIX 2,003ポイント(先月末から10ポイント(0.50%)の上昇)
  • NYダウ 33,274ドル(先月末から618ドル(1.89%)の上昇)
  • ナスダック12,221ポイント(先月末から766ポイント(6.69%)の上昇)
  • S&P500 4,109ポイント(先月末から139ポイント(3.50%)の上昇)
  • ブラジルボベスパ 101,882ポイント(先月末から3,049ポイント(2.91%)の下落)
  • 香港ハンセン 20,400ポイント(先月末から615ポイント(3.11%)の上昇)
  • 中国企業指数 6,968ポイント(先月末から387ポイント(5.88%)の上昇)
  • インドSENSEX 58,991ポイント(先月末から29ポイント(0.05%)の上昇)
  • ユーロストックス50  4,315ポイント(先月末から77ポイント(1.82%)の上昇)
  • WTI原油先物 75.67ドル(先月末から1.38ドル(1.79%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,986ドル(先月末から150ドル(8.17%)の上昇)
  • 米ドル/円為替相場 132.79円(先月末から3.35円の円高)
  • ユーロ/米ドル 1.0842ドル(先月末から0.0261ドルのドル安)
  • ブラジルレアル 26.22円(先月末から0.24円の円安)
  • 人民元 19.32円(先月末から0.31円の円高)
  • インドルピー 1.6157円(先月末から0.0321円の円高)
  • ユーロ 143.98円(先月末から0.08円の円高)
  • 日本国債10年 0.320%(先月末から0.18%の低下)
  • 米国国債10年 3.471%(先月末から0.451%の低下)
  • LME銅3ヶ月先物 8,993ドル(先月末から32ドル(0.36%)の上昇)
  • SOX指数 3,230ポイント(先月末から272ポイント(9.20%)の上昇)
  • バルチック海運指数 1389ポイント(先月末から399ポイント(40.30%)の上昇)

 

*2023年3月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株59銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •   52,758,672円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   46,440,542円(評価額)
  •   43,000,000円(投資金額) *100万円追加 
  •   41,790,164円(保有株取得額)
  •   37,137,400円(保有株評価額)
  • +9,758,672円(売却益+配当)  
  • -4,652,764円(含み益-含み損)
  • +5,105,908円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •   10,968,508円(買付余力)

 

  • 32,031,492円(投資額-買付余力)に対する9,758,672円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.75%(税引き後)
  • 32,031,492円(投資額-買い付け余力)に対する4,485,908円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.94%


大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均を少し下回っており、TOPIXをわずかに上回っています。6か月間では日経平均TOPIXを少し上回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っていますが、少しずつ改善してきていると思います。

 

  • 2023年3月は、日経平均が先月から上昇しました。TOPIXも先月から少し上昇しました。海外では、ブラジルボベスパが下落しましたが、他の市場は上昇しました。アメリカと中国の市場が力強く、インド市場はわずかな上昇です。
  • 金価格がかなり上昇しました。日本国債10年、米国国債10年共に金利が低下しました。日本国債10年は2月10日~3月7日までずっと金利が0.500%に張り付いていましたので日銀が金利の上昇を抑え込んでいたということだと思いますが、現在はそのような状況ではないようです。マーケットはリスクオフの傾向が強くなってきているということかもしれませんが、一方で日、米、中の株価はかなり上昇しています。新興国のブラジル、インドの株価はさえないようです。投資家の資金は安全性の高い資産に向かっているということでしょうか。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス4,652,764円と、先月末のマイナス5,024,695円から少し改善しました。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から税引き後で293,435円(配当52,914円、利益確定240,521円)増えて、9,758,672円(税引き後)になりました。
  • 保有銘柄数は59銘柄です。株式市場は予想外のことがよく起こるので、保有銘柄数を多くしています。そうすることで、思いがけない良い状況、或いは思いがけない悪い状況に対して対処しやすくなると思います。買付余力は11,968,508円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。細かく見ていくと結構ひどい運用状況のように思えるのですが、全体で見るとそれなりに利益が出ているのが、不思議ではないのですが不思議な感じがします。尚、3月末の「保有証券一覧」を印刷するのを忘れていましたので、4月4日現在の数値になります。

 

 

  • 含み益上位5銘柄
  • 日立 +25,300円 評価金額 744,200円  評価損益率 +3.51%
  • そーせいグループ +21,000円 評価金額 481,000円  評価損益率 +4.56%
  • 東海旅客鉄道  +11,960円 評価金額 1,618,500円  評価損益率 +0.74%
  • 本田技研  +5,200円 評価金額 359,400円  評価損益率 +1.46%
  • スズキ  +4,200円 評価金額 487,500円  評価損益率  +0.86%

 

  • 含み損上位5銘柄
  • リクルート -746,035円 評価金額 744,600円  評価損益率  -50.04%
  • ニデック -501,442円 評価金額 691,400円  評価損益率  -42.03%
  • 東京エレクトロン -429,300円 評価金額 4,741,500円  評価損益率  -8.30%
  • エストHD -339,050円 評価金額 313,500円  評価損益率 -53.52%
  • 富士フイルム -257,039円 評価金額 671,100円  評価損益率 -27.71%  


*2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。僕が考えている、現状で出来ることは、コツコツと少しずつでも利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額を少しづつでも増やしていき、より大きな含み損に耐えられるようにすることです。今は、耐える時期だと思っています。ぽたぽたと滴り落ちる水滴をすくって集めるようなイメージでしょうか。2020年6月から日本株投資を再開して、「配当を含む利益確定分」を「含み損」が上回ったことはありませんが、2022年9月30日は838万円もの含み損が襲ってきて10万円位しかプラスになっていない状況になったことがあります。現在では仮に838万円の含み損が襲ってきても138万円位のプラスは維持できますので、僕の日本株ポートフォリオも少しづつ力強くなってきていると思います。

 株式投資では、損切りが重要とよく言われていますが、僕は今のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。

 損切りの判断は難しいと思います。機関投資家の方は大変かもしれませんが、個人の場合は誰にも文句を言われることはないので、気長に持ち続けるのもひとつの方法かもしれません。

 含み損は精神衛生上よくないと言われることもあります。

 含み損との付き合い方について、僕の場合は、毎日含み損と含み益をノートに記録しています。毎日、含み損や含み益の現実としっかり向き合うことを続けていると、含み損があまり気にならなくなってきました。これは決して「あきらめ」ということではなく、現実としっかり向き合うことで、現状を少しでもよくするアイデアも色々浮かんでくるようになりました。

 

 株式市場の先行きについては「金融不安」が気になるところです。

 日経電子版、大和証券のレポート、ピクテのセミナー等の情報を総合的に判断すると、「リーマンショックのようにはならないものの一定の警戒は必要」といったところでしょうか。マクロの経済指標については、現在のところ特に悪い数値は出ていないようです。

  日経電子版2023年4月5日の、ジェイミー・ダイモン氏の記事は気になるところですが、目先のことではなく長期的な視点からの見解を述べています。

 記事の中で、ダイモン氏は「08年の危機時とは全く違う。今回の危機は金融関係者の数も解決すべき問題もはるかに少ない」と述べていますので、ここは少し安心できるところです。

 日経電子版にダイモン氏がよく登場するようになると、僕はすごく気になります。「Thik!」によると中空麻奈氏もダイモン氏のリスク管理能力には注目しているようです。尚、下記の記事は登録していないと全文読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 銀行は金融当局の厳しい規制を受けていると言われていますがシリコンバレーバンクは破綻しました。シリコンバレーバンクはひどい経営だったとか、金融当局が警告していたけれども改善が見られなかったとか言われており、それは事実なのかもしれませんが、やはり言い訳がましい印象は残ります。

 厳格な規制対象になっている銀行でも破綻する時は破綻するので、厳格な規制対象になっていない「シャドーバンク」についての動向については注視が必要だと思います。「シャドーバンク」については厳格な規制対象となっていないので実態が分かりにくいと言われているようです。

個人投資家説明会【ショーボンドHD】【東京証券取引所 】【明徳稲荷神社】東京 兜町

 3月23日(木)はショーボンドホールディングス株式会社の、個人投資家説明会に行ってきました。会場は東京証券取引所です。多くの個人投資家が参加していました。岸本達也社長及び関口恭裕経営企画部長から会社概要、業績、施工事例等についての説明がありました。

 会社名の「ショーボンド」とは高性能接着剤の商品名だそうです。

 同社は1958年6月に「昭和工業株式会社」として創業しました。当初は硬質塩化ビニールの加工や配管工事が主たる事業内容だったようです。1959年に八久和ダム建設現場排水路のひび割れ補修で塩ビ版を内張りした際にエポキシ樹脂を用いて速やかに補修できたことをヒントに、エポキシ樹脂系高性能強力接着剤を開発し「ショーボンド」と命名し、1960年から「ショーボンド」の販売、施工を開始したようです。

 1963年に社名を「株式会社ショーボンド」に改称しています。

 「ショーボンド」という商品名の由来についての説明はありませんでしたが、おそらく「昭和工業のボンド」でしょうか。

 尚、1959年に開発した接着剤は現在の#101相当品だそうです。

ショーボンド建設のウェブサイトで製品のカタログが見つかりました。

https://www.sho-bond.co.jp/method/pdf/material_cata_001.pdf

 岸本社長については、おそらく、やり手の経営者だと思います。時々、瞬間的に鋭い表情が感じられました。

 考えてみれば、投資先企業の説明会等に参加して経営者の経営方針等について確認するというのは、株式投資の基本そして王道だと思います。機会があれば、いろいろな企業の説明会等に参加してみたいと思いました。

 東京証券取引所付近は何度か訪れたことがありますが、人通りは比較的少なく静かな印象です。「巨額の資金が渦巻いている静かな街、兜町」といったところでしょうか。日本から或いは世界から、お金への欲望が極度に凝縮されて集中している場所が「東京証券取引所」だと思います。気のせいかもしれませんが、兜町はお金の匂いがぷんぷんしているような気がしました。

東京証券取引所

 ショーボンドの説明会のあとは近くの神社に寄ってみました。

日本橋日枝神社」「明徳稲荷神社」「兜神社」にお詣りしました。日本橋日枝神社」と「明徳稲荷神社」は同じ境内にあります。「東京証券取引所」から歩いて150mほどの距離です。「兜神社」は「東京証券取引所」のすぐ横です。「兜神社」は「日本取引所グループ」のウェブサイトでも紹介されています。小さな神社ですが証券界の守り神とされているようです。

www.jpx.co.jp

 僕が特に印象的だったのは「明徳稲荷神社」です。小さな神社ですが、玉垣(神社の周りを囲んでいる境界の柵)を見ると少し驚きます。玉垣には多くの証券会社等の銘が刻まれていました。「東京証券取引所」、「日興証券」、僕も利用している「大和證券」、今はなき「山一証券」等、大手企業の銘も多く見られました。ここは小さな神社なのですが、何か特別な神社なのかもしれないと思い、ざっと調べてみました。「明徳稲荷神社」は、現在の東京証券会館の場所に鎮座していたようですが、東京証券会館の建設に伴い昭和38年に現在の場所に遷座(移転)したようです。神様への尊敬と感謝の念からの寄進ということかもしれません。

 また、株式市場が暴落等の悪い動きをすることなく、末永く安定的に発展しますように、という証券関係者の切なる願いが、玉垣の銘から感じられる気がしました。株式市場は、時に不可抗力とも思える動きをする場合があり、そういう意味では水物だと思います。

goo.gl

日本橋日枝神社」入り口

「明徳稲荷神社」

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣1

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣2

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣3

証券会社の銘が多く刻まれている「明徳稲荷神社」の玉垣4

素人の日本株投資【2023年2月の運用状況】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資2020年6月から再開しています。今月で2年9ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

 

*2023年2月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとして、色々な指数、為替、金利を、毎日チェックしています。

  • 日経平均 27,445円(先月末から118円(0.43%)の上昇 )
  • TOPIX 1,993ポイント(先月末から18ポイント(0.91%)の上昇)
  • NYダウ 32,656ドル(先月末から1,430ドル(4.20%)の下落)
  • ナスダック11,455ポイント(先月末から129ポイント(1.11%)の下落)
  • S&P500 3,970ポイント(先月末から106ポイント(2.60%)の下落)
  • ブラジルボベスパ 104,931ポイント(先月末から8,499ポイント(7.49%)の下落)
  • 香港ハンセン 19,785ポイント(先月末から2,057ポイント(9.42%)の下落)
  • 中国企業指数 6,581ポイント(先月末から843ポイント(11.36%)の下落)
  • インドSENSEX 59,549ポイント(先月末から587ポイント(0.99%)の下落)
  • ユーロストックス50  4,238ポイント(先月末から75ポイント(1.81%)の上昇)
  • WTI原油先物 77.05ドル(先月末から1.82ドル(2.31%)の下落)
  • NYMEX金先物 1,836ドル(先月末から109ドル(5.60%)の下落)
  • 米ドル/円為替相場 136.14円(先月末から5.96円の円安)
  • ユーロ/米ドル 1.05817ドル(先月末から0.0286ドルのドル高)
  • ブラジルレアル 25.98円(先月末から0.34円の円安)
  • 人民元 19.63円(先月末から0.37円の円安)
  • インドルピー 1.6478円(先月末から0.0555円の円安)
  • ユーロ 144.06円(先月末から2.57円の円安)
  • 日本国債10年 0.500%(先月末から0.01%の上昇)
  • 米国国債10年 3.922%(先月末から0.412%の上昇)
  • LME銅3ヶ月先物 8,961ドル(先月末から261ドル(2.83%)の下落)
  • SOX指数 2,958ポイント(先月末から37ポイント(1.27%)の上昇)

 

*2023年2月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株60銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  •  51,465,237円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)
  •   46,440,542円(評価額)
  •   42,000,000円(投資金額) 
  •   42,999,065円(保有株取得額)
  •   37,974,370円(保有株評価額)
  • +9,465,237円(売却益+配当)  
  • -5,024,695円(含み益-含み損)
  • +4,440,542円(売却益+配当+含み益-含み損)
  •     8,466,172円(買付余力)

 

  • 33,533,828円(投資額-買付余力)に対する9,465,237円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.26%(税引き後)
  • 33,533,828円(投資額-買い付け余力)に対する3,820,542円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.14%

 

大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均とほぼ同じで、TOPIXを少し下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っていますが、TOPIXを少し下回っています。1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 

  • 2023年2月は、日経平均TOPIXが、先月から少し上昇しました。海外では、ユーロストックス50が上昇しましたが、他の主な市場は下落しています。
  • 僕の日本株ポートフォリオ含み益-含み損はマイナス5,024,695円と、先月末のマイナス4,702,070円から少し悪化しました。
  • こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から137,190円増えて、9,465,237円になりました。
  • 保有銘柄数は60銘柄です。ランダムウォーク理論の考え方を取り入れ、保有銘柄数を多くしています。買付余力は8,466,172円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

保有株について、評価金額上位5銘柄、評価金額下位5銘柄、含み益上位5銘柄、含み損上位5銘柄は下記の通りです。細かく見ていくと結構ひどい運用状況のように思えるのですが、全体で見るとそれなりに利益が出ているのが、不思議ではないのですが不思議な感じがします。

 

 

 

 

*2020年6月から日本株投資を再開して、しばらくは右肩上がりだったと思います。2022年5月頃から含み損が大きくなってきました。株価の下落についての認識が甘かったと思います。僕が考えている現状で出来ることは、コツコツと少しずつでも利益を確定させていき、配当を含む利益確定の金額を少しづつでも増やしていき、より大きな含み損に耐えられるようにすることです。今は、耐える時期だと思っています。

 株式投資では、損切りが重要とよく言われていますが、僕は今のところ、損切りの必要性はあまり感じていません。2020年6月から株式投資を再開して本格的な損切りを行なったのは1回だけです。2022年2月に、ファーストリテイリングを約650万円で購入して、まもなくロシアのウクライナ侵攻が始まり、約48万円の損切りで約10万円税金が戻ってきて約38万円の損失を確定させました。

 損切りの判断は難しいと思います。機関投資家の方は大変かもしれませんが、個人の場合は誰にも文句を言われることはないので、気長に持ち続けるのもひとつの方法かもしれません。

名曲「イマジン」とパラダイムシフト

 ジョンレノンとオノヨーコの名曲「イマジン」は、いろいろなメッセージを発していると思いますが、核心は平和的な生き方について発想の転換(パラダイムシフト)を提案している曲だと思います。必ずしも、宗教、国家、所有を否定するものではないと僕は解釈しています。「イマジン」のテーマのひとつに「想像」があると思いますが、受け取る側にも想像力が求められる曲だと思います。

 僕は趣味と実益を兼ねて日本株投資をやっています。株式投資の世界では当然のことながら、お金について語られることがほとんどです。しかしながら株式投資は、お金以外の知識の幅が広がるという意外なメリットもあると思います。

 株式投資に関する情報取集で、よく目にする言葉「SDGs」について色々調べているうち、「SDGsの考え方」と「イマジンの世界観」には共通するものがあると思うようになりました。

 「イマジン」はとても有名な曲で、僕も昔からよく知っていますので「イマジン再考」といったところでしょうか。

ja.wikipedia.org

 上記のサイトによりますと、「イマジン」の歌詞は、1964年に発表されたオノ・ヨーコの詩集『グレープフルーツ』に収録されている詩からインスピレーションを得ているとされています。尚「グレープフルーツ」は500部の限定版として東京で出版されています。その後、1970年には、加筆された英語版が世界発売されています。

 現在、日本で入手が容易なのは、「グレープフルーツ・ジュース」(オノヨーコ著  南風 椎 訳 講談社文庫 1998年)です。この本は、「グレープフルーツ」1970年版から、ていねいに言葉を選びなおし、日本の代表的な写真家たちに協力を依頼したものです。

 「イマジン」の理解を深めるために「グレープフルーツ・ジュース」を読んでみました。最初は、あまり面白くない本かと思っていたのですが、意外に面白い本でした。この本のメッセージは、いろいろあると思いますが、既成概念を解きほぐすストレッチ体操のような本だと思いました。筋肉だけではなく、「ものの見方」も時には解きほぐすといいのかもしれません。

 「イマジン」は今では作者の元を巣立っていき、世界中のたくさんの人たちに寄り添うような曲になっていると思います。演奏する人も聴く人もそれぞれの「イマジン」があると思います。

 

今では色々な人が色々な「イマジン」を歌っています。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

オノヨーコの歌う「イマジン」は、詩集「グレープフルーツ」の世界と重なる部分があるかもしれません。

www.youtube.com

生まれたての「イマジン」はジョンの曲という感じです。

www.youtube.com

 

 「イマジン」の歌詞の和訳が分かりやすい動画です。歌詞の和訳は7分50秒からです。彼の「イマジン」の解釈も興味深いです。

www.youtube.com

下記の動画の「イマジン」の歌詞の和訳も分かりやすいと思います。

www.youtube.com

 

 

 Shaylee Mary(シェイリー・マリー)の「イマジン」の動画は、わかりやすい「イマジン」だと思います。

www.youtube.com

 ここでは、Shaylee Mary(シェイリー・マリー)の動画の和訳等で、「イマジン」について、僕なりに考えてみました。

 

想像してごらん 天国なんかないんだと

ほら、簡単でしょう

地面の下に地獄なんてない

僕たちの上にはただ空があるだけ

想像してごらん、皆がただ今を生きている

 

想像してごらん 国なんてないんだと

そんなに難しいことではないでしょ

殺す理由も死ぬ理由もなく

そして宗教もない

想像してごらん みんながただ平和に生きてるって

 

君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ

 

想像してごらん 何も所有しないって

あなたならできると思うよ

欲張ったり、飢えることもない

人はみな兄弟なんだって

想像してごらん みんなが世界をわかち合うって

 

君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ

 

 「イマジン」には、いろいろな側面があると思いますが、メッセージの核心は、平和的な生き方について発想の転換(パラダイムシフト)を提案している曲だと思います。

 「イマジン」では、「宗教」「国」「所有」のない世界について「想像してみて」と言っていますが、必ずしも、それらを否定している訳ではないと思います。補足すると「あなたの考えは、ひとまず置いておいて、まずは想像してみて」と言われているような気がします。なかなか気が付きにくい「ものの見方」を、聴く側が想像できるように、インパクトの強い問いかけになっているのではないでしょうか。

 「世界中の人々が平和に暮らしている世界」という理想を実現するための「宗教」や「国」の役割、そして「所有」について、考えてみて、と言われているような気がします。

 パラダイムシフト」については、「人生を成功させる7つの秘訣」スティーヴン・コーヴィー 著(日下公人、土屋京子 訳) 講談社 1990年9月初版で詳しく述べられています。既に絶版ですが、現在では「7つの習慣」として有名ですので簡単に入手可能です。現在も発売されている「7つの習慣」のほうが原著により忠実なのかもしれませんが、僕は何となく講談社版のほうが好きです。

 パラダイムシフト」を簡潔に説明するために、よく用いられている「妻と義母」という絵は、「若い女性」にも「おばあさん」にも見える絵です。「若い女性」にしか見えない人に「おばあさん」にみえるように説明するのはそれなりにたいへんかもしれませんし、その逆もそうかもしれません。 

ja.wikipedia.org

 「妻と義母」は視覚的なものですが、「ものの見方」に置き換えてみると、「あること」についての正しい解釈は、必ずしも一つではないのですが、議論になると、お互いに正しいことを考えていても、お互いに、相手は間違っていて自分が正しい、と認識してしまう場合があると思います。相手の意見を聞くためには、お互いの信頼関係が重要になると思いますが、その場合、「普遍的な価値観」を共有した人どうしであれば、話がスムーズに進みやすいということになると思います。実際のところは、人の感情はそんなに単純なものではないと思いますが、少なくとも理屈の上ではそうなると思います。イマジンの歌詞では、「平和に生きる」「兄弟のように助け合う」「世界を分かち合う」といった言葉がちりばめられていますが、これらは洋の東西を問わず、昔も今も変わることのない普遍的な価値観だと思います。

 「イマジン」では、たくさんの普遍的な価値を世界中の人たちと共有することの大切さを暗示しているような気がします。

 

 次に細かく歌詞を見ていきたいと思います。

 

「想像してごらん 天国なんかないんだと

ほら、簡単でしょう

地面の下に地獄なんてない

僕たちの上にはただ空があるだけ

想像してごらん、皆がただ今を生きている」

 歌詞の上記の部分については、いろいろな解釈ができるようです。無宗教に近い仏教徒の僕としては、「心を空っぽにして、澄みきった青空を眺めて地球を感じてみて。」と言われているような気がします。

 

「想像してごらん 国なんてないんだと

そんなに難しいことではないでしょ

殺す理由も死ぬ理由もなく

そして宗教もない

想像してごらん みんながただ平和に生きてるって」

 上記の部分についても、いろいろな解釈があるようです。僕が思ったのは「国は人々のために存在するもので、国のために人々があるのではない」、「宗教本来の教えは世界中の人々が平和に暮らしていくための心の支えであるはず」ということを暗示しているような気がしました。

 

「想像してごらん 何も所有しないって

あなたならできると思うよ

欲張ったり、飢えることもない

人はみな兄弟なんだって

想像してごらん みんなが世界をわかち合うって」

 上記の部分も、いろいろな解釈があるようです。僕は、次のようなことを暗示しているのではないかと思いました。「所有物はあなたの支配下に置くべきもので、所有物にあなたが支配されてはいけない。」

 例えば、僕は日本株投資をやっていますが、株価は予想外の動きをすることがよくあります。たまたま株価が上昇しても僕が偉くなった訳ではありませんし、たまたま株価が下がっても僕の人間としての価値が下がった訳でもありません。「お金」を始めとした所有物のような、移ろいやすいものが、価値判断の基準や心の拠り所になってはいけないということだと思います。価値判断の基準や心の拠り所は、洋の東西を問わず、昔も今も変わることのない、ゆるぎない「普遍の価値」に置くことで、ぶれない生き方ができるということだと思います。実際の人間の感情は、そんなに単純なものではないと思いますが、少なくとも理屈の上ではそうなると思います。ここでは「兄弟のように助け合う」「世界を分かち合う」という普遍的な価値観が示されています。「お金」が大切なものであることは言うまでもありませんが、「心の中心におくべきもの」と「大切なもの」は必ずしも一致しないという部分は少し分かりづらいというか誤解されやすい部分かもしれません。このあたりのことは「人生を成功させる7つの秘訣」スティーヴン・コーヴィー 著(日下公人、土屋京子 訳) 講談社 1990年9月初版で詳しく述べられています。

 

「君は僕のことを夢想家だというかもしれない

でも僕1人じゃないはず

いつかあなたもみんなも仲間になることを願って

きっと世界は1つになるんだ」

 上記の部分は、素直に分かりやすい部分だと思います。僕は、この部分を読んで、アルベルト・シュヴァイツァー(1875~1965)の名言を思い出しました。頭の片隅にあったものですが、知識の断片を手掛かりにグーグルで検索すると、名言に辿り着きました。便利な世の中になったと思います。次の名言です。

「少年の頃の理想主義の中に、人間にとっての真理が潜んでいる。そして少年の頃の理想主義は、何ものにも換えることが出来ない人間の財産である。」

 子供の頃は、純粋な心で、正しいことについて考えていたりしたと思います。大人になるに従って理想と現実は違うということに気が付くようになり、少年の頃の理想主義はどこかにいってしまいがちになると思います。しかしながら、少年の頃に思い描いていた理想は美しくてかけがえのないもので、世の中をよくするためには必要な考え方ですよ、といった意味合いでしょうか。

 僕は、聖人のような生き方はできませんが、「イマジン」は平和について考えるきっかけになる曲だと思います。

 

 ちなみに、「SDGs」を含む「持続可能な開発のための2030アジェンダ」は、2015年9月の国連サミットで、193の国連加盟国の全会一致で採択されています。あらゆる国の全会一致で崇高な理念を持つ文書が採択されたということは、ほんの一瞬ではあったかもしれませんが、世界が1つになった瞬間があったのかもしれません。

minipochi.hateblo.jp

素人の日本株投資【2023年1月の運用状況】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。今月で2年8ヶ月になります。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 


2023年1月末の指数、為替、金利は次のようになっています。マーケットの変化をいち早く察知する試みの一つとしてチェック項目を増やしました。毎日チェックしています。

日経平均 27,327円(先月末から1,233円(4.73%)の上昇 )、

TOPIX 1,975ポイント(先月末から84ポイント(4.44%)の上昇)

NYダウ 34,086ドル(先月末から939ドル(2.83%)の上昇)

ナスダック11,584ポイント(先月末から1,118ポイント(10.68%)の上昇)

S&P500 4,076ポイント(先月末から237ポイント(6.17%)の上昇)

ブラジルボベスパ 113,430ポイント(先月末から3,696ポイント(3.37%)の上昇)

香港ハンセン 21,842ポイント(先月末から2,061ポイント(10.42%)の上昇)

中国企業指数 7,424ポイント(先月末から720ポイント(10.74%)の上昇)

インドSENSEX 59,549ポイント(先月末から1,291ポイント(2.12%)の下落)

ユーロストックス50  4,163ポイント(先月末から370ポイント(9.75%)の上昇)

WTI原油先物 78.87ドル(先月末から1.39ドル(1.73%)の下落)

NYMEX金先物 1,945ドル(先月末から119ドル(6.52%)の上昇)

米ドル/円為替相場 130.18円(先月末から0.85円の円高)

ユーロ/米ドル 1.0867ドル(先月末から0.0165ドルのドル安)

ブラジルレアル 25.64円(先月末から0.87円の円安)

人民元 19.26円(先月末から0.27円の円安)

インドルピー 1.5923円(先月末から0.0075円の円安)

ユーロ 141.49円(先月末から1.23円の円安)

日本国債10年 0.490%(先月末から0.08%の上昇)

米国国債10年 3.510%(先月末から0.368%の下落)

LME銅3ヶ月先物 9,222ドル(先月末から850ドル(10.15%)の上昇)

SOX指数 2,921ポイント(先月末から389ポイント(15.36%)の上昇)

 


*2023年1月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株58銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  51,328,047円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)

  46,565,977円(評価額)

  42,000,000円(投資金額) 

  42,464,290円(保有株取得額)

  37,702,220円(保有株評価額)

+9,328,047円(売却益+配当)  

-4,762,070円(含み益-含み損)

+4,565,977円(売却益+配当+含み益-含み損)

    8,863,757円(買付余力)

 


*33,136,243円(投資額-買付余力)に対する9,328,047円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り10.55%(税引き後)

*33,136,243円(投資額-買い付け余力)に対する3,945,977円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り4.46%

 

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の1年間のパフォーマンス 約96.5% 日経平均 約100.0%   TOPIX 約103.0% 

 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約97.5% 日経平均 約97.0%    TOPIX 約102.0%

 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約103.0% 日経平均 約101.0% TOPIX 約103.5%

 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均を少し上回り、TOPIXをわずかに下回っています。6か月間では日経平均をわずかに上回っていますが、TOPIXとは少し差がついてしまい、1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをだいぶん下回っています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 

 2023年1月は、日経平均TOPIXが、先月からだいぶん上昇しました。僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損もマイナス4,762,070円と、先月末のマイナス6,926,195円からは、だいぶん改善しました。

 こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は先月末から135,691円増えて、9,328,047円になりました。

 保有銘柄数は58銘柄です。買付余力は8,863,757円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしています。

 

 2023年の日本株の見通しは日経電子版の下記の記事によりますと、年後半はよいようです。記事によりますと、安値は3月頃の25,000円台、高値は10~12月の31,000円位といったところでしょうか。尚、下記の記事は会員登録していないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 楽観的な見方の前提条件としては、大きく二つあると思います。

*中国の新型コロナ感染が春頃までに集団免疫を獲得し、その後、経済は力強く回復する。

*2023年中にFRB政策金利を引き下げる、または利上げが一服する。

 これらの前提条件が予想とは異なる動きになった場合、株価は大幅に調整することになると思われますが、現在のところ、その可能性は大きくはないと思います。

 尚、日銀の総裁人事は注視が必要だと思います。

 FRBの金融政策の見通しについて、市場のコンセンサスが楽観的過ぎるという見方があります。僕は、現在のところ市場のコンセンサスは概ね正しいと思っていますが、当面は保守的な運用が求められると思います。

 「日経電子版にジェイミー・ダイモン氏がよく登場するようになると要注意」という僕の中でのアノマリーは、今のところは大丈夫だと思います。

【SDGs】【理念としての民主主義】名曲【イマジン】

 僕は、趣味と実益を兼ねて日本株投資をやっています。当然のことながら株式投資はお金について語られることがほとんどですが、株式投資を通して知識の幅が広がるというメリットもあると思います。情報収集のために、毎日、日経電子版等に目を通していますが、「ESG」や「SDGs」に関する記事も多いです。

 僕の中でSDGs【理念としての民主主義】名曲【イマジン】がつながったので記事にしてみました。

 「ESG」と「SDGsは、共通する部分が多いと思いますが、違いについてJMAMのウェブサイトによると次のように説明されていました。重要と思われる部分は僕が太字にしました。

ESGは企業が経営を進めるうえで重視される要素であるのに対し、SDGsは国や企業などが持続可能な世界を実現するための目標です。企業がESGに配慮しながら活動を進めれば、結果としてSDGsで定められている目標達成を実現できると考えられています。そのため、企業がESGやSDGsに取り組む際は、両方をセットにして取り組む場合がほとんどです。」

 「ESG」について、同じくJMAMのウェブサイトでは次のように説明されていました。重要と思われる部分は僕が太字にしました。

「ESGのそれぞれのアルファベットは、「Environment(環境)」「Social(社会)」「Governance(ガバナンス)」を表しています。企業が成長していくためには、ESGの3つの観点が必要不可欠であるという考え方です。」

 企業経営における「ガバナンス」コーポレートガバナンスの略称になるようです。

コーポレートガバナンスについては大和証券のウェブサイトの「金融・証券用語解説」では次のように説明されていました。

「企業経営がステークホルダー(利害関係者)に対して適性になされているかをチェックするための仕組みや体制のこと。英語表記「corporate governance」の日本語読みで、「企業統治」と訳されています。企業経営者の暴走を阻止するための方策で、社外取締役や社外監査役の導入・増員や、経営監視に関する各種委員会の設置、情報開示の適正化などが強化手段とされています。」

 

 今回はSDGsについて調べてみることにしました。

 SDGsについては、書籍がたくさん出回っていますが、ピンとこない本が多いと思います。探せば良書もあるのかもしれませんが、外務省のウェブサイトで調べるのが一番手っ取り早くて良いと思います。

www.mofa.go.jp

SDGs」については、外務省のウェブサイトによりますと、次のように説明されています。重要と思われる部分は僕が太字にしました。

「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)とは,2001年に策定されたミレニアム開発目標MDGs)の後継として,2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され,地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。」

 SDGsといえば「17のゴール」が有名ですが、「169のターゲット」に触れられることは少ないと思います。「持続可能な開発のための2030アジェンダに触れられることは更に少ないと思いますが、「持続可能な開発のための2030アジェンダの核心部分として「持続可能な開発目標(SDGs)」についての記述がありますので、「持続可能な開発目標(SDGs)」の理解のためには「持続可能な開発のための2030アジェンダを読むことが不可欠だと思います。「アジェンダ」という言葉は馴染みのない言葉で分かりにくいのですが、「実現すべき計画」といった意味合いでしょうか。

 「持続可能な開発のための2030アジェンダは、2015年9月の国連サミットで、193の国連加盟国の全会一致で採択されたものです。ちなみに2013年から2015年の国連加盟国は下記の193ヶ国です。

www.unic.or.jp

 リストを見ると、あらゆる国が名を連ねています。国連の採択がどのようなものなのか、僕にはよく分かりませんが、民主主義のプロセスを経て、全会一致ということだと思います。これは奇跡に近いことなのではないでしょうか。

 崇高な理念を持つ「持続可能な開発のための2030アジェンダは人類の宝物といえる文書かもしれません。崇高な理念が傷つけられることがないように、SDGsウォッシュ等には要注意といったところでしょうか。

 国連決議が193もの加盟国の全会一致で採択されたということは「民主主義」がうまく機能したということでしょうか。「民主主義」については様々な捉え方が出来ますが、ここでは「理念としての民主主義」がうまく機能したということでしょうか。宇野重規著「民主主義とは何か」(講談社現代新書)では、民主主義がどのようなものなのかについて述べられていますが、まとめると次のようになると思います。

 ・民主主義は多数決なので、反対した人も従ってもらう必要がある。しかしながら民主主義の下、すべての人間は平等なので少数派の意見も尊重しなければならない。(民主主義は王様や貴族のような特権的な存在を認めず全ての人間を平等な個人とみなす。)

 

 ・公正な選挙を通じて国民の代表を選ぶのが民主主義であるが、選挙だけが民主主義ではない。自分たちの社会の課題を自分たち自身で解決していくことも民主主義である。(現代世界において、民主主義国家とそうでない国家を区別する最大の基準は公正な選挙の有無である。しかしながら選挙以外の日常的な市民の活動においてこそ民主主義の真価が問われるはずである。)

 

 ・民主主義は国の制度のことであるが、それだけではなく理念でもある。(国民が主権者であり国民の意思を政治に適切に反映させる具体的な仕組みが民主主義である。一方で理念としての民主主義は、ジェンダー、人種、宗教などによる差別や不平等の問題を一つひとつ乗り越えていき、平等な人々がともに生きていく社会をつくっていくための終わることのない過程である。)

 

「持続可能な開発のための2030アジェンダについて日本語は仮訳しかないのですが外務省のサイトで紹介されています。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/pdf/000101402_2.pdf

 「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前文で下記の記述がありました。重要と思われる部分は僕が太字にしました。

 「このアジェンダは、人間、地球及び繁栄のための行動計画である。これはまた、より大きな自由における普遍的な平和の強化を追求ものでもある。我々は、極端な貧困を含む、あらゆる形態と側面の貧困を撲滅することが最大の地球規模の課題であり、持続可能な開発のための不可欠な必要条件であると認識する。すべての国及びすべてのステークホルダーは、協同的なパートナーシップの下、この計画を実行する。我々は、人類を貧困の恐怖及び欠乏の専制から解き放ち、地球を癒やし安全にすることを決意している。我々は、世界を持続的かつ強靱(レジリエント)な道筋に移行させるために緊急に必要な、大胆かつ変革的な手段をとることに決意している。我々はこの共同の旅路に乗り出すにあたり、誰一人取り残さないことを誓う。

SDGs( 17 の持続可能な開発のための目標と、169 のターゲット)」については、

ミレニアム開発目標MDGsを基にして、ミレニアム開発目標が達成できなかったものを全うすることを目指すものである。」

と説明されています。「ミレニアム開発目標MDGs)」は下記で説明されています。

www.mofa.go.jp

 SDGs( 17 の持続可能な開発のための目標と、169 のターゲット)」は、

「統合され不可分のものであり、持続可能な開発の三側面、すなわち経済、社会及び環境の三側面を調和させるものである。」

とも説明されています。

 

 「持続可能な開発のための2030アジェンダを要約すると下記のようになると思います。

極端な貧困を含む、あらゆる形態と側面の貧困を撲滅することが最大の地球規模の課題であり、持続可能な開発のための不可欠な必要条件

気候変動は最大の課題の一つであり、すべての国の持続可能な開発に悪影響を及ぼす。

・包摂的で持続可能な経済成長の継続は、繁栄のために不可欠

・計画の実行にあたっては誰一人取り残さないことが重要。

 

 「持続可能な開発のための2030アジェンダのとても大きな目標の実現のための、具体的な目標として「 17 の持続可能な開発のための目標」があり、「 17 の持続可能な開発のための目標」の実現のための更に具体的な「169のターゲット」という指針が示されているのだと思います。

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の前文では、ゆるぎない普遍的な原則が貫かれていますので、とても大きな目標を実現するための強力な指針になるのだと思います。

 

 SDGsについて色々調べてみると、意外と名曲「イマジン」の世界と通じるものがあると思いました。

 「イマジン」はジョンレノンとオノヨーコの名曲ですが、今では作者の元を巣立っていき、いろいろな人の心に寄り添うような曲になっているという面もあると思います。

 

歌詞の解説としては下記の動画が分かりやすいと思いました。

www.youtube.com

 「イマジン」の歌詞については、いろいろな捉え方ができると思いますが、僕は、描かれているユートピアのような世界については、ジョンやヨーコが伝えたいメッセージと表面的に書かれていることは必ずしも一致しないという気がしています。核心部分は「君は僕のことを夢想家だというかもしれない  でも僕1人じゃないはず  いつかあなたもみんなも仲間になる事を願って  きっと世界は1つになるんだ」でしょうか。下記の動画は英語と和訳の字幕があり、映像も含めて「イマジン」の世界がよく表現されていると思います。

www.youtube.com

【著名投資家ハワード・マークス氏へのインタビュー動画】~株式投資の考え方について~

 YouTubeで、著名投資家ハワード・マークス氏へのインタビュー動画で分かりやすいものを見つけました。

タイトルはウォール街の重鎮ハワード・マークスが語る「経済予測を信じない投資」の極意【モーサテプレミアム特別コンテンツ】」です。

www.youtube.com

 ハワード・マークス氏といえば、有名な二冊の本があります。【投資で一番大切な20の教え】【市場サイクルを極める】です。【投資で一番大切な20の教え】の中でも、8番目の「サイクルに注意を向ける」が特に重要ということで後に出版されたのが【市場サイクルを極める】です。

 僕は二回読みましたが、まだまだ、これらの本の内容を十分に理解できていないと思います。繰り返し読んで、これらの本の内容について理解を深めていきたいと考えています。

 たまたま上記の動画を見つけた時、これらの本で述べられていることの本質が凝縮されている、内容の濃い動画だと思いました。

 ハワード・マークス氏の投資スタイルの重要な部分である「マクロ経済予測を信じない投資」については、どのように解釈すればよいのか、なかなか難しいところです。

例えば、2022年5月26日の日経電子版で、ハワード・マークス氏は次のように述べています。

――米景気後退入りの時期はいつとみてますか。

「オークツリーはマクロ予想に基づいて投資を判断しない。自分の予想を信じていないし、他の人にも私の予想に賭けてほしくないが、おそらく24年だろう」

www.nikkei.com

 動画の中でマークス氏は「重要な情報」「知り得る情報」という二つの基準を満たして、初めて「情報は好ましい」となり、「知り得ること」に基づいて投資をすると述べています。個別企業、産業、株式について、より小さく投資対象を見る大きな見方はしない、とも述べています。経済・市場・通貨・金利の未来を予測するマクロ経済予測は重要ではあるものの、しかしそれは「誰も知り得ないもの」だ、と述べています。

 FRBが「インフレは一時的である」とマクロ経済予測を誤ったことについては、FRBは非常に難しい仕事をしていることに理解を示しながらも、マクロ経済の未来を予測できるような有利な立場の人はどこにもいないことのひとつの例としています。

 他にマークス氏は、次のようなことを述べています。

経済予測の結果に投資資金を賭けるべきではない

・プロ投資家は、不確実性とうまく付き合い、非現実的な期待が織り込まれた市場を避ける。非現実的な期待が現実になったり思わぬサプライズがあったりしたとき、市場が大きく揺れた時にそれらを利用すること、他者と一緒に投資するのではなく他者を相手に競う

簡単に売買ポジションを変えないことが重要、ほとんどの人は取引しすぎ、しかもほとんど感情的に売買している。

・物事がうまくいっているのを見ると高い値段で買っている、株価が下がると安く売る、これは本来やるべきことと反対だ、まったく売買しないほうがほとんどの人はうまくいくと思う。

・私たちの業界ではどんな情報でも市場の雰囲気がポジティブな解釈になるかネガティブな解釈になるかをきめる、経済データに対していちいち反応しないことが重要だ。

より長期的な展望を持つことが重要

・現実世界での物事は「かなり良い」と「そんなに良くない」の間で動くが、市場の心理は「完璧だ」から「絶望的だ」へと変化する。

・現在、サイクルのどのあたりに位置しているかについては「10年間ポジティブすぎる市場心理、現在はやや悲観寄りの中間点」。

「自分が何を知らないのかを知っている」FRBの金融引き締めにより今後1~2年は中程度の強さと長さの不況になるとの見方について独自の意見はない。

 

 僕は2020年6月から株式投資を再開して2年7ヶ月ですが、短い経験の中から自分なりの投資スタイルを模索しています。ハワードマークス氏の投資スタイルも参考にしています。

 毎日、保有銘柄の株価をチェックしているのですが、日経平均TOPIXが上昇すれば、全体的に保有銘柄の株価も上昇しますし、日経平均TOPIXが下落すれば全体的に保有銘柄の株価も下落します。また、日経平均TOPIXはNYダウやナスダックの影響を強く受けているように思われますので、日経平均TOPIX、NYダウ、ナスダック等の指数の動向をしっかり見ていくことが重要だと考えています。株価指数の動きについてはマクロ経済の動向が強く影響していると思います。そこでマクロ経済予測について市場のコンセンサスを参考にすることになるのですが、マクロ経済予測には前提条件があるので、前提条件の動向をしっかりと見ておくことが重要だと考えています。マクロ経済予測が外れることが多いことの原因のひとつには前提条件の変化があると思います。最近の例でいえば、日銀の政策修正があるのかないのか気になる所です。

 株式投資では「知り得ること」の正確性を高めることが重要だと思います。そのためには取捨選択をしながら質の高い情報にたくさん接することが必要だと思います。僕の主な情報源は日経電子版、大和証券の動画、大和証券のアナリストレポート、ピクテジャパンのセミナー、投資に関する書籍、TVのニュース等です。ジムロジャーズは、たくさんの情報に接していると見えてくるものがある、という意味のことを言っていたと思います。2021年12月17日の日経電子版では、ウォーレンバフェットが「少なくとも1日に500ページは本や書類を読むことだ。これは誰にでもできることだが、ポイントはこれをずっと続けることにある」と述べていたことが紹介されています。

www.nikkei.com

 毎日、たくさんの情報に接することで、市場が楽観的になり過ぎていたり、悲観的になり過ぎている状況を感じ取る感覚を身につけたいと考えています。

 経済予測の結果に投資資金を賭けるという考え方ではなく、正確性の高い情報に基づいて、日本株ポートフォリオをもっとも望ましいものにしていきたいと思います。市場は予測不能な動きをすることが多いので、後はなるようにしかならないといったところでしょうか。結果についてはなぜそのような動きになったのか、自分なりに分析して次につなげていく、という繰り返しになると思います。

 「簡単に売買ポジションを変えないことが重要」「経済データに対していちいち反応しない」「より小さく投資対象を見る、大きな見方はしない」については自分なりにどのように解釈すべきか、これからの課題です。

素人の日本株投資【2022年12月の運用状況】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資2020年6月から再開しています。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

*2022年12月末の指数、為替、金利は次のようになっていました。

日経平均 26,094円(先月末から1,874円の下落)、TOPIX 1,891ポイント(先月末から94ポイントの下落)

*NYダウ 33,147ドル(先月末から1,442ドルの下落)、ナスダック10,466ポイント(先月末から1,001ポイントの下落)、S&P500 3,839ポイント(先月末から241ポイントの下落)

*米ドル/円為替相場 131.03円(6.84円の円高)

WTI原油先物 80.26ドル(先月末から0.29ドルの下落)

*LME 銅 3ヶ月先物 8,372ドル(先月末から133ドルの上昇)

*日本国債10年 0.410%(先月末から0.160%の上昇)

*米国国債10年 3.878%(先月末から0.273%の上昇)

 

*2022年12月末時点での証券口座の運用状況は次の通りです。証券口座は大和証券のみです。現物日本株54銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

  51,192,356円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)

  44,266,161円(評価額)

  42,000,000円(投資金額)  *100万円追加

  39,979,135円(保有株取得額)

  33,052,940円(保有株評価額)

+9,192,356円(売却益+配当)  

-6,926,195円(含み益-含み損)

+2,266,161円(売却益+配当+含み益-含み損)

  11,213,221円(買付余力)

 

*30,786,779円(投資額-買付余力)に対する9,192,356円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り11.55%(税引き後)

*30,786,779円(投資額-買い付け余力)に対する1,646,161円(売却益+配当+含み益-含み損-2020年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り2.06%

 

 大和証券のダイワダイレクトでは保有株のパフォーマンスと株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。 

 保有株の1年間のパフォーマンス 約83.5% 日経平均 約90.5%   TOPIX 約95.0% 

 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約98.5% 日経平均 約101.0%    TOPIX 約103.0%

 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約102.5% 日経平均 約100.5% TOPIX 約103.0%

 

 保有株の、3か月間のパフォーマンスは日経平均を少し上回り、TOPIXとはほぼ同じでした。6か月間では少し差がついてしまい、1年間のパフォーマンスは株価指数を大幅に下回っています。あくまで保有株のパフォーマンスなので利益確定分は考慮されていませんが、それにしてももう少し改善したいところです。尚、最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 

 2022年12月は、日経平均TOPIXがかなり下落しました。僕の日本株ポートフォリオの含み益-含み損もマイナス6,926,195円と、かなり大きな金額になってしまいました。

 こまめな利益確定と10万円ほどの配当で、配当を含む利益確定分は11月末から251,226円増えて、9,192,356円になりました。

 保有銘柄数は54銘柄です。投資金額を100万円追加しました。買付余力は11,213,221円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力をかなり多めにしておきました。

 配当を含む利益確定分の年換算利回り11.55%(税引き後)は、まずまずだと思いますが、含み損約603万円を考慮した年換算利回り2.06%は、もう少し改善したいところです。改善と言っても基本的には我慢強く待つことでしょうか。配当を含む利益確定分が少しずつ増えてきて大きな含み損にも耐えられるようになってきたとは思います。僕は日経電子版を毎日読んでいますが、2022年は難しい年だったという記事を時々目にします。僕は難しい年をよく耐えてきたと思うようにしています。

 2023年の日本株の見通しは日経電子版の下記の記事によりますと、年後半はよいようです。記事によりますと、安値は3月頃の25,000円台、高値は10~12月の31,000円位といったところでしょうか。尚、下記の記事は会員登録していないと全文を読むことが出来ないかもしれません。

www.nikkei.com

 楽観的な見方の前提条件としては、大きく二つあると思います。

*中国の新型コロナ感染が春頃までに集団免疫を獲得し、その後、経済は力強く回復する。

*2023年中にFRB政策金利を引き下げる、または利上げが一服する。

これらの前提条件が予想とは異なる動きになった場合、株価は大幅に調整することになると思われますので注視が必要だと思います。

www.nikkei.com

www.nikkei.com

 話は変わりますが、日経電子版を読んでいて、ジェイミー・ダイモン氏がよく登場するようになり、警鐘を鳴らし始めると、その後株価が下がることが多いと思います。「日経電子版にジェイミー・ダイモン氏がよく登場するようになると株価が下がる」という一種のアノマリーでしょうか。今のところは大丈夫だと思います。

【銀座 天龍】の大きな餃子 【銀座の高級時計宝飾店】 ピクテ投資セミナー【金融政策の行方と市場への影響】

 うちは共働きなのですが、12月16日(金)は平日の休みが、妻と一致したので、一緒に 

ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【金融政策の行方と市場への影響】に行ってきました。場所は丸の内パークビルディング21Fのピクテ・ジャパン東京オフィスで、午後6時半から45分ほどのセミナーです。

 ピクテ・ジャパンの無料セミナーの情報は下記になります。

www.pictet.co.jp

 妻は新宿で用があるので、午後3時40分位に東京駅丸の内口近くの【KITTE丸の内】という商業ビルで待ち合わせをすることにしました。それまでの時間、僕は家でゆっくり過ごしたり、ポチ(15歳 トイプードル オス 白)を散歩させたりしていました。

 僕は、午後3時過ぎに家を出ました。待ち合わせ場所の【KITTE丸の内】は1Fの吹き抜けが印象的な大きなスペースに、雪が積もっているような大きなクリスマスツリーが飾られていました。

 「JPタワー」という超高層ビルのB1~6Fが【KITTE丸の内】という商業施設になっています。尚、商業施設部分の内装デザインは隈研吾氏が担当しています。低層棟は旧東京中央郵便局舎(1931年[昭和6年]吉田鉄郎設計)の一部を保存・再生しているそうです。1Fには大きな郵便局があります。タイルの雰囲気等がどこか懐かしいです。

marunouchi.jp-kitte.jp

www.youtube.com

 ここから歩いて銀座へ行きました。銀座で待ち合わせをしてもよかったのかもしれませんが、東京駅から銀座へは歩いても思ったほど遠くはありません。

 少し早いのですが【銀座 天龍】という中華料理店で夕食をとりました。時間は早かったのですが、適度にお客さんがいました。

 僕たちは、大きな焼き餃子(8ヶ 1,200円)とチャーシューチャーハン(990円)を注文しました。一つずつ注文して二人で分けて食べました。特に餃子が大きくて量が多いので、二人で分けてちょうどいいくらいです。ソフトクリームも注文しましたが、妻はひと口でいいということだったので、ソフトクリームはほとんど僕が食べました。

 味は、王道というか普通においしいのですが、また来てみたいと思える店でした。この店は食事をシェアすれば、かなりリーズナブルだと思います。今回は二人で2,700円位でした。

goo.gl

www.tenryu-ginza.jp

 食事を終えてから銀座の街を少し歩いてみました。

 ティファニー銀座本店】は高級時計宝飾店にしては入りやすいと思います。たくさんの人たちで賑わっていました。ティファニーとしてはリーズナブルな商品も販売されていますが、1,000万円の大粒のダイヤモンドリングとか、5,400万円のダイヤがびっしりのネックレスなども販売されていました。

goo.gl

 上記をクリックして銀座中央通りストリートビューで見てみると、高級時計宝飾店が多くあるのが分かります。

 カルティエ、ショーメ、ヴァンクリーフ、ブルガリ、ウブロ、は買う気がないと入りづらい雰囲気を感じたので入りませんでした。高級時計宝飾ブランドの店舗は入りづらいのが一般的だと思いますが、ティファニーの入りやすさは、ちょっと意外でした。

 少し歩いて【銀座・和光】にも行ってみました。和光の建物は銀座の顔といってもいいと思います。ショーウインドウのディスプレイがとても印象的でした。

 セイコーの高級ブランドである「グランドセイコー」といえば裏蓋の獅子のマークが特徴的ですが、平面の獅子が立体的に飛び出してきたような感じのディスプレイでした。尚、最近のグランドセイコーはシースルーバックのモデルが多くなりましたが、裏蓋がガラスのモデルでも、よく見ると、うっすらと獅子のマークが入っています。

グランドセイコーの裏蓋の獅子が飛び出したかのような、銀座和光のショーウインドウのディスプレイ

 和光の2Fは、ちょっとしたグランドセイコー博物館みたいなコーナーがありました。和光は幅広く高級時計のブランドを扱っていますが、セイコー100%の子会社なので、セイコーの品ぞろえ、特にグランドセイコーは、たいへん充実しています。

goo.gl

 和光を後にして丸の内まで歩きました。

 午後6時半から、ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【金融政策の行方と市場への影響】が始まりました。講師は大槻奈那氏です。内容はそれなりに分かりやすかったと思いますが、妻は訳が分からないと言っていました。

 2023年のGDP成長率について、ピクテのマクロ経済予想では、日本が先進国中最も安定的に拡大、と予想しているのは少し意外でした。日本は少ししか成長しない見込みなのですが、他の先進国の成長率が大きく落ち込む見込みなので、相対的にみて良いということのようです。このセミナーが開催されたのは12月16日ですが、12月20日の日銀の金融緩和策微調整で、ピクテのマクロ経済予想見通しに変化があるのかどうか気になるところです。

 セミナーの帰り、もう一度【KITTE丸の内】にちょっと寄ってみました。クリスマスツリーはきれいでしたし、商業施設部分屋上からの夜景もきれいでした。

【KITTE丸の内】の、雪が積もっているかのようなクリスマスツリー

【KITTE丸の内】屋上からの夜景

素人の日本株投資【2022年11月の成績】

 10年間位ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。

  再開前は投資額約173万円に対して評価額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 


 11月末の日本市場は、日経平均 27,587円(先月末から381円の上昇)、TOPIX 1,985ポイント(先月末から56ポイントの上昇)でした。

 11月の米市場では、インフレがピークアウトしたとの観測を背景にFRBが利上げペースを減速するとの見方が強まり、株価は堅調に推移しました。その流れを受けて日本市場も上昇しました。しかしながら米インフレの先行きは不確実性が高く注意が必要との見方が多いようです。年末から来春にかけて一時的な上昇相場が訪れるかもしれませんが、本格的な上昇相場はもう少し先なのかもしれません。2023年は大統領選挙の前年になり、米市場は上昇しやすいというアノマリーがあります。これはおそらく、選挙年は景気を良くしておきたいという政権の意向が働くからではないでしょうか。日米金利差が縮小に向かい、ある程度円高に振れるかもしれませんが、ここ数年の、円ドル相場と日本株相場の相関関係は、以前ほど明確ではなくなってきているようですので、過度に慌てることなく円高耐性のある企業をポートフォリオに組み入れる等の工夫をしていきたいと思います。

 

 2022年11月の成績は、含み益-含み損がマイナス4,063,432円と、かなり大きな金額なのですが先月から、だいぶん改善しました。配当を含む利益確定分+含み益-含み損がプラス4,877,698円になりました。

 こまめな利益確定と配当で、配当を含む利益確定分は10月末から439,456円増えて、8,941,130円になりました。

 保有銘柄数は52銘柄です。買付余力は9,222,578円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしておきました。

 含み損が約406万円と、かなり大きな金額ではあるのですが、配当を含む利益確定分から含み損を差し引いた年換算利回りを計算してみると5.36%なので、そこそこの利益は出ていると考えることにしています。

 

 以前は数百万円の含み益が生じている状態だったのですが、ここ9ヶ月間位は数百万円の含み損が常態化してしまっています。厳しい状況の中で、コツコツと少しづつ利益を確定してきたのですが、振り返ってみると2022年2月末から9ヶ月間で配当を含む利益確定分が282万円ほど増えて894万円ほどになっています。このくらい利益確定分があれば、かなりの含み損にも耐えられると思います。2ヶ月前の9月30日には含み損が833万円ほどにもなってしまったことがあるので、まだまだ油断はできませんが地道に利益確定分を積み上げていきたいと思います。含み損は売却しなければ損失は確定しませんが、評価額が投資金額を下回ってしまう状況は決して好ましいものではないと思いますので、そのような状況にならないように市場の動向を注視していきたいと思います。ちなみに2ヶ月前の9月30日の評価額は投資金額を辛うじて10万円位上回っている状態だったので、かなりスレスレでした。

 

 僕が、現在考えている投資方針は、保有銘柄のこまめな利益確定を行ないながら、マクロ環境の変化をいち早く察知し、日本株ポートフォリオを柔軟に変化させ、時代の流れにしなやかに対応していくことです。大きな利益を狙うというよりは、こまめに利益を積み上げていきたいと考えています。目標は日経平均TOPIXをアウトパフォームすることです。

 

 保有株の、3か月間、6か月間、1年間のパフォーマンスは少し改善してきました。3ヶ月間のパフォーマンスは日経平均を上回り、TOPIXを少し下回る程度です。6か月間、1年間については日経平均との比較では、だいぶん下回ってはいるものの改善傾向です。TOPIXとの比較では若干差が広がってきています。最近は日経平均よりTOPIXの方が良好なパフォーマンスを示しているようです。

 大和証券のダイワダイレクトでは自分の成績と株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

 保有株の1年間のパフォーマンス 約95.5% 日経平均 約100.5%   TOPIX 約103.0% 

 保有株の6ヶ月間のパフォーマンス 約97.0% 日経平均 約102.0%    TOPIX 約104.5%

 保有株の3ヶ月間のパフォーマンス 約104.0% 日経平均 約102.5% TOPIX 約104.5%

 

 

 2022年11月末時点での成績は次の通りです。すべて、現物日本株52銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

     49,941,130円(取得金額「投資金額+配当+売却益」)

  45,877,698円(評価額)

    41,000,000円(投資金額)  

    40,718,552円(保有株取得額)

    36,655,120円(保有株評価額)

    +8,941,130円(売却益+配当)  

     -4,063,432円(含み益-含み損)

    +4,877,698円(売却益+配当+含み益-含み損)

       9,222,578円(買付余力)

 


 31,777,422円(投資額-買付余力)に対する8,941,130円(売却益+配当)の2020年6月以降の年換算利回り11.25%

 31,777,422円(投資額-買い付け余力)に対する4,257,698円(売却益+配当+含み益-含み損-2022年6月以前の含み益)の2020年6月以降の年換算利回り5.36%

ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【金融危機は来るのか?】

 ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【金融危機は来るのか?】に行ってきました。

 午後6時半から45分ほどのセミナーです。

 僕はYouTubeでピクテ・ジャパンの動画を時々視聴していています。

 会場開催無料セミナーがあることを知り時間の都合のつく時は行くようにしています。わざわざ会場に行かなくても、オンライン配信で十分なのかもしれませんが、ここの会場の雰囲気が好きです。自分が投資家になったような気分になります。

 ピクテ・ジャパンの無料セミナーの情報は下記になります。

www.pictet.co.jp

 場所は丸の内パークビルディング21Fのピクテ・ジャパン東京オフィスです。商業施設などもありますが、三菱商事や日本製鉄も入居しているビルです。東京駅前の一等地です。

 東京駅丸の内口の駅前付近の夜景は美しいと思います。皇居もすぐ近くです。

東京駅前の美しい夜景

皇居へとつづく道

 午後6時過ぎに会場に入りました。70席ほどの会場にはプロジェクターのスクリーンが下ろされています。スクリーンの後方は、本棚に本が置いてある場所が見えます。動画配信でよく見る場所です。

 午後6時半からセミナーが始まりました。講師は大槻奈那氏です。大槻氏はメディアへの出演も多くかなり有名な方だと思います。このような有名な方から直接名刺を頂きました。

 セミナーで印象に残ったことは僕の解釈が間違っている部分があるかもしれませんが概ね次の通りです。

 マクロ経済・金融環境のメインシナリオはインフレのスローダウンと緩やかな景気後退だそうです。メインシナリオは中央値なのでテールリスクにも備える必要があるそうです。

 異常事態後のドル円レートは日米実質金利差で説明できることが多いそうです。ドル円のレンジは2023年には130円台前半になる可能性があるそうです。

 アナリスト予想は参考にしつつも、転換点やショック予想には向かないそうなのでその点は考慮する必要があるそうです。

 株式下落局面でも、一時的に上昇する場合があるので、注意が必要だそうです。

 FRB流動性とS&P500には相関関係がみられ、これを前提にするとS&P500は3300前後までの下落もあり得るそうです。

 中国の不動産市場の動向には注視が必要だそうです。

 日本については、当面「世界の例外」が続く、というのがメインシナリオ、だそうです。しかしながら金融政策修正の可能性が少しでも信じられ始めた場合の混乱は予測不可能だそうです。長期的には日本株に妙味はあるようです。

 参考までにピクテ・ジャパンのYouTubeでのサイトは下記になります。

www.youtube.com

ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【米国中間選挙と今後のマーケット】

 ピクテ・ジャパン会場無料開催セミナー【米国中間選挙と今後のマーケット】に行ってきました。

 午後6時半から45分ほどのセミナーです。

 僕はYouTubeでピクテ・ジャパンの動画を時々視聴していています。

 最近、会場開催無料セミナーがあることを知り時間の都合のつく時は行くようにしています。わざわざ会場に行かなくても、オンライン配信で十分なのかもしれませんが、ここの会場の雰囲気が好きです。自分が投資家になったような気分になります。

 今回は妻も一緒に行きました。妻も、投資家になったような気分になったと言っていました。

 ピクテ・ジャパンの無料セミナーの情報は下記になります。

www.pictet.co.jp

 場所は丸の内パークビルディング21Fのピクテ・ジャパン東京オフィスです。商業施設などもありますが、三菱商事や日本製鉄も入居しているビルです。東京駅前の一等地です。

 午後6時過ぎに会場に入りました。70席ほどの会場にはプロジェクターのスクリーンが下ろされています。スクリーンの後方は、本棚に本が置いてある場所が見えます。動画配信でよく見る場所です。

 午後6時半からセミナーが始まりました。講師は動画にもよく出演している市川眞一氏です。

 興味深いデータが色々示されていたと思います。

 欧州はESG投資がさかんだそうです。10月末でもアルプスに雪がないなど、温暖化はさしせまった問題として認識されているそうです。

 EUによる温室効果ガス排出削減計画のフェーズ4(2021~2030年)の目標が大幅に引き上げられたそうです。

 アメリ中間選挙共和党552人について、36%を占めるトランプ派の候補は2020年の選挙結果を完全に否定しているそうです。 

 1954年~2018年の大統領1期目の中間選挙での下院における与党の議席増減について、与党の議席が増加したのは1回だけ(ブッシュ[子])だそうです。

 2024年は大統領選挙の年になります。民主党政権としては、早い段階でインフレ退治を終了させ、経済成長を意識した政策をおこない大統領選挙に臨みたいという意向があるようです。

 米国の実質GDPは、2001年~のデータを見ると新型コロナ禍を乗り越えて右肩上がりの方向になっているようです。

 投資対象選別の原則については、よく言われていることになると思いますが、・インフレに強い資産・金利上昇に強い資産・地政学リスクの低い資産となるようです。そして円安が続く可能性を考慮する必要があるそうです。

 セミナーのあとは妻と食事をしました。地下の「丸の内 TAMA」という沖縄料理の店で沖縄そば海ぶどう、豆腐、マグロの刺身を食べました。僕はオリオンビール泡盛の水割りも注文しました。ここは、そんなに混んでなく料理もおいしかったです。泡盛は焼酎と日本酒の中間のような感じだったと思います。美味しいお酒でした。沖縄そばは麺が太くて、豚の角煮みたいなのがこってりしていて、さっぱりしたスープは出汁が効いていて最後まで飲めるおいしさでした。

www.tama2007.jp

  帰りは、東京駅の歴史を感じる建物とバックの近代的なビルそして夜空の明るい月がきれいな夜景が印象的でした。

東京駅前の夜景

 参考までにピクテ・ジャパンのYouTubeでのサイトは下記になります。

www.youtube.com

素人の日本株投資【2022年10月の成績】

 長年ほったらかしになっていた株式投資を2020年6月から再開しています。いつ始めたのか正確にはわからなくなってしまいましたが12年位前になると思います。

  再開前は投資額約173万円に対して評価金額約235万円になっていましたので約62万円の含み益になっていました。2020年6月は日経平均が22,500円前後でしたので再開する時期としてはよかったと思います。

 

 10月末の日本市場は、日経平均終値 27,587円(先月末から1,650円の上昇)、TOPIX終値 1,929ポイント(先月末から94ポイントの上昇)でした。

 10月の日本市場は、米株市場の影響を受けてかなり上昇しました。米紙ウォール・ストリート・ジャーナルは21日、FRBが12月の米連邦公開市場委員会FOMC)で利上げ幅縮小を議論する可能性があると報じました。FRBが利上げペースを緩めるとの期待から米株市場は買いが優勢になっているようです。しかしながら今回の上昇相場は一時的との見方も多いようですので、相場の急変には注意を払う必要があると思います。

 

 2022年10月の僕の成績は、含み益-含み損がマイナス5,930,753円と、かなり大きな金額なのですが先月からは、だいぶん改善しました。配当を含む利益確定分+含み益-含み損がプラス257万円位になりました。先月はかろうじてプラス10万円位でした。

 こまめな利益確定で、配当を含む利益確定分は9月末から60,899円だけ増えて、8,501,674円になりました。

 保有銘柄数は53銘柄です。投資額を100万円追加しました。買付余力は7,998,671円です。先行き不透明な相場展開が予想されますので買付余力を多めにしておきました。

 配当を含む利益確定分から含み損を差し引いた年換算利回りは3.22%です。先月からは、だいぶん改善しました。

 

 3か月間、6か月間、1年間のパフォーマンスは日経平均TOPIXをかなり下回っている状況です。

 大和証券のダイワダイレクトでは自分の成績と株価指標との比較のグラフが示される分析ツールがあります。視覚的には分かりやすいのですが、正確な数値が示されているわけではないので目分量で約何%としています。

 1年間のパフォーマンス 約85.0% 日経平均 約91.5%   TOPIX 約93.0% 

 6ヶ月間のパフォーマンス 約93.0% 日経平均 約100.5%    TOPIX 約99.0%

 3ヶ月間のパフォーマンス 約93.0% 日経平均 約96.3% TOPIX 約97.8%

 


 2022年10月末時点での成績は次の通りです。すべて、現物日本株53銘柄で、売却益と配当はすべて再投資です。

     49,501,674円(取得金額「投資額+配当+売却益」)

  43,570,921円(評価額)

    41,000,000円(投資額) *100万円追加しました。 

    41,503,003円(保有株取得額)

    35,572,250円(保有株評価額)

    +8,501,674円(売却益+配当)  

     -5,930,753円(含み益-含み損)

    +2,570,921円(売却益+配当+含み益-含み損)

       7,998,671円(買付余力)

 

 33,001,329円(投資額-買い付け余力)に対する8,501,674円(売却益+配当)の年換算利回り10.66%

 

 33,001,329円(投資額-買い付け余力)に対する2,570,921円(売却益+配当+含み益-含み損)の年換算利回り3.22%